幕田魁心書道美術館改修工事にご支援ください

幕田魁心書道美術館改修工事にご支援ください

支援総額

2,991,000

目標金額 2,500,000円

支援者
142人
募集終了日
2025年1月31日

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

幕田魁心書道美術館の中山明粋と申します。

 

幼少の頃より父・幕田魁心に書の指導を受け、1994年から二年間上海にて水墨画を学んできました。結婚し二人の息子に恵まれました。

 

|幕田魁心略歴

 

●1947年北九州に生まれる

●師安藤搨石・豊島嘉穂

●千葉県立高等学校教諭として30年間勤める

2001年より千葉大学にて13年間書道を指導し後進の育成に努める

 

【著書】38冊

【個展】35回

【作品収蔵】パリ・マドレーヌ寺院、米国NY領事館、平泉・中尊寺他

【勲章】フランス社会功労奨励勲章勲二等

 

「幕田魁心書道美術館」開館までの経緯

 

始まりは、この家に以前住んでいらした本山様からの援助でした。

 

本山様は元々新潟県で書道を学ばれ、20年ほど前にこの家に越してきたそうです。13年前、知人に紹介していただいてからは、書道をキーワードに私たちの交流は始まりました。

 

墨や紙をいただいたり、ある時は手すきの紙の良さについて話をしたり、日展や毎日展など大きな書道展の話でも盛り上がりました。

 

当時本山様80歳、私37歳です。親戚でもなく、師弟関係でもなく友達というにはおこがましい、ただ書道を通して知り合えた、書道好きの交流です。世代を超えた不思議な交流も日本の伝統である書道があったからこそです。

 

2020年の年末、年越しのご挨拶に伺った時に御主人さまの訃報を耳にし、またこの家の行く末についてご相談をいただきました。この家の購入は、一旦はお断りさせていただきました。

 

しかし、この家をこれから書道で活かしてほしいという本山様の熱意とご厚意。せっかくの書道のご縁、家とのご縁。

 

どう活かせるのか、私たちのこれからの人生について主人と何度も話し合いました。そして兼ねてから父の念願であった幕田魁心書道美術館にするのであれば、この家を購入する意味があるのではないか?と思い、家を引き継ぐことを決意いたしました。

 

本山様はその後も作品をご購入くださったり、美術館へ寄付をしてくださいました。一年かけて家の修繕をし、2022年美術館をオープンすることができました。

 

2021年、転居を機にわが家を「幕田魁心書道美術館」とし、書道を鑑賞する場として皆さんに提供させていただくことになりました。

 

美術館開館の折には、富津市長をはじめ国政や県政に携わる先生方などたくさんの方にお祝いのお言葉を頂戴いたしました。

 

 

「幕田魁心書道美術館」紹介

 

わが家は千葉県富津市にあります。近くには海があり夏には海水浴や花火でにぎわいます。また房総の石や日本寺大仏で有名な鋸山もあります。歴史も深く、古墳の里・富津としても名を馳せ、関東一の規模を誇る内裏塚古墳も有名です。

 

山があり海があり歴史のあるこの富津市から書道芸術を世界へ発信していきたいと思っています。

 

これまで「三人(本山松風、本山明雪と息子・中山心路)の邂逅展」、「一周年記念展」、「銀座からの風展」と季節ごとに企画展を開催。毎回多くの方に御来場いただいております。

 

【三人の邂逅展 作品群】

 

【一周年記念展】

 

【銀座からの風展 会場風景】

 

また、お琴の練習の場として提供し美しい音色が美術館中に広がります。中国、台湾、イタリアと外国からのお客様もいらっしゃいました。今後、韓国の書道家の皆様と展示交流会も開催予定です。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

館内修繕について

 

・サンルーム

 

今年3月に開催した「銀座からの風」の展覧会で二階にあるサンルームに作品を展示しました。今までここは展示場としては使用していなかったのですが、明るくてとても気持ちの良い空間となり、お客様からもとても好評でした。

 

 

これからもこの空間を大切に利用していきたいと思っていました。その矢先、今年8月にサンルームの屋根にヒビが入り、雨漏りをするようになってしまいました。

 

テープを張ったりシリコンコーティングしたりと補強してきましたが、築30年を過ぎ劣化も著しく、すぐに新しい亀裂が入ってしまいます。

 

11月に開催の書道水墨画展でもサンルームを使う予定でしたが、補強の跡がとても汚くなってしまいお客様の目に入れたくないほどです。

 

 

リフォームをして屋根をすべてきれいにし、サンルームを生まれかわらせたいと考えています。毎年3月には幼稚園児から大学生までの卒業生を中心とした「卒業展」開催が恒例となっています。来春は高校生の作品をこのサンルームに展示したいと切望しています。

 

このサンルームが改築されることで、フレッシュで未来の明るい作品を展示するのにふさわしい空間になることと思います。

 

・作品を展示するパネル購入

 

持っているパネルは破損が激しく、ポールも錆びついているため、買い替えを検討していたのですが、高価なものの為、購入する決断ができませんでした。そのため、今まではパネルをお借りして展示していました。


窓際にパネルを設置することで作品を展示することができます。また、空間を仕切り、両面に作品が掛けられれば、より多くの作品が展示できます。5月に展覧会を開催するので、そこでキレイなパネルで展示したいと考えています。

 

パネルを使った展示

 

監視カメラの増設

 

監視カメラの増設も検討しております。監視カメラを強化することで、犯罪防止にもつながると思います。

 

玄関上に監視カメラを増設

 

グッズ制作について

 

御来場いただいたお客様から「何かお土産に買っていきたいんだけど」とよくお声をかけていただいています。今までに幕田魁心が出版した本と書作品を印刷したTシャツとバック、はがきはあるのですが、新しく美術館独自のオリジナル商品を作りたいと考えます。

 

グッズをお客様に購入いただくことで、来館の思い出になります。筆や書籍を購入いただくことは書道文化の普及にもつながります。

 

 

プロジェクトの内容

 

サンルーム屋根のリフォーム工事、玄関脇のタイル工事、玄関正面やベランダに監視カメラの増設を行います。お客様の安全安心の為にも実施しなければならないと考えています。

 

また、ご来場いただいたお客様がお土産として購入可能な、オリジナルグッズ制作も行います。こちらは、美術館オリジナルの手ぬぐい・缶バッチ・瓦煎餅などを検討しています。

 

手ぬぐいイメージ

 

【資金使途】

・サンルーム屋根のリフォーム工事

・作品を展示するパネル購入

・監視カメラ増設

・美術館オリジナルグッズ制作費

 

【スケジュール】

・2025年2月末  工事開始

・3月                工事完了予定、展示パネルの注文

・4月初旬              グッズ制作開始

・6月                販売開始予定

 

幕田魁心書道美術館は無料です。収入がありません。私たちもこの家を購入したばかりで、これ以上の借金はできません。皆様に助けていただきたくクラウドファンディングを考えました。

 

また、クラウドファンディングすることで広く幕田魁心書道美術館を知ってもらえるきっかけにもなると思いました。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

幕田魁心書道美術館は、幕田魁心の作品を常設していますが、年に2回ほど企画展を開催し、幕田魁心以外の方の作品も展示しています。

 

明るいサンルームでは展示スペースはもちろんですが、体験やワークショップ、グッズ販売をする空間として活用していきたいと考えています。

 

わが家へ遊びに来る感じでご来館いただき、書をもっと身近に感じていただけたら嬉しいです。

 

昔、書作品というのは掛け軸で床の間に飾るもの。というイメージが強かったと思います。残念ながら現代建築の中では、床の間は無くなりつつあります。

 

作品を額やタペストリー調の掛け軸、パネルなどに表装してリビングや階段に展示することも出来ます。そんなヒントも美術館で見つけてもらえたら嬉しいです。

 

書は難しく考えなくて大丈夫です。何故かわからないけどこの作品が気になる、自分の家に飾りたいと思う作品が自分にとって良い作品です。今は良い作品が無くても、次回は出逢えるかもしれません。

 

今回は美しく生まれ変わったサンルームで作品展示がしたい!と思いプロジェクトを立ち上げました。

 

太陽の光が直接届いてしまうサンルームは作品にはよくありません。常設はできませんが、早春の一日、淡い光をたくさん浴びて、明るくきれいなサンルームでお気に入りの作品を見つけてもらいたいです。

 

そして、書道体験やワークショップも明るい中でできましたら、きっといつも以上に楽しくできることと思います。

 

父・幕田魁心は「情熱の持続」を座右の銘とし、大学時代より一日5時間以上筆を持つことを日課に60年が経とうとしています。

 

九州より上京し、初めて出会う大学の書道家の先生方。それはそれは興奮したことでしょう。その気持ちを今も忘れず、古典との対話を軸に新しいことへ挑戦し続けています。

 

父の書への情熱は周りの人を動かします。今までにたくさんの方が応援してくださいました。銀座での展覧会はもとより東北・中尊寺での展覧会へも関東からたくさんの方が見に来てくださいました。本当にありがたく感謝いたしております。

 

父の書を後世に残したい。日本の伝統文化である書道を世界に広めていきたい。と開館した幕田魁心書道美術館です。

 

ぜひ皆様のお力をおかしください。次の世代に書道を繋げさせてください。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ

 

合同会社CCZ相談役/山下浩二様


昭和十五年生まれ 福岡出身
九州大学工学部 ライデン大学国際法学 終了
工学博士 法学博士

松下電器産業(株) 九州電力(株)研究所
その後独立して中小企業の育成に当たり、十七社を創業させ、すべて次世代へ繋がせすべて健在なり。

 

企業は人なり愛の電流にて道を育て国家へ世界へ羽ばたけ。今は相談役として次世代を応援している。親友幕田魁心先生とは同郷であり、書と武道の友人であり、近年珍しい書道家で古代文字を再現したり、有名な芭蕉の心を書の世界へと誘って、自然と人間の美学を伝えてくれるのです。また、ヨーロッパの人々への道を拓きフランス大使の感銘を受け、見事にフランス社会功労奨励章勲二等を賜っています。


先生は、今、日本人が忘れかけている歴史・文化・芸術を次世代は伝える第一人者として推薦いたします。その実力を発揮できる場所としての幕田魁心書道美術館の必要性が増しています。また、国としても地方発展のためにも、書文化の振興を図る上でも大切であると考えています。何卒よろしく再建の為にご支援お願い申し上げます。

 

社会福祉法人 天祐会 理事長/髙橋進一様


佐貫清心会 館長 教士七段
千葉県剣道道場連盟副会長

 

「情熱の持続」を率先垂範され、自分に厳しく、多くの同志(弟子)を育て、世界に認められている書家「幕田魁心」の作品を展示している幕田魁心書道美術館の維持管理を目的とするクラウドファンディングを応援します。

 

魁心書法院理事/田村心宰様


私が高校の時から40年以上もご指導いただいている幕田魁心先生。先生の美術館ができ、とても嬉しく思っておりました。古代文字、童謡、奥の細道と私の大好きな魁心ワールド全開の美術館です。ぜひ修繕していつまでも書道の美を世の中に発信し続けてほしいです。全力で応援します!!

 


※掲載している名称は許諾を得て掲載しています。

 

プロジェクト実行責任者:
中山美穂(幕田魁心書道美術館)
プロジェクト実施完了日:
2025年4月18日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

幕田魁心書道美術館改修工事とオリジナルグッズ制作。

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プロフィール

千葉県君津市に生まれる 幼少より父・幕田魁心に書の指導を受ける 淑徳短期大学国文科卒業 中国上海大学国際交流学院卒業 黄達総先生に水墨画の指導を受ける 上海市朱芸術記念館にて書画二人展 書画五人展 銀座大黒屋ギャラリーにて個展 フランスEncouragement Public(芸術奨励章)受章 銀座鳩居堂画廊にて個展 2026年1月31日~2月5日上野の森美術館にて「書のカルテット~四重奏・家族のしらべ~」開催予定

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リターン

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お礼のメールを送ります

申込数
47
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


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中山明粋色紙墨竹画

中国清時代活躍した鄭板橋の墨竹画を徹底的に学んだ中山明粋が描きます。

申込数
33
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2025年3月

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中国清時代活躍した鄭板橋の墨竹画を徹底的に学んだ中山明粋が描きます。

申込数
33
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

千葉県君津市に生まれる 幼少より父・幕田魁心に書の指導を受ける 淑徳短期大学国文科卒業 中国上海大学国際交流学院卒業 黄達総先生に水墨画の指導を受ける 上海市朱芸術記念館にて書画二人展 書画五人展 銀座大黒屋ギャラリーにて個展 フランスEncouragement Public(芸術奨励章)受章 銀座鳩居堂画廊にて個展 2026年1月31日~2月5日上野の森美術館にて「書のカルテット~四重奏・家族のしらべ~」開催予定

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