プロジェクト概要

 

日本で現存する最古級の機械式気動車の修復・保存活動にお力をお貸しください!

 

 はじめまして旧別府鉄道キハ2号を守る会の代表の誉田 勝(こんだまさる)と申します。キハ2号は全国で現存する機械式気動車のうち、最古級の車両で80年以上前から存在しています。日本が誇る鉄道車両技術の礎を築いたと言っても過言ではない貴重な車両です。

 

私たちは、その歴史あるキハ2号を2013年から市民の皆さんや鉄道ファン、全国各地の保存鉄道団体の有志の皆さんに応援していただきながら、一緒に修復活動を行なってきました。

 

そのなかで素人に出来ることと出来ないことも明確になり、従来の修復作業に加えて、今年から修復資金集めを開始し、修復を大きく前進させようと思っております。

 

しかし、現在車両の屋根部分に問題が起きており、雨が降ると床部分にまで浸水してしまい錆と腐食が進行してしまうので、早急に修復作業を実施しなくてはいけない状況です。

 

しかし有志で活動している団体であるがゆえに、そのための修復資金が不足しています。そこで今回皆様にまずは屋根の修復(防水)の資金170万円をご支援して頂きたくプロジェクトを立ち上げました。

 

ここまで数え切れないほど多くの方にご協力していただいているにも関わらず、申し訳御座いません。それでも私たちのキハ2号のためにどうかご支援をお願い致します。

 

※当初表題の名称について弊会でのキハ2号に対する歴史認識が甘く、”日本最古”という誤った表現を使用していたことに対し、多くのキハ2号を愛する皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。あらためて“日本最古”という表現を“日本最古級”と表現に訂正をさせていただきます。また、“キハ2号”についての所以についても以下の通り訂正をさせていただきます。

 

<現存最古級クラスの機械式気動車キハ2号>

このキハ2号は戦前の日本の気動車(ガソリンカー)がようやく安定した成績を出し始めたころの貴重な技術遺産で、1931年、三重県の三岐鉄道が日本車輌(現:日本車輌製造株式会社)で製造したものです。

この時代の気動車で現在も保存がなされているのは1929年製造の国鉄キハニ5000(札幌市の苗穂工場で保存)、1930年製造の別府鉄道キハ3号(現在は生まれ故郷の長野県佐久市に帰っている)、同じ年に新潟県頚城鉄道の自社で客車から改造して誕生したホジ3など、きわめて少数であり、このキハ2号は非常に貴重な技術遺産です。

特徴として自動車のマニュアルミッションのように手動でクラッチを操作する機械式で、2両編成が必要なときは両方に運転士が乗り込み、ブザーの合図で変速や加速、減速などをしていました。

平成の今の世にこういう技術遺産が残ることはとても貴重であり、またこうして存在すること自体が奇跡であるともいえます。

 

 

学生時代から大の鉄道ファンでした。

 

兵庫県播磨(はりま)に親族が住んでいたこともあり、子どもの頃よく通っていました。私が初めてキハ2号を見たのはその時です。初めてあの車両を見たときの、あの言葉にならない鼓動の高まりは今でも忘れられません。

 

キハ2号現役時代は野口駅で国鉄高砂線と接続していました。

 

当時からキハ2号は他の車両たちとは違う、レトロで独特な雰囲気を醸し出していたのです。

 

しかし、時の流れは早いもので、1984年1月の大雪の日に別府鉄道の廃線と同時にキハ2号は廃車になり、多くの鉄道ファンに見送られました。

 

現役時代のキハ2号。

 

そして、キハ2号との思い出も薄っすらしてきた30年後の2013年に、兵庫県加古川市野口町の電車公園 でキハ2号と再会しました。昔とは似ても似つかぬほど朽ち果てた姿になってしまっていたのですが、私はすぐにそれがキハ2号だとわかりました。

 

嬉しい気持ちと悲しい気持ち。両方の気持ちが一気に込み上げた瞬間です。

 

そのあと、すぐに鉄道仲間と公園の管理者である加古川市道路保全課さんに連絡し、キハ2号がどれほど貴重なものなのかを説明させていただき、車両を管理で手伝えることはないかとご相談させていただきました。

 

すると加古川市道路保全課さん「撤去するにも、修復するにもお金がかかるので、厳しい財政の状況の中長年対応に苦慮していた状態です。」と教えてくれました

 

そこで私は地元の人や全国の鉄道ファンに呼びかけ、

2013年11月9日に「旧別府鉄道キハ2号清掃イベント」を開催しました。

 

最初は地元のウォーキングイベントとの時期に合わせて開催して30人ほどで車両のごみを拾ったり窓を綺麗にしたりと、誰でも出来るようなことから活動からはじめました。しかし素人が集まって掃除をしただけなのですが、想像以上に綺麗になった姿を目の当たりにして 、参加してくださった方と共に喜んだのを覚えています。

 

そこから3年間素人で出来ることをコツコツと続けてきました。

サビ落としも色塗りも意外に出来るじゃん!そんな言葉が印象的でした。

 

素人でも出来ることがあると信じて活動をしています。

 

しかし、3年間活動を続けてきて自分たちができることと出来ないことがはっきりしてきました。溶接だったり、車輪の整備だったり、窓枠の修復などはどうしても素人の私たちでは手を付けれる領域ではありませんでした。

 

であるならば、しっかりと資金を集めてプロに頼もう!

 

そこで2015年に正式な団体として、旧別府鉄道キハ2号を守る会を立ち上げました。

 

 

いままで総勢50人の方に修復の作業のご協力をいただき、1年間で約60万円の寄付を頂くことが出来ました。しかし、ここまで多くの方にご協力いただいているにも関わらずこのようなことを申し上げるのはとても心苦しいのですが、修復するための資金がまだまだ圧倒的に足りていません。

 

補助金に寄る修復活動や募金をPRするイベントも実施したり、常に活動はしているのですが、やはり素人の修復作業では、スピードもクオリティも間に合わず、劣化と修復の繰り返しでプラスマイナスゼロといった状態なのです。

 

今現在、車両の屋根部分が雨漏れし、その影響から車両の床等も劣化がひどくなっています。そこで屋根の修復(防水)を早急に行ない、その後、車体・外装の板金・防錆などを実施していかなくては、完全にキハ2号は朽ち果てて廃車になってしまいます。

 

ここに載せきれないほどの多くの方がここに集まりました。

 

皆様から頂いたご支援でこの旧別府鉄道キハ2号を
永久保存できるレベルの修復を行いたいと考えております。

 

今回は特に素人には手におえない、車内の内装、窓枠すべての再生、大きく劣化・破損の大きな車体構造体の溶接&強度アップ・防水対策などをプロフェッショナルな職人さんに修復してもらい、2017年度中に永久保存が出来るレベルにまで持っていきたいと考えております。

 

まだ当面車体の修復が手いっぱいではありますが、その後、エンジンの再生などを実現して、いつかは車両が動ける状態にまで持っていければと考えております。

 

この貴重な地元の産業遺産(地元の産業振興を支えた貨物・旅客鉄道)の車両を永久に残すためには、プロの方による専門的な修復が早急に必要なのです、そのための資金が無くては全くこの先保存も危うい状況なのです。

 

早急に修復作業をしなくてはいけません。

 

かつて地元の産業と住民の足として
50年以上走り続けてきた別府鉄道キハ2号へのリスペクト

 

キハ2号は全国で現存する機械式気動車のうち、最古級の車両で、N700系をはじめとした最新鋭の新幹線車両を製造する車両メーカー日本車輌製造株式会社が80年以上前に製造したもので、日本が誇る鉄道車両技術の礎を築いたと言っても過言ではない貴重な車両です。

 

キハ2号の走った別府鉄道野口線は地元の産業のひとつ、肥料の輸送や地元産業に携わる人々や住民の足として地元産業を支えた鉄道であることをリスペクトするためにこの活動を行っています。

 

単にキハ2号の修復維持の活動に留まらず、修復活動も素人であることを強みにして、できること・わかることがあると信じ、劣化と修復との戦いで課題は山積ですが、修復資金の寄附金集めの広報活動や受け皿作りなど、キハ2号の管理者である加古川市さんや全国各地のキハ2号を愛する皆様と連携した活動行っていく予定です。

 

これは私たちのロマンとプライドをかけたプロジェクトです。どんなことがあろうと必ずキハ2号の完全修復を行ない、時空を越えて輝く姿を全国の皆様にお届けしたいと思っております。

 

そのために皆様のご支援がどうしても必要不可欠です。

どうかどうか皆様の温かいご支援をお願い致します。

 

 


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