コロナ禍を乗り越える!新たなシェイクスピアの公演にご支援を。

コロナ禍を乗り越える!新たなシェイクスピアの公演にご支援を。

支援総額

3,718,000

目標金額 3,000,000円

支援者
102人
募集終了日
2022年10月20日

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プロジェクト本文

クラウドファンディング目標達成の御礼

 

いつもカクシンハンを応援くださり、誠にありがとうございます。2022年10月10日、おかげさまで第一目標金額の300万円を達成し、10月20日に無事にクラウドファンディングを終了することができました。最終的には、100名を超える方々からご支援をいただくことができました。

 

どんなに感謝してもしきれません。終了から時間が空いてしまいましたが、ご支援くださった皆様に、改めまして深く感謝申し上げます。カクシンハンへの応援と期待を寄せるお言葉の数々を読み返しては、関係者一同、心を震わせております。皆様からいただいたご支援で、2022年7月に公演中止となった『シン・タイタス』のスタッフ・キャストへの補償や、2023年度に予定している『シン・タイタス』の上演が可能となります。

 

今回のクラウドファンディングは、新たな方々とのご縁を結び、広くカクシンハンと私たちの活動を知っていただく機会にもなりました。今後は、シェイクスピア作品の「全作品上演」も視野に入れた取り組みを行うことを決意をしております。

 

400年の時を超え、新たなシェイクスピアを皆様にお届けし続けられるように、これまで以上に尽力してまいります。引き続き、どうか変わらぬ応援・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 
2022年12月吉日 追記
シアターカンパニー・カクシンハン
木村龍之介

 

 

 

 

シアターカンパニー・カクシンハンは、2012年の発足以来、「現代を生きるわたしたちに届くシェイクスピア」をテーマに、シェイクスピアの魅力を伝える活動を続けています。これまでにのべ約350ステージの作品を発表し、加えてワークショップの開催や俳優養成所の発足など、若手の育成にも力を注いできました。


しかし、新型コロナウイルス感染拡大がはじまった2020年からの約3年間で大きな公演が3度中止となり、今年7月に予定していた『シン・タイタス』の公演は、あとは劇場で通し稽古をするのみという段階で、公演初日の2日前に中止を決断せざるを得ませんでした。

 

そんなこの3年間も、劇場費用や稽古場費用、俳優・スタッフへの補償をお支払いをしてきましたが、今年は公演中止への助成金などは一切出ない状況です。


そこで今回、クラウドファンディングにて皆さまのお力をお借りし、中止となった『シン・タイタス』のスタッフ・キャストへの補償をし、2023年度に満員の観客席の中でこの作品を世界に解き放ち、今後もシェイクスピアを上演し続けられる体制を整えたいと考えています。皆さまからのあたたかいご支援をお待ちしております。

 

撮影:山田ゆり

 

 

シアターカンパニー

 

カクシンハン

 

こんにちは。演出家の⽊村⿓之介です。私が主宰するシアターカンパニー・カクシンハンは、2012年の発足以来、「シェイクスピアの面白さや素晴らしさをお客様にお届けしたい」という思いで活動を続けています。これまでに大小合わせて32回の公演、のべ約350ステージの作品を発表し、「現代を生きるわたしたちに届くシェイクスピア」として、少しづつですが認知されてきました。

 

まだ発足10年にも満たない弊団体が、何とかこうして活動を継続してこられたのは、他でもない観客の皆さま、そして作品や活動に力を注いでくれたすべての俳優・スタッフのおかげです。心から感謝申し上げます。

 

 

2017年からは運営組織を株式会社トゥービーとして法人化し、2020年からは劇団からプロデュース制に体制を変更し、運営・制作チームの基盤を整えました。

 

さらには演劇作品の発表のみならず、ワークショップや講義を大学や企業などで定期的に行ったり、俳優養成所カクシンハン・スタジオを発足し、若手の育成にも力を注いできました。演劇のみにとどまらないシェイクスピアの面白さを届けるプロジェクトを手掛けています。
 

 

400年前から残り続ける、「人類の叡智」が詰まったシェイクスピア作品と向き合うことで、私たちは生きるエネルギーと知性と心の豊かさに触れることができます。2022年の激動の世界では、シェイクスピア演劇を通して得られる「いかに生きるべきか」「人間とはどのような存在なのか」という途方もない問題提起は、ますます意味を持つでしょう。

 

シェイクスピアの火を絶やさぬよう挑戦と改善を繰り返しながら、コロナ禍での新たな時代に継続可能な体制を整えます。これからもシェイクスピアの面白さを届けていくために、皆さまのあたたかいご支援をお願い申し上げます。

 

シアターカンパニー・カクシンハン

木村龍之介

 

 

コロナ禍で三度の公演中止

 

新型コロナウイルスの感染拡大がはじまった2020年から現在(2022年8月)に至るまで、約3年間で大きな公演が3度中止になりました。またその他にも、一部中止の公演もありました。

 

感染拡大の兆しが見えた当初から、稽古場におけるコロナ対策においては既定のガイドラインに従い、弊社のなかでも改善を重ねてきましたが、やむなく中止の決断をしました。劇場費用や稽古場費用に加え、稽古を行った場合はその間の俳優・スタッフへの補償を含めて、これまでは助成金などで補い、お支払いをしてきました。

 

2022年7月に公演中止となった『シン・タイタス』の稽古風景

 

2022年の感染拡大第7波の影響においては、公演中止への助成金などは一切出ない状況です。また、2022年7月の公演『シン・タイタス』においては、キャスト・スタッフ一丸となって作品を完成させ、「あとは劇場で本番さながらの通し稽古をするのみ」というところまできていながら、公演初日2日前に中止の決断をせざるを得ませんでした。

 

そこには一人ひとりの多大な労力の結晶がありましたし、チケットをご購入いただいた多くのお客様からの「楽しみだ!」という熱気も伝わってきて、「いよいよ」というところでした。作品としても、現代と地続きといえる仕上がりで、今を生きる私たちの心に眠る「宇宙一個分の哀しみを押し流す」スケールの大きな途方もない演劇となりつつありました。

 

何よりも悔しかったのは、全身全霊で打ち込み、お客様に素晴らしいシェイクスピア作品を届けたいと情熱を燃やしてくれた役者・スタッフのために、表現の場を作ることができなかったことです。

 

この公演の総指揮をとる私は、「全員の労力に見合った補償をしたい。そして、この作品の上演に向けてさらなる準備をして、世界にこの作品を解き放ちたい。」という強い想いから、今回クラウドファンディングを立ち上げることを決意いたしました。

 

『シン・タイタス』の稽古風景

 

2020年以降に中止・延期となった公演 ※一部中止を含む

 

2020年5月『ナツノヨノ夢』(紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA) 全公演中止

2021年8月 ダブル・シェイクスピア公演『ナツノヨノユメ』『シン・タイタス』 全公演中止

2022年5月『ハムレット』一部中止

2022年7月『シン・タイタス』(シアターアルファ東京)全公演中止

 

ポーランドのグダニスクシェイクスピアフェスティバルにおいては、2021年から2年間連続で招聘を受けていましたが、新型コロナウィルス感染拡大を踏まえ安全を考慮して辞退いたしました。

 

 

 

クラウドファンディングで

 

実現すること

 

今回のクラウドファンディングで募るご支援で、2022年7月に公演中止となった『シン・タイタス』のスタッフ・キャストへ補償をし、2023年度に可能な限り同じキャスト・スタッフを集め、満員の観客席の中この作品を世界に解き放ちたいと考えています。

 

同時に、今後も日本におけるシェイクスピア上演をより活発に行うために、コロナ禍でもシェイクスピアを上演し続けられる体制を整えます。具体的には、シェイクスピア作品に特化した企画制作部/演出部の拡充、出演者が陽性となった場合に公演が中止にならないためのアンダー制度の確立、シェイクスピアを演じられる俳優の育成を行います。

 

クラウドファンディング概要

 

■目標金額:300万円

 

■資金使途:2022年7月公演中止『シン・タイタス』スタッフ・キャストへの補償の費用、2023年度上演予定『シン・タイタス』の開催費用、2023年度までの団体運営費、その他クラウドファンディングの諸経費

 

カクシンハンは、コロナ禍を乗り越えて進化します。実力者には活躍の場を、若手には実践と挑戦の場を与えます。私、木村龍之介というアーティスト個人の枠を超えて、良質なシェイクスピア上演をコンスタントに発表し続ける演劇カンパニーに進化してまいりますので、今後もあたたかく見守っていただけますと幸いです。

 

 

シェイクスピアの火を広めたい

 

まずは今回のクラウドファンディングでのご支援を通じて、なんとしてでも今年7月に中止となった『シン・タイタス』の公演を実現したいです。

 

またその後も体制を整え、これまで中止となったシェイクスピア作品を実現させることはもちろん、シェイクスピアの魅力を演劇作品を通じてお客様に全力でお届けし続ける所存です。さらにはワークショップや講座などの文化教育にも力を入れ、新しい世代にもシェイクスピアの魅力を継承してまいります。

 

実験公演×若手育成公演『ハムレット』撮影:佐々木昌美(gekichap)/ 山田ゆり

 

実験公演 14日間でつくりあげるシェイクスピア公演『ジュリアス・シーザー』

 

困難な時代だからこそ、シェイクスピアの残した「人類の叡智」を多くの人々に届け、継承していく使命が私たちにはあると考えています。この想いにご賛同いただけましたら、ぜひご支援という形であたたかいエールをくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

今後の活動予定

 

2022年:

10月22日 OKSキャンパス×カクシンハン実験公演『スタンディングシェイクスピア公演』

11月23日〜27日 『リア王』(外部演出作品)

 

2023年度:

OKSキャンパス×カクシンハン・スタジオ『若手育成公演』

『シン・タイタス2023』Reborn公演

 

 

応援コメント ※敬称略・一部を除き五十音順

 


松岡和子

翻訳家

 

シェイクスピアは一貫して人間の愚かしさを描いてきました。時には笑いにあふれる喜劇として、時には胸痛む悲劇として。でも常に人間を肯定してきました。そんなシェイクスピア劇を「今、ここに」つないできたのはヒトです。なかでも舞台人というヒトが果たしてきた役割は大きい。その時その時に生きているヒトが上演すれば、常に「現代」の劇になるのですから。私たちの国にもシェイクスピアを「現代」の劇にする頼もしいフロントランナーがいます。カクシンハンもそうです。演じることによってシェイクスピアを「今、ここに」生かし、次の時代につないでいってほしい、そう祈念してやみません。

 


手塚宏二

CoRich舞台芸術!顧問/シアター風姿花伝名誉アドバイザー!/小劇場の応援団長!
株式会社手塚宏二事務所代表    


演劇の灯を消してはいけない!
 
巷ではコロナのことなど忘れたかのような人込みを見るようになりました。行動規制のない久しぶりの夏休みということで旅行やレジャーを楽しむ人たちであふれています。
でも演劇界はまだまだコロナ禍から抜け出すことが出来ません。ほんの数名の感染者が出ただけで、公演中止に追い込まれる作品がまだまだ続いているのです。
残念ながら、今の状況はどんなに感染対策をしても、どんなに気を付けてもコロナにかかってしまうリスクを無くすことはできません。
一度公演が中止になると小さな劇団で数百万円の赤字が出ます。その赤字を補填してくれるところはありません。そのリスクを背負って演劇活動を続けられる団体がどれだけあるでしょうか?
才能ある演劇人、才能ある劇団が次から次へと演劇界から去っていきます。
でも演劇の灯を消していいでしょうか?才能ある演劇人が演劇をあきらめざるをえない状況を看過してもいいものでしょうか。
私は、今こそ演劇の力が必要な時代だと思います。コロナはかつて恐れられたほど死者が出る病気ではありません。ただ、多くの人が心を病みました。抑圧された毎日、将来の不安、今、全ての人が心に闇を抱えています。
その闇を払ってくれるのは演劇しかありません。
カクシンハンはシェイクスピアを題材に毎回素晴らしい舞台を見せてくれる才能ある集団です。カクシンハンはその闇を見事に取り払ってくれる団体だと思います。
演劇の灯を消してはいけません。まず、その一歩としてカクシンハンを応援しましょう!

 

薮内省吾

映画監督/脚本家
 

『当たり前に表現できる時代ではなくなった新しい日常』

この3年間、カクシンハンは表現を追求しながらも一方でずっとコロナとも戦っていた。
表現者がコロナと共存する時代において、新しい表現形態やシステム作りの構築までを含めたものが表現者には求められる。
カクシンハンはそんな時代を戦い抜くための新しい武器を手に入れると信じています。
新しい日常を生き抜く表現者の矜持を見せつけてほしい。
それは、我々みんなの矜持でもあるから。

 

小御門優一郎【9/3追加】

脚本家/ノーミーツ主宰/21g座主宰

 

コロナ禍と呼ばれる状況が、2年以上も続くと誰が予想したでしょう。
以前は東京で、日に感染者が100人出れば大騒ぎで色々なものがストップしたものなのに、今は日に数万人の感染者が出たとしても人々にとってそれは大した動揺にはならず、街には多くの人が行き交うという、異様な新しい日常が我々の前に立ち現れつつあります。
その中にあって、演劇などのパフォーミングアーツへの目線は比較的厳しく、関係者の中で陽性者が出れば公演を中止せざるを得ない状況が続いています。
私が主宰している「ノーミーツ」はパンデミックをきっかけに結成された団体で、今は観客を会場には入れない配信型の公演をメインに活動をしていますが、座組み内の感染によって公演が中止になるリスクとは常に隣り合わせです。

現在の演劇界が立たされる苦境によって、カクシンハンのようなカンパニーの活動が制限を受けてしまうことは、私たちに海の向こうの文化を忘れさせることに繋がるような気がして、私は不安でなりません。
カクシンハンが放つ作品から我々観客は、16世紀末のルネサンス期を生きたシェイクスピアの精神を感じ取り、かの戯曲たちに最大のリスペクトを払いながら、現代的な視点で作品を捉え直す木村龍之介さんの演出によって、日本に日本人として生きながら、本国イギリスでシェイクスピア作品がどのように現地の観客たちに受容されていたか、その片鱗に感覚的に触れる機会に恵まれていました。
海外への渡航が未だに以前のようにはいかない今、せめてこういった表現活動が運んできてくれる風に触れなければ、日本の演劇界、ひいてはエンターテインメント業界全体がどこか閉じたものになっていってしまうような気がするのです。

予定されていた公演が三度もの中止に見舞われたことは、1人のファンとして本当に残念なことでありました。
それでも決して歩みを止めようとはせず、こうして新たな挑戦によって活動を継続しようとする、演劇プロデュースカンパニー「カクシンハン」を私は応援いたします。

 


二重作拓也【9/3追加】

格闘技ドクター スポーツ安全指導推進機構代表/格闘技医学会代表/ほぼ日の學校講師

 

木村龍之介、そしてカクシンハン。
彼らの尽きることのないエナジーの「源泉」はなんなのだろう?
戦争、感染、天災、経済危機、誹謗中傷、差別、相次ぐ自殺・・・
まさに混迷を極める時代にあって、彼らはシェイクスピアに「救われた」のだと思う。
そんな彼らは400年も前の男と、今日も、明日も、会話する。
ほとんど格闘に近い会話を、1日に何十往復も。
そこには、手抜きも、台本も無い。
「我々はどう生きるべきか?」
カクシンハンの活動は、「時代を超えた核心への問い」の共有なのだ。
舞台上から発するエナジーを全身で浴びて欲しい。
もういないはずのシェイクスピアを私たちはリアルに感じることになるだろう。
「ありがとう、シェイクススピア。
次は僕らが誰かの心を救う番だ。
僕らがあなたにそうしてもらったように。」
稽古場には、今日も彼らの「心の声」が高らかに鳴り響く。

 


伊藤セナ

名前はない劇団

 

初めて作品を見た時、観劇の面白さを知りました。 
2回目には、シェイクスピアの奥深さに触れました。 
次はどんな楽しいことを教えてくれますか。 
シン作を心待ちにしています。頑張ってください!

 


遠藤隆之介
演出家/ファルスシアター主宰/日本コメディ協会会長

 

自分は、イギリスの現代シチュエーションコメディを演出する機会が多いのですが、現代の英国で花開いている、勘違い・取り違えの笑いの源流を辿ると、シェイクスピア作品に巡りつきます。

コメディのみならず、多様な立場・階層の人間が抱える苦悩や葛藤を言葉巧みに描く彼の作品は、今を生きる人々が見ても、共感を得られる部分が多いのではないかと思います。

カクシンハンさんの今回のプロジェクトは、そんなシェイクスピア作品を、鮮烈かつ魅力的に現代に蘇らせてくれるものだと感じております。

心ある皆さまからのお力添え、何卒よろしくお願いいたします。

 

河野桃子【9/3追加】

ライター/編集者 

 

あと2日で幕があがる、という日に「あと一歩で辿り着けませんでした」の報が届きました。手の中のスマホがずんと重くなった感触を覚えています。

コロナ禍で、演劇を志す人びとは何度も挑戦し、心を奮い立たせ、何度もその足を折られてきました。その只中でカクシンハンさんは「400年前に書かれたシェイクスピアを通して、400年後の未来までもを繋いでいく」と言い続けています。

インタビューさせていただいた2021年の公演も、公演パンフレット制作に関わらせていただいた2022年の公演も、お客様の前で上演されることはありませんでした。それでも日々、脚本と向き合い、演出と向き合い、俳優と向き合い、感染症対策に気をくばり、ただただ目の前の演劇に体当たりで臨んでいた皆さんの横顔がいまも切実に思い出されます。

からっぽになった黒い劇場でたたずむ皆さんの姿を想像すれば、胸が締め付けられる光景です。明かりの灯らなかった劇場にいる演劇人の顔は、私たち一人ひとりがライトを当てなければ見えてきません。その小さな光が集まって、暗闇に一筋の光の道が指すことを願っています。

 


日下諭

俳優/高円寺K'sスタジオ代表

 

多分7年前くらいだと思いますが「稽古場を探してるんだけど日下君のスタジオ空いてない?今、カクシンハンっていうカンパニーにいて、、、」と、元同期の役者に言われたのが私とカクシンハンとの出会いでした。それからいくつものパワフルで刺激的な作品で脚光を浴び、瞬く間に東京の小劇場シーンを代表するカンパニーになったのは周知の通りです。
 この二年間、日本中で数えきれないくらいの公演が中止になり、世の中の多くの業種の方々と同じように演劇界も大きな打撃を受けました。私もスタジオを運営している関係で、いくつもの公演中止を目の当たりにしましたが、規模の大小はあれど、一つの公演にかけてきた労力と情熱と資金が一瞬で吹き消されてしまうのは、言葉に言い表せないほどの絶望です。それぞれが本当に悔しく、やり場のない、断腸の思いを抱えていました。それが三度も重なるとなると、その苦しみを想像することすら難しいです。
 普通ならば、そのように大きなダメージを負ってしまうと簡単に立ち直ることができません。いくつもの「また次の機会に必ず」という約束が果たされないままになっています。
 だからこそ、私は逆境に負けずに歯を食いしばって前に進み続ける人たちを心から応援したいと思います。カクシンハンの挑戦は演劇界のみならず、この時代を生きる全ての人の希望たり得ると私は思います。

 


中島庸介

キ上の空論代表

 

僕もコロナ渦で数回公演中止の経験があります。
1人でも陽性者が出て、代役を立てられない状況であれば、すぐに中止にしなければなりません。その損失を団体の主宰が負担するのです。
規模にもよりますが、1度の中止で数百万単位のマイナスが乗っかります。
その先に決まっている公演、既におさえている劇場もあるので、出ていくお金はまだまだあります。当然生活もあります。守らなければいけない家族もいます。
もちろん、団体がそれを理解した上で公演を打つと決めているので、責任はとるべきだと思います。ですが、限界があるのを理解して頂けたら幸いです。
コロナが落ち着けば、普通に演劇を始められるわけではなく、コロナ渦で背負ったマイナスを返し続けなければなりません。我々の戦いはまだまだ続くのです。この戦いは才能ある演劇人から、「表現」を奪いかねない。皆様のご支援が、今の演劇界を守り、未来に繋ぐバトンになると思っています。
カクシンハンさんの作品は守るべきです。

 

西嶋咲紀【9/3追加】

酔ひどれ船/劇団Q+

 

このページをご覧の皆さま、「シェイクスピア」にどんなイメージがありますか?

私が酔ひどれ船という団体を立ち上げ、『ハムレット』をモチーフにした一人芝居を上演した際、こんなことを言われました。

「難しくて付いていけなそう」
「お堅い高尚な作品なんでしょう?」

そのイメージ、木村さんなら難なくぶち壊してくれます!!!

英語嫌いな私に、英語の台詞のリズムや音の面白さを教えてくれたカクシンハン。次はどんな世界を魅せてくれるんでしょうか。今からワクワクが止まりません。

貴方も気になりませんか?

三度公演が中止になっても、「それでもやるんだ!」と立ち上がるその強さに。演劇に携わるものとして、そして一度個人企画の公演延期を経験したものとして。心の底から!全力のエールを送ります。

 


福原希己江【9/3追加】

音楽家

 

カクシンハンの映像作品に以前に関わらせていただいて、シェイクスピアの世界観を私なりの声や音楽で表現させていただける機会がありました。
シェイクスピアのように、昔から語り継がれたり、歌われてきたり、表現されてきている作品というものはやはりどこか魔法がかかったような魅力があります。
そんな作品たちをカクシンハンの人たちは追求して、研究して、表現されてきています。
どうか、この状況にも負けずにこれからも素晴らしい作品を残していってほしいという想いを込めて、応援させていただきます。

 


水嶋カンナ

ProjectNyx代表
 

ProjectNyxでも、2020年3月「新雪之丞変化」公演より、コロナとの闘いが続いています。
TBS『グッとラック!』の取材で、「なぜこのような時期に演劇をやるのか?」と問われ、泣ながら「どうかやらせて欲しい、一年以上前から企画し、ここまでみんなで頑張って作り上げてきたのですから。」とコメントした記憶が蘇ります。
今は、最善を尽くしても、いつ、公演ができなくなるかもしれない。その恐怖と闘いながら芝居を作る。
でも企画した以上は、最高の舞台をお客様に見てもらうために、どこまでも頑張るしかない。
演劇人はそうすることでしか生きることができなから。
早く、マスクを外して、心置きなく自由闊達に仲間たちと稽古ができる日を夢見て、、、。
今この苦しい時期にも創作活動を続けている演劇人を応援しております!!

 

>>他、応援コメントをお寄せくださった皆さま (随時追加予定/投稿順)

※各リンク先で応援コメントをご覧いただけます

 

 舘野百代(俳優) 【9/6追加】

 山井綱雄(金春流能楽師) 【9/7追加】 

 島田惇平(俳優) 【9/12追加】

 岩崎MARK雄大(俳優) 【9/13追加】

 サヘル・ローズ(俳優) 【9/21追加】

 きむらえいこ/竹下かおり(俳優) 【9/23追加】

 貴島豪(俳優) 【9/27追加】


 


ご留意事項

 

●天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、イベントの中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

 

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

●第一目標金額達成後の返金・キャンセル等は一切できませんので、ご承知の上ご支援ください。

 

●返礼品選択時にご回答いただく質問項目へのご回答は、支援確定後一切変更できませんのでご注意ください。  

 

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。

 

●リターンの日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので、予めご了承ください。

 

プロジェクト実行責任者:
木村龍之介(Theare Comapany カクシンハン / 運営:株式会社トゥービー)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2022年7月公演中止『シン・タイタス』スタッフ・キャストへの補償の費用、2023年度上演予定『シン・タイタス』の開催費用、2023年度までの団体運営費、その他クラウドファンディングの諸経費

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リターン

3,000+システム利用料


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『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※

※チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


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シェイクスピア作品映像+オンライン飲み会参加権

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像『コロナの時代のロミオとジュリエット』+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


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シェイクスピア・オンライン講座+『シン・タイタス』パンフレット

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像『コロナの時代のロミオとジュリエット』+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権(シェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』の魅力を解説!)※2
●『シン・タイタス』パンフレット(人物相関図・あらすじ・全出演者インタビュー・出演者対談・作品解説など読み応え十分!)

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

30,000+システム利用料


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『シン・タイタス』オンライン座談会視聴権+パンフレット

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
※チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
●シェイクスピア作品映像『コロナの時代のロミオとジュリエット』+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権(シェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』の魅力を解説!)※2
●『シン・タイタス』パンフレット(人物相関図・あらすじ・全出演者インタビュー・出演者対談・作品解説など読み応え十分!)
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権(リハーサル動画を見ながら創作過程について語る会)※2

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。

支援者
1人
在庫数
99
発送完了予定月
2022年12月

50,000+システム利用料


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稽古場1日見学権+お礼のビデオメッセージ

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権(シェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』の魅力を解説!) ※2
●『シン・タイタス』パンフレット(人物相関図・あらすじ・全出演者インタビュー・出演者対談・作品解説など読み応え十分!)
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権(リハーサル動画を見ながら創作過程について語る会) ※2
●個別にお礼のビデオメッセージ ※3
●稽古場1日見学権(1名様)※4

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。
※3 2022年12月までに詳細をご連絡いたします。
※4 2024年3月までに実施し、詳細は2022年11月から随時ご連絡いたします。会場までの交通費、宿泊費はご負担いただきます。

支援者
2人
在庫数
48
発送完了予定月
2022年12月

100,000+システム利用料


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木村龍之介による出張講義

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像『コロナの時代のロミオとジュリエット』+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権 ※2
●『シン・タイタス』パンフレット ※2
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権 ※2
●個別にお礼のビデオメッセージ ※3
●木村龍之介による出張講義(あなたの元へ直接出向き、シェイクスピアの魅力を語り尽くし、教養・醍醐味を熱く講義します!)※4

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。
※3 2022年12月までに詳細をご連絡いたします。
※4 ご参加の上限人数はございません。2024年3月までに実施し、詳細は2022年12月までにご連絡いたします。会場はご自身で手配いただき、木村が出向く際の交通費、宿泊費はご負担いただきます。オンラインでも可脳です。

支援者
3人
在庫数
47
発送完了予定月
2022年12月

300,000+システム利用料


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木村龍之介と俳優による出張講義

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権 ※2
●『シン・タイタス』パンフレット ※2
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権 ※2
●個別にお礼のビデオメッセージ ※3
●木村龍之介と俳優による出張講義(あなたの元へ直接出向き、プロの俳優の実演付きでシェイクスピアの魅力・教養・醍醐味を熱く講義します!)※4

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。
※3 2022年12月までに詳細をご連絡いたします。
※4 ご参加の上限人数はございません。2024年3月までに実施し、詳細は2022年12月までにご連絡いたします。会場はご自身で手配いただき、木村と俳優が出向く際の交通費、宿泊費はご負担いただきます。オンラインでも可脳です。

支援者
0人
在庫数
8
発送完了予定月
2022年12月

500,000+システム利用料


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木村龍之介とつくるシェイクスピア発表会

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権 ※2
●『シン・タイタス』パンフレット ※2
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権 ※2
●個別にお礼のビデオメッセージ ※3
●木村龍之介とつくるシェイクスピア発表会(あなたのチームを演技指導し演出します!半日でシェイクスピア祝祭劇『夏の夜の夢』を楽しく上演できるようにディレクション。最後には発表会も!)※4

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。
※3 2022年12月までに詳細をご連絡いたします。
※4 1組30名様程度まで参加可能。2024年3月までに実施し、詳細は2022年12月までにご連絡いたします。会場はご自身で手配いただき、木村が出向く際の交通費、宿泊費はご負担いただきます。

支援者
1人
在庫数
7
発送完了予定月
2022年12月

700,000+システム利用料


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目の前でシェイクスピア特別上演

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状 ※1
●シェイクスピア作品映像+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※2
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権 ※2
●『シン・タイタス』パンフレット ※2
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権 ※2
●個別にお礼のビデオメッセージ ※3
●目の前でシェイクスピア特別上演(シェイクスピア作品の中から一つ作品をダイジェスト版で創作し、あなたの目の前で上演します。シェイクスピアの醍醐味や教養などの熱い解説付き!)※4

※1 チケットは中止になった公演のもので、実際の上演はご覧いただけません。
※2 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。アーカイブ配信もございます。
※3 2022年12月までに詳細をご連絡いたします。
※4 1組100名様程度まで参加可能。2024年3月までに実施し、詳細は2022年12月までにご連絡いたします。会場はご自身で手配いただき、木村と俳優が出向く際の交通費、宿泊費はご負担いただきます。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2022年12月

1,000,000+システム利用料


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カクシンハンのパトロン権

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●『シン・タイタス』特製デザインチケット同封 お礼状
●シェイクスピア作品映像+木村龍之介とのオンライン飲み会参加権 ※1
●木村龍之介によるオンライン講座視聴権 ※1
●『シン・タイタス』パンフレット ※1
●『シン・タイタス』出演者・演出家オンライン座談会の視聴権 ※1
●個別にお礼のビデオメッセージ(2022年12月までに詳細ご連絡)
●稽古場1日見学権(1名様)※2
●木村龍之介による出張講義(参加人数は上限なし) ※3
●カクシンハンのパトロン権(2022年10月〜2023年度の企画会議に1回、稽古初日、ゲネプロ、初日と千秋楽にご招待+全作品のパンフレットとフライヤーにお名前掲載!)※3

※1 2022年12月までに実施し、詳細は2022年11月までにご連絡いたします。
※2 2024年3月までに実施し、詳細は2022年11月から随時ご連絡いたします。
※3 2024年3月までに実施し、詳細は2022年12月までにご連絡いたします。

※ 会場はご自身で手配いただき、ご自身・木村の交通費、宿泊費はご負担いただきます。

支援者
1人
在庫数
2
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


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全力応援1万円

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

30,000+システム利用料


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全力応援3万円

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

100,000+システム利用料


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全力応援10万円

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

300,000+システム利用料


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全力応援30万円

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

1,000,000+システム利用料


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全力応援100万円

●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

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