NZの子ども達に震災の教訓を伝えるため「ミラクル釜石子ども親善大使」を派遣したい

NZの子ども達に震災の教訓を伝えるため「ミラクル釜石子ども親善大使」を派遣したい

支援総額

2,407,000

目標金額 2,000,000円

支援者
186人
募集終了日
2013年1月16日

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プロジェクト本文

釜石市の約3000名の小中学生が、巨大大津波から逃れました。


釜石市の中学生が、日本と同じ島国のニュージランドの子どもたちへ

“釜石の奇跡”の教訓を伝えに行きます。

 

はじめまして、笹田学(ささだまなぶ)です。私は岩手出身で、元ラグビー日本代表の選手です。今回の震災で、「鉄と魚とラグビーの街」ともいわれる釜石市は、死者・行方不明者1000名を超える犠牲者を出しました。しかし、小中学生の99.8%にあたる約3000名の子供たちは、日ごろの避難訓練のおかげで、巨大津波から逃れて無事だったのです。今回、震災の教訓としての「釜石の奇跡」を伝え、釜石の希望の星である子供たちを育てるため、同じ島国であり、ラグビーの世界一、そして、東日本大震災と同じ2011年に起きたクライストチャーチ地震で、大きな被害を受けたニュージーランドへ、「ミラクル釜石子供親善大使」を派遣したいと思っています。

 

しかし、子どもたちを派遣するための渡航費が不足しています。
どうか皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。

 

(釜石市中学校での避難訓練中の様子)

 

 

約3000名の小中学生が無事に助かった、”釜石の奇跡”

 

私はラグビー引退後も銀河系いわて大使などを務めたこともあり、岩手県とは深い繋がりを持っています。そんな中、東日本震災は未曾有の被害を出しました。中でも、新日鉄釜石ラグビーチームが全国大会7連覇という金字塔を立てたことから、”鉄と魚とラグビーの街”とも言われる釜石は、1000名以上もの犠牲者を出し、復興は困難を極めています。

 

(釜石市市役所前です。流されてきた瓦礫で、道が完全に塞がってしまいました。)

 

しかし、約3000名の小中学生達は、日ごろの避難訓練のおかげで、巨大大津波から逃れてほとんどが無事だったのです。 この避難訓練は、想定にとらわれず、自分の命に自分で責任をもつという、津波避難の世界的な手本になるものであり、「釜石の奇跡」と呼ばれるようになりました。震災後、「釜石の奇跡に学ぼう」という声は全国に広がり、自治体が防災教育として採用したり、大手企業も、社員の自主性を促し創造性を高める教育効果があるとして導入しています。

 

私は震災直後から、やれることは何でもやる!という気持ちで釜石ラグビー復活のための第一戦を支援したりと、復興のお手伝いをしてきました。そんな釜石への思い入れもあって、この”釜石の奇跡”とも呼ばれる日ごろの防災訓練、そして震災時の実体験を、世界中の人々に伝えたい、と思ったのです。折角伝えるならば、実際に津波を体験した子どもたちが直接伝えるほうがいいと思いました。かつ、同じ島国で、しかもラグビーでは世界一のニュージランドの子ども達に伝えるため、親善大使として派遣しよう!とこのプロジェクトはスタートしました。

 

 

国民的英雄であるNZ代表の主将、ダルトン氏の釜石訪問

 

事の発端は、今年の夏、知人からNZオークランドラグビー協会会長で、世界一のNZ代表”オールブラックス”の主将を務めたこともある、アンデイ・ダルトン氏が仕事のために来日するという情報を受けたことからです。NZではラグビーは国技ともいわれるほど盛んで、そのNZ代表の主将は、いわば国民的英雄です。彼になんとしてもラグビーの街でもある、釜石を訪問してもらいたいという強い想いから、知人を通じて、ラブコールを送りました。すると日本での過密日程をすべて後回しにし釜石に来てくれることになりました。

ダルトン氏は、釜石市の津波によって被害を受けた箇所や、ラグビーワールドカップの招致を計画しているラグビー場建設予定の鵜住居地区を訪れました。

 

(アンデイ氏の釜石宿泊先となった根浜海岸にある宝来館にて。中央は女将の岩崎さん、両隣がアンディ氏と私です。)

 

NZに帰国後、まだ釜石での興奮が抜けきれないダルトン氏から、「震災の教訓をぜひオークランドの子どもたちに伝えたい!」とメールを頂き、今回のプロジェクトが始まりました。

 

 

子どもたちが、次の世代を支える釜石の希望の星となってほしい

 

この子供達のNZ派遣によって、NZの子供達の交流を通じて、震災時の対応や心構えを伝えるだけでなく、次の世代を支える釜石の希望の星となってくれることを確信しています。

 

釜石市としては、できるだけ多くの子供たちを派遣して、震災の教訓を世界中の子供たちに伝えたいという気持ちはあるものの、現在まだまだ復興については始まったばかりであり渡航費等の予算をねん出することには苦慮しているというのが実情です。現在釜石市としては7名程度の派遣予算で動いていますが、できれば15名程度の派遣を希望しており、今回このプロジェクトに賛同いただける皆さんのご協力をいただき何とか実現したいと思っております。

 

釜石の希望の星に、どうか皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

(「がんばろう釜石!」釜石市トライアスロン開催時の様子)

 

釜石の奇跡を紹介した動画です、是非ご覧ください。

釜石の奇跡〜子どもたちを救った「津波てんでんこ」

 

 

「ミラクル釜石子ども親善大使NZ派遣」プロジェクト詳細


渡航日時: 2013年3月16日~25日
派遣地域: NZクライトチャーチおよびオークランド
派遣人員: 釜石市内の中学1,2年生男女10名から15名(12月中に公募)

スケジュール:

・クライストチャーチ市長表敬訪問、学校訪問、子供達との交流、 ・クライストチャーチ震災の見学、防災交流、ホームステイ ・オークランド市政府表敬 訪問など ・ラグビースタジアムの施設見学(釜石で計画されているスポーツパークの参考にす る)
・オークランド市内学校訪問( 津波の怖さをNZの子供達に理解してもらう)
企画:岩手県釜石市、釜石市教育委員会、青年海外協力協会
協賛: オークランドラグビー協会
     クライストチャーチ市
     エアーニュージーランド航空

 

 

引換券詳細

・釜石ラスク

みなさんよく知っている東京ラスクは釜石でも作っていて、そのコラボ商品が釜石ラス クです。

 

・オークランドブルースラグビーグッズ

オークランドブルースのオフィシャルグッズで、NZでしか購入できない貴重な商品で す。ラグビーファンにはたまりません。

※色やデザインは変更になる可能性がございます。

 

・オークランドブルースラグビージャージ

オークランドブルースのオフィシャルジャージです。これも日本では手に入りません。

※色やデザインは変更になる可能性がございます。

 

・釜石ラガー麺

釜石名物釜石ラーメンとラグビーチーム「釜石シーウエーブス」がコラボしたラガー 麺。地元で大人気です。

 

 

・釜石市HP (http://www.city.kamaishi.iwate.jp/

・スクラム釜石HP (http://scrumkamaishi.jp/

 

 

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プロフィール

岩手県盛岡市出身 高校時代からラグビーを始め、日本代表、元日本ラグビー協会理事、NHK解説者。現在は人財コンサルタントとして活動する傍、釜

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リターン

3,000+システム利用料


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*帰国後の報告書をお贈りします。
*こども達からのお礼の手紙をお贈りします。

支援者
59人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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3000円の引換券に加え、
*オークランドラグビー協会ラグビーグッズをお贈りします。
*釜石市の名産品「釜石ラスク」をお贈りします。

支援者
113人
在庫数
制限なし

50,000+システム利用料


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3000円の引換券に加え、
*オークランドラグビー協会オフィシャルジャージーをお贈りします。
*釜石名産品詰め合わせセット(釜石ラスク、釜石ラガー麺など)をお贈りします。

支援者
12人
在庫数
制限なし

100,000+システム利用料


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50000円の引換券に加え、
*元オールブラックス主将、アンディ・ダルトン氏のサイン入り色紙をお贈りします!
*オークランドラグビー協会オフィシャルグッズをお贈りします。

支援者
5人
在庫数
制限なし

プロフィール

岩手県盛岡市出身 高校時代からラグビーを始め、日本代表、元日本ラグビー協会理事、NHK解説者。現在は人財コンサルタントとして活動する傍、釜

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