命を救う新たな選択肢を！肺がんに対する免疫療法の治験を利用した研究

角田卓也（昭和大学チームカンガルーテール）

寄付総額

28,790,000円

目標金額 20,000,000円

寄付者: 541人

募集終了日: 2021年7月9日

https://readyfor.jp/projects/kangarootail?sns_share_token=

専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます

2021年10月12日 18:29

コラム第4回：免疫チェックポイント分子（PD-1分子）について

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

　免疫チェックポイント分子は、免疫恒常性を保つために自己に対する免疫応答を抑制するとともに、過剰な免疫反応を抑制する分子群です。本来、T細胞の過剰な活性化を抑制するとともに、自己を攻撃しないために存在していますが、発がん過程では、がん細胞が免疫系からの攻撃を回避し増殖するために利用されます。

　現在、様々な免疫チェックポイント分子とそのリガンドが同定されていますが（図1）、ここでは特にPD-1についてお話します。

図1. 免疫チェックポイント分子

　PD-1は活性化T細胞に発現する免疫チェックポイント分子であり、代表的なリガンドはPD-L1、PD-L2です。T細胞上のPD-1がPD-L1やPD-L2と結合すると、T細胞は活性化が抑制され機能不全に陥り、抗腫瘍免疫応答が抑制されます（図2）。PD-L1/PD-L2は、がん細胞やがん組織に浸潤した免疫細胞で発現がみられます。がん細胞自身の遺伝子異常に由来して発現が誘導される場合と、活性化T細胞が放出する炎症性サイトカインのIFN-γによって発現が誘導される場合があります。がん細胞は、自身に発現したPD-L1/PD-L2を、がん組織に集まってきたT細胞のPD-1と結合させることで免疫逃避していると考えられます。

図2. 免疫チェックポイント分子による活性化T細胞の抑制

昭和大学臨床薬理研究所臨床腫瘍診断学部門

和田　聡

一覧に戻る

ギフト

入力して検索

5,000円

１｜肺がん免疫療法の研究を応援

（１）お礼メール
（２）寄附金領収書
（３）クラウドファンディングのHPへお名前掲載（希望者のみ）

※領収書の宛名はギフト送付先にご登録いただいたお名前になります。ギフト送付先には、寄付者様ご自身のご住所をご記載くださいませ。
※寄附金領収書については、2021年11月目処に発送致します。

寄付者: 144人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

10,000円

２｜肺がん免疫療法の研究を応援

寄付者: 214人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

30,000円

３｜肺がん免疫療法の研究を応援

寄付者: 71人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

50,000円

４｜肺がん免疫療法の研究を応援

寄付者: 47人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

100,000円

５｜肺がん免疫療法の研究を応援

寄付者: 55人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

300,000円

６｜肺がん免疫療法の研究を応援

（１）お礼メール
（２）寄附金領収書
（３）クラウドファンディングのHPへお名前掲載（希望者のみ）
（ 4 ）クラウドファンディングのHPへバナー掲載（希望者のみ）

※領収書の宛名はギフト送付先にご登録いただいたお名前になります。ギフト送付先には、寄付者様ご自身のご住所をご記載くださいませ。
※寄附金領収書については、2021年11月目処に発送致します。

寄付者: 2人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2022年6月

500,000円