「看護学校受験のママさんたちへのご支援をお願いします！！」

 

北海道札幌市でオンライン家庭教師をしている柴田正敏です。

 

２０２１年度と２０２２年度に、時間的な制約や費用的な余裕がない理由で予備校や塾に通わずに、看護学校を受験するママさんたちを受験指導するプロジェクトを立ち上げました。その際には本当に多くの皆様のご支援をいただき、１年目には４名、２年目には１０名のママさんたちが看護学校に合格することができました。現在、彼女たちは看護専門学校の３年生・２年生になりましたが、来年２月には４名のママさんたちが看護師の国家試験を受験し、春から念願であった看護師として働くことになります。

２０２３年度は３回目のプロジェクトを実施する予定でしたが、私の本業が多忙なためプロジェクトは実施しないで、２名のママさんを指導する活動を細々と続けてきました。そして２名は今春念願の看護学校に入学して、今は生き生きと看護の勉強に励んでいます。

 

 

この数年間の受験指導を通して、ママさんたちへの指導で一番大切なことは、彼女たちの精神的なサポートをすることだと感じています。働きながら子育てや家事をしながら勉強時間を確保することは困難で、夜中や早朝に勉強を続けたり、高校１年レベルの国数英の勉強内容や小論文の書き方を独学でマスターすることの不安は大きいです。また高校時代勉強が不得手なママさんも多く、看護学校合格のハードルは高いものです。しかし、勉強に対する向き合い方を学び、諦めないで努力することの大切さを身をもって体験することで、勉強への苦手感を克服し学ぶ喜びを感じるようになれば、看護学校合格の 道は拓けてくると感じています。

                                                        

 

看護学校に入学したママさんたちは、受験勉強の時と同様に勉強に懸命に励むことを継続し看護の勉強をしています。3年生はいずれも学年で1けたの順位に入る成績を収めているようです。中には早々と第１志望の病院に内定をいただいた方もいます。また、2年生・１年生も同様に必死に勉強に励んでいます。厳しい受験勉強を乗り越えた彼女たちは、看護学校での３年間の勉強に真摯に向き合い、そして看護師国家試験に合格し、看護師としてしっかり働いて豊かな人生を歩んでいくだろうと感じています。                                                                                 

社会人になり結婚しママさんになって看護師を目指す方の、最初のハードルは看護学校受験ですが、これを乗り越えて合格しないと看護師になることはできません。私は、看護学校受験をする独学のママさんたちがハードルを乗り切り為に、支援者の皆様方から貴重なご支援をいただき受験指導をすることで、彼女たちに寄り添っていきたいと考えています。

 

 

＜Aさん＞

教えていただくまでは独学で勉強していました。ご縁があり先生には数学、小論文、面接を教えていただきました。分からないところは個人で教えてくださり、とても親身になってくれました。私は社会人入試、一般入試と落ち、諦めかけたり落ち込みましたが、その度に励ましの言葉をいただきました。頑張っている自分を褒めてあげて、信じてと何回も言ってくださるので、最後の一般二次は前向きに試験に向き合うことができ合格しました。支援してくださった方々と先生のおかげで、受験対策をすることができました。これから３年間は大変だと思いますが、どんな時でも挫けず、患者さんがその人らしい人生を送れるように、知識・技術・態度をしっかりと身に付け、社会に貢献していけるように頑張ります。

＜Bさん＞

私は２人の小さな子を持つ３０代の主婦です。受験の時SNSで受験の情報を収集していた時、先生に出会いました。週に２回のオンライン授業は大変分かりやすく、毎回９０分の授業があっという間に過ぎました。翌日には授業の録画を見ながら復習することが日課になり、数学が好きになりました。面接は２週にわたり指導していただきました。面接の内容はもちろん話し方や表情についても細かく指導していただきました。小論文は何度もきめ細かく添削いただきました。先生から、私たちの背中を押してくださる支援者の方々のお話を伺いました。支援者の方々の存在が心強く、私のモチベーションの維持に欠かせませんでした。この出会いがなければ、看護師になる夢を諦めるところでした。私は第1志望の看護専門学校に合格し、ようやくスタートラインに立てました。受験勉強以上に大変な日々とは思いますが、支えてくださった方々のことは忘れず勉強に励みます。看護師になり恩返しをしたいと思います。私の人生を変えてくださったことに感謝いたします。

 

 

１年間の間が空きましたが、今年は３回目のプロジェクトを実施することとしました。看護学校を受験するママさんが最初のハードルを乗り越えるために、微力ですが自分にできることをしていきたいと考えています。

 

私が受験指導する内容は、数学・小論文・願書・面接の４分野になります。

①数学は、２年前に収録した数学１・Aの５０回程度の授業を見てもらい、それぞれの分野の問題の解き方を理解してもらいます。また、個人的に志望校の過去問を中心として、傾向と対策をしていきます。

②小論文は、志望校の過去問の課題の形式に沿った課題を５回程度与え、書いてもらった文を添削し小論文としての精度を高めていきます。

③願書は、志望校の理念や教育目標を理解した上で、看護になりたい理由、志望校を選んだ理由、どのような看護師になりたいかなどを、論理的に書くよう指導します。

④面接は、想定される質問を提示したうえで、１つ１つの質問に対する重要なキーワードを整理して、それに沿って回答の内容を組み立てて話せるようにしていきます。文章の暗記を話すことはせず、笑顔で面接官と会話ができるよう指導します。

 

看護学校を受験するママさんたちが、看護学校に合格し看護学校での勉強を積み重ね、念願の看護師として働き始め、自分の人生を豊かなものにすると共に、患者さんの気持ちに寄り添って社会に貢献できる看護師になって欲しいと思います。そのために、３期目のプロジェクトを実行していきたいと思います。そのプロジェクトを実現するために、受験指導のための支援金を募ることとしましたので、皆様からのお力をお借りしたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。

 

※プロジェクトページで掲載している画像は、本人の許可を得て掲載しています。