猫を見守る目が、空き家も守っていく🐾#18

【蟹江町１/3のエリアＴＮＲＭ】《一般社団法人蟹江町地域猫の森》

２０２５年１０月２２日

 

🐾このブロック最後のシャムミックスの女の子

 

ここは、おばあさんがご飯をあげていて、
いつの間にか猫が増えてしまった場所。

 

ママ猫を含む7匹のTNRMを終えて、
このシャムミックスの女の子が最後の手術になりました。

 

「増えないように避妊去勢手術をしていきます。

地域猫としてあとは見守らせてください」と、
空き家の所有者の方にお話ししたところ、
快く了承してくださいました。

 

 

近所の方と一緒にお掃除をして、
寝床と餌場、トイレを設置。

 

これでこの子たちも、初めての冬を
安心して迎えられそうです。

 

↑いつもはこんな場所にいました。

 

 

 

 

↑サビちゃん、ハウスにはいってくれました。

気に入ってくれたみたいです。

 

——

 

エサをあげていたおばあさんは少し物忘れが多く、
ご飯を忘れてしまう日も、
あげすぎてしまう日もあります。

 

でも今は、近所の方が見回りをしてくださるようになりました。

 

 

猫を見守ることで、人と人もつながっていく。

空き家の防犯にもつながる“人の目”が生まれました。

 

 

——

 

地域猫の活動というのは、
改めて「猫のためだけじゃなく、人のための活動」だと感じます。

 

そして、蟹江町は特に空き家が多い地域。
だからこそ、防犯対策も含めた“見守り”を、
地域の皆さんと協力しながら進めていけたらと思います。

 

みんなで見守ることで、
猫も人も、少しずつ優しくなれる気がします。

 

 

——

 

🌸 クラウドファンディングにご支援くださった皆さまへ 🌸

たくさんの応援、本当にありがとうございました。

皆さまのご支援のおかげで、
この地域の猫たちは少しずつ守られ、
「増やさない、でも見守る」という優しさが形になっています。

 

この子のように、地域で生きる命を
これからも支えていけるよう、
蟹江町地域猫の森は活動を続けてまいります。

 

心からの感謝を込めて。

あと少し日にちがありますが、
最後まで見守っていただけますと幸いです。