スヌーズレン × 地域交流｜「かんかくもーる」を応援してください！

 

 

 

 

こちらのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

まずは、前回挑戦いたしましたクラウドファンディングについてのご報告と、ご支援いただきました皆さまへのお礼から申し上げたいと思います。

 

建築士として建築設計の仕事に携わっていた私が、4年前に患った線維筋痛症（せんいきんつうしょう）という病気をきっかけに、障害のある方やご高齢の方が、より豊かに過ごすことのできる空間づくりをご提案する個人事業 inclusive design 彩榮（インクルーシブデザインいろは）を創業し、人生初のクラウドファンディング『スヌーズレン 体験ルームの整備にご支援を！！』に挑戦したのは、昨年（2022年）8月から9月にかけてのことでした。

 

59日間に渡って開催したこちらのプロジェクトでは、のべ50名の方にご支援いただき、目標金額 800,000円 を上回る 875,000円 の資金を集めることができました。

皆さまのお力添えにより、わずか6帖の広さではありますが、自宅一室をスヌーズレン体験ルームとして整備することができ、今日に至っています。

ご支援くださいました皆さま、本当にありがとうございました！！

 

↓↓　「スヌーズレン」についてはこちらをご覧ください　↓↓

日本スヌーズレン協会ホームページ へリンクします

 

 

 

 

 

 

＜7/9付 山陽新聞掲載記事＞

❊ 掲載には同社のご承諾をいただいています ❊

 

 

これまで約一年半にわたり、自宅スヌーズレンルームの無料開放をはじめ、情報発信、出張スヌーズレンサービスなど、スヌーズレンをより多くの方に知っていただくための活動を行ってきました。

 

日々お客さまのニーズに触れ、この活動の社会的な意義・役割などを痛感する一方で、自宅を拠点とした個人の活動には限界があることを、かなり早い時期から感じていました。

 

 

＜2/9付 山陽新聞掲載記事＞

❊ 掲載には同社のご承諾をいただいています ❊

 

 

この活動を、自分がいなくなっても続いていく持続可能なものにしていかなければならない。

そのためには、一緒に活動ができる「仲間」の存在と拠点となる活動「場所」、活動の目的や方針を掲げる「組織」の存在が必要だ！！

 

そう思い立って、この夏仲間とともに立ち上げたのが、非営利団体 一般社団法人 Ai-care です。

 

＜一般社団法人 Ai-care　ロゴ＞

 

 

―「わたし」を「ケア」する、あなたを「愛し」て「護る」―

法人名は、そんな想いに由来しています。

 

設立間もない、また営利を目的としない団体でありながら、このたび「かんかくもーる」をつくるための資金として、金融機関より500万円の借入れを起こしました。

さらには自己資金も投じて、オープンに向けた準備をすでに始めています。

法人としても、私の人生においても非常に大きな挑戦であり、大きなマイナスからのスタートです。

 

そして今回、一人でも多くの方に私たちの想いや活動を知っていただき、この新しい地域交流の場をたくさんの方とつくり上げていきたいという願いから、法人としてクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。 

 

できることなら今回借りたお金も早く返済したい！

一日も早く経営状態を安定させて、ここでの様々な活動にじっくりと取り組んでいきたい！！

 

そのためにもぜひ、皆さまのお力をお貸しください。

どうぞあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

前回、たくさんの方のご支援により設置することができた自宅スヌーズレンルームには、いまもなお、岡山県内外から多くの方が訪れてくださっています。

仮運用の期間も含めた一年あまりの間に、ご来場者は200名を超えました。

私は、そのすべての方と同じ空間でご一緒させていただき、いろんなお話・お声を伺ってきました。

 

 

  ✱スヌーズレンルームを利用された方の感想✱

 

・こんな場所がほしかった。

・帰りたくなくなるくらい居心地がいい。

・また来たい。定期的に通いたい。

・不眠に悩んでいたが、体験した日の夜はぐっすり眠ることができた。

・体験後しばらく（障害を持つお子さんの）問題行動が落ち着いた。

・外出を一切したがらない子どもが「ここなら行く」と言ってやって来た。

・障がい児の親である自分が癒される。親にもこんな場所が必要だと思った。

 

 

スヌーズレンの空間では、ご家族やお客さまご本人の困りごと・悩みなどをお聴きすることも少なくありません。

 

 

  ✱お客さまからお聴きした困りごとや悩みごと✱

 

・重い障害を持つ子どもを連れて行ける場所がなく困っている。　

・障害や特性を持つ子の親は、肉体的にも精神的にも疲弊している。

・親の精神状態が子どもにも伝わるので、できるだけ心穏やかに過ごしたい。

・家事や育児に追われ、リラックスできる場所も時間も余裕もない。

・障がい者に対する差別によって傷ついている。

・障がい児の子育てや自分自身の特性について、相談できる人や場所がない。

・当事者（またはその親）であることにより、いつも疎外感を感じている。

 

 

また、たくさんの方をお迎えし、ご一緒させていただく中で、活動の中心となったきた自宅スヌーズレンルームにも様々な課題が見えてきました。

 

 

  ✱現在の体験ルームが抱える課題✱

 

・事前予約が必要。

・定期的に通いたいという多くのお声に対して、その体制が整えられない。

・バリアフリーに対応していないため、車椅子ユーザーなどが利用できない。

・団体のお客さまをお迎えできない。

・行動障害の強い方や大西をご存知ない方が気兼ねなく利用することができない。

・お客さま同士が触れ合う機会をつくることができない。

 

 

スヌーズレンを広める活動にあたって目標とした「地域の情報発信拠点」としての役割は、未だ実現できないままでした。

 

 

難しい条件であることは承知の上でしたが、お客さまを迎えるのに相応しい場所という条件には妥協したくありませんでした。

 

しかし、払える家賃にも限界がある。

もうこれ以上の物件は出てこないのかも知れない。

 

そうあきらめかけていた7月、ついにイメージにぴったりの物件にめぐり合うことができたのです！

 

＜かんかくもーる となる建物の外観です＞

❊ 掲載にはテナントオーナー様のご承諾をいただいています ❊

 

 

ショッピングモールのように、それぞれのスタイルでいろんな感覚を選んで楽しむことができる、そんな場所になればと願い、店舗施設の名前を「かんかくもーる」と名付けました。

 

 

 

 

障害の有無や年齢・性別などの属性に関わらず、誰もが利用することのできる 感覚環境のテーマパーク＆くつろぎのサロンです。

 

 

●店舗施設の概要●

 

【住　　所】岡山市南区藤田2001番地（国道30号線沿い）

【営業時間】10:00～20:00

【定  休  日】木曜日、第3日曜日　※定休日を特性の強い方の専用日（予約制）とします。

【定　　員】30人

【スタッフ】常時2～3名

 

 

●想定される主な利用者●

 

「かんかくもーる」はどなたでもご利用いただけますが、次のような方たちには特にご利用いただきたいと考えています。

 

　・特別な支援を必要とする児童や不登校児童

　・障がい者とその家族

 

なお、小さなお子さまや支援を要する方にはご家族・支援者などの同伴が必要なものとし、曜日や時間帯ごとのお客さまのご利用を、以下のように想定しています。

 

　平日日中･･･幼稚園・保育園・各種学校・福祉施設・事業所・フリースクール等の団体、親子連れ

　夕方夜間･･･会社帰りのサラリーマン、学校帰りの学生

　週末日中･･･家族連れ、カップル、イベント参加者

　特  定  日･･･特性の特に強い方とその家族、支援者など 　※完全予約制

 

 

●提供内容●

 

＜スヌーズレンルーム＞

　ホワイトルーム、ブラックルーム、アクティブルームの、3タイプのお部屋を設ける予定です。

　お身体の具合やその日の気分によって、お好きな空間を楽しんでいただけます。

 

＜カフェスペース＞

　飲食の提供はありませんが、テイクアウトしたものなどを持ち込んでのお食事が可能です。

　家族そろっての外食が難しい方などにも、気兼ねなく外食気分を味わっていただけるスペースです。

 

＜バリアフリートイレ＞

　車いすでのご利用はもちろん、ベビーチェアや補助便座、ベビーシートなども設置予定です。

 

＜専用駐車場＞

　出入口前に、8台程度駐車可能です。

 

 

 

●利用料金●

 

1,000円／人日（年齢・性別・障害の有無に関わらず同額）

※時間制限は設けません。

 

 

  ✱好きな感覚を選んで楽しむ✱

 

「かんかくもーる」の楽しみ方に「こうしなければならない」という決まりはありません。

「ホワイトルーム」でまったり過ごしても、「アクティブルーム」で思い切り飛んだり跳ねたりしても構いません。

好きなお部屋だけ楽しんでも、全部のお部屋をめぐっても、その日の気分で過ごし方を変えてみてもいいんです。

 

大切なのは「あなたが好きな感覚」を 見つけて、選んで、楽しんで いただくこと。

普段あまり触れることのない様々な感覚とじっくり向き合っていく中で、いままで知らなかった「自分」に出会える..なんていうこともあるかも知れません。

 

 

  ✱自分以外の誰かが好きな感覚も大切にする✱

 

そしてもう一つ、大切にしていただきたいのが「他の方が好きな感覚」にも 触れてみる ということ。

 

様々な感覚を 誰かと一緒に楽しむ うちに、言葉を超えた「コミュニケーション」が生まれることを、きっとあなたにも知っていただけるはずです。

感覚と人とが自由な発想・形でつながるその「感覚」も、ぜひ楽しんでみてください。

 

 

 

 

  ✱障がい者と社会がつながる✱

 

これまで、日本におけるスヌーズレンルームの導入は、主に障害福祉サービスを提供する事業所（社会福祉施設）や病院、学校などのごく一部にとどまってきました。

中には一般の方の利用や見学を受け入れている施設もありますが、基本的には施設利用者のみに向けたサービスである場合が多く、誰もが利用できる場所の整備は積極的に進められていないというのが現状です。

 

「かんかくもーる」では、障害の有無に関わることなく、どなたでもスヌーズレンルームをご利用いただけます。

障害をお持ちの方とそうでない方が自然な形で触れ合い、「感覚」や「遊び」を通じて、言葉を超えたコミュニケーションを楽しむことができる場所なのです。

 

障害だけではありません。

「かんかくもーる」は、病気の有無や年齢、性別、国籍など、属性を隔てるすべての壁を取っ払い、誰もがひとりの「ひと」として尊重され、当然に受け入れられる場所です。

障がい者と健常者、高齢者と小さなお子さん、日本人と外国人など、これまであまり接点のなかった人たちが自然に関わり合い、その輪がつながり広がっていく「地域コミュニティ」の形成によって、明るく元気な地域づくりを叶えたいと考えています。

 

また、孤独感や心の傷を抱えている人たちへの一時的な「逃げ場」や「居場所」の提供にとどまらず、社会的少数派とも言われるこれらの方たちが社会とつながり、地域の中で「本当の居場所」を見つけることができるよう、場づくりを通じた「その先」に向けてのお手伝いにも取り組んでまいります。

 

 

  ✱障がい者と企業がつながる✱

 

「かんかくもーる」は、障がい者などの就労実践の場としても活用いただきたいと思っています。

 

障害や病気・特性などによって一般就労の難しい方や目の離せない家族がいる方などが、一日単位で働くことのできる機会をご提供し、日当分を「謝礼」という形でお支払いします。

「かんかくもーる」の運営を通じて、低所得となりがちなこれらの方の収入アップを全力で応援したいと考えます。

 

また、一般就労を目指す当事者の方と、障がい者雇用を前向きに検討する企業をつなぐ橋渡し（マッチング）事業などにも積極的に取り組んでまいります。

 

 

障がい者の雇用機会を増やし、人材不足による地域の雇用課題の解決にもつながればと思います。

 

 

  ✱寄付者と利用者がつながる✱

 

「かんかくもーる」を応援してくださる個人の方や企業さまからのご寄付はすべて「かんかくもーる」の利用チケット半額券（500円分）の購入という形でお受けさせていただきます。

 

 

ご購入（ご寄付）いただいた半額券は「かんかくもーる」の受付にてお預かりし、障害をお持ちの方やそのご家族、子育て世帯などの利用を希望される方へお渡しします。

半額券表面には寄付者のお名前を記載し、半額券を利用される方には、その裏面へお礼のメッセージとお名前（ニックネーム可）をご記入いただきます。

 

 

利用済の半額券（りんごのデザイン）は、たくさんの方の目に留まるよう、一年間、店舗施設内のカフェスペース付近に掲示し、翌年度に寄付者へお返しします。

 

＜ウクライナの作家さんによる手づくりの人形たち＞

❊ これらのキャラクターにお名前をつけ一年間掲示させていただきます ❊

 

また、年間を通じて一定額以上のご寄付をいただいた個人の方・企業さまにつきましては、お名前を記載したキャラクターを「おもちゃの妖精」として、こちらも翌年度の一年間店舗施設内に掲げ、来場されたお客さまへご紹介させていただきます。

 

「かんかくもーる」を応援してくださっている方と、「かんかくもーる」を必要としてくださっている方がつながる仕組みを整え、思いやりの循環をたくさんの方に見える形でお伝えしてまいります。

 

 

  ✱人と情報がつながる✱

 

― 子育てのこと、病気の方のこと、障がい者のこと、外国人の方のこと ―

私たちの住んでいるまちには、様々な支援や活動を行っている個人・団体がたくさん存在しています。

 

しかし、地域が抱える問題や課題を「解決したい」と熱意を持って立ち上がった方たちが、活動場所がなくて困っていたり、活躍の機会がなかなか得られなかったりして、活動そのものが先細りとなってしまっているケースも少なくありません。

 

一方、地域の情報を集めたくても「どうしたらいいか分からない」「どこ（誰）に尋ねればいいか分からない」あるいは「情報が多すぎて何がいいのか判断できない」という方もたくさんおられます。

 

「かんかくもーる」では、五感で楽しむ活動・おもちゃ・遊び・子育て・癒し・リラクゼーションに関する情報が集まる、地域の情報発信拠点としての役割も担っていきたいと考えています。

専門家や講師を招いての茶話会や勉強会、ワークショップの開催など、地域において様々な活動を行っている個人・団体とも連携し、地域の人と地域の情報がつながる場所をご提供してまいります。

 

また「おもちゃコンサルタント」の資格を持つ代表 大西が、これまで不定期で開催してきた「おもちゃの広場」も、ここでの定期開催を予定しています。

県内のおもちゃコンサルタント仲間とのコラボレーション・イベントなども企画しながら、仲間たちの活動・活躍の場としても活用できればと思います。

 

＜岡山県内のおもちゃコンサルタント仲間です＞

❊前列左が大西です❊

❊名称・画像の掲載には芸術と遊び創造協会のご承諾をいただいています❊

 

↓↓ 「おもちゃの広場」についてはこちらをご覧ください ↓↓

芸術と遊び創造協会 ウェブサイトへリンクします

 

 

 

 

今回のプロジェクトでは、「かんかくもーる」のオープンに必要な以下の費用についてのご支援をお願いしたいと考えています。

最低限必要な資金として第一目標金額を200万円としましたが、「かんかくもーる」の完成には少なくとも総額約800万円が必要です。

今回、クラウドファンディングで募る資金といたしましては、アクティブルームとブラックルームの整備、カフェスペースの設置に必要な費用である450万円を最終目標として挑んでまいります。

 

また、前回のご支援により購入することができました専用機材・備品類は、現在の自宅スヌーズレンルームより「かんかくもーる」内ホワイトルームへ移設して、今後も大切に使わせていただきます。

 

今回いただいたご支援により、以下のスケジュールでプロジェクトを進行してまいります。

 

 

工事の様子やオープンに向けた準備の進捗状況につきましては、活動報告やSNSにて随時お知らせいたします。

 

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

本来「かんかくもーる」のような施設は、公的事業などにおいて整備されるべきなのかも知れません。

しかし、国や自治体の制度として定められていない事業や、前例の少ないサービスへのニーズについては、とかく後回しとなりがちです。

 

このような場所の整備を待っている間にも、子どもたちはどんどん大きくなっていきます。

親もどんどん、年老いていきます。

生きづらさを抱える人たちが生きづらさを抱えたまま、ただ時だけが過ぎて行ってしまうのです。

 

民間サービスならではのフットワークを活かして

一日も早く「くつろぎ」と「癒し」の場所を構え、お客さまをお迎えしたい！！

 

その一心で数々の困難に立ち向かい、たくさんの方のご協力を得ながら一つひとつ乗り越えて、ようやくここまでたどり着くことができました。

しかし「かんかくもーる」の実現には、まだ多くの資金が必要です。

今回のクラウドファンディングの結果が、今後の予定・活動にも大きく影響していきます。

ぜひ、皆さまのお力添えをお願いいたします。

 

私たちの目指すゴールは「かんかくもーる」の完成ではありません。

これからこの場所で、できるだけ多くの「仲間」と共に子どもたちの健やかな成長を願い、現役世代の疲れた心を癒し、障がい者や高齢者のリラクゼーションを叶えながら、誰もが生き生きと暮らすことのできる地域社会を実現する、それこそが真のゴールだと考えています。

 

民間法人のあくなき闘いと本気の挑戦を、ぜひ応援してください！

どうか皆さまのあたたかいご支援を、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

❊木製プレートおよびロゴマーク入りのパーツは開発中のイメージです❊

 

 

 

 

・リターンの海外発送はいたしかねますのであらかじめご了承ください。

・プロジェクト開催中にリターン制限個数の追加、変更を行う場合がございます。

・目標金額を達成した場合、ご支援いただいたコースから別のコースへの変更はお受けできません。

・リターンで得た権利およびチケットを使用されない場合のご返金はいたしかねます。

・ご支援の際にお名前掲載のご希望と、掲載するお名前をお伺いします。

・複数口ご支援いただいた場合、それぞれのご支援で記入いただいたお名前がすべて同じ場合は、一つのお名前にまとめて掲載いたします。

・同一アカウントからのご支援で、それぞれのご支援で記入いただいたお名前が異なる場合（ご家族のお名前など）は、それぞれのお名前を掲載いたします。

 

 

 

 

・本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象外となりますのでご注意ください。

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。