スポーツ障害に悩む若者や痛みに苦しみながら働く全ての人を助けたい！

林謙吾さんは、山梨学院高校在籍時に硬式野球部のエースとして活躍し、2023年の春、第95回選抜高校野球で開会式直後の開幕戦から決勝戦までの全6試合に先発登板しました。そして、全696球を投げ抜き、山梨県勢として春夏通じて初めての甲子園優勝を果たした立役者の一人です。そんな彼も全て順風満帆な高校野球生活だったわけではなく、高校1年生の春には右下肢疲労骨折を受傷しています。

林さんは当院の整形外科に通院され、中澤良太院長が担当医として診察しました。

---------------------------------中澤院長より---------------------------------

治癒後に練習を見に行くと、投球練習で無意識にかばうような動きになっていて体重移動がスムーズにいっておらず、その影響もあってか一時期はいったん投手から野手への転向を指示された時期もありました。骨折治癒後にも関わらず、選手はプレーにも支障が出るほどの動きになってしまうことがあるのだという事実を目の当たりにし、ただ治すだけでは不十分であること、よりリハビリ含めた多角的なサポートが重要であることを痛感いたしました。

大変な努力家である林謙吾さんは、怪我も乗り越え高校2年生の秋から再び投手として頭角を現し、その後は絶対的エースとして秋季山梨県大会、関東大会とも優勝を果たして選抜甲子園出場を決め、そして見事に全国制覇まで駆け上がりました。

日頃からのケアはもちろん、彼は大会期間中も自身の体のケアには人一倍気を配り準備をする選手でした。気になることは自分で調べて実践したり、疑問点は質問してくれたり、そうした彼の努力や何事にも真摯に向かう姿勢が、山梨県勢として春夏初めての甲子園優勝という結果を生み、大きな感動を我々に与えてくれました。

選抜甲子園優勝後は全身倦怠感含めた体調不良など、彼自身にとっては万全な体調ではない期間もありましたが、そうした中でも、最後の夏までエースとして奮闘し続けました。必ずや、大学、そして社会に出ても素晴らしい人材になると期待しています。

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林謙吾さんより応援コメントが届きました！

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甲子園で投げていく中で疲労が溜まり肩甲骨が上手く動かなかった時に、中澤先生のアドバイスを思い返し、そのアドバイスのおかげでしっかり動かせるようになったことをよく覚えています。

また、沢山のセラピストの方が自分が質問したことについて様々な意見を出して下さり、とても嬉しかったことやとても助かったこともよく覚えています。

6試合投げ抜いていくなかで、肩や肘、股関節への疲れや張りなど心配でしたが、治療院の方や中澤先生と毎日と言っていいほどやり取りしながら、沢山のケアをして頂いたおかげで、無事に決勝まて投げ抜くことが出来ました。

私は怪我をして大好きな野球が出来なくなってしまい、とても嫌な思いをしました。世の中の人たちにも、怪我をして体が思うように動かなくなったり、日常生活に支障をきたしたりした経験がある人もいると思います。そのような悩みをいち早く解決することで、見える景色が変わり、人生が良い方向に向かっていくと思います。そのため、私はリハビリや治療の過程で、治療機器を使用することを推奨したいです。この活動が成功することを願い、応援しています。

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林さん、お忙しいところ応援コメントをいただき、ありがとうございます！！

加納岩総合病院 職員一同、これからも林さんのご活躍を応援しております！✨