
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 70人
- 募集終了日
- 2021年7月30日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 61,835,000円
- 寄付者
- 2,865人
- 残り
- 28日

沖縄が誇る歴史文化をつなぐ 琉球びんがた事業協同組合50年目の挑戦
#地域文化
- 現在
- 1,295,000円
- 支援者
- 61人
- 残り
- 14日

小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか
#地域文化
- 総計
- 145人

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 530人

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 162人

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 3,961,000円
- 寄付者
- 478人
- 残り
- 40日

残そう、ライチョウ!動物園の次なる挑戦
#動物
- 現在
- 2,054,000円
- 支援者
- 83人
- 残り
- 84日
プロジェクト本文
終了報告を読む
クラウドファンディング終了のご報告とご支援のお礼
2021年6月21日より実施いたしました観龍寺観音堂改修のためのクラウドファンディングは、7月30日(金)23:00をもち終了いたしました。
70名様の方からご協力いただき、総額は1,256,000円となり、目標金額の120万円を達成することができました。ご支援をいただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
40日間の挑戦、まったく初めてことなので、ご支援いただけるか不安ばかりでしたが、関係者の方々や伴走していただいたREADYFORの担当者の方々に励まされながらのスタートとなり、序盤、中盤とヒヤヒヤした時期もありましたが、皆様の情報拡散やご支援により結果的には終盤、絶大なご支援をいただき達成となりました。
そしてなによりこれほど心を寄せていただける方々の存在が見えた機会となったことも意義深かったと思います。また、皆様からの応援メッセージでは、心温まるお言葉と同時に、これから私たちに課せられた責任にも気付かされるような内容もありとても心に響きました。
今後は、安全な中で竣工できるよう工事を見守りながら、進捗情報の発信を「新着情報」等により発信していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2021年7月30日
観龍寺観音堂保存会
長野県千曲市あんずの里の「観龍寺観音堂」
銅板葺屋根で文化財を守りたい
長野県千曲市には観龍寺というお寺があります。その観龍寺観音堂の堂内には、長野県宝に指定されている千手観音坐像をはじめとして十一面観音立像、観音二十八部衆などが収蔵されています。
しかし観龍寺観音堂は昔ながらの萱葺きであり、平成元年に改修された後は修繕されることもない状態であることから、数年前より屋根の一部が脱落するなど全体的に痛みが激しくなっております。このままでは堂内の千手観音坐像や十一面観音立像、観音二十八部衆など貴重な文化財が損傷することが心配されております。
今回、観龍寺観音堂の従来の萱葺き屋根を、長期的な補修がほぼ不要とされる「銅板葺」へと改修します。しかし、改修費として最低でも1,700万円もの費用が必要となる見込みです。そこでクラウドファンディングという形で皆様からひろくご支援を募ることにいたしました。
観音様をお守りするため、皆様の温かいご支援、何卒宜しくお願いいたします。
観龍寺観音堂保存会
長野県千曲市あんずの里の「森のお観音さん」観龍寺
長野県千曲市森地区は全国的にも有名な杏の生産地であり、春は満開の杏の花に埋まり「あんずの里」と言われ大勢の花見客で賑わう素朴な山村です。そんな千曲市にある観龍寺は江戸時代から信濃三十三番中六番の札所で、「森のお観音さん」として親しまれてきました。
観龍寺観音堂の堂内には、長野県宝に指定されている千手観音坐像をはじめとして十一面観音立像、観音二十八部衆などが収蔵されています。
|木造千手観音坐像
長野県宝 指定 昭和37年7月12日
真言宗智山派に属す洗淵山観龍寺には、本尊とする木造千手観音坐像はじめ、貴重な仏像が安置されています。本像の真手は両肘を曲げ、前で合掌し、宝鉢手は体に付け前で両手掌を重ね、宝鉢を奉持しています。脇手は、両脇根付板より出て、左右各20本あります。右足を外にして結跏趺坐しています。頭・体は、共木のカヤ材の一本造りで、平安時代の千手観音像の坐像では、数少ないものです。
|木造十一面観音菩薩立像
長野県宝 指定 平成5年2月18日
本像は右手を体に沿って下にし、掌を前にして五指を伸ばしています。左手は肘を曲げ、銅製蓮華を差す水瓶を握り、岩座上に蓮実に直立しています。頭・体を一木で彫成し、表面の天衣は二重に表出されているのが通例ですが、一条としているところに特色があり、地方仏の特質を持った平安時代の作風の多様さを知るものであります。
|木造聖観音菩薩立像
長野県宝 指定 平成5年2月18日
本像は、両肘を曲げ、右手は胸前に向けて五指を伸ばし、左手は条帛の前で一茎の蓮華を握り、岩座上の蓮実に直立しています。頭・体を一本で彫成し、頭部の作りや目鼻立ち彫り口、笹の葉型の裳の折り返しにきわだった特色が認められ、平安時代の彫刻の通例の作風とは著しく異なっていて、地方造像の典型を示すものであります。
ほかにも、千曲市指定有形文化財(彫刻)の木造観音二十八部衆・木造毘沙門天立像・木造不動明王立像なども安置されています。
平成12年9月、木造聖観音菩薩立像・木造不動明王立像が、心無者によって持ち去られてしまいました。お心当たりがありましたらご連絡をお願いいたします。詳しくはこちらをご覧ください。
観龍寺観音堂の現在
観龍寺は現在、残念ながら現地に管理者がおらず、無人寺の状態で地域の有志によってなんとか最低限の管理を行っている状態です。
観龍寺観音堂は昔ながらの萱葺きでありながら、平成元年に改修された後は修繕されることなく現在に至っており、数年前より萱葺きの屋根の一部が脱落するなど全体的に痛みが激しくなっている状態です。
このままでは堂内の千手観音坐像や十一面観音立像、観音二十八部衆など貴重な文化財が損傷することが心配されております。
皆様からのご支援で、屋根の修復を
観龍寺観音堂は、古来より地域住民が代々心の拠り所として一筋に護持してきた貴重な文化遺産です。また、県内外からも多くの参拝者が訪れており、激しく痛んだ現状を憂い早期に改修を望む声も方々から聞こえてきておりました。しかしながら檀家の居ない観龍寺では資金の確保が難しく、具体的な改修の計画は進まない状況でした。
このような中、平成29年に地元の有志を中心に「観龍寺屋根修復検討委員会」が発足し、翌年「観龍寺観音堂保存会」に移行しました。今回の改修は、従来の萱葺き屋根を、長期的な補修がほぼ不要とされる「銅板葺」に改修する計画です。改修費として最低でも1,700万円の費用が必要となる見込みです。
保存会は長野県及び千曲市に対し、文化財保護の補助金交付を受けるための要望を粘り強くおこなってきました。その甲斐あって漸く令和3年度予算において交付の目途がたったことから、具体的な改修計画が履行できる運びになりました。
しかしながら、こうした行政からの補助金、また地域の皆様からのご支援を足し合わせても、工事資金の全てを確保することができていないのが現状です。そこで今回、クラウドファンディングに挑戦し、
さらに多くの方からのご支援を募ることを決めました。
●目標金額:120万円
●プロジェクト内容:2021年12月31日(金)までに観龍寺観音堂の屋根を萱葺きから銅板葺に改修したことを以てプロジェクト完了とする。
観龍寺観音堂を銅板葺にすることにより、従来の萱葺きのような補修はほぼ不要となり、長く継続的に観音様をお守りしていくことができます。観音様をお守りするためには皆様のお力が必要です。温かいご支援を何卒お願いいたします。
クラウドファンディング挑戦にあたって
信濃観音霊場第六番札所
観龍寺兼務住職 海野慶宗

信濃三十三番観音霊場が創設されたのは、板東、西国、秩父の百観音霊場の後と思われるが、明確ではありません。立派な構えの寺院もあれば、今にも本堂が崩れ落ちそうなお寺もあります。古い歴史の中で現在の信濃三十三番観音霊場が人々の優しい心に支えられて残っています。
私が兼務する信濃観音霊場第六番札所の観龍寺は、本尊が県宝の千手観音菩薩像です。長野県千曲市森の山間に有って、地域の人たちや巡拝の方々に守られて現在に至っています。
今、大きな岐路にあります。本堂茅葺屋根が見るも無惨な姿になり、森地区にお住まいの方を中心に勧募をお願いしています。頼るべき檀家さんがゼロであること、信濃観音霊場を後世に残したい気持ちなどが重なり合って苦慮してきました。ここに来て県や市から補助金のお話があり、また地元の方の発案があって思いきってクラウドファンディングに挑戦して、お願いの輪を広げることに決心しました。
信州の小さな山寺ですが信濃観音霊場の第六番札所として頑張っています。どうか皆様の温かいご支援をお願いします。
観龍寺保存会会長 望月保

観龍寺は檀家がなく、地元住民が「森のお観音さん」として永きにわたり維持してきたものであります。しかし、経年により観音堂の茅葺屋根の傷みがひどくなってきており、収蔵されている県宝である本尊の千手観音坐像をはじめ貴重な文化財が損傷することが心配されております。
このため、数年前から県及び市に補助金の申請を行い、今年度、修復費用の一部が交付される見込となりましたが、修復費用の多くは地元住民のご支援によることとなっております。このような状況でありますので、心ある皆様からのご支援ご協力を賜りたくお願い申し上げます。
応援メッセージ
森 貘郎
板画家

千年の微笑 … あんずの里のお観音さん
杏の里(千曲市森)の千手観音は、なんと平安時代の初期に造られた藤原仏というから、今からザッと千年も昔から祀られてきた秘仏である。
ふっくらとした頬や唇元が静かに微笑んで、この村の千古の時の流れを見守ってこられたのかと想うと不思議な仏縁に驚くばかり。
ちょうど三十五年ほど前に萱葺の観音堂の屋根を葺き替えた頃に、観音さんのお膝元の殿入村の古民家に越してきたのも、私共の仏縁かもしれないと思い、折しもコロナ禍の世の中だが、私に出来るのは観音堂の仏たちを板画に彫ることぐらい、と思っていたので、御札として摺って志縁の皆さんに差し上げられたら何より嬉しいです。
観世音南無佛。与佛有因。与佛有縁。
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プロフィール
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リターン
3,000円
A|お気軽コース
●お礼メール
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円

B|森貘郎氏謹製板画
●お礼メール
●芳名板に氏名記載(希望者のみ)
●地元板画家 森貘郎氏謹製の板画
※画像はサンプルです
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
3,000円
A|お気軽コース
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- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円

B|森貘郎氏謹製板画
●お礼メール
●芳名板に氏名記載(希望者のみ)
●地元板画家 森貘郎氏謹製の板画
※画像はサンプルです
- 申込数
- 15
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- 発送完了予定月
- 2021年12月











