盲導犬あるある「シニア犬　ｐａｒｔ２」

１０歳で盲導犬のお仕事を引退し、引退犬となったシニア犬たち。それぞれの犬たちがそれぞれの引退犬ボランティアのご家族とたくさんの思い出をつくっています。当協会では、引退犬ボランティアさんがシニア犬と安心して生活できるようサポート体制を充実しています。ボランティアさんがシニア犬の健康のことなど心配ごとがあれば、いつでも担当者と電話で相談できる体制をとっています。またシニア犬にかかる診察代や手術代等の医療費についても、年間の限度額を決めて助成する制度を設けています。さらには幸せに生涯を全うした犬たちの葬儀費も助成し、お世話くださったボランティアさんの負担を少しでも軽減できるよういろいろな面でサポートしています。 人間の医療と同じく、犬たちの医療も高度化してきており、検査による病気の早期発見、手術や投薬による治療等により、犬たちがボランティアさんご家族と幸せに過ごせる時間も長くなっています。しかしその反面、犬たちにかかる医療費もだんだんと高額になってきているのも事実です。 当協会が所有している犬たちは、繁殖犬、パピー、訓練犬、盲導犬、ＰＲ犬、引退犬など、２００頭ほどになります。その犬たちが健康で過ごせるよう皆様のご支援よろしくお願いたします。