関西盲導犬協会|これからもずっと、犬たちの健康と笑顔を守るために

関西盲導犬協会|これからもずっと、犬たちの健康と笑顔を守るために

寄付総額

11,068,000

目標金額 8,000,000円

寄付者
950人
募集終了日
2025年8月31日

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プロジェクト本文

 \Kansaiわんスリーサポーター!募集中 /

 

関西盲導犬協会には、繁殖犬やパピー、リタイア犬など約200頭の犬たちが所属し、

日々のケアや健康維持、訓練には多大な費用がかかっています。

ドッグフードや医療費、訓練施設の維持、全国のユーザー支援のための交通費など、運営に必要な費用は年々増加している状況です。そして、その約9割は皆さまからのご寄付で支えられています。

幅広く当協会の運営費を支えてくださる

わんスリーサポーターの皆様のご寄付はとても大切なものとなっています。

温かいご支援、そして活動の拡散にご協力を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

 

↓詳細は以下の画像をクリックしてご確認ください↓

Kansaiわんスリーサポーター!~盲導犬の育成にご支援を~

 

 

 

ネクストゴール1,000万円達成のご報告(8月28日追記)


この度は、関西盲導犬協会のクラウドファンディングにご支援いただき、心よりありがとうございます。皆さまのあたたかな応援のおかげで、ネクストゴールである1,000万円を達成いたしました!

 

これまでずっと当協会や盲導犬を見守り応援してくださっていた皆さまへの感謝はもちろんのこと、これまでの活動だけではお会いできなかった多くの皆さまがクラウトファンディングを通じて当協会を見つけてくださり、サポーターとなってくださったことをとても嬉しく思っております。


いただいたご寄付は、ときに起こってしまう犬たちの病気や怪我、特にいつ体調の変化があってもおかしくないリタイア犬たちへいつでも十分な医療費を届けることのできるよう医療費の予備費として使わせていただきます。
そして、医療費を十分に確保したうえでの余剰分は、盲導犬の育成にかかる費用(犬たちの育成費、ユーザーのフォローアップにかかる費用等)に充てさせていただきたいと考えております。


現在、プロジェクト終了まで残りわずかとなりました。ご支援者様お一人おひとりのあたたかい想いを形にするため、そしてより多くの方にこの活動を知っていただくために、終了までの期間で「ご支援者数1,000人」という新たな目標を目指したいと思います。


皆さまからのご支援が、目の不自由な方々の生活を支える盲導犬、そしてその犬たちの一生を支える私たちの活動にとってかけがえのない力となります。引き続き、いただいたご寄付は、盲導犬の育成にかかる費用(犬たちの育成費、ユーザーのフォローアップにかかる費用等)に充てさせていただきます。


支えてくださる多くの方のお気持ちに心より感謝するとともに、これからも盲導犬とユーザーさんが社会の中で安全に安心してともに生きることができるよう、そして1人でも多くの方に当協会の活動や盲導犬とユーザーさんのことを知っていただけるよう努めてまいります。


今年のクラウドファンディングも8月31日(日)23時で終了となりますが、残りの期間もできる限り多くの支援者様と繋がることを目標に発信を続けてまいりますので、最後まで私たちのSNSや活動報告を楽しみに見守っていただけますと幸いです。

 

 

 

 

達成のお礼とネクストゴールのご案内(2025年8月16日追記)

 

関西盲導犬協会のクラウドファンディングへの応援、誠にありがとうございます。683人の方からのご寄付により、8月15日、目標金額の800万円を達成することができました。本当に多くの皆さまからご寄付いただきましたこと、深く感謝申し上げます。


連日の暑さの中、犬たちやユーザーさん、そして職員のことも心配してくださるようなあたたかい応援のメッセージを多数頂戴し、職員一同の何よりの励みになっています。
いただいたご寄付は、パピー、訓練犬、盲導犬、繁殖犬、PR犬、そしてリタイア犬たちがそれぞれの状況に応じた医療を受け、大事な人たちとかけがえのない時間を過ごすことができるように大切に使用させていただきます。


当協会の運営費は、その約90%を皆様からのご寄付に頼っているため、街頭募金を行うことが難しいこの夏の時期のクラウドファンディングが、今では当協会へのご寄付全体のなかでも大きな割合を占める大切なプロジェクトとなっています。


そこで、終了までの残り15日間、ネクストゴールとして1,000万円を設定し、最終日までご支援のお願いを続けることといたしました。ネクストゴールでいただいたご寄付は、ときに起こってしまう犬たちの病気や怪我、特にいつ体調の変化があってもおかしくないリタイア犬たちへいつでも十分な医療費を届けることのできるよう医療費の予備費として使わせていただきます。

 

そして、医療費を十分に確保したうえでの余剰分は、盲導犬の育成にかかる費用(犬たちの育成費、ユーザーのフォローアップにかかる費用等)に充てさせていただきたいと考えております。「犬たちの育成費」はフード代や歯磨き粉、シャンプー等、犬たちの健康面に直結する物品にかかる費用として。

 

そして「ユーザーのフォローアップにかかる費用」についてですが、当協会では1ユニットにつき毎年1回以上必ずフォローアップを行い、盲導犬とユーザーの生活状況や歩行状況、健康状態を確認しています。盲導犬とユーザーが安全にそして安心して暮らすために、盲導犬ユニットの状況をしっかりと知る。そのための交通費や宿泊費用など、盲導犬とユーザーの生活を支えるための費用として使用させていただきます。


すでにご寄付をくださった皆さまには、心からの感謝を申し上げますとともに、ネクストゴール達成に向けて、まだ今回のプロジェクトをご存じない方々へお声がけをしていただけますと幸いです。

 

私たちの盲導犬育成事業の必要性と有用性、そして盲導犬ユーザーと盲導犬たちの生活について、1人でも多くの方に知っていただけるよう最後まで情報発信に力を入れてまいります。最終日である8月31日(日)23時まで、引き続き応援や情報拡散のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

※インターネットでの寄付方法はこちら

 

 

 

犬たちが健やかに過ごせるよう、医療費にご支援を

 

私たち公益財団法人関西盲導犬協会は、これまでに延べ471名の方々に盲導犬を無償で貸与してきました。今年度も引き続き約9頭の盲導犬を希望者の方々に貸与することを目標とし、日々犬たちや目の不自由な方々と向き合っております。現在、2ユニットの共同訓練が終了したところです(2025年7月8日時点)。

 

そして貸与後においても、安心・安全に歩行できるよう盲導犬ユーザー(以下「ユーザー」と略)への定期的なフォローアップと盲導犬へのケアを継続しています。

 

また、社会で活躍する盲導犬たちだけでなく、その活躍につながり、そして支えている繁殖犬・パピー・訓練犬・PR犬・リタイア犬へのケアと医療も充実させ当協会の全ての犬たちが健康で幸せに過ごせるよう日々尽力しています。

 

犬舎内に設置された薪ストーブの前に並んで伏せている3頭の訓練犬(向かって右から黒ラブ、イエローラブ、黒ラブ)

 

犬たちの医療費・食費、ユーザーのフォローアップにかかる費用、人件費など、当協会の運営費の約90%以上が皆様からのご寄付や募金によって成り立っています。つまり当協会は本当に多くの皆様に支えられて盲導犬を世に出すことができています。

 

昨年度は、これまで当協会が行ったクラウドファンディング中最多である900名以上の方からご支援をいただき十分な医療費を確保できたことで、安心して医療を受けることができました。この場を借りて感謝申し上げます。(昨年度クラウドファンディング終了報告はこちら

 

約200頭いる当協会所有犬たちの健康を守るため、そして犬たちみんなが健康で長生きできるよう、今年も医療費のご支援を皆様にお願い申し上げます。

 

|2025年のチャレンジについて(目標金額と資金使途)

 

・目標金額:800万円

・資金使途:子犬からシニア犬まで関西盲導犬協会が管理する犬たちの医療費として2025年度に必要となる費用に活用いたします。

 

※医療費の内訳(一例):各種ワクチン、フィラリア検査、マイクロチップ登録、各種健康診断、避妊去勢費用、出産に関わる費用、都度の病気や怪我にかかわる診察など・予防的医療費の内訳(一例):子犬のワクチン、狂犬病ワクチン接種と登録、フィラリア検査・マイクロチップ登録・各種健康診断(心拍や触診など一般的な診察に加えて血液検査・股関節と肘関節評価・眼科検診)など

 

※第5回プロジェクト(2024年)のご支援金12,991,000円からプロジェクト手数料を差し引いた額10,880,386円を現役盲導犬への健康診断費やワクチン接種費、盲導犬ユーザーへのフォローアップ費用、パピー・リタイア犬・飼育委託犬たちの医療費用の合計8,385,895円に充当させていただきました。残りの額2,494,491円については、2025年度の医療費に充当し、今回のチャレンジの目標額8,000,000円は、当協会が管理する犬たちの医療費として確保したいと考えています。

 

※本プロジェクトは、寄付総額が期日までに目標金額を達成しなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。

 

数年間この時期の開催を継続しておりますが、昨今の長く暑い夏の街頭募金は犬たちにとっても職員やボランティアさんにとっても非常に負担となってしまうため、夏はクラウドファンディングの期間としております。

 

早いもので、今回で6回目のチャレンジとなります。コロナ禍によるご寄付の減少を補うために始めたクラウドファンディングが、いまでは当協会を運営していくなかで、多くの方との関係を作ることのできるとても重要なプロジェクトとなっており、多くの皆様のあたたかな想いに日々感謝しています。

 

盲導犬とユーザーという種を超えたパートナー同士が社会で活躍すること、その大きな意味をこの機会にぜひ知っていただき、今回のプロジェクトへあたたかな応援を送っていただけると大変嬉しく思います。

 

 

 

 

 

皆様から届く医療費の使い道

 

当協会に籍を置いている犬たちは、およそ200頭ほどです。

 

その中には、盲導犬として活動している犬たちや協会で訓練をしている犬たちだけではなく、パピーウォーカーさんのおうちにいる子犬たち、その子犬たちのお父さん犬お母さん犬である繁殖犬たち、盲導犬のお仕事を終えたリタイア犬たち、そして、当協会のことを知ってもらうためにイベントや街頭募金へと参加してくれるPR犬たちなどがいます。

 

全ての犬に必要な医療費を全額負担するということは現状難しいのですが、私たちは可能な限り犬たちの健康的な生活を守るために努力し、そしてその犬たちに寄り添ってくださる人たちへのサポートをしております。

 

子犬たちに必要な医療費

 

子犬たちは、生まれてから生後約60日までをお母さん犬そして繁殖犬ボランティアさんと一緒に過ごし、その後子犬を1歳まで預かっていただくボランティアであるパピーウォーカーさんのおうちへと委託をされます。

 

これから成長していく子犬たちの将来の病気を予防するため、繁殖ボランティアのおうちで1回、パピーウォーキング中に2回の計3回ワクチンを打ちます。その後も混合ワクチンや狂犬病予防接種などがあるため、子犬たちのための医療費のうち、およそ60%は予防的医療のために使用します

 

昨年度の医療費のうち、上記の予防的医療費以外では、下痢、嘔吐、皮膚や耳への湿疹などの治療費に使用しました。それらは子犬たちが新しい環境や季節ごとの気温の変化へ適応しようとする際に起こるものがほとんどですので、毎年必要な経費となります。

 

訓練犬・PR犬たちに必要な医療費

 

1歳になりパピーウォーキングを修了して協会へと戻ってきた犬たちは、繁殖犬の選別後、訓練導入前に避妊・去勢手術を受けることになります。さらに、初期段階の訓練と同時並行で行う健康チェックには肘や股関節の検査、眼科検診、血液検査など様々な項目があり、それらすべてをクリアした犬たちだけが訓練を継続することになります。また、そこから訓練が進み、盲導犬デビューを控えた犬に対して再度精密な検査(アレルギー検査、血液検査、尿検査、糞便検査など)を行っています。

 

ただ、これらの検査項目をクリアしたからといって全ての犬が完璧な健康体であるということではないのです。訓練士たちは、日頃の健康チェックや犬たちのしぐさなどから体調を読み取り、獣医さんの元へ走ることも少なくありません。昨年度では、皮膚や目に関するトラブルの出た犬がいましたが、すぐに受診をしたため、現在は大きな問題無く過ごしています。

 

盲導犬たちに必要な医療費

 

晴れて盲導犬としてデビューした犬たちの体調不良の際や健康診断など、基本的な医療費は盲導犬ユーザーさんにご負担いただきますが、狂犬病ワクチンや混合ワクチン、フィラリア検査などの予防的医療費については当協会でサポートしています。

 

盲導犬になったからといって全てがユーザーさんの負担となるわけではありませんし、全て当協会の負担となるわけでもありません。盲導犬の健康は、当協会とユーザーさんが二人三脚で守っています

 

また、当協会の決まりごととして盲導犬は10歳で引退となり、その後はリタイア犬ボランティアさんのおうちで暮らします。ユーザーさんからリタイア犬ボランティアさんへスムーズにバトンを渡せるよう、9歳と10歳では当協会が主体となり、引退前の健康診断を実施します。

 

繁殖犬たちに必要な医療費

 

繁殖犬、つまり未来の盲導犬たちのお父さん犬お母さん犬を選ぶ際、健康に関しては訓練犬よりも厳しい基準で選抜されます。次の世代の子犬たちが健康に生まれてくるためには、慎重に、時に幾度も検査を繰り返し、可能な限り懸念を払拭した状態の犬でなければ、繁殖犬となることはできないのです。さらにお母さん犬については、妊娠~出産まで検査や健康状態のチェックを行うために通院の必要があります。

 

基本的に出産は当協会の施設内で行われますが、自然分娩では母体が危険だと判断した場合には、獣医さんの元へ走り、帝王切開で出産する場合もあります。母犬も子犬も元気で妊娠・出産・育児を終えること、そのためには医療の力を借りなければならない場面が多々あるのです。

 

リタイア犬たちに必要な医療費

 

当協会に所属する盲導犬のほとんどは10歳でお仕事を引退し、リタイア犬ボランティアさんのおうちで幸せな余生を過ごしております。しかし人間と同様、どれだけ気を付けていても歳を重ねるごとに体調の変化は大きくなり、また慢性的な疾患や腫瘍などを患う場合もあるため、獣医さんに診ていただく機会も増えます

 

盲導犬や繁殖犬として活躍をしてくれた犬たちのために、当協会とリタイア犬ボランティアさんで力を合わせるのはもちろんのこと、リタイア犬たちを資金や物品でご支援くださる団体様の力もお借りしながら、1頭1頭全ての犬たちが最期の瞬間まで家族とともに幸せな時間を過ごしてほしい、と私たちは考えています。

 

そのために、リタイア犬ボランティアさんが常に職員に相談できる体制づくりや、当協会でも介護用物品の貸し出しを行うなど、全力でサポートをしております。さらに当協会では、リタイア犬へのサポートをさらに充実させるため、昨年度秋にリタイア犬の医療費補助上限引き上げを行いました

 

 

盲導犬ができること、そして私たちができること

 

皆さんは「盲導犬」と聞くとどのような犬たちを想像するでしょうか?「ユーザーを目的地まで連れて行ってくれるスーパードッグ」のように思われている方もいらっしゃるかと思います。

 

そのように思われがちな盲導犬が実際にお仕事として行うことは、主に「道の左に寄って歩く」「段差を知らせる」「交差点を知らせる」「障害物を回避する」の4つです。道や目的地を覚えるのはユーザーの役割で、盲導犬はその道中にある危険なポイントを教えながらまっすぐ歩くということが主な役割なのです。

 

 

盲導犬と共に生活するということは、盲導犬の日常のお世話をユーザーが担当し、そしてユーザーの外出時の歩行を盲導犬が補助するということ。それは互いを思いやることで成り立つ関係です。

 

では、そうやって「一緒に歩く」ことがお仕事の盲導犬たちが、ユーザーのおうちで、職場で、おでかけ先で主に何をしているかというと、のんびり寝ていることがほとんどです。おうちの場合はユーザーさんとボールやロープなどのおもちゃで楽しく遊ぶこともあります。

 

 

盲導犬は「目的地まで連れて行ってくれて、24時間ユーザーを支えるお仕事をしているスーパードッグ」ではありません。盲導犬とユーザー、それぞれが相手に対して自分のできる役割を持ち、支え合いながら生きていく、ふたりの生活は常に共同作業なのです。

 

私たちの協会では、そのような盲導犬の役割を遊びの延長で教えています。「訓練」という言葉を私たちはよく使いますが、その中身は「教育」に近く、たくさん褒めて犬たちのやる気を引き出しながら1ステップずつ進み、目の前の1頭が盲導犬に向いているのかを判断していくというものです。

 

私たちが訓練の中で犬たちに感じてほしいこと、その1番は「人と一緒に何かをすることは楽しい」ということ。

 

 

犬たちはみんな、私たちの元からユーザーさんやボランティアさん、キャリアチェンジオーナーさんの元へと巣立っていきます。そんな彼らに私たちが最も強く残せる記憶は「どんな訓練をしたか」「どんなことを学んだか」ではなく、きっと「とっても楽しかった」ということなのではないかと思うのです。

 

私たちと一緒にたくさん遊びながら学んだことを「楽しかった」と感じてくれた犬たちは、きっとどこへ行っても人を大好きでいてくれるはずですし、人のために何かをして「グッド!」の言葉をもらえることを嬉しいと感じてくれると信じています。

 

 

犬たちの日常を守る、そのために必要なこと

 

犬たちの健康を守るうえで私たちが行っていることはたくさんあります。それは、医療にかかることだけでなく、フードの選択であったり、シャンプーの頻度、環境の整備や日常的なお手入れなど様々です。

 

しかし、それだけでなく犬たちの「楽しい」を引き出し、人を好きな気持ちを育てていくこと、つまり身体的にだけでなく、犬たちの心も健康であること、それも私たちが大切にしていることの一つなのです。

 

 

 

また、当協会における医療費のうち、全体のおよそ3割は病気にならないための予防的なもの(検査費用、フィラリア予防・ワクチン等)です。

 

犬たちに心身共に健康でいてほしい、そのためにまずは病気にならないよう普段の生活の中で自分たちにできることをし、犬たちの声に耳を傾け、どうするべきなのか考えていく、それが当協会へ生まれてきてくれた犬たちに対する私たちの向き合い方であり責任であると日々感じながら接しています。

 

 

ただ、どれだけ気を付けていても、すべての病気や怪我を無くすことはできません

 

当協会に籍を置いている犬の数はおよそ200頭、この頭数の予防的医療費に加えて病気や怪我の受診というだけで多くの費用がかかりますし、状況によってはどうしても検査や処置、手術などで費用が高額となってしまう場合もあります。

 

しかし、それらの予防的医療や医療的措置には犬たちの生活がかかっているため、妥協をすることで犬たちが安心して生きる未来を奪うことは私たちも望みません。

 

つまり医療費というのは、当協会の支出から決して削ることのできない大切な部分なのです。

 

 

盲導犬が当たり前に受け入れられる社会とは

 

皆様のあたたかなお気持ちのこもったご寄付は、当協会の犬たちの心身の健康を守り生涯の幸せを叶えていくだけでなく、目の不自由な方々がパートナーである盲導犬と出会い、ともに社会へと参加する未来へつながっています。

 

盲導犬が社会に受け入れられるということ、それは「1頭の犬」がお店で、病院で、タクシーで受け入れられているということではありません。盲導犬がどこへでも行ける、それは盲導犬ユーザーはもちろん、障がいのある方も無い方も誰もがどこへでも行ける、そんな優しい社会が実現されているということなのだと私たちは信じて活動をしています。

 

いくら優秀な盲導犬を育成しても、それだけでは私たちが目指す社会を実現することはできません。人を愛する、そして犬を愛する多くの皆様が盲導犬とユーザーの関係性を学び、受け入れ、あたたかく見守る社会を作ろうとしてくださるからこそ、盲導犬はユーザーと一緒にどこへでも行くことができるのです。

 

 

いつも私たちの活動を応援してくださる皆様、そして街中で見かけた盲導犬とユーザーを見守ってくださる皆様に改めて心より感謝申し上げます。

 

これからも、ユーザーさん、協会スタッフ、ボランティアさん、ご支援やご声援をくださる皆様、そして犬たち、みんながお互いに寄り添うことで、ユーザーさんと盲導犬はもちろんのこと、だれもが安心して暮らせる社会が実現できる、そう信じて、私たちは盲導犬育成に尽力していきます。

 

ぜひ、皆様のあたたかいご声援をどうぞよろしくお願いします。

 

 

スタッフからのメッセージ

 

 

浅野 美樹 

 (広報渉外担当・プロジェクト実施担当者)

毎年夏になると、こちらでクラウドファンディングを実施することが、恒例となってまいりました。おかげさまで、犬たちは健やかに過ごし、職員やユーザー、ボランティアたちも皆、安心して犬たちと接することができています。改めて皆様に心より感謝申し上げます。

 

この1年で、20頭近いリタイア犬がボランティアのご家庭に見守られながら天に召されました。リタイア犬ボランティアの皆さんは、最後までその子に寄り添い、たくさんの愛情を注いで来られたと思います。お別れは寂しいけれど、幸せな最後を迎えられる子たちが増えるよう、私たちも犬たちやボランティアのご家庭をサポートしていきたいと思います。今年で6年目になるクラウドファンディングですが、確実に、皆様の善意が形となって表れています。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

  

上西 美緒

(広報・写真撮影担当者)

今年も昨年に引き続きプロジェクトページの文章を担当させていただきました。伝えたい想いをたくさん込めましたので、読んでいただけると嬉しいです。

 

私は協会内で広報用写真の撮影を担当しています。カメラを通して見る犬たちは、表情を作ることはありませんし、ひどい時だと「カメラきら~い」とそっぽを向いてしまう素直な子たちです。だからこそ、そこに写るのは彼らの自然な姿であり、私が見てきた世界そのもの。関西盲導犬協会のありのままの姿なのだと感じていただけますと幸いです。

 

そんなカメラを携えた自分が皆さんからのご支援で成り立つこの協会でできることそれは、応援していて良かったと思える協会の姿を皆さんに伝えることなのだと思っています。いつどんな場所でも、私が写真や文章に言葉に込める想いは「応援してくださる皆さんへの感謝」それに尽きます。いつも本当にありがとうございます。

            

 

応援メッセージのご紹介

 

西亀 真さん & シエル

(盲導犬ユーザー)

朝のブラッシングのとき、「シエル、よく私のところに来てくれたねぇ」と声をかけながら、これまでの道のりを思い返しました。

 

優秀なお父さんお母さんから生まれ、パピーウォーカーさんの愛情に包まれて育ち、盲導犬協会で難しい訓練を経て、私のもとへ。私が預かったのは、シエルの命と健康、そして多くの方の愛です。シエルが10歳になって別れたあとも、元気に過ごせるよう、責任をもって大切に暮らしていきます。そのための予防的医療費の補助は、本当に助かります。すべて、多くの方のご親切と、愛の形であるご寄付のおかげと聞いています。

 

シエルと一緒だから、何でも挑戦でき、幸せに暮らせています。多くの皆様と協会の皆様に、心から感謝しています。ありがとうございます。

 

シエル&亀ちゃん

            

 

宇山さん & ヨアン

(リタイア犬ボランティア)

ヨアンは15年前、私たちが初めてパピーウォーカーをした際に預からせていただいた子犬でした。訓練を終えてヨアンが盲導犬になると聞いた時、そして盲導犬を引退して我が家に帰ってくると決まった時の喜びは今でも昨日のことのように思い出します。

 

3年程前にヨアンは肝臓の数値が極端に悪化して入院、余命数ヶ月と診断されたことがありました。あの時協会からの医療費補助制度がなかったら、ヨアンに適切な治療を受けさせてあげることができなかったかも、現在のヨアンとの生活もなかったのかもと思うと本当に感謝しかありません。ヨアンとの今の生活は支援者の皆様のご協力の上で成り立っていると思っております。本当にありがとうございます。

 

そんなヨアンも6/18で満15歳になりました。5月頃から急に後ろ脚が衰え始めましたが、食べることと外に出て人や犬と会ったりできる散歩が大好きなヨアンなので、その楽しみを1日でも長く感じることができるように家族として支えていきたいと思っています。 

            

 

税制優遇措置について

 

公益財団法人 関西盲導犬協会への寄付金は、申告によって所得税、法人税、相続税、一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。詳しくは、こちらをご覧ください。

 <領収書の発行について>
寄付をされた方には、寄付金受領後、当協会より「寄付証明書」を発行いたします。
 
・領収書名義:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。
・領収書発送先:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所に2024年10月中にお送りします。

・寄付の受領日(領収日):2025年10月10日付(READYFORから当団体への入金日)となります。

 


【ご留意事項】

▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。

▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。 

プロジェクト実行責任者:
平芳一法(公益財団法人 関西盲導犬協会)
プロジェクト実施完了日:
2026年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2025年度に関西盲導犬協会が管理する犬たちに関わる医療費に充当します。

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ギフト

3,000+システム利用料


【眼科検診1回分】ご寄付コース

【眼科検診1回分】ご寄付コース

●オリジナルカレンダー2026(壁掛け)1冊
●寄付金受領証明書
●お礼はがき

※写真はイメージです。

申込数
356
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

5,000+システム利用料


【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース

【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース

●オリジナルカレンダー2026(卓上)1個
※卓上タイプはクラウドファンディング限定です!
●寄付金受領書
●お礼はがき

※写真はイメージです。

申込数
173
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

3,000+システム利用料


【眼科検診1回分】ご寄付コース

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2025年10月

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