手術を待つ患者さんのために。手術室の増設・環境整備にご支援を!

手術を待つ患者さんのために。手術室の増設・環境整備にご支援を!

寄付総額

30,888,000

目標金額 12,000,000円

寄付者
492人
募集終了日
2025年11月7日

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プロジェクト本文

ネクストゴール達成のお礼
引き続きご寄付を募集しております

 

本クラウドファンディング「手術を待つ患者さんのために。手術室の増設・環境整備にご支援を!」に対しまして、SNSや新聞等を通じ多くの反響をいただき、2,500万円のネクストゴールも達成することができました。
 
現時点で421名様を超える多くの方々にご支援と応援をいただき、達成できましたことに、大変感激をしております。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
 
目標金額には到達しておりますが、最終日となる11月7日(金)23時までは引き続きご寄付の募集を継続させていただきます。ネクストゴールを超えていただきましたご寄付につきましては、引き続き、手術室増設に伴う費用の一部として充当させていただきます。
 
これからも地域の急性期医療に貢献するために、皆様の温かいご支援・応援の程よろしくお願い申し上げます。

 

2025年11月2日 追記
関東労災病院 副院長 
プロジェクトリーダー
東川 晶郎

 

関東労災病院には、7,000件を超える手術を担う現場があります。

しかし、10室の手術室では十分に対応ができていない現状があります。
緊急を要する患者さんを受け入れきれない現実、もっと早く手術を受けたいという声に応えきれないもどかしさ。働く医師やスタッフは、ひたむきに調整を重ねても、どうしてもお断りせざるを得ない状況に直面しています。

高齢化が進み、手術を必要とする人は今後ますます増えていきます。地域の命をつなぐそのために。私たちは「手術室をもう1室」増やすことを決意しました。これは単なる増設ではなく、一人でも多くの患者さんに希望を届けるための決意です。

しかしながら、本プロジェクトは当院だけでは実現ができません。物価高騰などの資金の壁が立ちはだかっています。それでも私たちは、諦めません。地域を支えたいという思いを胸に、クラウドファンディングという新しい挑戦に踏み出します。

「大切な誰かを救いたい」――その思いに、ぜひ力を貸してください。
皆さまのご寄附で、ひとつでも多くの命を未来へつなげたい。
どうぞご協力をお願いいたします。

 

手術を待つ患者さんのために。手術室の増設を

関東労災病院は、神奈川県川崎市中部地区の高度急性期を担う病院として、二次救急医療をはじめ、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、災害医療拠点病院として、地域医療を支えるためスタッフ一丸となって医療を提供しています。

 

 

当院では、年間7,000件の手術を行っておりますが、現在はその全てを10室の手術室で対応を行っています。しかしながら、現状の受け入れ枠の関係で、「早期に手術を希望される患者さんの要望に十分にお応えできていない」、「手術が必要な救急搬送患者さんの受け入れができない」という状況が発生しています。

 

関東労災病院の手術件数の推移 グラフ

 

 

現在の手術室の運用について

 

手術を実施するためには、機材準備、麻酔科医等の人材確保、機材の滅菌時間の確保、清掃時間などの事前準備が必要なため、基本的には手術室の枠予約が必須となります。患者さんにおいては、手術を行っても問題ないかどうかの術前検査を実施したのち、手術枠を確保した上での予定入院を原則としています。

 

 

予定した手術は、枠の想定どおりに終了するものもあれば、長時間にわたる場合、逆に短時間で終わる場合など様々です。必ずしも予定時間どおりいくわけではありません。実際、患部が癒着しているなどの理由で手術時間を延長するケースがあります。その場合、その後予定されていた手術がすべて後ろにずれるため、他の患者さん、関係スタッフに影響が出ます。

 

 

手術枠は、医師が外来の診療も並行して行う関係があり、さらに診療科ごとに手術日(時間、枠)が異なるため、各科の手術枠が限定されています。手術室は10床ありますが、それでも枠が足りないため、外科、整形外科、耳鼻咽喉科などの一部の手術枠の確保において、数か月待ち(長くて5か月先)という状況が発生しております。

 

●手術枠の現状以上の確保、変更は簡単に行うことはできません。

 

<スタッフからの声>

 

過去には、手術を待つ時間がない患者さんを違う病院へ紹介するケースもありました。当院での治療を希望されているのに、そのご要望にお応えできないのは私たちにもとても悔しいことでした。患者さんやご家族の方にとっても、遠方への通院やお見舞いにいかなくてはならないため、負担が大きくなってしまいます。

 

手術室が使われていない時間が極力ないように、体調急変による手術予約のキャンセルなども含め、手術室師長が中心となって医師等と調整し、できる限りの調整を実施しています。

 

それでも、救急搬送されてきた急変の患者さんに急遽手術が必要になった場合、手術室の予約状況により、既に予約をしている患者さんの手術時間をずらすなどの対応が求められます。しかし、手術室の予約がいっぱいで、手術予約をずらすことができない場合は、救急患者さんの受け入れをお断りせざるを得ないこともあります。

 

実際、骨折患者さんなど、比較的急を要する手術も数日待機いただかざるを得ない状況も発生しています。骨折手術の待機患者さんが多い場合は、骨折が疑われる患者さんの救急要請を断らざるを得ない場合も生じています。

 

 

手術室を1室増やすことができれば、上記の状況を少しでも改善できます。

より早い時期に手術を希望する患者さんのご要望にお応えすること、救急患者さんを受け入れ件数を増やしていくことができれば、地域医療への貢献にも繋がると考えています。

 

 

今後も増え続ける、手術のニーズ

 

当院がある川崎南部医療圏でも、特に65歳以上の高齢者人口の増加などにより、医療や手術に対するニーズも増加していくことが見込まれています(図1参照)。

 

(図1参照)<川崎南部医療圏 医療介護需要予測指数 (2020年実績=100)>
出典:日本医師会 地域医療情報システム(https://jmap.jp/cities/detail/medical_area/1405

 

高齢者特有の疾患で急増することが見込まれる疾患は、がん以外に、脳梗塞、誤嚥性肺炎等、大腿骨近位骨折等、心不全、白内障、認知症等があげられます。その中でも、脳梗塞や骨折、白内障は手術対象となるため、脳神経外科や整形外科、眼科の手術が増加見込みです。中でも脳梗塞の手術は緊急を要し、大腿骨近位部骨折も受傷後2日以内の手術が望ましいといわれています。

 

増え続ける地域の医療ニーズに応えるべく、設備や人員の増加を図り、一部休日や祝日にも対応ができるように取り組みを行ってきましたが、現状の手術室10室という限られた条件では対応しきれない事象も発生しており、手術室の増設は急務となっています。

 

 

クラウドファンディングを実施する理由

 

近年の物価・建築資材等の高騰、診療報酬改定、働き手の不足、医師の働き方改革への対応など病院を取り巻く環境は非常に厳しく、特に当院の病院経営は決して良い状況といえず、今後の医療機器、設備投資に影響が出始めている状況です。

 

なんとかこの状況を打破すべく、この度、手術室の増設工事を行うことを決断いたしました。しかし、安定した手術を行うためには増設工事に加えて手術室の環境整備がどうしても欠かせません。

 

そこで、ご賛同いただける皆様からのご寄附を募り、手術室の増設(1室)および環境整備に皆様のお力をお借りしたく、クラウドファンディングを実施することにいたしました。

 

 

クラウドファンディングには、資金調達だけでなく、地域医療体制の強化、当院の認知度向上、院内の団結力強化、そして何より地域の皆さまとの新たなつながりと共創という、かけがえのない価値があると考えています。

 

この新しい挑戦が、患者さんをはじめ地域のみなさま、院内職員、地域医療を支える全ての人々にとって“希望”や“誇り”となることを目指しています。

 

プロジェクト概要と
寄附金の使途内訳について

 

運営主体

関東労災病院

 

必要となる資金

▪️第一目標金額:1,200万円
・手術室増設にともなう費用の一部

・クラウドファンディング手数料 など

 

本プロジェクトの実施期間(予定)

2025年12月頃  引き渡し予定

※プロジェクトの進捗状況次第では、スケジュールが前後する可能性がございます。

※ 本プロジェクトはAll in方式で実施されます。寄附金総額が目標金額に達しなかった場合でも、集まった寄附金は手術室増設費用に充てさせていただき、必ず実施内容の通り実行いたします。

 

 

これからも地域の急性期医療に貢献するために

手術室を1部屋増設することは、私たちの理念である「地域のために、働く人のために、急性期医療・高度医療を提供する病院として最善を尽くす」を実現するための大きな一歩です。

 

新たな手術室の増設により、「救急車を呼んでも搬送先がなかなか決まらない」という事象を軽減し、これまで以上に多くの救急患者さんを受け入れることが可能となれば、地域の救急医療体制の強化にもつながると考えています。また、手術枠が増えることで、患者さんがご自身の仕事や生活に合わせて手術日を選びやすくなり、治療と仕事の両立支援もこれまで以上に充実できると考えています。

 

そして、今回増設する手術室は、手術支援ロボットの導入にも対応した設計となっており、患者さんや医療従事者双方の負担軽減を図りながら、より多くの手術を実施できる体制が実現できるものです。泌尿器科、産婦人科、消化器外科などをはじめ、幅広い治療を患者さんに提供できるようになると期待しています。

 

私たちは、地域の皆様のニーズにお応えした医療を提供するため、今後も理念を体現し続けてまいります。手術室増設の実現に向けて、皆様のご寄附とご支援を心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

メンバーメッセージ

 

東川 晶郎

(プロジェクトリーダー)

副院長/整形外科部長

 

 関東労災病院は、1957年の開設以来、川崎市中部地区の基幹病院として、70年近くにわたり地域医療に貢献してまいりました。昨今、物価が急激に高騰しているにもかかわらず診療報酬が据え置かれていることもあって、病院経営は厳しい状況にあります。そんな中、増加する手術件数に対応するために手術室を増設することは、喫緊の課題となっております。そして新たな機器導入と安全な手術提供には、手術室の整備が不可欠です。COVID-19パンデミック後の困難な経営下でも、地域中核病院として質の高い医療を提供し続ける使命があります。手術室増設は、患者さんの手術待機時間短縮、緊急対応、高度医療提供を可能にし、地域の方々が安心して医療を受けられる環境整備に繋がります。

 この度、本プロジェクト実現のためクラウドファンディングを実施いたします。

 皆様のご寄附が当院の医療体制を強化し、未来の地域医療を支える大きな力となります。温かいご寄附を心よりお願い申し上げます。

 

 

藤井 知紀

院長補佐/腫瘍内科部長

 血液内科・腫瘍内科の藤井知紀と申します。内科医の立場からも、当院の手術室増設クラウドファンディングにご協力頂けますよう、心よりお願い申し上げます。効果的な内科治療、薬物療法を実施するためには、腫瘍切除や生検といった外科手術が成功し診断を確定することが必須です。外科医が手術を行うことにより皆様のご健康を守り、その大切なバトンを第二走者であるわたくしども内科医が引き継いで参りたいと思います。

 健康及びいのちを守るリレーの第一走者である外科医が、より多くの手術治療を実施し更に地域医療に貢献できますよう、皆様のご厚誼を賜りたく何卒お願い申し上げます。

 

福屋 純子

看護部長

 

 日頃より、関東労災病院をご支援いただきましてありがとうございます。手術を受けられる患者さんの看護で私たちが大切にしていることは、手術を受けてから回復されるまで、安心と安全なケアを提供することです。手術室の増設は、より多くの患者さんに迅速に質の高い医療を提供できるだけでなく、より多くの命を救うことにつながり、私たち医療人にとりましても大きな喜びです。

 皆さまからのあたたかいご寄附が、地域住民の皆さまの笑顔につながる大きな力となります。ご寄附いただけますと幸いです。

 

 

いただいた応援メッセージ

 

大久保 壮哉 様

富士通フロンティアーズ キャプテン

 

富士通フロンティアーズ キャプテンの大久保壮哉です。


このたび、チームドクターとして帯同いただいている関東労災病院様の手術室の増設・環境整備を目的としたクラウドファンディングに富士通フロンティアーズとして賛同し、微力ではありますが支援させていただくこととなりました。

 

地域医療を支える関東労災病院様のこの挑戦が、地域に希望と安心をもたらし、1人でも多くの手術を待つ患者さんのためになることを願っています。

 

 

柳田 百織 様

富士通カワサキレッドスピリッツ

キャプテン

 

富士通カワサキレッドスピリッツ キャプテンの柳田百織です。


関東労災病院様の、手術室の増設・環境整備のためのクラウドファンディングに、私たち富士通カワサキレッドスピリッツも心から共感しております。


限られた設備の中で、少しでも多くの命を救おうと奮闘されている医師や看護師の皆さまのご尽力には、ただただ頭が下がる思いです。地域の皆さまが、より良い医療環境のもとで安心して治療を受けられますよう、チーム一同、このプロジェクトを応援させていただきます。
 

また、このプロジェクトを通じて応援の輪が広がることは、地域医療の重要性を改めて実感する貴重な機会ともなります。関東労災病院の皆さまの挑戦が、地域にさらなる希望と安心をもたらすことを心より祈念いたします。

 

 

寄附金に対する税制上の優遇措置について

関東労災病院は独立行政法人を母体としており、特定公益増進法人に該当しますので、税制上の優遇措置を受けることができます。

 

個人の場合

 

所得税法等の規定により「寄附金控除」の取扱いができます。

 

 

法人の場合

 

法人税法等の規定により一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で「損金」に算入することができます。

 

※詳細については、国税庁にお問い合わせいただくか、国税庁のホームページでご確認ください。

 

※寄附金領収書のお名前はギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での寄附金領収書が必要となりますので、ご注意ください。

 

※寄附金領収書の日付は、READYFORから関東労災病院に入金のある2026年1月の日付となります。このため、2026年の所得に対する確定申告(2027年2月受付開始)を行っていただくことになりますので、ご注意ください。

 

※寄附金領収書は、2026年1月以降、同年3月までに順次発送いたします。(ご寄附の件数によっては、発送までにお時間を要する場合がありますのでご了承ください。)

 

 


留意事項

▽ご寄附の前に、利用規約を必ずご一読ください。

▽ご寄附確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽ご寄附に関するご質問はこちらをご覧ください。

▽反社会的勢力等からのご寄附は受付できません。ご寄附にあたっては、独立行政法人労働者健康安全機構の寄附金受付に係る関連規程を必ずご確認ください。

▽本プロジェクトのギフトのうち、【関東労災病院ホームページへのお名前掲載】【関東労災病院内でのご芳名の掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
院長 根本 繁(独立行政法人労働者健康安全機構 関東労災病院)
プロジェクト実施完了日:
2025年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

関東労災病院が増設する手術室1室の工事費用、設備・機器購入費用に充当します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。

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※1:寄附金領収書の日付は、READYFORから関東労災病院に入金のある2026年1月の日付となります。2026年の所得に対する確定申告(2027年2月受付開始)を行っていただくことになりますので、ご注意ください。

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在庫数
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発送完了予定月
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