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佐渡が島の自然の中で、大人も子どもも共に遊び育つ居場所をつくりたい

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プロジェクト本文

日本海のまん中で

子どもが幸せな島をつくりたい!

 

子ども未来舎りぜむ

みなさんの熱い思いに支えられて続けていくことができます。

 

トキが舞う過疎高齢の島ー佐渡が島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私たちは、日本海に浮かぶ佐渡が島で活動している、一般社団法人潟上未来会議という団体です。

 子ども未来舎りぜむは、佐渡が島の潟上(かたがみ)という農村集落の中にあります。このあたりは、一度は絶滅に瀕したトキが野生復帰して飛び回っいる、緑豊かな農村地帯です。しかしこの地区に限らず、佐渡が島は、いや日本のすべての離島や山村は、激しい過疎高齢化の波に流されそうになっています。

 この潟上集落の住民が中心になって、過疎高齢化に負けない明るい未来を創ろうと「潟上未来会議という名のワークショップを繰り返す中で、未来を担う子どもたちの遊び場をつくろうということになりました。最初は集会所の駐車場を使って「一日プレーパーク」を実施しました。

 さらに常設の遊び場づくりをめざして、広い空き地がある故・渡邊利雄さん宅(空き家、屋号・利左衛門【りぜむ】)をお借りして整備を進めました。そして日本財団の「子ども第三の居場所」事業の助成を得て、「子ども未来舎りぜむ」を立ち上げるに至ったのです。

 

子どもたちは今

 今の子どもたちは、いじめや不登校といった深刻な問題をかかえていたりする一方で、昔のように集団で外遊びをすることがほとんどなくなっています。私たちはそんな子どもたちの明るい笑顔を見たくて、この取り組みを開始しました。

 どんな子どもも何かの課題をかかえていますが、ひとりでかかえこんでいて表に出しにくいのではないでしょうか。私たちは子どもたちの孤立が気がかりです。

 そこで私たちは、子どもたちが外で思いっきり遊んだり、地域のおとなと一緒に畑を耕したり、なかまと鬼ごっこをしたり、何もしないでのんびりと時を過ごすこともできる、そんな居場所をつくります。その中で、子どもたちがかかえている課題に向き合い、そっと寄り添いながら、子どもたちが自分で克服の道を探るのを手助けしたいと思います。

 地域のみんなで子どもの育ちを支え、子どもたちの元気が地域を励ます、そんな生き生きした地域社会をつくっていきたいのです。そのまん中に子ども未来舎りぜむがあり続けたいのです。

 

 

「子ども未来舎りぜむ」はこんな場所です

★「いつでも安心して帰ってこられる、みんなが大切にされる場所」です。

 りぜむは、誰もが安心して「ただいま」と帰ってこられる居場所です。「おかえり」と笑顔で出迎える人がいる、暖かい場所です。多様な生き方・考え方をみんなが大切にし、ゆっくりでも遠回りでもいいと思える場所です。

★「夢中になれる、没頭できる場所」です

 りぜむに行くと、ひとりひとりが遊びや暮らしの仕事など、好きなことに没頭できます。夢中になれる時間がここにあります。

★「生きた本ものの体験と出会い、成長できる場所」です

 りぜむでは、薪割りや家庭菜園など、暮らしの仕事を地域の大人から教わることができます。また、大人が子どもから教えられることもたくさんあるでしょう。それぞれが刺激を与え合いながら、成長を遂げていく場所です。

★「やりたいを叶える、行きたくなる場所」です

 りぜむの壁には、ここを訪れる人たちが実現したいことや将来の夢などが書かれた紙が貼られています。それをサポートできる人とつながったり、みんなで一緒に実現する。そんな、やりたいを叶える場所です。だから、行きたい場所なのです。

★「多様な人たちと交流し、つながる場所」です

 りぜむには、地域の子どもや大人のみならず、様々な地域から大人や子どもがやってきます。また、ふらっと訪れた旅人、移住希望者、大学生など、多様な人たちと交流し、つながることができます。

 

 そんな「子ども未来舎りぜむ」の取組を通して

 

日本海のどまんなか

 

自然いっぱいの佐渡が島で

 

おとなも子どもも共に遊び育つ居場所をつくりたい!

 

それが私たちの願いです。

 

みなさんの応援をお願いします。

 

 

今回の資金の使いみち

 

 皆さまからいただいた大切な資金は、一般社団法人潟上未来会議としての法人活動、また、現在の主な活動である「子ども未来舎りぜむ」の発展のために使わせていただきます。

 特に「子ども未来舎りぜむ」の活動に関しては、3年間は日本財団から運営助成が可能ですが、その後は自立する必要があります。そのため、2026年度以降の運営資金(水道光熱費や常勤スタッフ人件費など)が必要なことから、継続支援をお願いするものです。

 

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離島は過疎高齢化が激しい・・・・

 

 

 昭和30年に対して平成22年に全国の人口は1.4倍になりましたが、その中の離島は逆に6割も減っています。(総務省資料)

 

 その中で佐渡が島は今どうなっているかといえば、人口が年に千人ずつ着実に減少しています。

 過疎高齢化の「課題先進地」であることは間違いありません。

 

元気な地域・がんばる集落-潟上未来会議の取り組みを振り返って

 そんな厳しい環境の佐渡が島ですが、過疎高齢化に負けないで地域づくりを行っている元気な地域や頑張る集落がいくつも存在します。私たちの潟上(かたがみ)集落もその一つだと自負しています。

 地域ではトキの野生復帰のためのボランティア団体「潟上水辺の会」や伝統芸能鬼太鼓を受け継いでいる「潟上誠心会」、女性の活動組織「雪椿の会」などさまざまなグループが活発に動き回っています。

 「第1回潟上未来会議」はそうした地域の将来像をみんなで描いて、その実現のためにできることを楽しくやろう、という思いで2018年1月に開催しました。

 

立ち上がったさまざまなプロジェクト

 「やりたいこと」を具体化するために、いろいろなプロジェクトが立ち上がりました。最初に取り組んだのが、「佐渡トキマラソン」への私設エイドステーションの開設です。ランナーのみなさんにおにぎりをふるまい、伝統芸能の鬼太鼓で応援しました。

 地域の登山愛好家の指導で初夏と秋に行う「やさしい登山」は、小学生から高齢者まで参加して、今年で第10回目となりました。

 

「子どもの遊び場をつくろう(ワークショップ)」の取組

 このようにいくつかのプロジェクトが同時並行で立ち上がり、それぞれが取り組みを進めるようになったのですが、その中で中心軸となったのが「子どもの遊び場をつくろう」というワークショップの取組でした。とりあえずやれることからということで、地域の集会所の駐車場を使って「一日プレイパーク」を開催しました。

空き家の整備と子どもの遊び場づくり

 プロジェクトの話し合いの中で「常設の遊び場をつくりたい」ということになり、地域内のいくつかの空地のを検討、当時ご存命で東京に住んでおられた渡邊利雄氏宅(屋号・利左エ門【りぜむ】、空き家)の付属地が広くて最適ということになりました。渡邊氏の了解を得て、無償で借り受け、空き家と空地の整備に取り組みました(2018年~)。

 

 そして子どもたちと遊び場イベントを繰り返しながら、様々な手づくり遊具をつくってきました。

「子ども第三の居場所」事業への応募と採択

 こうした取組をさらに発展させるために、日本財団の「子ども第三の居場所」コミュニティモデルに応募することを決定しました(2021年4月)。佐渡市各部署との協議、佐渡市長との面談(2021年7月)を経て、2021年10月、一般社団法人へと法人化し、事業申請しました。

 2022年2月、財団より採択通知があり、4月より開設に向けた取組が始まりました。

 

 

子ども未来舎りぜむのオープンと運営開始

 こうして2023年1月16日、「子ども第三の居場所」として子ども未来舎りぜむがオープンしました。1月28日、多くの来賓や参加者が見守る中、子どもたち中心の楽しい開所式が行われました。

 運営は月水金土の週4日で、平日の朝8時過ぎには、学校以外の居場所を求める子どもたちが数人やってきて、自由に時間を過ごします。工作をしたり釣りに行ったり、いろいろな体験をしています。午後3時ごろから、地元の小学校に通う子どもたちがランドセルを背負ったまま「ただいまー!」と言ってやってきます。

 子どもたちは天気が良ければ外で、竹を素材とした手づくり遊具などを使って遊びます。一番の人気は、孟宗竹や太い真竹を使った巨大な竹アスレチックです。木と木の間に張った20mのワイヤーロープを滑り降りるターザンロープも人気です。

 子どもたちは遊びの名人で、あるものを使って様々な遊びをつくります。鬼ごっこならどんなところでもできます。竹アスレチックを飛び回りながら鬼ごっこをやるのです。

 室内では工作や漫画読み、ゲームなど、思い思いに過ごしています。宿題をやる子は、別の部屋で取り組んでいます。

 

 月水金の平日は、朝から数名の子が来ますが、午後3時ころから地元の放課後の子どもたちが来ます。

 土曜日には、地元の子どもたちだけでなく、佐渡島内のあちこちから親子連れ、家族連れで様々な子どもたちがやってきます。

 こうしてりぜむは多くの子どもたちとその家族たちの交流の場になっているのです。

 

りぜむをいつまでも!

 このように地域とそこに育つ子どもたちにとってかけがえのない居場所を提供しているりぜむですが、日本財団の助成は2026年3月末までで終了します。その後は自立運営をしなければなりません。私たちはそのためのビジネスづくりや助成制度の活用の検討などをしていますが、かなり道は険しいものと思っています。

 そのような中で、りぜむの価値を認めいただいて、その存続に力を貸してくださる方の支援をお願いします。

 

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コラム

 渡邊利雄さんは潟上出身のアメリカ文学者

 出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E5%88%A9%E9%9B%84」から抜粋(渡辺様のご遺族様から名称掲載の許諾を得ています)

渡辺利雄(わたなべ としお、1935年10月1日~2020年1月10日)は、日本のアメリカ文学者、東京大学名誉教授。

新潟県出身。1958年東京大学文学部英文科卒業、東京大学大学院修士課程修了、中央大学講師、助教授、1969年東京工業大学助教授、1972年東京大学英文科助教授、1987年教授、1996年定年退官後、日本女子大学教授。

2020年1月10日、急性骨髄性白血病のため死去。84歳没。

主な著書

『講義 アメリカ文学史』全3巻 研究社 2007 東京大学文学部英文科講義録

『講義 アメリカ文学史 補遺版』研究社 2009

『講義 アメリカ文学史 入門編』研究社 2011

『アメリカ文学に触発された日本の小説』研究社 2011

主な翻訳

『世界の名著 フランクリン自伝』中央公論社 1970。改訂版・中公クラシックス 2004

『マーク・トウェイン自伝 アメリカ古典文庫 6』研究社出版 1975

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』世界文学全集 54:集英社 1980

 

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コラム

 トキが羽ばたく里・潟上

 

               (写真提供:佐渡市・土屋正起氏)

 一度は日本の空から姿を消した国際保護鳥・特別天然記念物の鳥・トキ(Nipponia nippon)。その後、中国からの寄贈により佐渡で繁殖と放鳥が行われ、今では500羽を超えるトキが佐渡の野山や田んぼで暮らしています。潟上地区もトキたちの重要な生息場所となっており、水田やトキのエサ場ビオトープなどで餌をついばんでいる姿がふつうにみられるようになっています。

 潟上地域が様々な取り組みをしている中で、トキについては2004年から子どもたちのビオトープづくり体験や大人のビオトープ整備ボランティア作業などに取り組んできており、こうした活動が潟上未来会議や子ども未来舎りぜむの取組につながっています。

 

 

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私たちの思い

 

代表理事 板垣 徹

 

潟上水辺の会代表世話人

元JA佐渡理事長

トキの水辺づくり協議会会長

一般社団法人潟上未来会議代表理事

 

 子どもはコンクリートの都市で育てたくないという思いで佐渡に帰ってきて、はや50年になりました。そして今、未来社会を担う子どもたちの育ちを支えることができたらと思いながら、私自身、まだまだいろいろなことを学び育てられて行かなければならないと実感しています。

 

理事 本間 穂積

 元公務員・獣医師

 

 子どもたちが地域の人たちの中で元気に成長していく姿が見えるような居場所づくりを、皆さんと共に進めていきたい。絶滅が危惧された鳥、トキの保護増殖を少しお手伝いしてきて、こんな素晴らしい島、佐渡が島を子どもたちと一緒に守り続けたいと思っています。

 

理事 渡嘉敷 彩子  

元公務員・主婦 

 

 佐渡の昔ながらの手作りの生活に豊かさを感じ、味噌、醤油、梅干しや畑つくり、気が向けば割と気軽に羽釜でのご飯炊きなどを自分の子育ての中で、子どもたちと楽しんでいます。

 りぜむでそんなことをいろいろな方とともにできたら楽しいと思います。

 

 

理事 豊田 光世

新潟大学佐渡自然共生科学センター准教授

 

 りぜむに行くと安心する。りぜむに行くとワクワクする。子どもたち一人ひとり、りぜむに行く理由は違うかもしれない。いろいろな関わり方ができるように、みんなの居場所となれるように、多彩なトライアルを展開していきたいと思っています。

 

 

 

理事 小森 美紗

元公務員・地域おこし協力隊(潟上地域)

 

 佐渡が島の自然や伝統文化が好きで、移住してきました。

 誰にでも、学校や家庭など普段かかわっている場所以外の居場所があると、生きやすいのではないかな?と思います。

 りぜむがあなたや誰かのわくわくを叶えたり、一息つける場所になれるとうれしいです。わたしにとっても、ついつい居たくなってしまう、自分の家よりも楽しい場所にしていきたいです。

 

常勤タッフ 三浦 涼平

 

保育士

 

 子どもも大人も、佐渡の豊かな自然(海、山、川、森、湖、田)の中で、ありのままで過ごせるよう、一緒に遊び、見守っていきたいと思っています。

 応援よろしくお願いします!

 

 

スタッ 北見 和子

元公務員・主婦

 

 豊かな自然が周りにありながら、屋内でゲーム機で遊ぶ方が楽しいという子ども、学校でも家でも心が満たされない子ども。そのような子どもたちが生き生きと、心豊かに生きていくきっかけになるような居場所づくりをめざしています。

 

 

スタッフ 葉梨 久美子

 

元保育園園長

 

 子どもや大人が気軽に立ち寄れる場所をめざしながら、人々との交流を通じて社会や地域が一体となり成長を感じながら、家庭と地域で支える居場所づくりに取り組んでいきたいと思います。

 どうぞよろしくお願い致します。

 

スタッフ 板垣 千恵子

元養護学校(現・特別支援学校)教員

元不登校訪問指導員

 

 私は子どもが好きなのだと思います。子どもたちといると、心があたたくなり、自分の視線が柔らかくなっているのを感じます。子ども未来舎りぜむができるのが楽しみです。久しぶりに、読み聞かせやお芝居ごっこ、歌や踊りも一緒にできるかな?

 でも、自由とは最も難しい条件。さび付いたり折れたりしそうな自分の心を一番磨かなくては、と思っております。

 

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
板垣 徹(一般社団法人潟上未来会議)
団体の活動開始年月日:
2018年1月27日
団体の法人設立年月日:
2021年10月13日
団体の役職員数:
5〜9人

活動実績の概要

潟上未来会議は2018年地域住民のワークショップから始まり、空き家に隣接する空き地で子どもの遊び場づくりを軸として活動してきました。地域のおとなたちのボランティアワークで竹滑り台やジャングルジム、ターザンロープなどを整備してきました。また、地域の活性化をめざして、移住体験住宅の整備や空き家の管理、防災訓練を兼ねた芋煮会や木工ワークショップなど、さまざまな活動を行っています。このたび、日本財団の助成を得て空き家を改修、「子ども未来舎りぜむ」をオープンします。

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