ご支援金の一部をご紹介：映画「渇愛」映倫審査について

この度は、映画「渇愛」の上映にご支援いただき、心より感謝申し上げます。皆様からお預かりした大切なご支援が、どのように映画上映の一助となっているのか、その一部をご紹介させていただきます。

今回は、映画を劇場で上映するにあたって必要な手続きの一つである「映倫審査」についてご説明させてください。

映倫（映画倫理機構）とは、映画が社会や観客に与える影響を考慮し、その内容が法律や社会のルールに反していないか、特に未成年者の観覧に問題がないかを自主的にチェックする第三者機関です。映画製作者が自由に映画を製作できる環境を守り、同時に、観客の皆様が安心して映画を選べるように、映倫は映画の内容を審査し、その結果を4つの区分マーク（G、PG12、R15+、R18+）で表示しています。Gマークはどなたでもご覧になれる映画、PG12マークは12歳以上の方がご覧になれる映画、R15+マークは15歳以上の方がご覧になれる映画、そしてR18+マークは18歳以上の方がご覧になれる映画であることを示しています。

映倫の審査は自主的なものであり、特にインディーズ映画や単館系の映画館で上映される作品の場合、必ずしも審査を受けていないことがあります。映倫の審査を受けているかどうかは、映画のポスターの下隅に映倫のマークがあるか、上映開始前または終了後に映倫のマークが表示されるかで確認できます。

この度、映画「渇愛」はより多くの方にご覧いただくことを目指し、ロードショー上映を行うため、映倫の審査を受けることにいたしました。

基本審査料は、1分あたり2,300円+税

上限が120分の276,000円+税＝303,600円

その結果、基本審査料として約30万円の費用が発生いたします。このように、映画を映画館で上映するためには、映倫審査をはじめ、様々な費用が必要となります。皆様からの温かいご支援は、これらの費用を支える大きな力となっており、本当に感謝しております。

引き続き、映画「渇愛」を皆様にお届けできるよう、キャスト・スタッフ一同尽力してまいりますので、温かく見守っていただけますと幸いです。改めて、この度は誠にありがとうございました。