【新型コロナ】自社製造のフェイスシールドを全国の医療機関に。

 

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。加陽印刷株式会社です。創業50年以上になる老舗の印刷会社です。古くから紙の印刷を生業にしていましたが、2006年以降にプラスティックへの印刷を取り組み、クリアファイルなどの製造を主としております。

 

新型コロナウィルスの影響により、弊社の工場稼働率が1/3に激減致しました。弊社は下請けが殆どですので、お客様の活動自粛に伴い案件の受注が減少しております。しかしながら不況を嘆くよりも何かこの状況で世の中のためになる事を出来ないかと思いました。

 

弊社がフェイスシールドの原材料でもあるプラスティックを取り扱っているため、今回のコロナウィルスの影響に対して出来る最大の手段がフェイスシールドの生産だと考え、コロナウィルスと最前線で戦う医療従事者様へ届けようと立ち上がりました。

 

先立って、大阪市がフェイスシールドや防護服の不足を訴えていたので、4月23日、大阪市にフェイスシールドを1000個寄付させていただきました。その際は自己資金で寄贈を行いましたが、ここから全国の医療機関へと活動を広げるためには自分たちだけの力では、できることが限られています。

 

ただ、必要とされているからにはなんとかして方法を見出したいと考えてのクラウドファンディングでした。加陽印刷を応援してくださる皆さま、プロジェクトを後押ししてくださる皆さまと共に医療機関にフェイスシールドの寄贈を進めていきたいです。どうか後押しのほどよろしくお願いします。

 

 

 

対象

日本国内のコロナウィルス感染症医療機関（第一種）、特定感染症医療機関：合計57箇所

（許可をいただけた医療機関に対して寄贈をおこないます。）

 

なぜ、医療従事者に？

まずフェイスシールドを必要とされている場所は歯医者や薬局、スーパーマーケット含め多方面にありますが、第一線で24時間コロナウィルスと向き合い命を賭している、感染症医療機関を最優先と考え寄贈を進めてまいります。

 

受け入れ許可について

医療機関に問い合わせをさせていただき、5月1日現在で35の医療機関から受け入れ許可をいただけています。各医療機関のニーズに合わせて、1施設あたり200枚程度の寄贈を予定しています。

 

▼詳細
受け入れ可能：35医療機関
回答待ち：22医療機関

 

寄贈先一覧

成田赤十字病院／常滑市民病院／りんくう総合医療センター／市立札幌病院／盛岡市立病院／東北大学病院／秋田大学医学部附属病院／山形県立中央病院／自治医科大学附属病院／群馬大学医学部附属病院／公益財団法人東京都保険医療公社　荏原病院／福井県立病院／長野県立信州医療センター／岐阜赤十字病院／名古屋第二赤十字病院／市立大津市民病院／京都府立医科大学附属病院／大阪市立総合医療センター／堺市立総合医療センター／神戸市立医療センター中央市民病院／奈良県立医科大学附属病院／日本赤十字社　和歌山医療センター／鳥取県立厚生病院／松江赤十字病院／岡山大学病院／広島大学病院／山口県立総合医療センター／徳島大学病院／香川県立中央病院／愛媛大学医学部附属病院／高知県・高知市病院企業団立高知医療センター／長崎大学病院／熊本市立熊本市民病院／大分県立病院／宮崎県立宮崎病院

 

いつ届ける？

クラウドファンディングの募集期間と同時進行で製造を行い、完成したフレームから随時、必要な数を梱包・運送する予定です。

※進捗は随時新着情報にて更新していきます。
 

いただいたご支援によりできること
皆さまからいただいたご支援により、現在受け入れ許可をいただけている35の医療機関に合計7000枚程度のフェイスシールドを寄贈することができます。

※クラウドファンディングが不成立の場合でも自己資金でできる範囲でプロジェクトを実施する予定です。

 

寄贈物について

透明度の高いPETフィルムを材料としたフェイスシールドです。軽量なので長時間の装着も可能です。

 

 

世界中の医療従事者が必要としている個人防護具（PPE）の供給に応えるためニューヨーク大学が提供したオープンソースのフェイスシールドをベースにいくつか改善を行い設計をしました。

 

 

 

 

 

 

 

これまで、東日本大震災や大型の台風被害など、感染症に限らず日本は多くの災害が起こっています。その都度、大変な状況の方々に対して、何か企業として力になれないか、私たちにできることはないかともどかしい気持ちを持っていました。

 

先述の通り、私たちは普段プラスチックの製造などを行なっております。今この状況を乗り越えていくために必要なフェイスシールドを自社で製造し、現場で戦っている方に届けることが私たちにできることだと考えました。ただ、やはり一中小企業にできることは限られています。

 

だからこそ、今回皆さまのお力を借りながら最大限にお届けできる範囲を増やしていきたい思いです。私たち加陽印刷の想いにご賛同いただける方は、どうか少しでもご支援いただけますと幸いです。

 

皆でこの未曾有の事態を乗り越えましょう。ご協力よろしくお願いします。