【風の五重奏団】裾野市立富岡第一小学校に生の演奏を届けたい！

 

 

ありのみ株式会社は「制作を伴う演奏の仕事」のスムーズな進行を願い、ホルン奏者小川正毅が2007年に東京都武蔵野市に設立。

 

木管五重奏団❝風の五重奏団❞を中心にコンサート制作、CD製作のほかオペラ公演のオーケストラ制作、楽譜の製作、楽器、楽譜のレンタル等を行ってきました。

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以下、代表取締役小川正毅のプロフィールです。

 

木管五重奏団❝風の五重奏団❞（フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・ホルン）プロデューサー、ホルン奏者。

 

東京藝術大学卒業後、山形交響楽団、劇団四季ミュージカルオーケストラ等を経て、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア、フィルハーモニア東京メンバー、みたかジュニア・オーケストラ副指揮者。（公財）音楽文化創造認定の生涯学習音楽指導員A級、及び地域音楽コーディネーター資格を持つ。（一財）地域創造の公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト。

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東京都三鷹市の（公財）三鷹市スポーツと文化財団による「学校の音楽室でのコンサートとホールでのコンサート」を組み合わせた事業をきっかけに、2005年に結成された木管五重奏団❝風の五重奏団❞（フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン）。

 

 

 

結成以来18年間継続している三鷹市の事業の他、文化庁「芸術家の派遣事業」を利用される学校は年々増加し、2022/2023シーズンで全国各地の30校以上で200回以上のいわゆる「アウトリーチ」（主に学校の音楽室での演奏）を行ってきました。これまでの公演数は2000回を超えています。

 

この公演数は、一つの団体が行える限界と言える回数で、ここ数年はリモート公演の実現や、東京都による「アートにエールを」、文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」などに参加、動画制作にも積極的に取り組んできました。❝風の五重奏団❞facebook（最近の様子）はこちら

 

 

「芸術家の派遣事業」は、申請書類の作成が大変ではあるものの、学校単体で鑑賞事業を行うことが難しい地域、規模の学校が利用できることが大きな長所で、令和4年度までは申請を行えばほぼ実施することができていましたが、令和5年度はなぜか非常に多くの不採択校を出しています。

※「芸術家の派遣事業」についてはこちらから

※採択校などの最新情報はこちらから

 

（理由は非公開。傾向としては、地方、小規模校が切り捨てられているようです）

 

 

その結果、毎年❝風の五重奏団❞の演奏を楽しみにしていてくれていた学校、準備に数年かけてようやく今回、申請にこぎ着けた小規模な学校を含め、全国各地20校以上の児童生徒が、目の前で繰り広げられる生演奏を鑑賞する機会を失おうとしています。

 

別の予算を利用したコンサート開催の可能性を探っている学校もありますが、遠隔地ではそれも難しいのが現実です。

 

この事態を受け、何かできることはないかと考え、まず「できること」として思いついたのがクラウドファンディングでした。関係者の皆様をはじめ、全世界の皆様のご理解とご協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

2022年の夏に文化庁に申請した通りの内容（学校の音楽室を会場に１日あたり３公演を実施。学校により3または6または9公演。旅費、交通費等は規定に基づき演奏家毎に1円単位で算出し申請書類を作成しています）で、木管五重奏団❝風の五重奏団❞を中心としたコンサートを行います。

 

今回のプロジェクトでは、令和5年度の文化庁「芸術家の派遣事業」で❝不採択❞となった多数の学校のうち、裾野市立富岡第一小学校（静岡県）で2023年6月14,15日に1日あたり3回ずつ、合計6回のコンサート（木管五重奏団❝風の五重奏団❞を中心にした編成による演奏。会場は音楽室）を当初の予定通り行います。

 

「芸術家の派遣事業」は、令和4年度までは申請すればほぼ実施することができていましたが、令和5年度はなぜか非常に多くの不採択校を出しています。今回は1学期（2023年6,7月）に実施希望だった各地の学校のうち、学校名の記載に同意していただけた上記の学校を対象としています。

 

 

プログラムは学校毎に異なりますが、2023/2024シーズンの代表的なプログラムは、古典派の楽曲（ヘンデル、ベートーヴェンなど）、映画音楽（ジブリ作品より）、楽器のお話と演奏、ハンドベルを使用した共演コーナー（モーツァルト「カノン」。オリジナル演目です）。

 

そして現代音楽ですが奏者全員にセリフがある面白い作品、ベリオ「作品番号獣番」（❝風の五重奏団❞のCDは、この曲の日本語版唯一の録音）などを予定しています。

 

特に小学校では、プログラム最後の曲からアンコール曲への流れを実際のコンサートと同じように再現し、ちょっと敷居が高いと思われがちなクラシックコンサートにおける習慣も、同時に楽しく体験していただきます。

 

 

 

※イベントが開催できなかった場合の対応については、延期またはリモート公演として行います。リモート公演の場合にご支援金との差額が発生した場合は、今後の「風の五重奏団」の活動費に充てさせていただきます。

 

※万が一、今回の派遣事業で「繰り上げ採択」となり、演奏会を実施できることになった場合は、
今回校名を公表しなかった学校で演奏会を実施いたします。

 

なお、同様のプロジェクトを希望している学校は他にもありますので、今後もこの活動を継続していきたいと思います。

 

 

 

これまでに、演奏家として文化庁の事業には様々な形で30年以上携わってきました。文化庁の基本的な姿勢として、独自の予算だけでは開催が難しい地域や学校での各種公演のために、多くの労力と予算が使われてきたと思います。

 

確かに遠隔地での公演にはたくさんの困難が伴いますし、経済的な効率も良くありませんが、児童、生徒の皆さんが見せてくれる笑顔に大きな意義を感じて頑張ってきました。

 

今回の大きな方針転換は、地方、小規模校の大幅な切り捨てと言わざるを得ず、学校現場でも大きな疑問が上がっています。これでよいのか？今回のプロジェクトを機に、この国の文化施策について広く皆様のご意見を伺ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

学校での演奏は、聴衆にも演奏家にも決して理想的な環境とは言えない部分があります。しかし、全国各地のやる気と元気のある多くの先生方と、地域の皆様の熱意により、❝風の五重奏団❞は、長くこの活動を継続してくることができました。

 

その中で醸成されたプログラムは5枚のCDとなって、各サイトから配信もされています。（Youtubeによる自動生成「風の五重奏団トピック」は以下の通り3つ確認されています）クラシック、しかも木管五重奏という珍しい組み合わせのアンサンブルが、全国の聴衆と関係者に支えられて長期間に渡り活発に活動してきた非常に珍しい例と言えます。

 

CD「17のヴァリエーション」＆「世界の名曲メドレー集」

CD「作品番号獣番」

CD「動物の謝肉祭」

 

今回、この活動の大部分が消えてなくなろうとしています。しかし、皆様のお力でこのプロジェクトが成功すれば、新しい形の鑑賞事業として、特に地方、小規模校での貴重な体験を継続することができる可能性があります。

 

2学期以降に実施予定だった学校についても、今後継続してプロジェクト立ち上げられる状況になればと思います。

 

「楽しかった！」

「ずっと聴いていたい！」

「去年はただすごいと思ったけど、今年は楽器の音色が聴きとれた！」

 

など。

児童生徒の皆さんの笑顔に、またお会いしたいと思います。

 

 

これまでに演奏家として文化庁の事業には様々な形で30年以上携わってきました。文化庁の基本的な姿勢として、独自の予算だけでは開催が難しい地域や学校での各種公演のために、多くの労力と予算が使われてきたと思います。

 

今回の大きな方針転換は、地方、小規模校切り捨てと言わざるを得ず、学校現場でも大きな疑問が上がっています。

 

今回のプロジェクトを機に、この国の文化施策はこれでよいのかどうか、広く皆様のご意見を伺ってみたいと思います。なお、同様のプロジェクトを希望している学校は他にもありますので、今後もこの活動を継続していきたいと思います。