盛岡に障がいのある方が安心して過ごせる短期入所施設を！

 

 

岩手県盛岡市に、安心して利用していただける

ショートステイ施設をつくりたい。

ページをご覧いただきありがとうございます。「特定非営利活動法人ハートピュア盛岡」です。

私たちの運営する「ハートピュア盛岡」は、岩手県盛岡市にある、障がいを抱えた方を対象とする福祉サービスを展開しています。これまで20年近くにわたって支援を行ってまいりました。現在は、身体障がい、知的障がい、精神障がい、高次脳機能障がい、難病のある方たち約50人が利用しています。

 

その中で、「ハートピュア盛岡でもショートステイ施設が利用できたら嬉しい。」とのお声をいただき、地域の需要に応えるために、ショートステイ施設を2020年6月に開所することといたしました。

建設費用は自分たちで確保することはできましたが、建築費用が当初の予算を上回ってしまったため、利用される方が横になるためのベッドや食事をするために必要なテーブル、椅子、その他、宿泊するにあたり必要となる備品を揃えるためのお金が足りなくなってしまいました。

「備品の質を大幅に下げることによって開所することは可能だが、果たしてそれはすべての福祉事業が目指すべき『満足いただけるサービス』と言えるのだろうか」

と悩み検討をした結果、まず、私たちにできる精一杯をやってみようと決断し、備品の充足を図り、盛岡でこのサービスを必要としている方たちが満足してショートステイを利用することの実現のため、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。どうかあたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

地域に必要なサービスを提供していきたいという思いと、

利用者のご家族の安心のために。

 

私たちの提供する障がい者福祉サービスは、盛岡市より「支援費制度」という制度に則ったカタチで、利用者へサービスを提供した事業者・施設が、市町村に対し支援費（利用者負担額を除いた額）の請求を行い、市町村における審査を経て支援費が支払われるというシステムを通じていただいているお金で運営費用の多くを賄っております。

「税金をいただいて運営しているのだから、今、地域に必要なサービスを提供していきたい」

そう思い、必要だがまだ盛岡に足りていないサービスが何か、調査・検討をしていました。その中で大きなきっかけとなったのが、すでにハートピュア盛岡のショートステイ施設の利用を希望されていたKさんとそのご両親です。

 

Kさんはいつも笑顔を私たちに見せてくれる、とてもかわいらしい男性の方です。日中は、ハートピュア盛岡の事業所で時間いっぱいお仕事をされています。Kさんと一緒に生活しているご両親は、朝に送迎バスで迎えに伺うと、角を曲がって見えなくなるまで、手を振ったりお辞儀をしてくださる素敵なご両親です。

Kさんは、数年前に交通事故に遭ってしまい、脳の一部の機能が動かくなってしまいました。（高次脳機能障がいといいます。）もともとのKさんは、体を動かすことが大好きで、休日には友人たちとスポーツを楽しむようなアクティブな方でした。しかし、事故に遭ってしまってからは、思い出や友達など多くの大切なものを忘れ、考える力や言語の能力なども奪われてしまいました。ただ、両親のことは、かろうじて覚えていました。

Kさんのご家族は、多くのものを一瞬で奪われてしまったKさんの現実に、何度も心を突き刺され涙を流しながらも、『障がい者』と呼ばれる我が子を、大切な家族の一員として迎え、共に生活してきました。

しかし、月日を重ねるごとに、自分と息子との残された時間の決定的な違いを実感されていました。

 

『愛する我が子を親として最後まで見守りたい。でも、それができないことは分かっている』

『この子を残して先立つことがひどく心苦しい…！』

『たとえ私たちがいなくなってしまったとしても、この子が笑顔で生きていくためにはどうしたらいいのだろう。』

 

ご両親がもどかしさの中でやっとたどり着けた答えの一つがショートステイ施設でした。ショートステイ施設は、人がずっと暮らしていける場所（終着点）にはなれません。しかし、このときのKさんご家族のように、助けを受けつつ、親元を離れ自立していくための練習をするには最適な選択肢です。

Kさんご家族のように、愛する家族の将来を願って、このショートステイ施設を必要としているご家族の存在を私はまだまだ知っています。私たちは、そのようなご家族が、安心してお願いできるショートステイ施設を盛岡につくりたいと思いました。

 

 

 

ショートステイ施設を地域の皆様と完成させたい。

 

今回の挑戦では、2020年6月1日までに、就寝時に利用するベッドや食事をとるためのテーブルなどを購入し、ショートステイ施設の開設を目指します。

 

ハートピュア盛岡のショートステイ施設では、国家資格の精神保健福祉士資格を有する管理者の下、きちんと研修を受けたスタッフが対応する予定です。主に服薬の管理、食事提供、入浴見守り、その他必要な生活支援を受けられます。

 

いきなり家族のもとを離れて外部での宿泊は、ハードルが高いという方のために、宿泊をせずに数時間だけの利用体験をするといった臨機応変な対応をいたします。また、自力での食事や入浴が難しい方は、介助いたします。

 

 

 

 

地域に必要なものを、地域を想う方と一緒に築きたい。

 

このプロジェクトを通して、私たちが実現したい夢が三つあります。

一つ目は、利用者ご本人にとって心地よく、ご家族も安心して家族をお願いできるようなショートステイ施設をつくっていくこと。二つ目は、今地域でサービスを必要としている方々にこの支援が行き届くこと。三つめは、身近に障がいのある方がいらっしゃらない方に、このプロジェクトを通して障がい者と呼ばれる彼らとそのご家族の現実をもっと知っていただきたいということ。

そのためには、多くの協力者が必要です。福祉関係者の私たちだけでなく、地域に必要な施設を地域を想う皆さんと一緒につくっていきたいと思っています。どうか、あなたの尊いご支援のほど、よろしくお願いいたします。
 

 

 

リターンは心を込めて「手焼き珈琲」をご用意しました。

 

今回ご用意させていただいたリターンの中で、特に自信をもっておすすめしたいのは、岩手県で唯一、弊社だけが製造している『手焼き珈琲』です！

 

手焼き珈琲は、繊細な技術が必要であり、つくり手の腕によって味に大きな差が出ます。ハートピュア盛岡の手焼き珈琲は、試行錯誤を重ねてきた店長（職員）の技術と、一粒一粒丁寧にピッキングを行ってきた社員（利用者）の努力により成り立っています。

珈琲の心地良い焦げた香りとしっかり焼いたと分かる深いコクをここまで表現できるのは、手焼き珈琲だけです。その人気は、岩手県の多くのイベントでいつも売り切れてしまうほど…。また、お店には多くのコーヒー通の方がリピーターとしていらっしゃっています。

今回はこの手焼き珈琲をリターンとして用意させていただいております。新鮮な珈琲を心を込めておつくりいたしますので、この機会にぜひご賞味いただけたらと存じます。

 

 

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。