「人間の大地へ！」～シャクシャインの戦い～第１巻を出版しよう！

▼自己紹介

こんにちは。髙橋一哉です。22年11月のチュートーベン先生の漫画出版に際しては皆様の多大なる御協力により見事プロジェクト成功に至り大変お世話になりました。

この度いよいよ私のライフワークである「人間の大地へ！」の第１巻を出版するプロジェクトを立ち上げます。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

    今でこそシャクシャインの名前は教科書にも載る存在ですが、私が幼少の頃は、北海道の歴史は明治時代の入植者の開拓によって始まった、と習いました。つまり、それまでの北海道は只の未開の大地だったと教え込まれた訳です。北海道がその昔アイヌの土地であった事はそれほど和人に取って都合の悪い事だったのでしょう。

    今に続く350年以上に渡るアイヌに対する和人の優位性を決定付けたのが、このシャクシャインの戦いでのアイヌ側の敗北でした。アイヌ民族にとって長い苦難の歴史の始まりとなったこの民族独立戦争の全容、そして歴史上の空白にもなりかねない江戸時代前期の北海道の真実を広く知って貰いたい、と考えて漫画化を構想したのが20年前。企画を各漫画出版社、新聞社に打診しましたが、何処も色好い返事はもらえず（漫画編集部は「面白そう」だけでは扱えない～長編ノンフィクションとなれば、途中で打ち切りに出来ないため。新聞社はアイヌ問題に及び腰で）。只、いづれの編集者も是非描く事を薦めますと言ってくれました。（うちでは出せないけど描きなさい的な）この時点で自費出版しか道は無いと定め覚悟を決めました。

当初まず全話（60話予定）のネーム（構成下書き）を書き上げる事を目指して来ましたが、30話を越えた辺りで、このままでは作画する前に作者の寿命が尽きると考え、まず第１巻（全１２巻予定）を出版する事に目標を変更し、自費出版の為にクラウドファンディングで皆様の支援を募る決心をした次第です。

▼プロジェクトの内容

前回同様、皆様から資金を集め製本出版します。

今回は既に出版元は前回と同じエアダイブと決まっております。チュートーベン先生の打ち合わせ時に既に「人間の大地へ！」の自費出版する際は是非と言われており、仕様は本体モノクロ、表紙カラー（カバー無しの一体本）細かい書き込みを生かすため今回はB5版になります。現時点で見積りは300冊で682000円（税込）リターンに200冊以上、アマゾンでの流通販売100冊以上を考えております。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

6月末までに御支援を目標達成後めでたく終了し、8月末製本終了、順次リターンを行い9月末に完了したいと考えております

今回は広く購入して頂けるようにアマゾンでの流通を目標にしています。