老若男女、男山で元気に楽しく過ごせるあそびばを無料で続けたい

 

 

●ご挨拶

 

はじめまして。本田弘と申します。子ども大好き、機械いじり大好き、遊具、ゲーム機開発大好きの72歳です。土木機械をレンタル・修理する会社でメンテナンスの仕事をしていたこともあり、退職後京都市西京区の大枝沓掛町で、ショベルカーなど本物の工事機械や小さいお子さん用に自作したミニ工事機械を子どもたちが自分で動かして体験できる「京都ショベルカーランド」を始めて8年になります。運営は私ともう一人のボランティアさんの二人で続けてきました。

 

 

関東や九州からわざわざ来てくださる方もいらっしゃり、せっかく来ていただいたのだからゆっくり体験していただきたいと、予約制で最大1日6組の方に楽しんでいただいています。
 

自分の好きな機械いじりを通じて、たくさんの子どもたちやその親御さんに楽しく過ごしていただけることが嬉しく、子どもたちが目を輝かせて機械を動かしている様子を見て、こちらも元気をもらっています。

 

ありがたいことに京都ショベルカーランドの機材をレクレーションで体験したい、持ってきてほしいというお話も地域の商業施設や介護施設の方からいただくようになり、イベント出展や貸し出しもさせていただくようになりました。

 

●子どもはもちろん、高齢者の方も毎日元気に楽しく過ごせる場所をつくりたい

 

 

これまで京都ショベルカーランドでは子どもたちが主なお客さんでしたが、体と頭を使って機械を動かすのは介護レクレーションにもいいのではないかと、最近では高齢者施設からもお話をいただいています。また、高齢者の会合に行くと「何もすることがない日がある」「特に出かける場所がない」そんな言葉をよく聞きます。家にこもりきりになっていると、心も塞いでしまうし、気づけば体も衰えていってしまうのではないかと思います。

 

そこから、子どもたちに楽しく遊んでもらうのももちろん、高齢者の方が（自分もですが）日々元気に楽しく過ごすお手伝いもできたらと考えるようになりました。

 

しかし、京都ショベルカーランドは大枝沓掛町の山奥にあるため、特に高齢者の方だと来ていただくのが大変で、またこちらから機械を運んでいくのも一苦労です。また、1回きりの体験や交流ではなくて、同じ地域の子どもたちや高齢者の方が、いつでも気軽に遊びに来られるような場があると、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、一緒に機械やゲームで遊んだり、新しい居場所としてもっと楽しく過ごしてもらえるのではないかと思いました。

 

 

そこで京都府八幡市の商店街に場所を借りて、11月から「男山健康あそびば」として運営を始めました。これから地域の子どもたち、高齢者の方に気軽に来ていただけるように、引き続き無料でこの場所を使ってもらえたらと思っていますが、この先の継続を考えると、家賃や光熱費といった運営資金が足りない状況になっています。また、今皆さんに楽しんでもらっている自作の建設機械も、改修が必要な状態です。

 

ぜひたくさんの方にこの健康あそびばの運営を応援していただけないかと考え、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。地域の新しい憩いの場として、これからも続けていきたいと思っています。また、この挑戦をきっかけにたくさんの人に知ってもらえたらと思います。

 

温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

●子どもたちと親御さんの笑顔に支えられ8年

 

現役時代働いていた会社でも「建設機械を子ども向けのイベントに持ってきてほしい」という依頼がたくさんありました。しかし子どもたちはシートに座って写真を撮ってもらうだけ、おじさんに手を握られて操作するだけ…子どもたちの顔を見ていて、それだけじゃ満足できないよなあとずっと思っていました。

 

せっかく「はたらく車」に興味を持って、やってみたい！と思ってくれている。それならもっと本格的に味わってほしい。そんな思いと、機械いじりが好きだったこともあって、退職後に京都ショベルカーランドを始めました。

 

京都ショベルカーランドにはミニショベルカーが2台、軽ダンプカーが1台あり、そのほか子どもたち向けの自作のミニショベルカーやダンプカーといった「子ども建設機械」、ボールすくいゲームや絵合わせゲームなど、自作のゲームも置いています。

 

 

基本的には私一人ともう一人のボランティアさんで細々と営業をしていて、趣味でやっているようなものですが、わざわざ遠いところから足を運んでくれて、機械を動かす子どもたちのいきいきした笑顔を見るとき、そしてそれを嬉しそうに見ていらっしゃる親御さんの様子を見るとき、ここを続けていてよかったなあと感じます。

 

 

 

 

 

この子ども建設機械はあくまで子ども向けだと考えていたのですが、手先と頭を使うこともあり介護レクレーションにもいいのではないかというお話を知り合いづてにいただいて、介護施設にも出張で伺うようになりました。

 

高齢者の方ですとはじめは遠慮される方、「私にはできないわ」とおっしゃる方が多いのですが、だんだんと挑戦される中で「今度は私の番」と笑顔になっていただけたり、「久々に熱中した」「こんなに面白いと思わなかった」そんなお言葉をいただいたりします。

 

 

自分の作った機械で楽しんでもらえて、しかも元気を保つお手伝いができるならこんなに嬉しいことはありません。自分自身もこの機械を持っていろんな場所に出かけたり、人と交流したりで元気に楽しく過ごすことができているなと感じます。

 

しかし高齢者の会合に行ってよく聞くのは、「特に出かける用事がなくてずっと家にいる」「やることが何もない」「家以外に居場所がない」といった話です。毎日にメリハリがなくてつまらない、心の元気がなくなって、そのまま体も衰えていってしまう…この高齢者の方の引きこもり問題をなんとかできないか。そこで、子ども建設機械と子どもたちの笑顔、高齢者の方の笑顔が繋がりました。

 

街中に気軽に立ち寄れる場所を新しくつくって、子どもたちも高齢者の方も楽しく遊んで交流できるようにしたらどうだろうか。子どもたちは宿題を見てもらったり、昔の話や遊びを教えてもらったり、高齢者の方は子どもたちから元気をもらって、お互いに楽しく過ごしてもらえるのではないか。そんな居場所をつくりたいと考え、賛同してくれた仲間たちと「男山健康あそびば」を始めました。

 

 

 

 

 

2019年11月から運営をスタートして、ありがたいことにすでにたくさんの子どもたちに遊びに来てもらっています。ぜひ高齢者の方にも気軽に遊びに来ていただけたらと思います。健康あそびばには、こども建設機械のほかオセロなどのボードゲームやオリジナルの遊具・ゲーム機器などを置いていて、自由に遊んでもらえます。お茶とお菓子も用意しています。

 

 

また、高齢者の方向けには血圧測定や視力検査、体のストレッチ、運動など健康を意識したプログラムも用意しています。

 

お茶やお菓子を楽しみながらおしゃべりしたり。みんなで楽しく建設機械で遊んだり。子どもも高齢者の方も気軽に立ち寄って交流を楽しみながら、頭も心も元気でいてもらえたらと思います。

 

 

 

 

 

今回皆様からいただいたご支援は、この男山健康あそびばを無料で続けていくための運営費用として、大切に使わせていただきます。

 

まずはここ男山から、子どもたちも高齢者の方も集まって楽しく過ごし、頭シャッキリ、体スッキリ、心はホカホカの毎日を過ごすお手伝いができたらと思っています。

 

またゆくゆくは他の場所にもこのような「あそびば」を仕組みとして広めていき、毎日楽しく過ごす高齢者の方を増やしていけたらと思います。

 

放課後、子どもたちにとってはお母さんお父さんが帰ってくるまでの居場所や、気軽に遊びに来てお友達と遊んだり、おじいちゃん、おばあちゃんとお話する場所として。私も含め高齢の方にとっては、集まってお話したり、体と頭を動かしながら、子どもたちからも元気をもらえる場所として。長く続けていきたいと考えています。

 

温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

※本プロジェクトは、2020年08月31日まで男山健康あそびばの運営をしたことを以ってプロジェクト終了とさせていただきます。

※お名前掲載について、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。