現代のお寺のあり方を問う。見性院の原点回帰への挑戦。

支援総額

1,080,000

目標金額 800,000円

支援者
11人
募集終了日
2020年10月30日

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プロジェクト本文

 

新しい時代における「お寺の機能」、「僧侶の役割」、「あるべき姿」とは何か。

 

世の中の流れの中で、宗教の意義、お寺そのものの存在感/必要性といったものが、今あらためて問われているのではないか。

 

その答えを探し、一歩踏み出す挑戦をしたい。

 

 

 

曹洞宗見性院

 

熊谷市郊外に位置する曹洞宗見性院の23代目住職を務める橋本英樹(えいじゅ)です。当院は、およそ450年以上も遡る天正1573年に、建部源右衛門が開基した由緒ある曹洞宗のお寺です。

 

曹洞宗見性院23代目住職:橋本英樹

 

これまで寺院の経営は、檀家制度によって経済的な担保が図られてきましたが、この檀家制度そのものが時代の流れとともに、弱体化する中で、お寺を取り巻く社会環境は激変しています。

 

「お坊さんのいない葬式」、「お坊さんの派遣社員化」、さらには「オンライン葬儀」まで出現。

 

お坊さんの役割である「引導」、「授戒」、「懺悔」は一般人が行うことはできない宗教的な儀式にも関わらず、現代社会において、お寺そのものの存在意義が問われ、このままでは、「お寺不要論」がまかり通ってしまうのではないかと危惧しています。

 

寺院が担ってきたこれまでの役割期待を今後も果たしていくためには、時代のニーズにマッチした新たな経営手法を開発していく必要があります。

 

2012年6月に一早く「檀家制度」を廃止し、寄付・年会費・管理費を不要とし、さらに宗教・宗派・国籍を問わず、「みんなのお寺」を信条に新しいスタートを切りました。宗派や宗教、国を超えた「みんなのお寺」を目指し、未来志向と発想でもって、社会におけるお寺の在り方や役割を再定義したいのです。

 

 

現代版寺子屋への回帰を
宗教家として、人の死に寄り添い、生き方を学ぶ

 

新たなお寺のあり方を考えた時、寺子屋の原点にかえりたいと思っています。

 

寺子屋の原点とは何か。

 

コミュニティーの中心にして、様々な人が集い、学び、出会い、交流することのできる場です。コミュニティーの頼れる存在として、まさに「よろず相談所」の役割を担っています。

 

こういった現代版寺子屋への回帰を目指していきたいと思うのです。

 

そして、人生の終着となるのが人の死。「葬儀」からバックキャスティングし、人の生き方、あり方を考えていきたい。

 

 

今回、私たちは、霊柩車の購入をして、寺院自らご遺体搬送を行える体制を整えます。

 

多くの寺院は、霊柩車を持たず、これまで専ら葬儀社がこの役割を担ってきました。しかし、寺院自ら、霊柩車を保有しご遺体搬送を行い、埋葬に至る人の終活、全過程に関わります。

 

葬儀社主導でお経を読むだけではなく、宗教家として、人の死に寄り添うことができる。

 

安楽死、尊厳死など、医学や科学では答えの出せない議論において、人の死に寄り添う宗教家がどのような考えでいるのか、傾聴する必要があるのではないか。

 

450年の歴史的背景のある由緒ある寺院において、取り行われる宗教的儀式は厳かで、格式高く、ご遺族の亡き人への想いを込めた追悼を。葬儀・法事は寺院内本堂で、喪主様の意向を取り入れて手作りで、自由な形で催すことができます。

 

また、寺院自ら葬式の一連の流れに関わることで、生活保護者、低所得者、独居死、孤独死の方々への福祉的葬儀の実践が可能になります。身内に代わって付き添い、人としての最後の営みに寄り添います。

 

お葬式は、亡くなった人への尊崇の念を高め、その在りし日を偲び、人の生き方を学ぶ場でもあります。それを形式的に、マニュアル化することは許されないかと思うのです。

 

 

「みんなのお寺」としてのあり方を問い続けていく

 

「みんなのお寺」として、社会におけるお寺の在り方や役割を再定義したい。可能性を探っていきたい。


社会から見放されている人たちを助けるのが、お寺の本来の仕事だった。地域のコミュニティの中心にあるのがお寺の存在であった。それが失われつつある今、私たちは自分自身のあり方を問われ、今新しいあり方に向けて、一歩を踏み出そうとしています。

 

これからお寺が生き残っていくためには、経済的な自立と安定化が必要。檀家さんに頼らず自分たちで事業をやっていく新しいモデルを。


そして、当院でクラウドファンディングを成功させていただくことで、経済的苦境にある日本全国の寺院の経済的自立・再生モデルとなり、他の寺院の新しいお寺への変革を後押しできるような存在を目指したいと考えています。仏教界への貢献につなぐプロジェクトへ、背中を押していただけませんか。

 

「みんなのお寺」見性院ホームページ

 

寺名:万吉山 見性院 (まんきちざん けんしょういん)
宗派:曹洞宗 (そうとうしゅう)
本尊:阿弥陀如来 (あみだにょらい)
開創:天正年間 (1573~92)
代表者:住職 橋本 英樹
所在地:〒360-0161 埼玉県熊谷市万吉797

 

 

 

 

皆さまのご支援の使い道

 

車両購入費用    300万円
READYFOR手数料    22万円

 

*上記の一部として、皆さまのご支援を大切に使わせていただきます。

 

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

はじめまして、熊谷市郊外に位置する曹洞宗見性院の23代目住職を務める橋本英樹(えいじゅ)です。 当院は、凡そ450年以上も遡る天正1573年に、建部源右衛門が開基した由緒ある曹洞宗のお寺です。当院は、2012年6月に一早く「檀家制度」を廃止し、寄付・年会費・管理費を不要とし、さらに宗教・宗派・国籍を問わず、「みんなのお寺」を信条に再スタート致しました。IT技術が劇的に進歩し、「お坊さんのいない葬式」や「お坊さん便」など、宗教的儀式が簡素化、簡略化される中にあって、疎かにされがちな宗教儀式の本質を問い直し、ポストコロナ禍における弔い儀礼の新しいスタイルを創造したい願っています。 葬儀・法事は寺院内本堂で、喪主様の意向を取り入れて手作りで、自由な形で催すことができます。

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リターン

5,000


【みんなのお寺】選べるコース(住職法話 / 写経会 / 座禅会)

【みんなのお寺】選べるコース(住職法話 / 写経会 / 座禅会)

■ 以下の中からお選びいただけます。
お寺での住職法話 / 写経会 / 座禅会へのご招待:1人

支援者
0人
在庫数
15
発送完了予定月
2020年12月

10,000


【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

■ 見性院HPとお寺の掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)



支援者
3人
在庫数
46
発送完了予定月
2020年12月

10,000


【ご祈祷コース】

【ご祈祷コース】

■祈願儀礼への参列 (10名まで)
*ご希望は別途伺います。

例)
・交通安全
・家族円満
・無病息災(疫病退散)
・祈祷/祈願式

支援者
1人
在庫数
9
発送完了予定月
2020年12月

30,000


【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

■ 見性院HPとお寺掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)

支援者
1人
在庫数
9
発送完了予定月
2020年12月

50,000


【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

■ 見性院HPとお寺の掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)

支援者
0人
在庫数
10
発送完了予定月
2020年12月

100,000


【生前(普通)戒名】

【生前(普通)戒名】

■ご支援者様のご意向をお伺いして、戒名を授与させていただきます。

■ 見性院HPとお寺の掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)

支援者
0人
在庫数
10
発送完了予定月
2020年12月

100,000


【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

【見性院:新しいお寺のあり方への挑戦】応援コース

■ 見性院HPとお寺の掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)

支援者
5人
在庫数
5
発送完了予定月
2020年12月

500,000


【樹木葬】

【樹木葬】

■ 樹木葬 (可能な区画が決まっております) 区画予約

■ 見性院HPとお寺の掲示板に支援者としてお名前を掲示 (希望制)

■ご支援者様のご意向をお伺いして、戒名を授与させていただきます。

支援者
1人
在庫数
4
発送完了予定月
2021年3月

プロフィール

はじめまして、熊谷市郊外に位置する曹洞宗見性院の23代目住職を務める橋本英樹(えいじゅ)です。 当院は、凡そ450年以上も遡る天正1573年に、建部源右衛門が開基した由緒ある曹洞宗のお寺です。当院は、2012年6月に一早く「檀家制度」を廃止し、寄付・年会費・管理費を不要とし、さらに宗教・宗派・国籍を問わず、「みんなのお寺」を信条に再スタート致しました。IT技術が劇的に進歩し、「お坊さんのいない葬式」や「お坊さん便」など、宗教的儀式が簡素化、簡略化される中にあって、疎かにされがちな宗教儀式の本質を問い直し、ポストコロナ禍における弔い儀礼の新しいスタイルを創造したい願っています。 葬儀・法事は寺院内本堂で、喪主様の意向を取り入れて手作りで、自由な形で催すことができます。

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