気仙沼市復興祈念公園は令和3年3月11日に開園いたします。
大変ご無沙汰しております。
気仙沼市総務課復興祈念公園担当です。
1年ぶりの投稿となりますが、
プロジェクト終了のご報告を兼ねた投稿となります。
タイトルにありますとおり、
気仙沼市復興祈念公園がようやく完成いたしまして、
震災10年の節目の日であります3月11日(木)に開園いたします。
【開園情報】
●日時:令和3年3月11日(木)午後1時00分
●場所:気仙沼市復興祈念公園(宮城県気仙沼市陣山264番地)
※開園情報はこちらをご参照ください。
上の写真は、完成した公園をドローン撮影したもので、
中心にあります白いモニュメントが、
皆様に応援いただきました「祈りの帆-セイルー」です。
計画どおり、高さ10メートルで、内部に入り、
そこから望める水平線に向けて祈りを捧げることができます。
船体に使用されるアルミ鋼材でできています。
そして、構想段階の時にはなかった「とっておき」の工夫も、
モニュメントの中にご用意しました。
皆様ご自身でご確認いただければ幸いです。
さて、本来であれば、応援いただきました皆様に、
開園日にお越しいただきたいところではありますが、
コロナ禍にあって、それは難しいものと承知しております。
そのため、開園日に行う「モニュメント点灯式」を以下のURLで、
オンライン配信いたしますので、ご都合のつく方は、
ご覧いただきたく存じます。
【気仙沼市復興祈念公園モニュメント点灯式ライブ配信】
●日時:令和3年3月11日(木)午後5時50分~6時30分頃
●URL:https://www.youtube.com/watch?v=OzJpD7pviG0
※なお、公園にて観覧することもできます。
こちらで詳細をご参照ください。
* * *
気仙沼市は本クラウドファンディングを終えたのちも、
目標額として定めた5,000万円に達成するよう、
令和2年11月まで寄附募集を継続いたしました。
その結果、1,354名の方々から、
合計56,181,185円を頂戴するに至りました。
この金額はモニュメント・祈りの帆-セイル―、
犠牲者銘板への整備費用※に
充てさせていただきました。
※工事費は64,581千円。差額は市の持ち出しにて充当。
* * *
気仙沼市は東日本大震災によって
甚大な被害を受けたまちでありますが、
そこからの10年の歳月において、
予想もしない機会や新しい出会いに恵まれ、
世界中から温かい励ましをいただきました。
このモニュメントは、その証となるものとして建立を目指しましたが、
やはり、その建立の道中でも皆様に共感を得られなければ、
実現しえないものであります。
こうして、最終的なご報告をできるに至りましたことは、
平易なことではありませんし、
気仙沼市という自治体だけでも実現いたしません。
皆様に頂いたお力添えのおかげであります。
心からの感謝申し上げます。
コロナ禍が落ち着きましたら、
どうぞご来園いただければ幸いです。
また、落ち着くまでの一つの楽しみとして、
モニュメント点灯式のライブ配信をどうぞお楽しみください!
それでは、また!