プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

練習と工夫があれば義足でも山を走れる。その事を多くの人に知ってもらいたい。

そして過酷なトレイルランに挑む義足ランナーを支援したい。

 

はじめまして。ウルトラランナーの西川雅明です。普段は「ふくろう」とニックネームで呼ばれています。私はここ数年、様々な障害をもつ人をサポートしながらウルトラマラソンやトレイルランを走ってきました。今回は義足ランナーと一緒にトレイル(山道)に挑みます。


義足でも練習と工夫によってトレイルを走れることを多くの人たちに知らせたい―――それが今回のプロジェクトのねらいです。そのための普及活動に少しだけ皆様のお力を貸していただきたいのです。

 

 

2016年4月、ハセツネ30(奥多摩トレイルレース)にチャレンジした藤澤孝浩とサポートチーム

 

 

練習と工夫で壁を乗り越え、世界を開こうと意欲をもつランナーを知り、

私はそんな義足のランナーをサポートしたいと思い、チームを編成しました。

 

義足で果敢にトレイルにチャレンジするランナーがいることを知ったのは、昨年ある雑誌を読んだときのことです。20年前に鉄塔からの転落事故で開放骨折し、左脚を膝下から失うことになり、失意に打ちのめされながらも痛みを忘れるため、走ることにこだわるランナーの記録でした。


そのランナーは札幌在住の藤澤孝浩さん。「トレイルを走る義足ランナーはまだいない。だからやってみたい」。今でも痛む左脚を、脊髄に低周波電気を流す刺激法とモルヒネでカバーしながら、新しい世界を開こうと練習に立ち向かう姿に強い共感を覚えました。


私は早速、藤澤さんと連絡を取り、サポートを申し出てチームを編成しました。練習と工夫で壁を乗り越えようとする姿勢を多くの人に知らせたいと思いました。

 

義足ランナーが走ることを他選手に知らせるプレート

 

義足でのトレイルランを広く知らせるために必要なこと。

そして過酷なトレイルランを走りきるために。

 

義足でのトレイルランを広く知らせるために必要なことは3つあると考えました。

  1. 実際にレースを走ること、
  2. それに向けてトレーニングと技術開発をすること、
  3. その記録を取りまとめて伝えることです。

ただ自分たちで走るだけでは伝わりません。伝えるには取り組みの過程を記録し分析し表現することが重要です。実際のレースは、11月に群馬県神流町で開かれるレースを選びました。27kmに出走します。そのためのトレーニングは、専門トレーナーがついて行います。11月までのプログラムを組んで弱点を攻略します。

 

ですが、技術開発は手探り状態です。何しろ日本には先達がいないわけですから。でも世界にはいます。香港に義足のウルトラランナー、馮錦雄(Kam Hung Fung)さんです。砂漠250kmを義足で走りました。

 

8月末にこの人に会うため香港に行き、一緒に練習しました。Fungさんとそのサポートメンバーと半日を過ごし、より効果的な不整地の走り方とチームワークの大切さを学びました。こうした取り組み過程で得られたノウハウは資料としてまとめます。義足トレランを多くの人に知ってもらうために活用したいと考えています。

 

香港のウルトラ義足ランナー馮錦雄選手(左)と香港針山にて練習

 

 

障害を持つ人が当たり前に野山をかけ巡る日を目指して。

 

資料配布、ネットでの発信を通じて、多くの人に義足トレランを知ってもらいたいと思います。脚を失って苦しんでいる人の励みになることを願います。何かを失った人は必ず苦しい時期を過ごしますが、視点を変え、新しいことに取り組んだとき、世界が広げられることをひとつの事例として提供したいです。人々が元気になるきっかけづくりができればいいと思っています。

 

みなさまには、この普及活動の費用の一部をお願いします。障害を持つ人が当たり前に、野山をかけ巡る日が来ることを、プロジェクトメンバーとともに思い描きながら、応援していただけると嬉しいです。

 

ロードを走る藤澤孝浩(ハスカップ・トライアスロンにて)

 

資金使途について

レース参加旅費: 40,000円
パンフレット作成費: 19,540円
リターン購入費:   11,000円
郵送費: 11,100円
手数料他:   18,360円

計100,000円