本日(2019年5月20日)、東京国立博物館にて令和元年度「日本遺産(Japan Heritage) 認定発表及び認定証交付式」が行われ、「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』~」が正式に日本遺産として認定されるとともに、文化庁のホームページで公開されました。

 

6月中旬から「道の駅あびらD51ステーション」に展示される蒸気機関車「D51 320号機」もその文化財構成に含まれています。

 

「炭鉄港」日本遺産認定記念
「追分SL保存協力会」日本遺産登録記念撮影

 

【安平町長コメント】

【安平町:蒸気機関車D51 320号機】
日本の近代化と戦後の高度経済成長を石炭の鉄道輸送で支えてきた安平町。その歴史と文化を継承するため保存している蒸気機関車「D51 320号機」が日本遺産に登録されたことは、この上ない喜びです。『道の駅あびらD51ステーション』にまもなく展示いたします。ぜひ皆様お立寄りください。
 

安平町長 及川 秀一郎

 

炭鉄港表紙
「炭鉄港」とは「北の産業革命」ストーリー。「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」それらを繋ぐ「鉄道」

 

【「炭鉄港」とは】

「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」とそれらを繫ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた「北の産業革命」をひとつのストーリーとして、空知の炭鉱遺産、室蘭の工場景観、小樽の港湾そして各地の鉄道施設などを紹介するものです。

 

「炭鉄港推進協議会」は、炭鉄港の日本遺産申請や認定後の関連事業の推進について協議するために設置された団体です。

(構成員=赤平市、小樽市、室蘭市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、三笠市、栗山町、月形町、沼田町、安平町の12市町で、代表自治体は赤平市)

http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/tantetsukosuishinkyogikai.htm

 

日本遺産HP
「日本遺産」は文化庁が認定する日本の文化・伝統を語るストーリー

 

【「日本遺産」とは】

「日本遺産」は、文化庁が認定する文化・伝統を語るストーリーであり(文化財そのものが認定の対象となるわけではありません)、それを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図る制度です。

 

ストーリーのタイプは、単一の市町村内でストーリーが完結する「地域型」と複数の市町村にまたがってストーリーが展開(複数の市町村に下記「ストーリーの構成文化財」が所在)する「シリアル型(ネットワーク型)」の2種類があり、「炭鉄港」は「シリアル型」です。

 

ストーリーを語る上で不可欠な文化財群(ストーリーの構成文化財)は、地域に受け継がれている有形・無形のあらゆる文化財を対象であり、昭和50年代から40年にわたって「追分SL保存協力会」によって大切に保存されてきた蒸気機関車「D51 320号機」も、その文化財構成に含まれています。

 

日本遺産の認定基準としては、興味深さ、斬新さ、訴求力、希少性、地域性の観点から総合的に判断され、将来像と実現に向けた具体的な方策が適切に示されていることが求められます。

(今回申請されたものと認定されたもののリストはこちら

 

文化庁行政
日本遺産ホームページより「日本遺産とは」

 

「日本遺産」ウェブサイトには、認定による効果として、地域住民のアイデンティティの再確認や地域のブランド化等にも貢献し、地方創生に資するものとなると記されています。

 

追分」は石炭輸送鉄道の分岐点として開かれたまちであり、国策によって夕張の石炭輸送が廃止された後、北海道を横断する鉄道「石勝線」の要衝という新たな使命が与えられた地域です。

 

「日本遺産」の「炭鉄港」というストーリーの構成要素として、北海道の歴史を伝える道の駅「あびらD51ステーション」へ、この歴史の転換点を体感しにお越しください。
 

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