特急「おおぞら」が活躍した十勝管内において、最も高いシェアを誇る十勝毎日新聞(2月23日付)で、札幌圏NOW「失われる文化に支援を〜『おおぞら』車両保存構想」という見出しでご紹介いただきました。

 

 今回のクラウドファンディングでは、タイトルを「北海道・鉄道史の誇り。往年の『特急おおぞら』を国鉄色で未来へ」と表現している通り、石勝線が開業して札幌圏と十勝管内を結んだ特急「おおぞら」の記念すべき車両を「失われる文化」として保存していくことを大きな目的としています。
 

十勝毎日新聞1

 

 JR根室線や石勝線を走る特急「おおぞら」の車両として1981年から活躍し、3月のダイヤ改正で引退が決まっている特急用ディーゼル車両「キハ183」の初期型先頭車両を文化財として保存しようと、札幌の「北海道鉄道観光資源研究会」(永山茂代表)が、インターネットで出資を募るクラウドファンディングを利用し、実現のための支援を求めている。
 同車両は「おおぞら」の顔として2001年まで使用していたが、現在は定期運行していない。現在残る5両が廃車される予定で、同会がJR北海道から有償譲渡の承諾を得て保存に向けて動いた。すでにクラウドファンディングの第1目標金額である610万円は達成し、1両は胆振管内安平町に来春オープンする「道の駅あびらD51ステーション」で、SL機関車D51と並んでの常設展示が決まっている。
 現在は第2目標として、もう1両を安平町鉄道資料館(旧追分機関区)に展示するために必要な1100万円の達成を目指し、3月30日までの支援金の募集を行っている。
 同会の永山代表は、道の駅などでの車両保存を通して、地域おこしや観光資源としての役割に期待を寄せる。「鉄道車両の保存というと、いわゆる鉄道マニアのコレクションと思われがちだが、鉄道車両という失われつつある文化財を地域の方と保存するのが意義」とするが、実際支援金を寄せた多くが、貴重な文化財や遺構としての保存を求めているという。
 矢野友宏事務局次長は「道の駅では屋外に展示していつでも見てもらえるように、2両目は文化財としての保全を目指している」と話す。
 寄付は一口5000円からで、リターン(返礼)として寄付金額に応じて同車両の絵はがきや写真集などを用意している。詳細は同会のホームページへ。

 

十勝毎日新聞2

 

 十勝毎日新聞では、2月9日付で新得支局からの情報発信としてもご紹介いただいています。これからも、追分と新得を結ぶ石勝線の特急「おおぞら」の繋がりで、十勝管内の方々からの関心も集めていきたいと考えています。

 

十勝毎日新聞3

 

 

 

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