2017年~19年の計3回の救援プロジェクト支援に感謝です
2020年(令和2年)新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
弊会は今月18日(土)19日(日)から、新しい年の修復活動が始動いたします。
昨年の第三弾のプロジェクトの成立により、大きな修復救援の目途が付き 累計3年間3回の旧別府鉄道キハ2号救援プロジェクトクラウドファンディングをファイナルとさせていただきました。おかげさまでキハ2号も劇的に蘇ってまいいりました。これもひとえに述べ約400名のご支援者の皆様に累計約500万円のご支援いただいた賜物です。ありがとうございました。
我々、旧別府鉄道キハ2号を守る会が2013年から始めたキハ2号の修復救援活動、最初は朽ち果てようとしていたキハ2号の姿に絶望的な衝撃を受けたことがきっかけで始めたこの活動ですが、6年間のうち最初の3年間は絶対的な資金不足のために素人集団だけでの作業だけで修復が遅々として進まず、まさに劣化との戦いで危機的な状況でしたが、2017年の第1回から始めたクラウドファンディング、今回の第3回目により、キハ2号は劇的に今まさに蘇りつつあります。またこの3年間のプロジェクトにより当初予想もしないほどの支援の輪が広がり、修復を大きく前に進めさせていただくことができ、多くの皆様にキハ2号を救っていただいたと言っても過言ではありません。
昨年の11月10日(日)開催のキハ2号公開イベント「円長寺駅まつり」にて修復状況のお披露目を支援者の皆様、市民の皆様向けにさせていただきましたが、キハ2号は側引戸、内装材の修復も進み、救援すべき状態から維持メンテナンスの状態に大きく前進をすることができました。今回ご支援いただいた資金は 、全額、側扉の新生と再生、内装品の修繕のために使用させて頂いております。まだまだ修復の作業は諸課題を残しながらも、少しずつクリアしながら、2020年も修復作業を継続させていただきますが、さらに新しい時代につないでいくために、修復作業を引き続き前に進めさせていただきます。
お約束しておりました支援いただいた皆様へのリターン品は昨年末にはすべて発送・到着も確認させていただきました。
1月12日(日)15時~にはテレビ大阪主催の鉄道博2020のステージイベントにて、これまでの活動報告を兼ねての弊会の講演会を開催させていただく機会をいただきましたのでもし可能であれば、足をお運びいただければ幸いです。
3年間の長きにわたる多くの皆様のあたたかい応援とご支援に敬意を表し、重ねて感謝申し上げます。
2020年(令和2年)1月1日
旧別府鉄道キハ2号を守る会 代表 誉田 勝(こんだ まさる)