支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 905人
- 募集終了日
- 2024年3月29日

昭和の地下鉄・銀座線の電車を解体から救え!銚子電鉄から未来へ

#地域文化
- 現在
- 3,190,000円
- 支援者
- 153人
- 残り
- 14日

「京都丹後鉄道」応援PJ第1弾|ありがとうタンゴ・エクスプローラー

#地域文化
- 現在
- 4,329,000円
- 支援者
- 322人
- 残り
- 18日

“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ活動で鉄道会社を応援したい!

#観光
- 総計
- 39人

九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を

#国際協力
- 現在
- 12,540,000円
- 支援者
- 647人
- 残り
- 10日

【継続寄付】DD51技術支援・鉄道を通した日タイ友好活動を続けたい

#地域文化
- 総計
- 55人

第二期|鉄道発展の礎を築いた最古の電車「京都電気鉄道電車」を守る

#地域文化
- 現在
- 805,000円
- 支援者
- 59人
- 残り
- 49日

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける

#子ども・教育
- 総計
- 647人
プロジェクト本文
達成のお礼とネクストゴールについて
この度は皆様のご支援やご声援のおかげで、無事に第一目標を達成することができました。本当にありがとうございました。
開始当初から中盤にかけて、一時はどうなってしまうのかと毎日心配な状況でありましたが終盤戦に突入しほぼ奇跡と言って良いほどのご支援急増にただただ驚いたところでありました。 つまりこれほど多くの方々がキハ28の修繕を願っておられることだという証明であり、大変嬉しく思います。
無事にキハ28の車体修繕および塗装の目処がたちました!!
そこで残り期間、次の目標を設定し、最後まで走り切ることを決めました。
1100万円まで集まった資金については、
●腕木信号機の再設置
1300万円まで集まった資金については、
●東国吉支線、旧貨物ホーム部分キハ28入線整備工事
もし1600万円まで集めきることができれば、
●東国吉支線 旧貨物ホーム改修、国吉駅0番線プラットホーム設置
を行う予定です。
今後さらなる躍進を遂げることが出来ますよう、皆様へ今後とも変わらずご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
いすみ鉄道気動車保存会 代表 鈴木和之
2024年3月25日追記
数あるプロジェクトの中で本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。いすみ鉄道気動車保存会代表の鈴木和之です。
この度、いすみ鉄道の貴重な国鉄型気動車の今後を考える任意団体として、いすみ鉄道気動車保存会を設立させていただきました。まずは私鈴木の自己紹介、そしていすみ鉄道、いすみ鉄道気動車保存会についてご紹介させていただきます。
いすみ鉄道は、房総半島の太平洋側にある大原駅と、房総のへそと言われる中心部にある上総中野駅を結ぶ、26.8kmの第三セクター方式の鉄道です。
四季折々の自然の中を走る鉄道ですが、春の時期は沿線約14kmに点在する菜の花が有名で【菜の花列車】とも言われます。年によっては、菜の花と桜が同時に見られる事もありたくさんの方々にご乗車頂いております。
台湾国鉄と姉妹鐵道締結をしており、車内に台湾のランタンを飾った台湾ランタン列車も運行中です。また、過去には国鉄時代の車両・キハ28でレストラン列車や居酒屋列車やウェディング列車など、各種イベント列車を開催しており、予約の取れない列車として一躍有名になり、メディアにもたくさん取り上げられました。
現在もキハ52は毎週土曜日に急行列車として運行しており、鉄道ファンのみならずご家族連れや女性にも大変人気を集めています。
いすみ鉄道気動車保存会のご紹介
現在いすみ鉄道国吉駅に保存しているキハ28-2346号車と、国鉄時代勝浦機関区に所属し旧木原線でも活躍した経歴のあるキハ30-62号車の機能保全、車体維持修繕を通じて昭和の鉄道車両を保存し、同時にこの貴重な車両の観光利活用を目指す任意団体として設立しました。
委員の中には鉄道会社運転士や駅長、ディーゼル車両保守スペシャリストの方々がいらっしゃいます。まだまだ設立したばかりではありますが、このクラウドファンディング挑戦を契機に本格始動することになります。キハ28とキハ30は現在営業運転には使えない状態ではありますが、当面の走行には問題は少ない状態ですので、このまま朽ちてゆくのは非常に勿体ない!ということで保存活動を通じた観光利活用が主な目標になっております。
今後のロードマップというかあくまで夢である部分も含めたお話でありますが、現在保存対象車両が在線している国吉駅側線(通称東国吉支線)を舞台に、貨物ホームを利用した国吉駅0番線ホーム整備(昭和時代を再現したプラットホーム)、長期保存対策用施設(屋根・保守施設等)建設、走行見学施設などなど保存環境整備と並行し昭和の産業遺産でもある貴重な車両を利活用し、沢山のお客様をお呼びできるよう夷隅地域のアイデンティティーになるような観光施設への完成を目指して活動してまいります。
また、皆様により身近に保存車両へ親しむことができるファンクラブ会員制度や、各種イベントもいすみ鉄道株式会社やいすみ市、各関係団体とともに検討してまいります。数々の夢のような計画ではあり原資も伴っておりませんが、まずは一歩一歩確実に保存車両の保守修繕活動を行ってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
鈴木和之(すずきかずゆき)
いすみ鉄道気動車保存会 代表
1973年9月9日生まれ、生まれも育ちも千葉県御宿町。本業は同町で建設会社の代表をしております。物心ついた時から鉄道好き。3歳の頃、母の用事で連れられ見た小田急ロマンスカーの優雅さ・洗練されたデザインが強烈な印象で、以来鉄道好きに。自宅後ろを走る外房線を見て育ち、特急わかしお183系の運転士になりたいと思っていた。急行電車「外房」165系153系が特に好きで、勝浦に車庫があった木原線キハ35系も回送で走っているのを毎日眺めていた。
小学校高学年で木原線に足繫く乗り鉄に。中学高校時代は2月から3月に多数走っていたお座敷列車などを牽引するディーゼル機関車を好んで撮影。中学2年生の時に木原線は第三セクターいすみ鉄道となる。高校の時、先生がいすみ鉄道活性化委員の一員で、SLを使った活性化を検討したが物理的に難しかったと聞き、その当時でも減少傾向にあった国鉄型気動車車両を走らせたほうが良いのではと思っていた。
その後、鉄道からいったん離れるも、小湊鐵道キハ200運転体験募集をたまたま見つけ初参加。あまりの面白さに以降開催のたび参加し、当時の職員さん達の暖かい人柄も魅力で小湊鐵道好きとなり、ブログ「房総横断鉄道の夢に乗る」開設。貸切運転体験制度を利用し、東日本大震災復興応援運転体験イベントを開催。
2009年、鉄道ビデオ販売会社パシナ倶楽部で存在を知っていた鳥塚氏がいすみ鉄道社長に就任、その後キハ52導入を鉄道雑誌で知り衝撃が走る。過去に自分が朧げに思っていた事を実現してくれた鳥塚社長にシンパシーを感じ、手伝いたいと思うようになる。2011年、キハ52貸し切り列車に乗車する機会があり、その際鳥塚氏と初めてお会いし、キハ52導入のお礼を言った。
その後縁があって国吉駅活性化に寄与する観光駅員ボランティア活動に参加。観光助役として活動。2012年2月より春の多客対策の案内係としていすみ鉄道でパートタイム職員初仕事。以降鉄道知識を駆使して、夏の親子イベントやその他鉄道イベントのスタッフ、キハ列車アテンダント、記念切符企画、グッズ開発、鉄道イベント出店スタッフ、キハ列車イベント企画など従事。キハのヘッドマークを自ら製作しイベント列車を運行するなど。
国鉄型気動車の活躍を延命させたい為、キハオーナーサポータ制度の再起を計画、キハ倶楽部設立企画運営。運転体験好きの経験を活かし、キハ30運転体験事業を企画運営。災害で不通になってしまった鉄道会社との応援コラボ記念乗車券企画(小湊鐵道、くま川鉄道)、キハ28引退に係る一連のイベント等企画、運営他、グッズ開発・販売にも寄与。近年では出番は少ないものの、この2月でいすみ鉄道パート職員として関わり丸12年となる。
続いて、今回皆様からのご支援で修復する「キハ28-2346号車」のご紹介をいたします。
現在いすみ鉄道国吉駅に保存されているキハ28-2346号車は、1961年より製造が開始されグループ総勢約1800両が全国で活躍した国鉄急行型キハ58系気動車(ディーゼル車)のうちの1両で、2012年10月にいすみ鉄道株式会社へ譲渡されました。
この車両は約59年前の1964年4月に、当時の帝國車輛工業株式会社にてキハ28-346号車として製造され、国鉄米子機関区へ配属されましたが、その年の夏季期間中は千葉地区の押し寄せる海水浴客に対応するための援軍として一時千葉機関区へ転属し、当時の内房線、外房線にて活躍した記録が残る車両であります。また当時の千葉地区は昭和36年頃よりキハ28形が活躍を開始し、総武本線電化の昭和50年まで長きに渡り準急・急行列車として、東京の両国や新宿から出発し安房鴨川や銚子などへ往復する列車などで大活躍。まさに千葉非電化時代の代表形式でもあります。
キハ28-346号車はその後、冷房改造にてキハ28-2346号車とされ、国鉄からJRになっても生き残り、山陰地方から北陸地方を点々としながら、JR西日本最後のキハ58系4両のうちの1両として高山本線で活躍後に引退しました。そしてその後いすみ鉄道に譲渡され、2013年より温暖な千葉県にて第二の活躍をすることとなりました。
いすみ鉄道譲渡後は観光急行列車として、常に大人気で予約も困難なほどの人気となったレストラン列車をはじめ、その他随時開催されたビール列車、居酒屋列車も大人気でありました。また国鉄型の人気を活かし、鉄道ファン向けのイベントである夜行列車や、国鉄時代の全国各地で同系が活躍した急行列車を再現したヘッドマークイベントなど多彩な活躍を成し遂げました。またメディアにも登場する機会が沢山あり、沿線ではその勇姿を捉えようと沢山のカメラマンが押し寄せ、いすみ鉄道沿線地域のイメージアップや活性化にも寄与。まさにいすみ鉄道の牽引役、エース車両として功績を残しました。
しかしながらまもなく車齢も60年に迫る中、唯一キハ58系の現役車両であったこともあり、走行系、冷房系のOEM部品枯渇を主原因とする維持管理の困難さ、また鉄道車両の車検にあたる全般検査もエンジンのオーバーホールはじめ多額の資金が必要であることから、社内や関係自治体との相当な度重なる議論の末に、2022年11月27日に定期運行を終了することになりました。
この決定がされた当時は本当に残念で、とても悔しかったのを今でも覚えております。特に最終期間中には沢山のお客様が訪れ、惜しまれながら営業運転を終了。現在は車庫の大多喜駅からいすみ市の国吉駅に引っ越しをして、運転体験線路(通称東国吉支線)としてキハ30-62号車とともに保存されています。
この国吉駅は、いすみ鉄道が現在のような観光鉄道として知られる以前よりお客様のおもてなしや沿線案内、各種イベント開催、駅裏の広場での花壇の整備や草刈などの環境整備を地元の方々が中心となって行っていただいております。「日本一賑やかな無人駅」を目標に活動されており、現在ではこの駅を目当てにお越しになるお客様も沢山います。
この盛り上がりを見た他地域の方々が共感され、各種活動に参加いただいたり、招いていただいたりと交流も生まれ、何もない無人駅がいすみ市でも屈指の観光スポットとして確立をされました。
車両保存環境としても、他の駅にはない比較的広い構内が存在したことも選考理由にはなりましたが、こういった素晴らしい駅に保存されることから、キハ28の保存活動を通じて車両・地域ともにさらなる魅力の創出を図っていきたいと強く思う所存であります。
キハ28-2346号車の所属する国鉄キハ58系気動車は、その使命であった急行列車が時代とともに減少した中でも、普通列車、快速列車として使用されたり、国鉄からJRに移管されてもなお多数の車両が生き残り活躍を続け、鉄道ファンのみならず多くの皆様にも記憶の片隅に存在するような車両です。
また日本の車両史における「国鉄型気動車の代表形式」と形容しても過言ではなく、歴史的鉄道車両としても大変貴重であります。
いすみ鉄道においても前述のような功績を残し、いすみ鉄道人気の屋台骨であったその活躍ぶりはまさに偉業と言ってよいと思います。
しかしながら、現在の車両保存状態は非常に悪いです。いすみ鉄道現役時代は相方のキハ52が外で停泊していた中、キハ28は1両分の長さである車庫の中で暮らしておりました。それが奏功して、JR西日本から譲渡前に同金沢総合車両所松任本所にてキハ58系急行色塗装へ施工されて以来、塗装の堅牢さも相まっていすみ鉄道在籍中の約8年間は1度も塗装更新工事をされておりませんでした。それでも引退2年前からさすがに塗装の劣化や車体の損傷が発生しはじめ、現在では車両全体に渡って傷んできております。
具体的な説明ですが、まず元々車両構造の弱い部分である雨樋の腐食が進んでおり、各所に穴が開いてる状態です。この部分より車体への錆び垂が発生し非常に痛々しい状態になっております。また客用窓の下隅R部分各所においては、元々水が溜まりやすい構造からほぼ全箇所において水の侵入が発生しており、内部の錆により外板の膨張が見られ非常に憂慮すべき状態となっております。もともと車庫へ入りきれない連結側の車両端部は全体的に痛みが酷く、全体的な外板修繕工事が必須です。
これらの劣化・損傷箇所を修繕していきたいのですが、まずは雨樋損傷部撤去と新規製作、および腐食防止と外板腐食部取替など、車両全体に及ぶ大規模な下地板金工事の施工を行わないと、益々痛みが進行してしまい、また現在の状態で小修繕の上塗装を施工してもすぐに塗装ともに崩落することが容易に予想できます。
キハ58系の保存車両は全国各地に存在しますが、首都圏では希少な存在でもあります。またこの現役最後の1両として、どうしても再度綺麗な国鉄急行形気動車色を取り戻し、いすみ鉄道や中房総地域のシンボルとして外観復活を成し遂げたいのです。
今回皆様からいただく支援金の使い道は、キハ28-2346号車の外板板金工事と塗装工事を考えていますが、その補修方法の程度も悩みの種でした。
まず、現役車両レベルの修繕方法にてこの先長年使用するに耐える施工計画について、お隣小湊鐵道さんでキハ200形気動車などの外板補修および塗装工事を手掛けている鉄道車両塗装専業の会社さんに見積もりをしていただところ、同じような鉄道車両の塗装代金としてはあまり聞かない金額で正直狼狽えてしまいました。次に地元業者に、あくまで保存車両としての比較的簡易な板金補修無し、全パテ埋めでの塗装見積もりをお願いしたところ、前述よりは安価な反面、保存車両ベースの修繕だと車両の寿命も短くしてしまうという、金額とは違う心配が出てきました。
どちらが最善か。いすみ鉄道前社長が約5年前にクラウドファンディングを実施した際の私自身の経験も含め、同様の経験者や諸先輩方の意見を広く聞きましたが、正直なところ賛否両論でありました。
キハ28形は国鉄型気動車の代表格であること、また往年の活躍を称える意味でも、どうしても悔いが残るやり方、妥協するような方法ではやりたくありませんでした。
そこで、時間は掛かってしまいましたが、再度業者さんと交渉しました。何より渉外担当の方は大の鉄道ファンであり鉄道車両に対する想いが非常に強く、それゆえ昭和36年から製造が始まった小湊鐵道さんのキハ200形でもダメージ大だった車両を、その手腕で大変綺麗に塗装してしまう技術力は実車で証明されています。どうしてもこの方にお任せしたい、そうでないと後悔をすると思いました。
ネックとなる工事代金額ですが、まず電気ジェネレーターの準備と足場工その他仮設工事費については、お金のかかる方法を選択した責任として、実行者である私自身が今まで11年間いすみ鉄道職員としていただいた給与を原資として負担することとしました。
また板金および塗装工事費については、施工会社と交渉を重ね、品質を下げることなく再度施工計画の変更等で板金工事のボリュームを下げる価格調整に成功し、業者様の多大なる企業努力のお陰で何とか納得のいく金額まで工事費を抑えることに成功いたしました。
目標金額:1,000万円
資金使途:
今回クラウドファンディングでいただいたご支援は、キハ28-2346号車の板金および塗装工事に使わせていただきます。以下内訳です。※諸税を含みません
- 雨樋一部交換、客用窓・便洗面所部腐食外板補修・その他付帯作業(¥2,810,000)
- パテ工事、塗装工事(¥3,330,000)
- クラウドファンディング返礼品製作費および送料(¥1,250,000)
- その他各種雑費、READYFOR手数料
今回、クラウドファンディングでの資金調達をお願いしなければならない理由と、その趣旨をご説明いたします。
なぜ修繕の主体がいすみ鉄道ではないのかと思われる方もいるかと思います。当該鉄道会社は第三セクターで設立されており、自治体等からの補助金を使って維持されている会社です。現役車両の維持により鉄道利用者の安全を確保することを第一に活動しており、今回のような保存車両の修繕などは必然的に優先度が下がってしまい、そこまでの資金捻出が難しい状況です。
しかしながら、当車両は引退したとはいえ、「廃車」ではなく「休車」扱いの車両で、一応はいすみ鉄道に車籍を残した車両でもあります。この「休車」扱いは、たとえ絶望的でも確率が1%以下でも「現役復活の道筋」を残しておきたいと熱望するたくさんの人々の想いの結果でもあります。
ただし、休車とする期間についても、それ相応の状態を保持しなくてはならない決まりにもなっておりますので、疎かにすると車籍抹消に繋がってしまいます。そこが当面の課題であり、何とかしなくてはならない懸案事項となっております。そこで私たち保存会が立ち上がったわけですが、このクラウドファンディング挑戦への決断は、いすみ鉄道や自治体とも多くの協議を重ね、全者が最適と考えた結果です。
本クラウドファンディングは投票としての意義も持ち合わせています。ただ皆様からお金を頂戴するばかりではなく、このプロジェクトにどれだけ意義があるのか、そして賛同していただける皆様がどれだけいらっしゃるのかを証明するまたとない機会でもあります。
キハ28-2346号車が現役の頃は、同車を楽しみにご乗車されるお客様や、その勇姿を撮影されているお客様で沿線地域にたくさんのお客様がいらっしゃいました。特にキハ28を使用したイベントでは、かつて同形式が活躍した四国や九州など遠方からお越しになるお客様も多数いらして、こんな遠い所までと恐縮してしまうほどでありましたが、同時に大変嬉しい気持ちになり、この車両の魅力に改めて驚いたこともありました。
今でも鉄道ファンの皆様の熱意は半端ではなく、色々な趣味活動であったり、地方鉄道のボランティアだったりと熱量が高い皆様が非常に多く、文化的価値として素晴らしいものがあります。また、いすみ鉄道国鉄型気動車を大事に思ってくださる皆様はたくさんいらっしゃいます。その皆様の熱意と鉄道ファンの意地、ひいては高尚で奥の深い鉄道趣味文化を世に知らしめる表現の場としても有効だと考え、今回の挑戦を何としても成功させ、鉄道ファンやいすみ鉄道、キハ28に対する皆様のお気持ちをあらわしていただきたい。そんな想いで、クラウドファンディングへの挑戦に踏み切りました。
今後いすみ鉄道では、キハ28-2346号車を展示運転や運転体験など、動態として保存する計画を考えております。そのため、同じ国鉄型気動車であるキハ30-62号車も保存されている国吉駅の運転体験線路(通称東国吉支線)に搬入しました。そうすることにより、キハ28-2346号車の機能保全と経年劣化防止にも期待ができます。
いすみ鉄道気動車保存会として、いすみ鉄道動態保存計画に賛同し協力しながら、クラウドファンディングにて美しい国鉄急行形塗装の姿にて走る姿を取り戻し、またいすみ鉄道にお客様をお呼びしたいと思っております。
さらに、国吉駅保存施設の拡充を目論んでおります。見学や乗車体験のために旧貨物ホームを昭和の国鉄プラットホーム風に改修したり、保存のための屋根建設、さらには東国吉支線の側線支障箇所改良など、「国鉄気動車レールパーク」なる施設への昇華、そしてゆくゆくは「国鉄気動車王国千葉の復活」を目指して行きたいと思っております。ぜひ皆様とご一緒に、またキハ28が地域を盛り上げる主役となるような夢を実現したいと熱望いたしております。
田中 しほ
いすみ鉄道気動車保存会 事務局
はじめまして。いすみ鉄道気動車保存会事務局の田中しほです。
鳥塚前社長時代にいすみ鉄道営業企画課に在籍し、このキハ28でさまざまなイベントに携わってまいりました。会長である鈴木とはいすみ鉄道時代からお世話になっておりますが、キハ28への熱い熱い想いに賛同し今回事務局という形で関わらせていただいております。
キハの夢を終わらせない!を胸に実現に向け、会長とともに頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
太田 洋
いすみ市長
いすみ市は、千葉県の東南部、九十九里浜の最南端に位置し、都心からJR外房線特急で約70分と比較的近い距離にあり、いすみ鉄道の出発の地であります。里海、里山、田園地帯を有し、今、移住の人気の地であります。
いすみ鉄道の歴史は古く、昭和5年に大原町と大多喜町間が開通し、国鉄木原線としてスタートいたしました。昭和9年には上総中野まで延伸され、通勤通学、商いの足として利用されてきましたが、昭和62年国鉄の民営化に伴い木原線は切り離され、翌年には、県、夷隅郡市が中心の第三セクターの鉄道として再スタートを切りました。
大原から小湊鉄道を経て市原市五井を結ぶ車両はキハが中心で、四季を通して中房総路を走り抜け、沢山の人がキハに乗って思い出をつくってくれました。この懐かしく思い出多いキハを、この際、残し、後世の人に見てもらうことは、今を生きる私たちの責任と考え、いすみ鉄道気動車保存会の皆さんが中心になって保存することになり、私も高校に通う時、キハに乗って通学したことを思い出し、ぜひ、貴重かつ全国で一両しか無いキハ28-2346を残すことに賛同いたしました。
この車両が、板金塗装を施すことで輝きを取り戻し、同じく国吉駅に保存されているキハ30形の車両と共に、現役時代さながらに多くの人が集い、楽しみ、親しめる場となり、いすみ地域の活性化の一翼を担っていただけることと大いに期待しております。
昔の古いものをすべてなくす風潮の中で、鉄道の歴史を何処かで残すことが求められています。このことを考え、1人の力は小さくとも全国の賛同する皆さんと結集してキハ車両の保存を行い、将来は国吉駅を鉄道の歴史がわかるレールパークをつくるという計画も、全力で応援したいと思います。
主旨にご賛同いただき、多くの皆様のお力添えをよろしくお願いします。
古竹 孝一
いすみ鉄道株式会社 代表取締役社長
いすみ鉄道株式会社 代表の古竹孝一です。
日頃は我々の活動に対してお力添え、また長く応援をいただきましてありがとうございます。またキハ28-2346保存プロジェクトにご支援賜り、重ね重ね感謝申し上げます。
2018年に社長就任しまして台風、豪雨、コロナと立て続けに被災に遭いましたが、社員と共に乗り越えて参りました。いすみ鉄道には、国鉄時代経験者も含め、経験豊富な先輩方が寄り添い、汗を流して下さっている賜物だと感じております。
今年6年目を迎えておりますが、「温故知新」という言葉がいすみ鉄道には最も適しているのではないかと感じています。
そんな中、前任鳥塚社長時代に購入したキハ28には先人の技術、歴史が刻まれていると感じます。就任当初壁にぶつかった時は、検修庫にあるキハ28を眺めては「次の一手は何か」と、重厚感のある車両に投げかけていたことを思い出します。
キハ28は当初の計画では、2019年に定期運行を引退する予定でしたが、ご支援いただいている千葉県、大多喜町、いすみ市、勝浦市、御宿町のご協力により2022年11月27日まで定期運行することが出来ました。そして定期運行終了後の現在は、国吉駅にて動態保存を目標にすすめています。
また、皆様ご存知かと思いますが、昨年9月には台風13号の影響で創業以来一番大きな被災を受けました。当初被災箇所を見た時は、どこから手をつければいいのか…という気持ちになりましたが、眺めながら、鉄道の基本「安全」「繋ぐ」そして「走り続ける」事を是が非でも取り戻したいという気持ちになりました。
当初の目標でもありました「年内復旧」を目指し、たくさんの方のご尽力を賜り約3ヶ月半で、全線開通することができました。一昨年は26年ぶりの新入社員にも恵まれ、昨年も新入社員を採用しました。育成者含め個々が課題解決といすみ鉄道の未来について真剣に取り組んでいます。
古き良き時代の車両を甦らせ、エンジンの鼓動に歴史を感じながら自分の人生の1ページに記憶される事を期待しております。
最後になりますが、キハ28-2346保存プロジェクトにご支援いただきました皆様、今後もキハ28といすみ鉄道を応援の程よろしくお願い申し上げます。
鳥塚 亮
えちごトキめき鉄道株式会社 代表取締役社長(前いすみ鉄道株式会社 代表取締役社長)
皆様こんにちは。えちごトキめき鉄道の鳥塚です。
今回いすみ鉄道のキハ28-2346の板金と塗装を運転体験用に保存するということで、クラウドファンディングをはじめられます。
キハ28-2346は元々昭和39年に新製車当時に房総千葉に配属された由緒ある車両です。しばらくJR西日本の山陰や北陸の方で活躍しましたが、安住の地ということで房総半島に戻ってきて、皆様の夢を叶えてくれるというお仕事をしてくれております。
本線走行は終了しましたが、運転体験や乗車体験をできるように国吉駅で整備をして今後残していくということですので、皆様方ぜひぜひご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
▽クラウドファンディングでのご支援は、寄付控除にはなりませんのでご注意ください。
▽ご支援のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
▽リターンの各種企画は、新型コロナウイルス感染症等の影響により今年の実施などが難しい場合、期日を遅らせて実施する場合もございます。予めご了承ください。
▽リターンの対応予定月につきましては、製造・発注状況等の影響により、当初の予定より遅れる可能性がございますので、予めご了承ください。
▽支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
▽リターンにつきましては制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。また、達成後に既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
▽リターンの性質などに鑑み当社の判断でご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
▽お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix」をご確認ください。
▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 鈴木 和之(いすみ鉄道気動車保存会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年3月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
いすみ鉄道気動車保存会が、キハ28の修繕・塗装を行うための費用を集める。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
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リターン
23,460円+システム利用料

New!【駆け込み乗車!最後の一押しコース】“2346”0円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき(キハ28)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
58,000円+システム利用料

New!【最後の峠を一緒に越える!コース】“58”000円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき3種(キハ28、キハ52、キハ30)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
23,460円+システム利用料

New!【駆け込み乗車!最後の一押しコース】“2346”0円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき(キハ28)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
58,000円+システム利用料

New!【最後の峠を一緒に越える!コース】“58”000円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき3種(キハ28、キハ52、キハ30)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月