情報の壁を取り払う「医療介護基金事業まるみえくん」を完成させたい。

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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は8月30日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼プロジェクトの概要

 地域毎に大きく異なる患者・利用者の医療・介護ニーズに適合した、「地域医療構想」と「地域包括ケアシステム」を実現するため、消費税増収分を財源とした基金制度が創設されました。基金を活用した個別事業の実施状況は厚生労働省の「医療と介護の一体的改革」ページで公開されています。

 本プロジェクトでは、公開されているpdfファイルから個別事業の情報を抽出・一覧化し、様々な切り口から事業を検索可能な見える化ツール「医療介護基金事業まるみえくん」を構築いたします。本ツールは医療・介護に携わる様々な立場の方にご活用いただけると考えております。

▼プロジェクト実施者が想定する「医療介護基金事業まるみえくん」の活用例

 【患者・住民】

  自身が居住している地域(構想区域)で、どのような事業が実施されているのか把握。

 【メディア/議員】

  都道府県ごと、事業区分ごとに、どの程度の予算が執行されているか把握。

 【行政/地域の委員会・関係団体】

  他の都道府県で、どのような事業を実施し、どのような指標を使って評価しているのか把握。

 【医療者・専門家】

  基金の事業対象となる、地域で優先度が高いと判断されている医療・介護の課題を把握。

 【民間(サービス提供者)】

  他県の実施事業等を参考に、行政への事業提案。基金をベースにした補助金公募への事前準備。

 

▼プロジェクト成果物となるツールの概要

 ツールとしては図1のように、ブラウザ上で、誰でも、簡単に、操作できる形態を予定しており、現在α版を公開しております。

 検索エンジンに「基金まるみえ」とご入力いただきますと、α版のページが検索結果として出てまいりますので、一度ご覧いただけると幸いです。プロジェクト完了後に公開するツールは、α版と同様に、誰でもアクセスできるツールとなります。

※)公開中のα版では、令和4年次における評価書(約8,500件)、平成27年次における評価書(約1,900件)、のデータが検索可能です。

図1:「医療介護基金事業まるみえくん」開発段階イメージ図(α版URL

 

▼「医療介護基金事業まるみえくん」 の簡易解説動画

 下記の動画は、事業評価書へのアクセス負担が、ツールの有無でどれだけ変わってくるかを解説したものとなります。

1)『医療介護基金の個別事業成果を1分でチェック』(2m48s)

「医療介護基金事業まるみえくん」を利用して個別事業評価書へアクセスする方法を解説しています。

 

2)『医療介護基金の個別事業成果を厚労省掲載計画書でチェック』(3m15s)

「医療介護基金事業まるみえくん」を利用せず個別事業評価書へアクセスする方法を解説しています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ  

 「地域医療介護総合確保基金」には、消費税増収分のうち毎年1,800億円前後が投入されており(図2参照)、加えて、「医療提供体制」と「地域包括ケアシステム」の構築は、日常生活に密接した課題であり、個別事業の実施状況がどうなっているのか、患者・住民・サービス提供者・政策立案者・メディア等、様々な立場の方が、同じように確認できる状況にあることが望ましいと考えます。

 しかしながら、1)公開されているpdfファイルは平成26年度分から令和4年度分までで約11.6万ページ(当社調べ)と膨大であり、2)個別事業の情報にアクセスするためのインデックス(一覧表等)が無いため、誰でもが同じように確認できるとは言い難い状況にあります。

 そこで、「地域医療介護総合確保基金」に関する個別事業検索ツール「医療介護基金事業まるみえくん」の構築に着手することにいたしました。

図2:「地域医療介護総合確保基金の予算額」

出所:「地域医療介護総合確保基金の概要」(厚生労働省)

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 昨年8月に着手したツール開発は、データ抽出・整備にようやく目処が立ち、ツールのユーザ・インターフェースも固まってきました。シートのフォーマットのばらつきが大きく、機械的なデータ抽出が困難であり、データ抽出に膨大な時間がかかると予想されたため、データ抽出の目処が立つまで、プロジェクト公開を見送っておりました。

 この度、プロジェクト完了に向けた最大の課題となる、データ抽出及びデータベース化の目処が立ち、本ツールの公開が情報活用の可能性を大きく広げることになると信じ、クラウドファンディングでのプロジェクト公開に踏み切りました。
 本プロジェクトによって、患者・住民・サービス提供者・政策立案者・メディア等、様々な立場の方が個別事業検索ツール「医療介護基金事業まるみえくん」に同じようにアクセスできるようになれば、特殊な立場の方(例えば、医療介護総合確保促進会議構成委員や各都道府県の担当者・各種協議会委員)のみが知っている、といった情報格差の解消が進み、「医療提供体制」と「地域包括ケアシステム」の構築に関する合意形成の議論がますます活発化すると考えます。

 

▼過去の類似ツール構築事例

【pdfファイルの編集】第8次医療計画を、「5疾病・6事業および在宅医療」関連箇所別に分割・整理

 「第8次保健医療計画施策マップ」を公開(2024年3月)

【pdfファイルの編集】第7次医療計画を、「5疾病・5事業および在宅医療」関連箇所別に分割・整理

 「第7次保健医療計画施策マップ」を公開(2018年4月)

【pdfファイルからのデータ抽出・整備】平成26~29年度「都道府県計画」の事業名を一覧化し、検索ツールを制作

 「地域医療介護総合確保基金データを用いた基金構造」を公開(2018年6月)

 

▼自己紹介

 はじめまして、株式会社Medysisの柴田と申します。

 共通言語としてのデータの重要性が増していくと考え、10年ほど前からデータ見える化サイトの運営を継続してまいりました。

 地域の医療・介護に関わるマルチステークホルダー(患者・住民、議員、行政、医療者・専門家、メディア、民間)が合意形成を図るためには、等しくアクセスできて、等しく理解できるデータのプラットフォームがますます欠かせなくなってきていると考えています。
 そこで、中立性を保ちつつ直感的でわかりやすいデータの見える化に全力を尽くしてまいりました。

「代表的な運営サイト」は、下記となります。

 ・医療経営データ分析ブログのMedysis(https://medysis.jp/

 ・地域医療データ分析ブログのReghsis(https://reghsis.info/

 特定商取引法表記

 

▼見える化ツールの動作環境につきまして

 当社Webサイトで公開している各種見える化ツールは、Salesforce社のSaaS(Tableau Public)を利用させていただいております。SaaSのサービス方針によっては、将来、見える化ツールの公開継続ができなくなるケースが生じ得る点につきまして、あらかじめご理解いただけますと幸いに存じます。

▼領収書につきまして

 実行者一人で、すべての業務にあたるため、誠に申し訳ございませんが、実行者自身からの領収書発行は対応しかねる点につきまして、あらかじめご理解いただきたく存じます。

 READYFOR社様が発行される支援証明書については、こちらをご参照ください。

プロジェクト実行責任者:
柴田修一(株式会社Medysis)
プロジェクト実施完了日:
2024年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

弊社運営のWebサイトにて、α版にデータを追加した個別事業検索ツール「医療介護基金事業まるみえくん」を公開いたします。 集まった資金は、開発費、開発ツールのライセンス料、Webサーバの運用費、クラウドファンディング手数料等、に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
目標金額と必要金額との差分は、自己資金にて補填いたします。

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