京料理 木乃婦｜百周年に向けて、料亭とお客様の新たな関係への挑戦

 - 京都料亭文化プログラムについて -

ひと・文化の集積地として、食に限らず新たな文化を受け入れ、伝統の重みと華やかさに触れる場を守り続ける京都の料亭を、これからもずっと。

京都は長く都が置かれたことから、日本の最先端の文化の流行と華やぎを体現する場となりました。なかでも料亭は、日常から離れたおもてなしの場であるとともに、時には舞踊やファッションに身近に接する場であり、季節の移ろいとともにひとの親睦を深める固めの場でもありました。京料理のうつくしさは形式化されたようでいて、常に新たな挑戦を続けています。各料亭が腕を磨き切磋琢磨する中で、京料理とともに器・庭園・美術品・調度品などのさまざまな日本文化が長年に亘り守り受け継がれました。

四季を愛で、進取の気風に富む京の人々に愛され育まれてきた料亭は決して特別なものでなく、その素晴らしさを誰もが味わうことができる空間をいつまでも守り続けています。

このプロジェクトは、多くの皆様にぜひ料亭に足を運んでいただき、京の食文化を五感で感じていただきたいという想いを胸にスタートしました。今回は京都を代表する有名料亭19ケ店を皆様にご紹介することができました。

料亭でお料理が提供されるには、生産者をはじめ、流通にかかわる人々、庭師や芸術家に至るまであらゆる分野の分業で成り立っています。このプロジェクトにより、たくさんの方々に来店いただくことを願うとともに、関連する事業者様の発展に少しでも貢献できましたら幸いです。

京都中央信用金庫

第一目標金額達成のお礼とネクストゴールについて
 
京料理 木乃婦のクラウドファンディングを応援いただきありがとうございます。
 
12月17日、おかげさまで目標金額の100万円を達成し、現在までに194万円のご支援をいただくことができました。新しい取り組みである「貴賓証」も、すでに4名の方々にご購入いただいております。木乃婦を応援いただき、「料亭のサービスのあり方を前進させたい」という私たちの想いにご共感いただけましたこと、大変光栄に存じます。従業員一同、心より感謝申し上げます。
 
このクラウドファンディング終了後も、引き続き別の形で「貴賓証」の販売は続け、より良いサービスをご提供できるよう改善を重ねてまいります。そこで、ネクストゴールを300万円と設定し、残りの募集期間も最後までご支援の呼びかけをさせていただくことにいたしました。期間までにいただいたご支援は、「貴賓証」の開設・運営費、店舗運営費に充てさせていただきます。
 
クラウドファンディング終了の12月26日まで、どうか変わらぬ応援・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年12月18日追記
京料理 木乃婦

料亭のサービスのあり方を変えたい

百周年に向けた挑戦

｜100周年記念貴賓証お試しコース

■内容
①貴賓証発行（ご来店時にお部屋、サービスのアップグレード、VIP対応など）
②三代目亭主の特別オーダー対応（亭主と直接やりとり、難しいご要望にもお応えします／お食事代などの費用は別途頂戴いたします）

③2022年1月中旬頃までに粋なプレゼント贈呈

・貴賓証の有効期限：発行より1年間

・貴賓証を更新いただける方：①②に加え、毎年暮れに粋なプレゼント、100周年目（2035年）にはおせち（6万円相当を予定）を贈呈

※更新料はご希望の方に別途ご案内いたします。
※実行者および支援者様の都合により万が一ご利用および更新が難しくなった場合でも、いただいたご支援金はご返金いたしかねますのでご了承ください。

■特別オーダー例
・お花見に合わせて、特別な花見弁当を届けてほしい
・出張料理にきてほしい
・京都の寺院を借りて特別なパーティーをひらきたい

※お食事代や会場費などの費用は別途頂戴いたします。

｜クラウドファンディングで実現すること

■目標金額：100万円

■資金使途：新たな貴賓証コース開設・運営費、リターンに掛かる費用、店舗運営費

ご留意事項

※本プロジェクトは、All in形式です。期日までに集まった支援総額が100万円に届かなかった場合でも、集まった寄付額に応じてプロジェクトを実施します。

※このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

※銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

京料理 木乃婦

京料理 木乃婦

定休日：不定休
営業時間：昼の部　12:00～15:00（L.O.13:30）　/　夜の部　18:00～21:30（L.O.19:30）
住所：〒600-8445　京都府京都市下京区新町通 仏光寺下ル岩戸山町416
電話：075-352-0001
座席数：総座数　220席（貸切可能人数50名～220名）　/　宴会最大人数　着席時100名
個室：座敷個室あり（15名～90名様用）　/　テーブル個室あり（4名～70名様用）
掘りごたつ個室（10名～20名様用）　/　堀りごたつ（個室2名～6名様用）

※詳細はこちらからご確認ください。

公式ホームページ　http://www.kinobu.co.jp/

一休.com　https://restaurant.ikyu.com/110564/

継承と洗練、新しい日本料理へ

京料理 木乃婦 三代目

髙橋拓児

1968年12月16日京都生まれ。大学卒業後、東京の「吉兆」で5年間修業、故湯木貞一氏に直接薫陶を受ける。その後京都に戻り、料亭「木乃婦」の三代目を継ぐ。シニアソムリエや利き酒師の資格を取得し、ワインや日本酒に造詣が深く、ワインと和食とのコラボなど常に新しい調理法や素材に取り組んでいる。京都大学大学院農学研究科食品栄養科学の修士課程、龍谷大学農学研究科食農科学の博士後期課程を修了。伝統的な日本料理を基本としながら、各国の料理や分子化学の理論など最新の技法を積極的に取り入れた新しいスタイルの日本料理を展開。業界を代表する料理人として注目されている。「日本食普及の親善大使」も務め、海外の多くの食イベントに招聘される。龍谷大学農学部非常勤講師。NHK「きょうの料理」講師。ミシュラン1ツ星。京都府文化賞奨励賞受賞。京都和食文化賞受賞。料理マスターズブロンズ賞。博士（食農科学）シニアソムリエ有資格。企業外部研究員。（株式会社明治、不二製油株式会社、マンズワイン株式会社）

■著書

「10品でわかる日本料理」日本経済新聞出版社、「京料理人直伝の薬味術」NHK出版 、「和食の道」IBCパブリッシング

■共著

「だし　だしの基本と日本料理」柴田書店、「プロの料理　盛り付け術」NHK出版、「料理のアイデアと考え方」柴田書店、「和食とワイン」一般社団法人 日本ソムリエ協会、「聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。」140B、「食と脳」NPO法人 脳の世紀推進会議編 クバプロ

■国内外でのイベント等実績（一部抜粋）

2004年3月　外務省からの要請により、ロシアで日本料理講習会を開催
2006年2月　フランス オムニヴォール・フード・フェスティバル2006に参加、評価を受ける
2009年1月　京都御所「迎賓館」において、ブルガリア大統領の夕食会の料理を提供
2011年2月　ブラジルでの海外料理人派遣事業に参加、大使館・総領事館で晩餐会を開催
2014年5月　京都御所「迎賓館」において、イスラエル首相の夕食会の料理を提供する
2015年7月　ミラノ万博にて料理を提供
2016年2月　農水省より「日本食普及の親善大使」に任命
2017年1月　日本ソムリエ協会主催「和食とワイン」講演会、田崎真也会長との対談全13回を修了
2017年12月　香港 農水省主催「和食ワールドチャレンジ」審査員を務める
2018年1月　京都府文化賞奨励賞を授与
2018年2月　京都和食文化賞を授与
2018年4月　NHK「ぐるっと関西」準レギュラー出演となり、現在も出演

2018年6月　京都御所「迎賓館」においてフランス国民議会議長一行の夕食会の料理を提供

2019年1月　バスク・クリナリー・センターにて農水省主催の日本料理講習会を行う

料亭とお客様の新しい関係のために