津波で失われた26の海辺の暮らしを冊子で残したい

津波で失われた26の海辺の暮らしを冊子で残したい

支援総額

1,499,000

目標金額 1,000,000円

支援者
162人
募集終了日
2023年8月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

毎日、暑い日が続いています。皆様、如何、お過ごしでしょうか? 

 7月5日より開始いたしました「記憶の中の住まい」プロジェクトのクラウドファンディングですが、おかげさまで目標金額を達成することができました。皆様のご支援に感謝申し上げます。又、数多くの応援コメントもいただきまして、ただただ、感謝しております。

 冊子作りもクラウドファンディングも初めてのチャレンジで、節約した設定にして進めておりましたが、皆様のご支援やご期待のメッセージ を受け、読みやすい紙面にして、装丁をもう少しランクアップしたいと思っています。更に、東北の震災伝承ロードのリストから、および公になってる図書館に寄贈することを検討をしています。

 そこで第二の目標として、ネクストゴールを130万円に設定し、終了日の8月31日まで 挑戦することといたしました。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 日々、震災前の記憶が薄れていくという声が聞こえてきています。そこに確かにあった少し不便だけれど、豊かな暮らしをもっと多くの方、そして、後世に伝えていきたいと思います。

 皆様からいただいたご支援は、有効にそして、大切に活用させていただきます。今後とも、引き続き、お力添えいただきますよう、何卒、よろしくお願い致します。

 

              表紙

 

▼自己紹介

 私たちは(一社)宮城県建築士会女性部会「記憶の中の住まい」プロジェクト編集委員会です。必ず来ると言われていた大地震に備えて、女性の建築士として、住宅の耐震診断・耐震改修工事に携わってきました。又、繰り返された地震と東日本大震災時には応急危険度判定に従事しました。津波で多くの方が亡くなり、沿岸部は災害危険区域に指定され、人の住めない地域になってしまいました。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 「記憶の中の住まい(略称:キオスマ)」プロジェクトを始めたのは東日本大震災後、2年が過ぎてからでした。東京を中心に活動している「女性建築技術者の会」のメンバーから、「東日本大震災で家と共に失った思い出を、間取り図を起こして形に残したいが、協力して頂けないか?」との提案がありました。そこで地元の宮城県建築士会と協議を重ね、共同プロジェクトとして、取り組みが始まりました。

チラシ

 

▼プロジェクトの内容

 私たち建築技術者ができることとして、東日本大震災で被災された方から、失った家や暮らしのお話を伺って、間取り図と話の記録を作成し、「アルバムの1ページ」としてお渡しすることを行ってきました。被災の傷が癒えていないであろう状況で、それまでの日々の暮らしを語っていただくことには少なからず、躊躇がありました。しかし、始まってみると、家族の暮らしのみならず、地域の想い出や歴史などにも及ぶお話を聴くことが出来、その貴重さに気づかされました。これまでに聞き取りをして成果品をお渡しした方は気仙沼から山元町に至る宮城県の沿岸部で被災した方々です。又、作成に協力したのは建築士会以外の個人、団体の女性建築士も含み、30名以上、延べ100余名になりました。

 

 『傾聴』というと、おこがましいですが、自分の体験や失ったことを第三者に語ることで「気持ちが軽くなる」と、いうことがあるようでした。聞いている私たちも知らなかった地域の暮らしを知ることができました。生々しい被災の状況などに身が竦み、心が震えることもありました。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 一昨年春以降、コロナ禍の影響で活動は中断しており、それは活動を見直す機会になりました。一方、日々変わっていく被災地の姿を目の当たりにし、聞き取りした記録との乖離が大きくなっているのを見るにつけ、その記録の貴重さに気づかされました。「聞き取りした記録を形に残せないか!」と。13回忌を迎えた今、冊子作成を検討し始め、「暮らしの記憶を繋いで、伝承に役立てることができれば」との思いから冊子の発行を決めました。

 元々の活動の趣旨は「プライバシー性の高いことなので、お一人お一人に成果品をお渡しして終了」という前提でスタートした活動でした。「公開したくない」という方もいらっしゃいましたし、冊子の発行についても賛否がありました。そこで、冊子発行の趣旨をお伝えし、賛同いただいた方だけの記録とすることに致しました。

 続くはずだった普通の暮らし、街並みが震災前まで確かにそこにあった。少し不便だけれど。豊かに自然と共存する生活、地域で子育てするコミュニティがあった、ということを改めて思いながら、ただ今、編集作業中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
佐藤 幸吉(宮城県建築士会)
プロジェクト実施完了日:
2023年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

宮城県建築士会女性部会「記憶の中の住まい」プロジェクト冊子編集委員会がこれまでの成果品のうち、了解を得られた記録で冊子を作成します。いただいたご支援は冊子の印刷代、リターン商品の購入、郵送費に使用します。

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プロフィール

建築士会は「建築士法」で定められた建築士を会員とする団体です。 各県ごとに組織されており、各県建築士会が集まって日本建築士会連合会を組織しております。宮城県建築士会は建築、建築士に関わる課題、社会の要請に応えるため、種々の活動に取り組んでいます。 建築士会会員は建築の設計、監理、まちづくり、工事、行政、教育等、多くの分野で活躍する会員で構成されています。 建築の社会的責任を果たし、建築文化の発展を図り、地域社会に貢献することを使命としています。

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リターン

1,000+システム利用料


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感謝のメール

●感謝のメールを送り致します。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


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全力応援

感謝のお手紙をお送り致します。
出来上がった「記憶中の住まい」冊子をお送り致します。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

1,000+システム利用料


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感謝のメール

●感謝のメールを送り致します。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


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全力応援

感謝のお手紙をお送り致します。
出来上がった「記憶中の住まい」冊子をお送り致します。

申込数
45
在庫数
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発送完了予定月
2024年2月
1 ~ 1/ 21

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建築士会は「建築士法」で定められた建築士を会員とする団体です。 各県ごとに組織されており、各県建築士会が集まって日本建築士会連合会を組織しております。宮城県建築士会は建築、建築士に関わる課題、社会の要請に応えるため、種々の活動に取り組んでいます。 建築士会会員は建築の設計、監理、まちづくり、工事、行政、教育等、多くの分野で活躍する会員で構成されています。 建築の社会的責任を果たし、建築文化の発展を図り、地域社会に貢献することを使命としています。

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