2050年に「地球で一番最初に沈む」と言われている国を救いたい!

支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 90人
- 募集終了日
- 2019年5月20日

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- 現在
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- 11日

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- 現在
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- 現在
- 1,086,000円
- 支援者
- 151人
- 残り
- 11日
プロジェクト本文
終了報告を読む
地球温暖化が原因で危機的状況に陥っている国、キリバス
ページをご覧いただきありがとうございます。キリバスハートプロジェクトの丸山一昴と申します。私たちはキリバス共和国と日本がハートで交流する機会を提供することを目的としています。
突然ですが、皆さまはキリバス共和国をご存知でしょうか。海洋性の亜熱帯気候で、平均気温は26〜32°C。1年中温暖な気候で、まさに皆さまが想像する南の国といった素晴らしい国です。
しかし、そんなキリバス共和国が2050年には25%〜80%が海水に浸食されてしまうと言われており、近年の大型台風の影響などにより危機的状況を迎えています。
私は18年前、家族とキリバスに住んでいました。
我々先進国が主に引き起こしている地球温暖化が原因で被害を被っている国であるにも関わらず、キリバス人は私たち家族を受け入れ、人間としてとても大切なことを学ばせてくれました。そんな私たちも思入れのある国が危機的状況に陥っており、いてもたってもいられず、キリバスハートプロジェクトを立ち上げました。
18年という時の中で、キリバスはあまりに大きく変化しています。そんなキリバスのことを多くの皆さまに知っていただくためにも、再度キリバスへ渡航し、現地の状況を把握し、その経験と情報を多くの人と共有したいのです。そして、一緒にこれからのキリバス、そして地球を創っていきたいという想いのもと今回のプロジェクトを立ち上げました。
しかし、そのための資金が不足しており、今回クラウドファンディングに挑戦いたします。どうか皆さまのご支援をお願いいたします。
自身の経験とキリバスの魅力
18年前、8歳の頃に母親と4歳の弟と3人で、キリバス共和国で一年間ほど生活していました。母の「環境やお金がなくても、生きていくことができる力を身につけられる経験を残したい。」という思いからキリバス共和国への渡航を思い立ったそうです。
日本とキリバスには深い関係性があります。
第二次世界大戦中のタラワの戦いはキリバスにて起きました。日本軍によるタラワの占領が行われ、アメリカと日本の激しい地上戦が行われました。無関係な国同士の戦争がキリバスの島で行われたのです。
しかし、キリバスの人々は戦争を行なった張本人である日本人に対しても差別することなく、受け入れてくれるのです。そんなキリバスで特に感じたことは、キリバスには家族という境界線、壁がないという点でした。
隣の家の子どもと遊んでいて、悪さをしたりすると、その家のおかあさんに、お尻を叩かれます。移動中のバスで空いている席がない時は、母の膝の上ではなく、初対面の誰かのお母さんの膝に乗ったまま目的地に行くこともありました。
子どもはみんなの子どもで、そこには線引きがありません。道を歩いていたらご飯を食べなさいと家に招かれたこともあります。古き良き日本を感じるような、キリバスと日本の違いであり、共通点でもあると思います。
キリバスの状況変化
そんな素敵なキリバス共和国に住んでいた私ですが、ある日、キリバス人のおじさんが海の方を指差し「昔はあそこに家があったんだ」と話してくれました。その場所に人が住んでいたとはあまりにも想像できず、ただただ驚きを隠せませんでした。
そのとき初めて地球温暖化という言葉を知ったのです。
キリバス共和国は平均海抜が2mほどです。そのため気候変動の影響をもろに受け、高潮により唯一の水源である地下水に海水が流入してしまい、日本では蛇口をひねれば簡単に手に入る真水が手に入らず、様々な問題が起きています。
生活用水の水質汚染の影響もあり、新生児の4%が1歳の誕生日を迎える前に亡くなり、また、5歳の誕生日を迎える前に5%の子どもたちが命を落としてしまっています。
近年異常気象と呼ばれる様々な気象現象が世界各地で発生しています。
もちろん日本も例外ではなく、「観測史上最大」という言葉を聞くことは珍しくなく、昨年には1964年の観測以来の東日本での7月の平均気温が第1位となりました。
こうした猛暑が続くことにより海水温度は上昇し、記録的な豪雨を発生させたかと思えば、全く雨が降らず農作物への深刻な影響が発生したりと、もはや異常気象が異常ではない状況が続いています。
そうした影響は日本だけではなく、世界規模で発生しておりキリバスも例外ではありません。
キリバスで唯一の幹線道路である島と島をつなぐ「ニッポンコーズウェイ」は1980年代に日本の支援により建設されましたが、近年『計算外』の高潮などの影響により、片側通行や徐行を強いられる状況が続いていました。
最近では特段天候が悪いわけではなない日にも道路が封鎖になったり、18年前に私たちが生活していたモーテルは水没し、今現在は営業しておりません。
世界銀行の発表したデータの通りにいくと、2050年には25%~80%が水没してしまう危険性があると言われています。
温暖化、気候変動の影響
気候変動の原因とされる温室効果ガス。中でも排出量を削減しようと先進国で取り組まれているのがCO2です。二酸化炭素の排出量は、先進国で地球上のほとんどの二酸化炭素を排出しているといっても過言じゃありません。(中国、アメリカ、インドで50%を占める。日本は排出量世界第5位)
日本人一人当たりの1年間での二酸化炭素排出量は実に9.5トンに上ります。一方キリバスはどうか見てみると、一人当たりわずか0.5トンの排出量なのです。キリバス人の19倍の二酸化炭素を私たち一人一人が排出しているわけです。
世界銀行の出したデータによれば、2050年には大半の島々が水没してしまう可能性が高いことを示しました。
しかしキリバスの人々は、これ以上CO2を減らしようがなく、地球温暖化に対して取れるアクションは限られているのです。
”残された時間は長くありません。”
プロジェクトのきっかけ
現在私は、ネパールなどの人道支援に携わっており、世界のいたるところに様々な形の支援が必要な地域があることを知る機会をいただいています。
その国々の支援に直接的・間接的に関わっていく中で、私の頭をよぎるのはキリバス共和国のことでした。
地球上には、助けを求めている様々な国・地域・人が存在します。世に周知されていない現状もあると思います。その新しい情報に触れるたびに、キリバスで共に過ごした友人たちやあの景色を頭に浮かび、さらに人づてにキリバスの現状を聞くたびに、キリバスに何か携わることができないかと生活を重ねていく折々に感じていました。
そして現在、年齢も重ね、多くの人と出会わせていただき、様々なポイントで想いの共有できる仲間が増えてきた今、活動として取り組むことができるタイミングにきたと感じ、キリバスハートプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト内容
日本において、講演会やビーチクリーンなどの活動を通していく中で、キリバスの話は想像以上に関心を持ってくださる方が多いです。いままで、キリバスのような現状の国があるということを多くの方が知らないが故に、現在の環境問題に対する関心の低さを引き起こしてしまっているように感じました。
だからこそ18年経ったいま、目で見て、耳で聞いて、心で感じる経験をアップデートし、日本人として、キリバス共和国の現状を記録し、多くの人と共有することがキリバス共和国を地球を存続させる伴ではないかと考えております。
そこで、今回皆さまからいただたご支援で、2019月5月21日~2019年6月5日の間、キリバスに渡航させていただきます。キリバスへはフィジーまで飛んだ後、週に2便ほどしか出ていないフィジー・キリバス間の飛行機に搭乗し向かいます。
キリバス共和国は33の島々が太平洋上に広がっているため、全島を回ることは難しいですが、キリバス国民の多くが生活しているバイリキ島を拠点とし、現地の状況、また現地人である方々にも直接話を伺い、キリバスハートプロジェクトとしてレポートをまとめ、全国での講演活動に活用していきます。
資金の内訳
キリバス共和国への渡航費(4名分):120万円
宿泊費:20万円
現地活動費:10万円
リターン製品制作費:8万円
リターン製品郵送費:3万円
Readyfor手数料:22万円
必要金額合計: 183万円
※この内の120万円のご支援をお願いいたします。
今後の展望
「世界で最初に沈む国、キリバス」ではなく、国の素晴らしさ、人の魅力、環境問題を合わせて伝えていくことで、日本人にとって大切な人たちのために「自分たちが何ができるのか。」を考えるきっかけに繋がって欲しいと考えています。
キリバスという国は先進国を含めた私たち日本人に変化を与えてくれる国、人々だと思っています。
先進国である日本に住む我々が、キリバスに関心を持ち、環境問題を自分自身が取り組めるテーマなのだと感じ、一人一人の生活の中で小さな変化をもたらすことができれば、世界中の先進国が日本をモデルケースとしてみるということにつながると思います。
そして、前キリバス大統領アノテ・トン氏が言っていた「環境難民としてでなく、しっかりとした熟練労働者として尊厳を持って生活できる」基盤を整える時間を生み出すことが可能かもしれません。
今回のプロジェクトをきっかけに、環境問題に対して「やらなきゃいけない」ではなく、些細なことでも「やりたい」「取り組みたい」という思いが生まれる、感じられるきっかけを作っていきたいと思っています。
そのため、講演活動も全国で開催したり、現在作運営中のFacebookページで、今現在の現地の状況や情報を混ぜた記事を配信したりすることで、境目なく多くの人々にキリバスを通し、「環境問題」を知ってもらう場を作っていきます。
そして日本とキリバスが重々しい関係性でなく人同士で深まっていった後に、子ども達の交換留学などを実現させ、私たちの後の時代を生きる次世代の繋がりも育成していきたいと思っています。どうかその一歩の応援をよろしくお願いいたします。
■クレジットカードでのご支援について(掲載終了日23時までご支援いただけます)
■銀行振り込みでのご支援について(掲載終了日15時までご支援いただけます)
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プロフィール
キリバスハートプロジェクトの丸山カズタカと申します。 18年ほど前に太平洋のど真ん中、赤道直下に位置するキリバス共和国で生活をしていました。 その南の島キリバス共和国は今地球温暖化による気候変動の影響をもろに受け、大変な状況に陥っています。 私たちはそんなキリバス共和国をハートで感じることのできる機会を創出することを目的としています。講演会等の主催や、キリバスの民族衣装である「シブタ」を通した文化交流など様々な角度からキリバス共和国のこと、そして人々を知ってもらい、地球温暖化最前線の国キリバスのことを遠い他国としてでなく、心通わす隣人の住む国と感じ、環境問題というスケールが大きすぎるがために身近に感じにくいこのテーマを、先進国に住む私たち一人一人の生活のなかでより主体的に捉えることができるように、そしてそれぞれの生活の中に少しずつの変化を生み出すということに情熱を持っています。
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リターン
5,000円

キリバス国旗ピンバッジ
▶このコースでは、リターンに費用をかけないことで、クラウドファンディングの手数料を差し引いた多くの資金をプロジェクト実行費用に充てさせていただきます。
■キリバスの国旗ピンバッジ
キリバス共和国の国旗には朝日の昇る水平線をコグンカンドリが羽ばたいている姿が描かれています。それにはキリバスが暦の中で地球上一番最初に日が昇る島となっているということも意味しています。
■感謝の気持ちを込めたお礼のメール
■□リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください■□
※クラウドファンディングの手数料を差し引いた多くの資金をプロジェクト実行費用に充てさせていただきます。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年8月
10,000円

tibutaボンボン+キリバスハート通信
▶このコースでは、リターンに費用をかけないことで、クラウドファンディングの手数料を差し引いた多くの資金をプロジェクト実行費用に充てさせていただきます。
■キリバスの民族衣装「tibuta」をモチーフにした「月桃」のキーホルダー
キリバスの民族衣装Cibutaの特徴である胸のデザインをモチーフにし、沖縄で古来より薬草として使用されてきた月桃をドライにし、月桃の香りがボンボンの中から漂います。
■キリバスについてまとめたニュースペーパー
キリバスの現状や、キリバスにおいて撮影した写真や手に入れた情報などをまとめたニュースペーパーを作成し、ご支援いただいた皆様に心から感謝を込めてレポートを一緒に郵送します。
■感謝の気持ちを込めたお礼のメール
■□リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください■□
※クラウドファンディングの手数料を差し引いた多くの資金をプロジェクト実行費用に充てさせていただきます。
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年8月
5,000円

キリバス国旗ピンバッジ
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キリバス共和国の国旗には朝日の昇る水平線をコグンカンドリが羽ばたいている姿が描かれています。それにはキリバスが暦の中で地球上一番最初に日が昇る島となっているということも意味しています。
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10,000円

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キリバスの民族衣装Cibutaの特徴である胸のデザインをモチーフにし、沖縄で古来より薬草として使用されてきた月桃をドライにし、月桃の香りがボンボンの中から漂います。
■キリバスについてまとめたニュースペーパー
キリバスの現状や、キリバスにおいて撮影した写真や手に入れた情報などをまとめたニュースペーパーを作成し、ご支援いただいた皆様に心から感謝を込めてレポートを一緒に郵送します。
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キリバスハートプロジェクトの丸山カズタカと申します。 18年ほど前に太平洋のど真ん中、赤道直下に位置するキリバス共和国で生活をしていました。 その南の島キリバス共和国は今地球温暖化による気候変動の影響をもろに受け、大変な状況に陥っています。 私たちはそんなキリバス共和国をハートで感じることのできる機会を創出することを目的としています。講演会等の主催や、キリバスの民族衣装である「シブタ」を通した文化交流など様々な角度からキリバス共和国のこと、そして人々を知ってもらい、地球温暖化最前線の国キリバスのことを遠い他国としてでなく、心通わす隣人の住む国と感じ、環境問題というスケールが大きすぎるがために身近に感じにくいこのテーマを、先進国に住む私たち一人一人の生活のなかでより主体的に捉えることができるように、そしてそれぞれの生活の中に少しずつの変化を生み出すということに情熱を持っています。