台風19号被災のみそ蔵復活の第一歩に協力を!

支援総額

1,845,000

目標金額 1,300,000円

支援者
71人
募集終了日
2020年11月30日

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プロジェクト本文

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台風19号で被災した「地域のみそ屋さん」を復活させよう!                             

   

 2019年10月13日、台風で長野県では千曲川が決壊。その濁流が小川醸造場(長野市長沼)のみそづくりの全てをのみ込みました。

 明治18年、麹(こうじ)を使ったみそ造りを創業。四代目の小川泰祐さん(65)は地大豆にこだわり研究を重ね、135年の時を経て、被災前に仕込んだみそが2019年の全国味噌品評会で、農水大臣賞に輝いたのです。この地に生き、子を育て、大豆畑を耕し、みそを仕込む毎日……その営みが人々の命を紡いできました。

 「守りきれなかった―」。収入が絶たれ、家財も失い、絶望の淵であえぐ小川さん夫妻をなんとか救いたい!  2020年3月、NPOをはじめとした団体や個人が集まり、二人を励まし応援するプロジェクトを立ち上げました。

 地域のみそ屋さんの復活が、未だ被災に苦しむ人々の心に希望の光をもたらすことにもなる。そう信じて……私たちにぜひ力をお貸しください。

 

▲10月13日にすぐ横の千曲川が決壊し、左側の味噌蔵が倒壊、中にあった機械やみそ、収穫寸前の大豆も濁流で壊滅した。   
大木や泥水が突っ込み、正面自宅は住めない状態に。(2019年10月24日撮影)                       

 

 

まず大豆を育て、みそ造りの第一歩を踏み出すこと              

   

泣き言を言っていても何も始まりません。小川さん夫妻は、みそ蔵の建屋再建や製造機器調達などの資金調達に奔走する一方で、まずはできることをスタートさせました。

 

元々、小川醸造場のみそは、原料から自分たちで育てることにこだわっていました。そこで、壊滅した千曲川の河川敷を整備し、耕し、地元の長野市立長野中学の協力で、6月24日に約40アールの畑に大豆のタネをまきました。大きく成長してほしい!!  そして希望の花を咲かせ、実をつけてほしい!!

 

収穫は例年11月。そして来春、被災後自分たちで育てた大豆を使った、みそ仕込みを目指します。その前の一大作業が原料になる大豆の選別です。いいみそを作るには、虫食いや割れた大豆を取り除かなければなりません。これは人手による作業ではとても間に合いません。原料となる大量の大豆の選別には、農業用の大豆選別機の購入資金が必要です。

みそづくりの第一歩として、ぜひ皆さん、ご協力をお願いします。

▲復旧した千曲川河川敷で中学生と一緒に大豆を蒔いて、育てています。              
7月の集中豪雨で水浸しになってしまい大変心配しましたが、その後の暑さにも負けず成長を続けています。
(8月8日撮影)        

 

 

3つのキセキがプロジェクトを動かしています                                     

   

 絶望の中で農水大臣賞受賞、日本一のみそに!

小川さんは被災1週間前の10月7日、全国味噌鑑評会に出品していました。その後13日、醸造設備も作ったみその在庫も、全て濁流で流されてしまいました。

しかし30日に、出品したみそが「2019年農林水産大臣賞を受賞した」との知らせが届いたのです。

 

出品したみそから「菌」の抽出に成功!

自家栽培の地大豆を使用し、昔ながらの微生物に、小川さんが研究を重ねて様々な菌を加えて、発酵を待って造る独自の製法を実現していました。

これを蘇らせようと、出品して被災をまぬがれた僅かなみそから、長野県工業技術総合センターが酵母や乳酸菌などを抽出することに成功したのです!!

 

復活のキセキを復興の原動力に!

小川醸造場は創業135年、泰祐さんは4代目です。地域住民が大豆を育て持ち込んで仕込んでもらう「みそ屋さん」として親しまれてきました。全てを失った今、同じ味のみそをつくることは不可能とも思えます。

しかし復活に挑戦することは、地域の被災者や支援者の心の糧となるに違いありません。

 

 

小川さん夫妻のストーリーに共感! ぜひ応援したいから                               

   

地域の食文化を子どもたちに伝える活動をしてきたNPO法人の理事たち、共に頑張ってきた県内のみそ屋さんたち、食の研究者たち、そして小川さんのみそを心待ちにしている地域の人たち・・・。

 

私たちプロジェクトのメンバーや協力している市民、学生は、小川さんのみそづくりに対する姿勢に深く共感しています。知れば知るほど、長い間継承してきたみそづくりの根を絶やしてはいけない! そう考えています。

 

小川さんのストーリーはこちらから

 

「私たちは、みそづくり一年生として頑張ります」と、にこやかに答える小川さん夫妻。地元被災地を元気にする活動にも積極的に参加しています。その謙虚でひたむきな姿勢に、被災者や復興を応援する市民が励まされています。

▲草取りの合間の小川夫妻。大事な大豆の成長を二人三脚で見守っています。(8月8日撮影)               

 

 

 

お金の使い道:小川さんへお渡しして大豆の選別機の取得費用にします                 

 

 

皆さまからご支援頂いたお金は、リターン品の調達や発送にかかる経費を除いて全額、大豆選別機の取得費用として小川さんにお渡します。大豆選別機は時間当たりの処理能力が200~300kg程度の機種を予定しています。

 

目標を超えた金額が集まった場合でも、同様にリターン品の調達や発送にかかる経費を除いたお金を全額、小川さんにお渡しいたします。

 

また、大豆選別機の取得費用が小川さんにお渡ししたお金の金額より下回った場合は、残ったお金の使途は小川さんの判断で醸造場復興に必要な他の費用に充てていただきます。

 

 

これからの予定と、リターンについて・・・                                      

   

これからの予定

被災から間もなく1年が経とうとしています。今、小川さんのみそ蔵では、やっと新しい建屋建設が始まったところです。来年度には建屋が完成し、みそ製造設備も設置される予定です。しかし、今まで蔵に住み着いていた菌は全て流されてしまいました。


設備も全く新しくなり、発酵する環境も全く変わってしまうという条件の元で果たして今まで通りのみそができるかどうか大変不安ですが、2022年12月には納得がいくみその完成を目指しています。

 

リターンについて

今回は9種類のリターンをご用意しました。

 

・お気持ちコース(5000円)

大きな力にはなれないけど、応援せずにはいられないという方向けのコースです。サンクスメールをお送りします。

 

・みそ見守りコース(10000円)

ご支援頂いた方のお名前を木札に記して、この先、新しくできる建屋(みそ蔵)に掲げさせて頂きます。アナタに代わって木札が、日々、熟成が進んでいくみそを見守ります。支援いただいた口数に限らず、掲げる木札は1枚のみとさせていただきます。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

・復活支援コースA,B,C(100000円、50000円、10000円)

「リターンは不要でその経費も含めて全て復活支援に使って頂きたい」と願う方向けのコースです。A,B,C三種類の金額を設定してあります。どの金額でもサンクスメールのみのお届けとなります。

 

・復活みそコース(20000円)

リターンとして復活したみそをお届けするコースです。全く新しい慣れない製造設備、そして全く新しい菌のもとで、できるだけ良いみそをお届けするために少々お時間をいただく事をお許しください。500g入りのみそを2つお届けします。2022年12月のお届けを予定しています。

 

・みそ仕込み体験コース(30000円)

本プロジェクトにも参画している「NPO法人食育体験教室・コラボ」が開催する「みそ仕込み体験会」にご招待します。2021年1月~3月の間に長野市で開催を予定しています。ご自分で仕込んだみそ約3kgをお持ち帰りいただけます。開催場所までの交通費および宿泊費は支援者様の自己負担とさせていただきます。開催日時、場所の詳細については2020年12月末までに決定予定です。
 

・【事業者向け】協賛コース(50000円)

法人や個人事業者の皆さま専用のコースです。ご指定のロゴ等を「キセキのみそ復活プロジェクト公式サイト」に掲載させていただきます。

*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

・一日蔵主コース(100000円)

小川さんの案内のもと、復活後のみそ蔵をご見学頂けるコースです。被災の話、みその話をじっくりと聞く事ができます。お土産に復活したみそ500g入りを2つお持ち帰りいただけます。2022年12月の見学を予定していますが、それ以上の詳細な日時については支援者様とお打ち合わせの上、決定させて頂きます。また見学場所までの交通費および宿泊費は支援者様の自己負担とさせていただきます。

 

 

みそ蔵の復活で、被災地に明るい未来を!  私たちも応援しています。      

   

発起人をはじめ、この活動に共感した市民のみなさまに賛同いただいています。

私たちと一緒に小川さんを応援しませんか?

 

プロジェクトは、NPO法人食育体験教室・コラボが主体となって一昨年前まで、3年間開催してきた「善光寺みそフェスタ」を通じて出会った仲間です。信州の農と食文化を若い世代に伝えたい、と協働でイベントを開催してきました。

 

今、日本古来の発酵食品である「みそ」が見直されてきています。地域の味噌蔵を次世代に継承していくことこそが、私たち日本人の命を守ることだと私たちは信じています。

 

ぜひ、ご協力をお願いいたします。

 

※キセキのみそ復活プロジェクト公式サイトはこちら
https://kisekinomiso.com/

 

プロジェクト代表: 河野ます美さん(フリーライター) 
   
飯島美香さん(NPO法人食育体験教室・コラボ理事長)

 

 

蟻川幸彦さん(長野県食品工業協会事務局長・工学博士)   
              
山室秀俊さん(NPO法人長野県NPOセンター事務局長) 
 
亀垣嘉明さん(Ohanaファーム代表) 
   
吉田百助さん(ソーシャルライター) 
 

 

阿部今日子さん(市民協働サポートセンター長)  
 
小池祥悟さん(ICS-net株式会社 代表取締役)
   

 

上畑裕さん(長野県味噌工業協同連合組合会常務理事)
増田朱美さん(野菜ソムリエプロ・ソーシャルライター)

 

 

【プロジェクトの終了要項】
・寄贈するもの    
 支援金

 

・寄贈個数    
 1130000円

 

・寄贈完了予定日    
 2021年3月31日

 

・寄贈先    
 有限会社小川醸造場
 長野県長野市大字津野672

 小川醸造場の法人公式サイトはありません。参考サイトを以下に示します。

 https://nagano-citypromotion.com/nagalab/people/people2814/

 

・その他    
目標を超えた金額が集まった場合は、小川醸造場復興イベントの開催費用や支援金の上乗せに充てさせて頂きます。
 

 

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プロフィール

令和元年台風19号で千曲川が決壊、壊滅した信州のみそが農水大臣賞に! NPOや中学生など市民が大豆を育て、キセキのみそ復活を応援しています! キセキのみそ復活プロジェクト公式サイトはこちら https://kisekinomiso.com/

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リターン

5,000


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お気持ちコース

ご支援下さった方に、サンクスメールをお送りします。より多くのお金を支援に充てることができるコースです。皆さまからの応援をお待ちしております。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

10,000


みそ見守りコース

みそ見守りコース

サンクスメールに加え、応援下さった方のお名前を記した小型の木札を完成後の建屋に掲げさせて頂きます。一緒にみそを見守りたいという想いを形にしました。特にご指定が無い限り、ご支援下さった時のお名前を記させていただきます。サンクスメールの送付は2020年12月、木札の掲示は2021年度中の新みそ蔵完成次第となります。
※画像はイメージです。実際に掲げるものとは異なります。
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
17人
在庫数
8
発送完了予定月
2020年12月

10,000


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復活支援コースC

純粋に復活をご支援いただくコースです。リターンとしてお送りするのはサンクスメールのみとなります。ご支援いただいたお金のほとんどの額を支援に充てることができます。

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

20,000


復活みそコース

復活みそコース

サンクスメールに加え、復活後の小川醸造場で製造されたみそ500g入り2つをお届けします。
製造設備が全て新しくなるため、今までと同じ品質のみそがつくれるようになるまで、試行錯誤を重ね小川さんの納得がいったみそをお届けします。その為、みそのお届けは2022年12月を予定しています。長い期間待ってでも復活したみそをお召し上がりになりたい方におすすめです。サンクスメールの発送は2020年12月を予定しています。
※画像はイメージとなります。パッケージの形状やラベルデザイン、みその色合いはお送りする品物とは異なる場合があります。また、画像にある桶は付属しません。

支援者
12人
在庫数
78
発送完了予定月
2022年12月

30,000


みそ仕込み体験コース

みそ仕込み体験コース

サンクスメールに加え、NPO法人食育体験教室・コラボが開催するみそ仕込み体験会への参加権をお送りします。
ご参加頂くとご自身で仕込んだみそ約3kgをお持ち帰りいただけます。体験会の開催日は2021年1~3月のいずれかの日、開催場所は長野市内を予定しています。具体的な場所日時は2020年12月31日までに決定予定です。サンクスメールの送付は2020年12月です。
※ご参加に際し宿泊費や開催場所への交通費はご支援下さった方の自己負担となります。

支援者
0人
在庫数
10
発送完了予定月
2021年3月

50,000


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【事業者向け】協賛コース

事業者や法人向けのコースです。
サンクスメールに加え、お送りいただいたロゴ、社名等をキセキのみそ復活プロジェクト公式サイトに掲載させていただきます。
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
1人
在庫数
19
発送完了予定月
2020年12月

50,000


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復活支援コースB

純粋に復活をご支援いただくコースです。リターンとしてお送りするのはサンクスメールのみとなります。ご支援いただいたお金のほとんどの額を支援に充てることができます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

100,000


一日蔵主コース

一日蔵主コース

サンクスメールに加え、みそ蔵「一日蔵主」になっていただきます。復活後のみそ蔵においでいただき、ご見学や小川社長から直接、お話をうかがうことができます。その際、お土産として復活したみそもお持ち帰り頂きます(500g入りを2つ)
実施場所は長野市にある小川醸造場で実施日は、2022年12月を予定していますがこれ以上の詳細な日時は2022年11月末までに支援者様とお打ち合わせの上決定させて頂きます。
※現地までの交通費およびお泊まりの場合の宿泊費はご支援下さった方の自己負担となります。
※画像は実際にお越し頂くみそ蔵の様子をお示しするものではなく、イメージ画像となります。

支援者
1人
在庫数
完売
発送完了予定月
2020年12月

100,000


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復活支援コースA

純粋に復活をご支援いただくコースです。リターンとしてお送りするのはサンクスメールのみとなります。ご支援いただいたお金のほとんどの額を支援に充てることができます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

プロフィール

令和元年台風19号で千曲川が決壊、壊滅した信州のみそが農水大臣賞に! NPOや中学生など市民が大豆を育て、キセキのみそ復活を応援しています! キセキのみそ復活プロジェクト公式サイトはこちら https://kisekinomiso.com/

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