野良猫の繁殖を防ぐためのTNR活動にご支援をお願いします

▼自己紹介

飼い主のいない猫、いわゆる野良猫が増えないように、不妊手術をして元の場所に戻す活動【TNR】を、自分の住んでいる地域の周辺だけですが、細々と２年ほど続けてきました。

きたこがねこTNRという名前で活動しておりますが、団体ではなく、個人で活動しております。

TNRにより野良猫の繁殖を制限することで、殺処分を減らし、過酷な環境で生きるしかない不幸な命を減らし、人間社会とのトラブルを減らすことができます。

 

TNRでは、不妊手術済みであることがわかるように、片方の耳先をV字にカットします。

さくらの花びらのようなその形から、TNR済みの猫はさくら猫とも呼ばれます。

 

 

猫の出産シーズンはおもに春と秋。

生まれた仔猫が外の過酷な環境で生き延びることは難しく、病気になったり、他の動物に襲われたり、交通事故にあったり、保健所に持ち込まれたりなどにより、２、３割しか成猫になれないとも言われています。

 

しかし猫は生後半年で妊娠出産が可能になります。

また、交尾すれば100%妊娠し、一回の出産で５匹前後出産します。

放置すればあっという間に増えて、不幸な命のサイクルが延々と続きます。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

いつものようにTNR活動を行っていると、１匹の耳カットのない猫さんを見かけました。

 

「次はこの猫さんをTNRしよう」と調査していると、餌をあげている方とお話しでき、何と３匹いることが判明。

３匹かぁ…捕獲も、不妊手術代も大変だぁ…でも春までに手術しないとまた増えるから、今が踏ん張り時、頑張ろう！！

 

もちろん餌やりさんにも費用のご負担をお願いしましたが、ご高齢のためあまり期待はできません。

これまでもご高齢の餌やりさんの場合は、私が自腹で支払う金額が多かったのです。

 

しかし３匹の捕獲に向けて具体的に動き始めると、４匹いる！

そして翌日にはまた別の猫がいる！５匹なの？！

一体何匹いるの？！

 

さすがに私の生活費から捻出できる費用を超えてしまいます。

TNRでは、病院にお支払いする不妊手術代がかかるのはもちろんのこと、捕獲用の餌代、消毒剤やペットシーツなどの消耗品代、捕獲器をはじめとする捕獲道具の購入費など、手術代以外にも様々な出費があり、それを全て個人で賄うのは、ただのイチ庶民には大変厳しいものがあります。

 

このため、この現場にいる猫さんたちのTNRに必要な資金の一部をご支援いただければと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

▼プロジェクトの内容

繁殖シーズンである春がくるまでに、この現場の猫さんたちを出来るだけTNR【捕獲し、不妊手術し、元の場所に戻す】したいと思っています。

 

野良猫さんのTNRでは、専用の捕獲器を用いて捕獲し、動物病院にて不妊手術を行なった後、元の捕獲場所にリターンします。

捕獲については、餌やりさんのご自宅敷地にて、餌やりさんのご許可をいただいて実施いたします。

 

動物病院は、市の野良猫不妊手術補助金対象の指定病院を利用します。

不妊手術＋ワクチン＋ノミダニ薬で、費用がオス14,000円ほど、メス19,000円ほどかかります。

市の補助金がオス5,000円、メス9,000円申請できますので、自己負担は一頭あたり9,000円ほどになります。

怪我をしていたり体調が悪い猫さんの場合は、抗生剤などの追加処置が加わり、自己負担が増えます。

 

予定通りに捕獲できなかった場合も、引き続きTNRを継続していきますので、資金はそのまま継続TNR時の動物病院への支払いに充てさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

現在のところ直近で２匹分の不妊手術の予約が取れています。

病院の予約に合わせて確実に捕獲できるよう毎日捕獲器を持って現場に通い、餌付けしているところです。

その他の３匹についても順次、捕獲の目処が立ち次第、動物病院に不妊手術の予約を入れて、TNRしていきます。