岡山県 別格本山 木山寺｜白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。高野山真言宗別格本山 木山寺でございます。

 

岡山県の北部、真庭市の南部に位置する木山寺は、平安時代の815年（弘仁6年）に、真言宗の開祖である弘法大師・空海によって建立されたと伝えられております。明治の神仏分離までは、山麓にある木山神社と共に「木山宮」として信仰を集めてきました。木山神社は京都祇園の八坂神社の分霊を祀り「木山牛頭天王（きやまごずてんのう）」と呼ばれ、その牛頭天王の本地仏たる薬師如来が木山寺の本尊です。

 

「神仏のおわす木山」として仁寿年間（9世紀中頃）には鎮護国家の勅願寺となり、赤松義則をはじめ、毛利・尼子ら戦国武将や諸大名の尊信を集め、今なお当時の面影を残す名刹として信仰されています。今では「木山さま」として地域内外の方より親しく呼んでいただいております。

 

 

蓮池の中央にある弁天堂には、福寿長命・智徳増長の神として、また芸能・金運の神として弁財天が祀られており、以前にはそこに弁財天のお仕えの白蛇が住みついていた、との言い伝えがあります。それを知った信者さんから、2019年（令和元年）に白蛇（アオダイショウのアルビノ個体）を奉納いただき、以降木山寺で大切に育て、夏季には参拝者の方にも拝観していただいております。

 

「幸運招く白ヘビ（？）」などとも言われ、今では6匹の白蛇を飼育しております。

 

 

 

 

この度、来年の干支が、巳の年（へび年）にあたるこの勝縁に、弁天堂周辺の整備、白蛇の狛犬奉納、通年通して白蛇の拝観ができるようにするための特製ケージ制作に踏み切ることにいたしました。

 

 

木山寺は、仏様も神様も大切にお祀りをしていますが、境内の中でも諸堂の端に位置し、なかなか手を付けられなかった弁財天周辺の整備は長年の願いでした。

 

しかし、これまでに参拝くださる皆様の安心安全のために優先度の高い修繕改修（客殿屋根修繕、トイレ整備など）を実施する中で、檀信徒の皆様には常々お力添えをいただいており、お寺を存続していくうえで、檀信徒だけに寄付を募るのも負担が大きいと感じ、取り組むことができないでいました。

 

そんな中、クラウドファンディングの存在を知り、これに挑戦することで、より多くの方々に木山寺を知ってもらえるのではないか、そして支援いただいた皆様と弁財天様のご縁を結んでもらうきっかけにしてもらいたい。そうすることでもっと身近に木山寺を感じてもらい、足を運んでもらえるのではないか。そんな思いから、今回はじめてのクラウドファンディングに挑戦する決意をいたしました。

 

 

 

 

今回皆様からのご支援をいただくことで、弁財天の化身としてお祀りしている木山寺の白蛇を多くの人に知っていただき、ご縁を結んでいただくとともに、来年巳年の勝縁に弁天堂周辺の整備をいたします。

 

 

1．通年白蛇を展示できる特製ケージ制作

白蛇について、現在は気温の関係で夏期のみの展示をしていますが、通年拝観できるように、地元真庭の木・縁起のいい組子を使った特製ケージを制作いたします。

 

 

2．弁天堂に白蛇の狛犬奉納

巳年のご縁に、弁財天の神使である白蛇の狛犬を、お参りの方の邪気を払う弁財天守護として奉納いたします。

 

3．弁天堂周辺の整備

現在の弁天堂周辺は、草木が伸び景観が損なわれているため、植栽をし景観整備を行います。

さらに第一目標を達成しさらに最終目標である750万円を達成できれば、弁天堂周辺の池の中の整備にも着手することができます。

 

 

 

 

本来のお寺の役割は、「人が集う場所であること」にあると考えています。

 

古きを残しながら、新たな観光資源としてお寺を再構築し、地域内外の皆様にお参りいただく。そして今後幾年にもわたりお寺が存続できるよう皆様に愛され楽しいお寺として展開していきたい。
 
どうしてもお寺は閉鎖的なイメージがあるかと思いますが、これからの木山寺は、皆様にひらかれ、四季折々の風情を感じていただき、誰でも穏やかな気持ちでお参りができる場所として認知していただけるように、維持発展していきたいと考えております。

 

 

また今回の支援を通じて、弁財天・白蛇のご利益を皆様に知っていただき、2025年の巳年がより良い年となるように祈念いたします。

 

ぜひ皆様の温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

高峰秀光／木山寺 第52代住職

 

 

 

木山裕策様／歌手

 

 

 

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