高校生の希望ある未来の実現「気仙沼みらい創造カレッジ」

 

スタッフ紹介2人目は．．．

なんと代表の吉田祥です！！！！

 

代表は最後なんて、そんなルールは無視して、代表の紹介を！！

 

 

 

 

 

 

山形大学工学部２年
宮城県気仙沼市出身
高校２年生の時に気仙沼高校で被災。それから３日間高校生だけで避難所運営をする。
震災後は、支援物資の仕分けや死体安置所などさまざまなボランティアを経験し、語り部や講演などを実施している。
現在は、気仙沼みらい創造カレッジの代表として気仙沼のために活動している。

 

 

1.気仙沼みらい創造カレッジ(以下KMCと略)をやろうと思ったきっかけは？

 

 

震災前から若者がいない町「気仙沼」。
気仙沼には遊ぶところも買い物するところもないから、
高校を卒業したら仙台か関東のほうに進学したい。とみんなが口を揃えていいました。
自分も友達同様に、同じことを考えていました。

 

高校二年生のあの日、震災が起こって、変わり果てた町並みを見て涙が出てきました。
そのときは、自分が何気なく過ごしていた町がなくなった悲しみは、心の奥底から湧いてくるものでした。
気仙沼に対して、何も感じていなかった自分の心の中には、自分の町に対する誇りを持っていたのです。

そこから大切な地元「気仙沼」のためになにかしたいと思ったのです。

 

1回目の気仙沼みらい創造カレッジに参加さて頂いて、高校生は全国の大学生との交流から将来のことや日々の悩みを解決できています。
高校生が、必要としているイベントになりつつあります。

自分が高校生のときにこんなイベントがあったら違う風景が見えただろう、と思います。
自分がこの「気仙沼みらい創造カレッジ」を継続的なものに、そしてよりよいものにしようと思い、｢気仙沼みらい創造カレッジ｣を実施しています。

 

 

 

2．現在やっていることは？(KMC以外で)

 

 

震災直後に行っていた避難所運営や震災後のボランティア活動などの
経験を生かして、震災の体験を話したり講演を実施しています。
また、震災後から始めたブログから現状を発信したりしています。
ブログからの繋がりで体験記の書籍や報告書にインタビューが掲載されています。

また、町を歩きながら震災当時の話をする語り部を行っています。

 

☆書籍　子供たちの３．１１東日本大震災を忘れない
寄稿　海に行きたくない（http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-1894-1.html）
☆報告書　震災後に中高生が果たした役割の記録プロジェクト
個別インタビューと報告書（http://www.sanaburifund.org/info_kodomo/2012/01/28/5645/）
☆ブログ　被災地高校生からの復興（http://ameblo.jp/k-kouhukkou/）

 

 

 

3．KMCに関しての想いをどうぞ！

 

 

多くの人が、気仙沼を訪れたとき「気仙沼っていいところ」と言います。
それを気仙沼の高校生に話すと、「どうして？何が？」と思います。
何気なく過ごしている自分の地元に対して、あまり関心がないのです。

 

多くの大学生と話をすることで気仙沼を見つめなおすきっかけになると思います。
また、多くの大学生が気仙沼に来るきっかけ、知るきっかけにつながります。

このKMCでは、高校生がみらいについて創造する場になります。

 

 

また、ツアーをする付加価値として大学生に気仙沼を好きになってもらおうと思っています。

 

 

 

4．最後に一言。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、これまでご支援、シェア等、ご協力ありがとうございます。

 

今後継続させて行くためには、みなさまのご支援に頼らなければなりません。

数回やっただけのイベントでは、気仙沼は変わらないのです。

 

このイベントが気仙沼に根付くためにもご支援をよろしくお願いいたします。

 

ありがとうございました！