プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

帯広市街地に僅かに残る森を残したい。

「野鳥マップ」の作成により森に価値を与え、その保全に繋げます!

 

はじめまして、NPO法人日本野鳥の会十勝支部の千嶋夏子です。私たちは、野鳥を通じて自然と人間が共存する豊かな環境づくりに貢献できるよう北海道の十勝で活動しています。帯広市街地には、コアカゲラ等多くの希少生物を育んでいる、「自然度の高い森」が僅かにありますが一部は消滅しつつあります。私たちは、こういった森林に価値を見出す努力をし、一般市民が森に親しむことができるようにしていきたいと考えています。そこで今回、森の重要度をわかりやすく表し保全に繋げる、「野鳥マップ」作成プロジェクトを立ち上げました!

 

野鳥調査は高度な技術を必要としますが、それだけの調査を行うための資金が足りていません。野鳥マップを作るための資金が必要です。皆様のお力をお借りできないでしょうか。

 

(ベニマシコ♂ 2011年5月 北海道中川郡幕別町

 

 

日本野鳥の会十勝支部で大好きな野鳥に関わる仕事に

 

出身は埼玉県ですが小さいころから北海道に憧れ、念願の北海道の帯広畜産大学に入学しました。それから10年以上十勝に住み続け、今では2児の母になりました。小さいころから生き物が好きで、大学時代はゼニガタアザラシを中心として様々な野生動物に関わってきました。北海道で色んな野生動物に出会いましたが身近にいる割に奥が深い野鳥に惹きつけられあちこちで野鳥を見るのが大好きになりました。卒業後日本野鳥の会十勝支部で野鳥に関わる仕事をしています。

 

(長男と私 2010年10月 北海道豊頃町)

 

 

北海道帯広市が抱える「孤立林」の問題

 

帯広市は自然が豊かなイメージとは逆に、市街地の樹林率は4%以下、農耕地でも6%程度です。それらの林は、道路の拡幅、建設、過剰な草刈り、一方的な苦情に基づく伐採、保全が担保されない売却、最近ではソーラーパネルの建設などで分断されて点在し、「孤立林」と呼ばれます。孤立林は、単独で生物多様性を保つのが難しく、一枚の環境として機能できないリスクがあります。

 

例えば、マンガ「銀の匙」のモデルである帯広農業高校のカシワ林、市街地を400haの森で取り囲もうと作られた「帯広の森」、これらの間を流れる売買川河畔林は開拓期の自然を残す重要な環境で、多様な植物相や、コアカゲラ、オオタカ、エゾリス、キタキツネなどが日常的に観察される環境です。しかし、農業高校のカシワ林周辺への宅地の進出が著しく、やはり孤立しつつあり、平成になってから観察が困難になった生物もあるのです。

 

(市街地でも見られるエゾリス 2010年11月 帯広市)

 

(住宅街に残された小川とマガモのつがい 2007年5月 北海道帯広市)

 

 

孤立林とその周辺地域の生物を調査し、

記録するだけでなく、森の重要度が伝わるマップを作りたい。

 

孤立林同士がつながることで「ひとつなぎの環境」となり生物多様性を増すことができます。市内の自然をこれ以上消滅させない重要性を訴えるために、孤立林とその周辺地域の生物を調査・公表したいと考え、生きもののマップを作ろうと考えました。自然が失われても誰も何も言わないのは、そこに命をつないできた「生きもの」の存在が見えないからかもしれません。森の重要度をわかりやすく表すマップが出来れば、森の中の生きものの存在だけではなく、自然のつながりを広い視野で知り、多くの人が、身近な森林を、まちづくりの大切な要素として考えることができると考えています。

 

 

帯広市内の野鳥マップ作成プロジェクト

 

帯広市内の野鳥マップを作るために、野鳥の会十勝支部が持っているデータや個人が持っているデータを提供していただき、データを一つにまとめます。またデータが不足している場所に対しては野鳥調査のプロに調査をしていただき、データを充実させます。そして、ただ種類を列挙するのではなく、森の重要度を表す方法を模索します。例えば種類の希少性に点数を付けることで森の重要度を表せないか検討し、マップ作成に反映する予定です。

 

(完成イメージ画像)


 

支援金の使途について

 

ご支援金は、マップ制作のための野鳥調査のための費用や、また、調査には高度な技術を必要とするため、調査者へ相応の謝金と交通費を支払うために充てさせて頂きます。またマップをポスターにしてフォーラムを行い、市民へ公開するための資金としても活用させて頂く予定です。

 

(アオダイショウと子供 2014年9月 北海道音更町)

 

 

100年後の未来のため

 

物言えぬ野生生物は人知れず消えていきます。私たちの身の回りから少しずつ野生生物が消えていっても居ることを知らないのですから、悲しくもないでしょう。しかし、知ることで何か変わるかもしれません。残すのか開発するのか、価値を知った上で判断できるようにするのが目的です。また価値を認識することは心の豊かさを高めると考えます。このプロジェクトは始まりであり、今後規模を拡大し、野鳥・動物・植物・昆虫も含めた自然マップを作るのが目標です。100年後の私たちが残っていて良かったと思える環境を残していきたいと思っています。

 

 

引換券について

 

・パンフレット

 

・十勝の野鳥ガイド1日無料券(1~3人)

 

・十勝の野鳥タペストリー

 

・書籍『北海道の動物たち』

 

・十勝池田ワイン城限定ワイン

    (イメージ)

 

・ワシのポストカード(限定30セット)

(イメージ)

 

・帯広畜産大学のオリジナルクッキー

(イメージ)

 

 

運営主体

NPO法人日本野鳥の会十勝支部

http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/

 

 

 

 

 


最新の新着情報