小林春彦・最後の挑戦!見えない障害を持つ方への講演を全国に。

小林春彦・最後の挑戦!見えない障害を持つ方への講演を全国に。

支援総額

2,214,500

目標金額 1,000,000円

支援者
256人
募集終了日
2019年12月20日

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プロジェクト本文

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【達成のお礼とネクストゴールについて】

 

11月19日、無事当初の目標金額である100万円のクラウドファンディングを達成することができました。本当に、感謝しても感謝しきれません。ありがとうございます。

 

始まった当初は、絶対に達成させる!という気持ちでいましたが、実のところは不安でいっぱいでした。このクラウドファンディングを通じ、応援されること、人に支えてもらえることが本当に嬉しく、活力になることを改めて身をもって体感しました。今回のクラウドファンディングの達成はもちろん終わりではなく始まりです。この小林春彦全国無料行脚講演会が、安全に開催できるよう、責任を持ってしっかりと運営してまいります。

 

そして、残り短い期間ですが、ネクストゴールを200万円に設定させていただきました。ネクストゴールまでのご支援については、特に障害を持つ当事者スタッフへの謝礼や障害者団体への協力のお願いを中心として、余裕を持って1人でも多くの全国の方にお声を届けるため、以下の用途に資金を充てさせていただきます。

 

<資金使途概要>
各会場における物販や資料配布や受付等お手伝いの障害者スタッフへの謝礼 375,000円
会場の確保などをサポートしていただく各地のNPOなど団体への協力費  300,000円
広報のためのチラシ作成費用300,000円

 

ネクストゴールでいただくご支援は、より活動を前進させる大きな力になります。この活動にはまだまだ皆様の応援が必要です。小林春彦の名にかけて、絶対に思いを無駄にしないよう全力で取り組んで参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

2019年11月21日 追記
小林春彦

 

 

 

長らく続けてきた講演活動に一旦ピリオドを打つにあたり、
全国を無料でまわります!

 

はじめまして、小林春彦と申します。私は現在、自身の抱える高次脳機能障害の体験をもとに、障害者とそのとりまく社会について、意見を発信する活動を続けています。これまでは主に講演会を開催してまいりました。

 

次第に全国各地から「ぜひ小林さんの話を聞きたい」と、声を寄せていただけるようになり、これまで100回以上の講演を行なってまいりました。同じ悩みを持ち、前を向いて生きていこうとする人たちの気持ちに応えたく、全国どこへでも赴き、語り合ってきました。

 

しかしその反面、自分自身のやりたいこと、実現したいことに向けて時間を割くことが思うようにできなくなっているように感じており、「今やるべきこと」に集中するため、来年度いっぱいで講演会活動を終了しようと思っております。

 

長らく続けてきた講演活動に一旦ピリオドを打つにあたり、これまで講演した地域を含め、全国47都道府県を一年かけて回り、いずれの会場も入場無料で講演会を開催いたします。

 

ところが、講演先がいつも利便性の高い場所とは限りません。遠隔地や離島の場合もあります。移動時間がおびただしく、交通費・宿泊費もかかります。そこで皆さんのご協力を仰ぎたく、クラウドファンディングを決意しました。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

自身の「見えない障害」の体験を伝えるべく、
動き続けてきました。

 

具体的な内容に触れる前に、少し自己紹介をさせてください。

 

私は18歳の時に広範囲脳梗塞に倒れ、身体機能と高次脳機能に重複した「目に見えない障害」を抱える障害者となりました。脳卒中や交通事故などによる脳の損傷が原因で、脳の機能のうち、言語や記憶、注意、情緒といった認知機能に起こる障害を高次脳機能障害と言います。注意が散漫になる、怒りっぽくなる、記憶が悪くなる、段取りが悪くなる、などの症状があり、全国に50万人くらいと推定されています。参照:高次脳機能障害とは? | 高次脳機能障害専門クリニック はしもとクリニック経堂

右側の頭部を広範囲に亘り脳損傷した私の現在のMRI

 

その後、障害の残る身ながら、闘病とリハビリを経て、念願の大学受験にチャレンジ。障害や病気のある小中高校生・大学生の進学と就労への移行支援を通じ、未来の社会のリーダーを育成するプロジェクトDO-IT Japan(東京大学先端科学技術研究センター主催)の第一期生として参加。見えない障害を抱えながらも多様な価値観を学び、チャレンジを続けてきました。

 

当時の様子

 

その後、この体験を伝えたいと、発達障害や高次脳機能障害といった「見えない障害」との向き合い方をまとめた著書『18歳のビッグバン 見えない障害を抱えて生きるということ(あけび書房)』を出版。多くの反響をいただきました。著書を多くの方に知ってもらうべく全国を講演して回ったのが、私が講演活度を行うようになったそもそものはじまりでした。

 

これまでに日本全国北海道から鹿児島まで100回以上登壇し、累計3万人以上の方にご参加いただき、こんな嬉しい声もいただいてきました。

「心のバリアフリーではなく言葉のバリアフリー」見えない障害を可視化したり言葉にできないもどかしさがあったが、小林さんのボキャブラリーを借りこれからは自分も社会で自分の困難を言葉にして説明していきたいと思った。(一部抜粋)

 

自身が障害を持っていないと思っている健常者の生きづらさも晴らしてくれる可能性を秘めた講演だった。

 

 

なぜ講演会を来年度で終えるのか?

 

それでは、なぜ私が講演活動に一旦ピリオドを打つのか、最後にもう一度全国行脚するのか——。その経緯をお話しします。

障害を得て15年、著作を  上梓 じょうし   して5年が経ちました。ひたすら突っ走った日々を振り返った時、ふと、これから先のことがよぎりました。一昔前まで馴染まなかった発達障害という言葉も浸透しつつある今、私は意見発信者として、より自分を磨くための勉強がしたいと思っています。

 

その大きな一つが渡米です。

 

2016年に施行された日本の「障害者差別解消法」はアメリカにあった差別禁止法を輸入したばかりで、日本人のメンタリティに未だ馴染まない部分もあると感じており、テクノロジーの進歩も目まぐるしい昨今、どう日本人のメンタリティに即す形で伝えて行くべきか悩んでいました。

 

それを解決するには、実際に現地のカルチャーに触れることが大事だと思っています。そして自分なりに解釈した言葉を持ち帰り、機会を見つけて伝えていきたいのです。


これらは生半可な覚悟ではできません。現在行っている一連の活動に区切りをつけ、集中して臨む必要があります。そのために、講演活動を一旦お休みさせていただこうと思っています。

 

画像に含まれている可能性があるもの:小林 春彦、スマイル、立ってる、子供

 

 

遠隔地や離島への訪問も可能にすべく、
みなさまからのご支援をお願いいたします。


しかし、このまま簡単に「おしまい」にしてしまうわけにいかない…との想いが、私の中にあり、未だ訪れていない地方の都道府県への講演を決めたのですが、一つ課題がありました。

 

それは遠隔地や離島への訪問です。

 

かつて、ある遠隔地からの講演依頼がありました。提示された予算はJRの片道分程度でしたが、先方の熱意に打たれ、どうしても断りきれず、高速バスで片道10数時間掛けて行きました。夜は漫画喫茶に宿泊です。さすがにこれでは私の体力が持たないと感じています。そんなの「断ってしまえば良い」と気を楽にいう人もいましたが、情熱をなくすことが私にはできません。
 

こうした予算不足によって遠隔地での講演活動が行えないのは、長年の気掛かりでした。

私の話を聞きたいと言ってくれる人がいる。行きたい気持ちはやまやまだけれども、予算の壁は厳然と存在する。むしろそういう地域こそ、情報を求めています。

 

そこで、皆さまからご寄付を募り、期間を来年一年と切り、今まで行けなかった地方を中心・優先とし日本列島を回りたいと計画しています。

 

 

講演会詳細

『小林春彦、18歳のビッグバン全国行脚講演ファイナル』

 

●開催日時    
2019年12月〜2021月3月まで

 

●開催場所
神奈川県相模原市(全国障害学生支援センター)、兵庫県三田市(ゆりのき台小学校)、東京都八王子市(会場未定)、岐阜県岐阜キャッスルイン、香川県高松市(会場未定)、愛媛県「愛媛テクノプラザ」、鹿児島県「ハートピア」(鹿児島県高次脳機能障害支援センター)、徳島県(徳島市・会場未定)、島根県「松江テルサ」、長野県ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)、高知県「高知県立県民文化ホール」、山形県「YCC県民文化ホール」、秋田県「秋田拠点センター ALVE(アルヴェ)」、長崎県「長崎駅前コワーキングスペースミナト」、山口県「山口県身体障害者福祉センター」、静岡県「静岡県総合社会福祉会館(シズウェル)」

 

●イベント内容    
「見えない障害」や「生きづらさ」を抱えた方への啓発講演

 

資金使途

会場費    350,000円
交通費・宿代    500,000円
その他・諸経費    150,000円

計100万円

 

※なおクラウドファンディングでご支援いただいた資金により、少なくとも20箇所以上で講演会を開催することを約束いたします。(現在、大都市を除く地方都市を優先した約25会場を調整中です。)

 

 

当事者だからこそできることがあると信じ、
見えない障害を抱える方へ意志をより強く届けて行きます。

 

「見えない障害」への理解は徐々に広まりつつある中、健常者と障害者の境界があいまいとなったり、当事者が何に困っているのか、どう対応すべきなのかに混乱するようになっていると感じます。

 

また妊婦、難病、LGBT、女性、国籍、精神疾患、様々な事情で弱者と呼ばれる方々が発生する中で障害者だけに社会的なスポットライトが当たることはフェアなのかといった議論もあり、問題は山積みです。

 

脳機能障害といってもその内実は様々で、私のように記憶したり思考したりコミュニケーションをとったり移動ができる人も限られています。私がそのような方々を代表する、というとおこがましいのですが、医師でも家族でもなく当事者が主体となって広く意見を届けて行く活動は、好循環を作ると信じています。

 

そう遠くない未来に新しい言葉を発信するために、自分を磨いてまいります。

 

ですが、その前に、2020年を丸一年かけて、全国のまだ見ぬ同じ悩みを抱える仲間と出会い、話をし、声を聞きたいと思っています。

 

 どうかそのチャンスにお力添えいただけませんでしょうか。

 皆さんの温かい志に願いをこめる次第です。

 

画像に含まれている可能性があるもの:2人、小林 春彦さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)

 

=============

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

wikipediaより - 小林 春彦(こばやし はるひこ、1986年12月17日 - )は、日本の講演家・作家・コラムニスト・男性モデル。愛称は「春彦さん」。兵庫県神戸市出身(大阪府吹田市生まれ)。血液型はA型。 障害のある児童生徒・学生の進学・就労支援プロジェクトDO-IT Japan2007年度スカラー・リーダー(2010年-2015年)。私立三田学園中学校・高等学校卒業。 18歳の時に脳梗塞で倒れ、身体機能と脳機能に重複した障害を抱える。3年間の闘病で半身不随など一部の身体障害を克服したが、その後高次脳機能障害と診断された。東京大学先端科学技術研究センターによる障害のある児童生徒・学生の進学・就労支援プロジェクトDO-IT Japanの第一期生として参加。現在は全国で見えない障害や「生き辛さ」を抱える健常者に向けての障害の有無を問わない啓発活動を行っている。

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リターン

3,500


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ミニ応援コース

●心を込めたお礼のメールを送付

いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
134人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

5,500


小林春彦直筆感謝の気持ちを込めたお手紙

小林春彦直筆感謝の気持ちを込めたお手紙

●お礼のお手紙を直筆にてクラウドファンティング終了から1年以内に送付致します。

支援者
34人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

10,000


皆さまと講演を回ります!お名前列記コース

皆さまと講演を回ります!お名前列記コース

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。

支援者
71人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

20,000


電話で小林春彦に相談!

電話で小林春彦に相談!

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。
●スカイプor電話で小林春彦に相談(30分前後を予定。プロジェクト達成後、別途ご連絡いたします。)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

30,000


『18歳のビックバン』(直筆サイン入り)

『18歳のビックバン』(直筆サイン入り)

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。
●スカイプor電話で小林春彦に相談(30分前後を予定。プロジェクト達成後、別途ご連絡いたします。)
●『18歳のビックバン』(サイン入り)1冊

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

30,000


小林春彦を全力で応援コース

小林春彦を全力で応援コース

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。

いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

50,000


小林春彦があなたに会いに行きます!

小林春彦があなたに会いに行きます!

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。
●『18歳のビックバン』(サイン入り)1冊
●小林春彦がご指定の場所に訪問します。(プロジェクト達成後、日時や場所の調整のご連絡をいたします。)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

50,000


小林春彦を全力で応援コース

小林春彦を全力で応援コース

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●支援者限定メルマガ(「見えない障害」と付き合うためのノウハウをお送りします。1年間で6回を予定)
●講演会に使用する資料に感謝の気持ちを込めてお名前(ペンネーム可)を記載致します。

いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

100,000


小林春彦の講演会開催権!

小林春彦の講演会開催権!

●心を込めたお礼のメールをプライベートアドレスより一人一人に合わせて個別送付
●講演会に使用する資料(パンフレット/講演用スライド)にお名前記載
●小林春彦講演会開催権(プロジェクト達成後、日時や場所の調整のご連絡をいたします。)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

プロフィール

wikipediaより - 小林 春彦(こばやし はるひこ、1986年12月17日 - )は、日本の講演家・作家・コラムニスト・男性モデル。愛称は「春彦さん」。兵庫県神戸市出身(大阪府吹田市生まれ)。血液型はA型。 障害のある児童生徒・学生の進学・就労支援プロジェクトDO-IT Japan2007年度スカラー・リーダー(2010年-2015年)。私立三田学園中学校・高等学校卒業。 18歳の時に脳梗塞で倒れ、身体機能と脳機能に重複した障害を抱える。3年間の闘病で半身不随など一部の身体障害を克服したが、その後高次脳機能障害と診断された。東京大学先端科学技術研究センターによる障害のある児童生徒・学生の進学・就労支援プロジェクトDO-IT Japanの第一期生として参加。現在は全国で見えない障害や「生き辛さ」を抱える健常者に向けての障害の有無を問わない啓発活動を行っている。

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