iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ

iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ 2枚目
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ 2枚目
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ 2枚目
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は2月28日(金)午後11:00までです。

寄付総額

18,411,000

NEXT GOAL 25,000,000円 (第一目標金額 10,000,000円)

184%
寄付者
350人
残り
43日

応援コメント
アイちゃん
アイちゃん21時間前医療関係者の皆様のおかげで、救われる者がたくさんいることと思います。大変なお仕事と思います。ただただ、感謝の気持ちでいっぱいです。医療関係者の皆様のおかげで、救われる者がたくさんいることと思います。大変なお仕事と思います。ただただ、感謝の気持ちでいっぱい…
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は2月28日(金)午後11:00までです。

    https://readyfor.jp/projects/kobe-eye-center-cf2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

第一目標達成のお礼と第二目標へのさらなる挑戦について

 

この度は、クラウドファンディング「iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ」を応援くださり、誠にありがとうございます。12月5日に開始した本プロジェクトは、おかげさまを持ちまして250名を超える方々からご支援をいただき、12月20日に第一目標である1,000万円を達成することができました。

 

予想以上に早い段階で達成できましたことを、神戸アイセンター関係者一同、驚きとともに大変感激しております。この場をお借りして心より御礼申しあげます。また達成後も引き続き、ご寄付とあたたかい応援コメントを数多くお寄せいただき、改めて私たちの使命を実感し身の引き締まる思いです。


この機会に、改めてわたしたち医療従事者や研究者がみなさまと同じ目標に向かっていることを再認識することができたことで、これまでの苦労や困難もその甲斐があったと、勇気づけられ励まされました。これまで研究を続けることができたのも、そしてこれから目標に向かって、さらに研究を継続していくことができるのもみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。これからもプロジェクトの進捗を見守っていただけますと幸いです。


そしてこの度、ネクストゴールとして目標額2,500万円へ挑戦させていただくことにいたしました。この第二目標でいただいたご寄付により、第一目標の資金使途をさらに充実させるとともに、特に2025(令和7)年度に実施予定の網膜オルガノイドの試製造及び、その後に実施を計画している臨床用網膜シートの動物移植による安全性、有効性の評価試験により多く資金を充当させていただき、開発スピードを加速させていきたいと考えております。

 

最終日の2月28日(金)23時まで、引き続き何卒お力添えのほどよろしくお願い申しあげます。

 

神戸アイセンター病院

院長 栗本 康夫

(2024年12月25日追記)

 

▼神戸アイセンター開設7周年記念講演会

【開催日】2024年12月8日(日)

【アーカイブ視聴URL】https://www.youtube.com/watch?v=x6nMAxs1WQQ&t=1s

 

神戸アイセンター構想を代表して

髙橋 政代よりメッセージ

 

神戸アイセンターでは2017年の設立以来「全ての視覚障害者に解決方法を提供する」を目的とした神戸アイセンター構想のもと、病院での確かな医療、ロービジョンケア、患者さん中心の治療開発に邁進してきました。

 

そしてこの度、神戸アイセンターでは、多くの方に神戸アイセンター構想のこれまでの取り組みや今後のビジョンを知っていただきたいという想いのもと、次世代構想の基軸となる技術を活用したiPS細胞による網膜再生医療の実用化に向けて、神戸アイセンター病院で進めている「安全性・有効性を高めたiPS細胞由来の次世代型視細胞(網膜シート)開発」(詳細はこちら)をテーマにしたクラウドファンディングを実施いたします。

 

これまでも多くの皆様から温かいご支援をいただき、研究を前に進めてまいりましたが、やはり研究にはお金の流れが作りにくい領域も存在します。

 

そこで、今回クラウドファンディングという形でご寄付を募ることで、より多くの方々から研究を支えていただく基盤を作り、今後の構想の一つでもある、視覚障害者ひいては世界に貢献する日本国内の事業や医療を応援する基金を作ること目指すことの一歩にもなると考えております。研究のスピードを加速させ、1日でも、1人でも多くの患者さんへ治療を届けるためには、資金の安定的な調達は必要不可欠です。

 

いま治療として提供できる、あと一歩のところまで来ています。あと一歩へのご支援を、本クラウドファンディングへのご寄付を、よろしくお願い申し上げます。

 

栗本 康夫、仲泊 聡、髙橋 政代

 

左から順に万代 道子、髙橋 政代、栗本 康夫

 

 

これまでの研究について
網膜色素上皮(RPE)不全症に対するiPS細胞治療開発の取り組み

 

患者さんひとりひとりの病態にあった治療法の提供

現在、日本をはじめとする高齢化の進む国において、網膜色素変性や加齢黄斑変性(AMD)等が中途失明原因の上位となり、その治療法の開発が求められています。これらの疾患はいずれも網膜外層の変性が原因となり視覚障害が引き起こされますので、私たちは網膜外層疾患と呼んでいます。

 

網膜外層疾患には様々な網膜疾患が含まれており病態も様々ですが、共通しているのは網膜外層に存在する視細胞や網膜色素上皮(RPE)細胞に障害が起きるという点です。この視細胞変性やRPE細胞不全では変性を起こした細胞は再生しないため不可逆的に病状が進行するうえ、現在も有効な治療方法はありません。そこで、私たちは再生医療としてiPS細胞由来視細胞(網膜シート)及びRPE細胞移植治療を開発し、ひとりひとりの患者さんの病態にあった治療を提供することを目指しています。

 

|RPE不全症とは

RPEは私たちの視覚を維持するために様々な重要な役割を担っていることから、RPEに発現する遺伝子異常や加齢に伴う酸化ストレス及び老廃物の異常蓄積等加齢に伴う病的変化が原因となり、RPE不全を来すことで遺伝性疾患群である網膜色素変性や、これまでのRPE細胞移植臨床研究の対象疾患であった加齢黄斑変性の主な原因となることが知られています。事実、RPE不全が主な原因である網膜変性疾患が複数存在することから、これらの網膜変性疾患をRPE不全症という一つの疾患群としています。

 

また、RPE不全症の症状は、視力が低下したり、暗いところでものが見えにくかったり、または色がわかりにくくなることで発見されますが、病気が発見される年齢や、症状の種類と進む速さは、その病気の種類や患者さんによって個人差があります。

 

 

世界初のiPS細胞移植から10年、現在の開発状況

2014年に世界で初めて、ヒトへの自家・iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)細胞シート移植に成功して以来、我々はこれまでヒトiPS細胞から網膜色素上皮(RPE)細胞や網膜組織への分化誘導方法を開発し、世界に先駆けて『iPS細胞由来RPE細胞』および『iPS細胞由来視細胞(網膜シート)』の移植を行い、このような治療が安全に行えることを示してきました。その上で、現在はより治療効果を高めるために、さらに進歩した次世代の再生医療開発を目指しています。

 

これまでの臨床研究経緯まとめ

 

2014年:自家・iPS細胞由来網膜色素表上皮(RPE)細胞シート移植成功

 

2017年:網膜色素上皮(RPE)細胞懸濁液(他家)移植

 

2020年:視細胞(網膜シート)(他家)移植

 

2021年:網膜色素上皮(RPE)細胞懸濁液(他家)移植

 

2022年:網膜色素上皮(RPE)細胞凝集紐(他家)移植

 


 

より早く治療法を患者さんに届けるために、高い安全性の保証と効果向上、対象者の拡大が重要です

 

2014年に私たちのチームが世界で初めてヒトへのiPS細胞の自家移植を行いました。この自家移植には、HLAの不一致による拒絶反応を管理するための免疫抑制剤が必要ないというメリットがあります。一方で、各患者用にiPS細胞を樹立する必要があるため、どうしても準備時間、労力、および費用がかかってしまいます。

 

そのため、一般的な治療として確立するには他家移植が必要であり、CiRA_F(京都大学iPS細胞研究財団)のiPS細胞ストックを利用し、研究を進めてきました。これまでに一定の安全性・有効性は確認できていますが、iPS細胞を用いた移植治療の社会実装には、対象となる患者さんの拡大と、治療効果の更なる向上を目指していく必要があります

 

 

本プロジェクトで実現したいこと
安全性・有効性を高めたiPS細胞由来の次世代型視細胞(網膜シート)開発

 

視機能を改善させるための「次世代型移植用網膜シート移植」による、新たな治療法の確立を目指して

私たちが進めている研究の一つに、網膜変性疾患で損傷をうけた視細胞(網膜シート)を補充し、視機能を改善させるための「次世代型移植用網膜シート移植」による新たな治療法の確立があります。

 

 

これまでに、iPS細胞由来網膜オルガノイドから作成した網膜シートを網膜変性動物に移植することで視機能が回復する可能性を示し、2020年には2名の患者さんに移植することで、安全性と視機能改善の可能性を示しましたが、まだまだその効果は限定的であると考えています。

 

 

次なる一歩。まずは、非臨床にて安全性と良好な視機能改善効果の証明を

そこで本研究では、従来の浮遊培養法を改良し、より大きな網膜オルガノイドの作製を可能にした技術を用いて、これまでに比べて広範囲に細胞を移植したいと考えています。

 

また、日本人に最も多いHLA型をもつ、さい帯血由来iPS細胞(HLAの適合する人では拒絶反応が起こりにくいiPS細胞)に、遺伝子編集技術を用いて、移植視細胞(網膜シート)と受け入れ側の細胞との接続効率が向上する網膜移植治療に特化した次世代型移植用網膜シート作成用iPS細胞株を樹立し、これまでに比べ良好な視機能改善効果が得られ、病状の進行が抑制されることを期待しています。

 

 

このように、治療効果の向上が期待される新しい細胞治療を患者さんにいち早く届けるために、安全性の確認を目的とした非臨床試験を実施する予定です。具体的には、次世代型移植用網膜シート作製に充分な量のiPS細胞ストックを増産し、安定した網膜分化技術を確立します。

 

そして、臨床試験申請に向け、安全性・有効性データの取得を目的とした動物移植実験及び非臨床試験安全性試験を実施します。  

 

■本プロジェクトで対象とする主な研究内容

〇次世代型視細胞(網膜シート)の非臨床試験を成功させ、臨床試験に向けた準備を進める

・臨床応用に向けた安定した分化誘導技術の確立

・網膜オルガノイドの試製造と品質管理、保管、出荷方法の確定とゲノム解析 

・移植用網膜シートの動物移植による有効性と安全性確認 

・臨床試験申請用データ取得を目的とした非臨床安全性試験(造腫瘍性試験等)

・試験計画の立案などの臨床試験申請の準備、等     

   

■目標金額(1,000万円)の主な資金使途  

 ①非臨床試験にかかる経費(人件費、材料、委託、細胞製造加工室運営費用等):400万円   

 ②臨床研究準備にかかる経費(人件費、委託、審査費用等):400万円   

 ③臨床試験に向けて、本プロジェクト含めた患者さんへの情報発信、広報、相談対応にかかる経費(人件費、印刷費、会議費用等):200万円  

 ※クラウドファンディング手数料を含む

 

■各研究の今後のスケジュール

※本プロジェクトはAll in方式で実施されます。寄付総額が目標金額に達しなかった場合でも、集まった寄付金は次世代型視細胞(網膜シート)の非臨床試験にかかる費用と、臨床試験に向けた準備に充てさせていただき、目標金額の不足分は病院の自己負担とし、また必要な総額分もさまざまな財源等から確保し、必ず上記の実施内容・規模の通り実行いたします。

 

本研究を進めるには多額の費用が必要であり、少しでも早く治療法を患者さんの元へ届けるため、研究のスピードを加速させていきたいという思いでクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。

 

また、世界初のヒトへのiPS移植から10年という節目の年であり、改めて神戸アイセンター構想や取り組みについて知ってもらいたい、また共感してくれる方々を増やしていきたいと考えております。

 

 

 

今後のビジョン
すべての網膜疾患の患者さんに、治療法があるという光を。

 

2014年に世界で初めてヒトに対して、自家のiPS細胞由来RPE細胞シート移植に成功(ファーストインヒューマン)して以来、髙橋政代プロジェクトリーダーを中心とした研究チームは、iPS細胞による網膜再生医療の実用化に向けた研究開発を進め、役割の違う3団体が有機的に連携し、すべての網膜疾患の患者さんに治療を提供することを目標に、真摯に臨床、研究、患者支援に取り組んできました。

 

 

研究面では、着実に臨床研究を積み重ね、RPE細胞では移植手技の保険収載を目標とした先進医療の申請を行う直前まで来ています。また、課題であった免疫拒絶反応抑制への解決策として、遺伝子編集の技術を取り入れたRPE細胞及び視細胞(網膜シート)の製造に成功しており、これから動物実験等の非臨床試験を行い、製造の方法の最適化、品質管理方法の開発を進めていくところです。

 

これまでの臨床研究で一定の安全性(細胞の生着)と有効性(視力維持、症状抑制)は確認できており、遺伝子編集を行った改良版のRPE細胞及び視細胞(網膜シート)が製品化できれば、より多くの患者さんに治療として届けることができると考えています。患者さんへより早く治療法を届けるため、皆様からの温かいご寄付をお待ちしております。

 

 

応援メッセージのご紹介

 

山中 伸弥 様|国立大学法人京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授

  公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長 

神戸アイセンターは、iPS細胞を用いた網膜再生医療の実用化を目指し、精力的に研究を進めておられます。その研究において私が理事長を務めているiPS細胞研究財団が製造したiPS細胞ストックもご使用いただいております。寄付で研究活動を支えるという文化を日本で広げるために、クラウドファンディングによる寄付募集を応援します。

 

久元 喜造 様|神戸市長

世界で初めてiPS細胞を用いた移植手術が成功してから10年、神戸アイセンターでは世界に先駆けた革新的な研究が進められています。網膜の病気に悩む患者さんへ希望の光が届くよう、多くの方からのご支援・ご協力をいただき、網膜再生医療の実用化に向けた取組みが進んでいくことを願っています。

 

竹下 義樹 様|社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 会長

視力の保全と光の獲得を 

 

 私は、14歳で視力を失い、以来視覚障害者として人生を歩いてきました。視覚障害者であればこそ、視力の保全と光の獲得は人生にとって重要であることを強く感じています。もちろん視覚障害者としての60年間は、決して不幸なものではありませんでしたし、視覚に障害を持っても社会の理解と適正な支援によって職業を全うすることもできます。しかし、視力を回復することができたり、再び光を感ずることができることになることは大きな夢です。われわれの仲間には、現在の医学では治療によって視力を維持したり回復することができない病気で苦しんでいる人がいます。そうした人たちにとって、iPS細胞による治療で視力を維持したり、光を取り戻す可能性が出てきたことは、絶望からの脱却であり大きな期待をもたらすものです。医学の進歩はすべての人に希望を与えるものでなければなりません。このiPS細胞による網膜再生医療の実用化は、そうした夢を現実のものとするものであり、心から応援します。

 

髙橋 仁 様|公益社団法人日本網膜色素変性症協会 理事長

 網膜色素変性は国内において2番目の失明原因の難病です。かねてより網膜再生医療に期待を寄せていたところですが、このたび実用化のための「安全性・有効性を高めた次世代iPS細胞由来の視細胞開発」を目的とした研究がスタートするとのことで、我々、網膜色素変性患者の治療の光ともいうべき臨床試験に患者一同期待をしております。

 

成宮 周 様|神戸医療産業都市推進機構 理事長

 神戸には、医療産業都市があります。これは、神戸港の中に突き出したポートアイランドという島に位置して先端医療を実現するために日夜努力しています。神戸アイセンターもここにあります。2014年、ここで、高橋政代博士たちは、iPS細胞から作製した網膜色素上皮細胞シートを加齢黄斑変性の患者様に移植しました。これは世界で初めてのiPS細胞の臨床応用の試みでした。爾来10年、高橋博士のチームは、症例を積み重ね、この治療法の安全性を確認してきました。今回、これらの成果を基盤として、このiPS由来網膜細胞シート療法を、より多くの患者さんに応用できるよう遺伝子改変し、次世代のiPS由来網膜細胞シート療法を開発しようとしています。私たちの体は老化していきますが、それを顕著に感じるものとして目や耳などの感覚器の老化があります。目が見えにくく、耳が聞こえにくくなり、ひどくなると光、音を失ってしまいます。高橋博士の研究は、老化やその他の網膜の病気で光を失ったできるだけ多くの患者様に光を取り戻すものであり、感覚器老化の克服を目指す神戸医療産業都市として実現にむけ強く応援しています。

 

 

プロジェクトメンバーより

 

栗本 康夫

栗本 康夫|神戸市立神戸アイセンター病院 院長

人間の網膜は再生しないと長年信じられてきました。しかし、近年の幹細胞研究などの進展により、網膜の再生医療が現実のものとなりつつあります。私たちのチームは、山中伸弥先生が生み出した日本発の革新的な成果であるiPS細胞を活用し、網膜の難病患者さんに対する網膜視細胞移植を成功させました。これは大きな一歩でしたが、視力を失いかけている患者さんに「光を失わない未来」を届けるには、まだまだ道のりの途中です。治療を待つ多くの患者さんにこの治療を届けるために、さらなる研究の推進と治療を社会実装する努力が必要です。私たちは、この挑戦を加速させるためにクラウドファンディングを立ち上げました。皆さまのご寄付が、研究を一歩前進させ、光を失いつつある患者さんたちに希望を届ける大きな力となります。どうぞご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

万代 道子

万代 道子|神戸市立神戸アイセンター病院 研究センター長

視細胞移植による視機能回路の再建、は多くの人が難しいと考えていた挑戦的なテーマでしたが、10年以上その研究にとりくむ中で、研究室レベルでの検証や、患者さんたちにご協力頂いて最近では臨床研究なども行い、少しずつですが、iPS細胞を用いた移植治療が安全に実施可能なこと、また何らかの視機能回復や維持に役立つ可能性もみえてきました。一つ一つの臨床研究での進歩は少しずつではあっても、この積み重ねがいずれは大きな効果に通じると信じて、日々、よりよい効果、より多くの患者さんでの効果、が得られることを目指して研究を進めております。細胞というナマモノを用いる治療はどうしてもその移植組織の調整や管理に手間と費用がかかります。1日も早く、より良い治療をみなさんに届けられるよう、今後も引き続き努力して参りますので、皆様のあたたかいご寄付を頂けますと大変にありがたく励みとなります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

平見 恭彦

平見 恭彦|神戸市立神戸アイセンター病院 副院長

神戸アイセンター病院ではさまざまな目の病気に対する治療に日々取り組んでいますが、なかでもiPS細胞を使った網膜の再生医療はこれまで治療法のなかった目の難病に対する治療の確立に向けて、あと少しというところまで来ていると感じています。みなさまの力強い後押しが研究を加速させ、日本発の治療が失明の不安に苦しむ世界の人々を救うようになるのも夢ではないと思います。温かいご寄付をどうかよろしくお願い申し上げます。

 

仲泊 聡|公益社団法人NEXT VISION 代表理事

公益社団法人NEXT VISIONは、本事業の臨床試験に向けて、患者さんへの情報発信、広報と相談対応を担当致します。日常業務より培った視覚に障害をもつ方に共感し寄り添う姿勢を最大限に生かして、本事業を支えていく所存です。この次世代iPS細胞治療として行われます網膜再生医療は、網膜疾患をもつ多くの患者さんの夢につながる大切な事業です。そして、その成功がさらに多くの再生医療の発展に寄与することは明らかです。世界中の不治の病を持つ方たちの明日に繋がるといっても過言ではありません。私たちNEXT VISIONは、視覚に障害をもつ方もそうでない方も、新しい展望をつくる場所、新しい展望を見つける場所としての神戸アイセンターを運営するメンバーとして、これからも挑戦を続けていきます。皆様のご寄付をよろしくお願い申し上げます。

 

※参照:https://www.nikkei.com/article/DGXLASGG1200D_S4A910C1000000/

 

ご寄付にあたってのご注意事項

 

・本プロジェクトおよびギフトの対応は、神戸アイセンター(3団体:神戸アイセンター病院、株式会社ビジョンケア(グループ)、公益社団法人NEXT VISION)で実施しております。

 

・地方独立行政法人神戸市民病院機構の研究寄付奨励金取扱要綱に準じ、適切に寄付金の管理・執行、寄付金受納書の対応をさせていただきます。

 

・実行責任者として、研究実施主体である地方独立行政法人神戸市民病院機構が運営する神戸市立神戸アイセンター病院が、ご寄付をお受けする窓口を設置し、寄付金受納書の発行等につきましては、神戸市立神戸アイセンター病院の運営母体である地方独立行政法人神戸市民病院機構名義で行います。

 

・本プロジェクトは、「次世代型iPS細胞治療・視細胞(網膜シート)の開発及び臨床試験準備 」の実施に対して、ご寄付を活用いたします。必ずしもスケジュール通りに進行でき、想定通りの結果が得られるとは限りません。計画に大幅な変更が生じる場合にも、活動報告などを通じてお知らせしながら、皆さまからのご寄付を大切に活用して研究を継続いたします。 

 

・本プロジェクトは、目標金額の達成の有無にかかわらず寄付金を受け取ることができるAll In方式です。寄付総額が目標金額に達したか否かにかかわらず、1円以上のご寄付があった場合にクラウドファンディングが達成したものとして取り扱われます。

 

・ご寄付のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

・寄付金受納書のお名前は、「ギフトお届け先」にご登録いただいたお名前となります。ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金受納書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。 

 

・本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。  

 

・ご寄付により、地方独立行政法人神戸市民病院機構が取得した寄付者の個人・法人情報等は、本プロジェクトに関する業務(お礼状・受納書の送付、ご寄付芳名録作成、お知らせ、各種分析等)への利用及び神戸アイセンター3団体で寄付にかかるお礼業務(ギフトの対応)を進めるため、共有させていただきますこと、予めご了承ください。

 

 

税制上の優遇措置について

 

本プロジェクトへのご寄付は、税制上の優遇措置が受けられます。

※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。

 

<個人の方>

合計所得額の40%または寄附金の額のいずれか少ない額から、2000円を控除した金額が所得控除の対象になります。(所得税法 第78条第1項)
※神戸市民の方は、神戸市個人市民税についても、一定額の寄付金控除が認められます。
※兵庫県に住所を有する方は、兵庫県個人住民税についても、一定額の寄付金控除が認められます。

 

<法人の方>

地方独立行政法人神戸市民病院機構は、特定公益増進法人として定められています。当法人にご寄付いただいた場合は、税制上の優遇措置を受けることができます。 損金算入限度額と寄付金の額のいずれか少ない金額が損金に算入され、法人税が軽減されます。 (法人税法 第37条第4項)
 

<寄付金受納書の発行について>

ご寄付をされた方には、後日「寄付金受納書」を送付いたします。

 

※寄付金受納書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での受納書が必要となりますので、ご注意ください。

 

※寄付金受納書の日付は、READYFOR株式会社から神戸アイセンター病院に入金のある2025年4月(以降)の日付となります。このため、2025年分として確定申告をしてください。

 

※寄付金受納書は、2025年4月以降、同年6月を目途に順次発送いたします。(ご寄付の件数によっては、発送までにお時間を要する場合がありますのでご了承ください。)

 

プロジェクト実行責任者:
橋本 信夫(地方独立行政法人神戸市民病院機構)/ 栗本 康夫(神戸市立神戸アイセンター病院)
プロジェクト実施完了日:
2025年2月28日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

神戸市立神戸アイセンター病院が、非臨床試験にかかる経費(人件費、材料、委託、CPF費用等)、臨床研究準備にかかる経費(人件費、委託、審査費用等)、臨床試験に向けて、本プロジェクト含めた患者への情報発信、広報、相談対応にかかる経費(人件費、印刷費、会議費用等)として寄付を募ります。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要資金と目標額の差額は自己資金で充当します。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/kobe-eye-center-cf2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

眼科専門の自治体病院として神戸市の眼科領域の中核病院であり、また標準医療からiPSを活用した臨床研究の実施まで行っている。また、神戸医療産業都市に貢献するとともに、眼のワンストップセンターとしての役割を果たすべく、臨床研究から臨床応用へ、そして治療、障害者支援への橋渡しまで幅広い取り組みを進めている。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/kobe-eye-center-cf2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

ギフト

3,000+システム利用料


alt

応援コース|3,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート

申込数
77
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


alt

応援コース|10,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)

申込数
141
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

30,000+システム利用料


alt

応援コース|30,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
64
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

50,000+システム利用料


alt

応援コース|50,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

100,000+システム利用料


alt

応援コース|100,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

300,000+システム利用料


alt

応援コース|300,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

500,000+システム利用料


alt

応援コース|500,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

1,000,000+システム利用料


alt

応援コース|1,000,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000,000+システム利用料


alt

応援コース|3,000,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

5,000,000+システム利用料


alt

応援コース|5,000,000円

・お礼のメッセージ
・寄付受納書
・活動報告レポート
・病院HPへのお名前掲載(希望制)
・病院院内へのお名前掲載(希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

プロフィール

眼科専門の自治体病院として神戸市の眼科領域の中核病院であり、また標準医療からiPSを活用した臨床研究の実施まで行っている。また、神戸医療産業都市に貢献するとともに、眼のワンストップセンターとしての役割を果たすべく、臨床研究から臨床応用へ、そして治療、障害者支援への橋渡しまで幅広い取り組みを進めている。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る