障害をお持ちの方でも安心・安全に働ける場所を創りたい

 

 

自己紹介

 

社会福祉法⼈くすのき会は、1963年に兵庫県神戸市で精神薄弱児施設として運営を始めて以来、神⼾市と兵庫県佐⽤郡で障害福祉サービス（施設⼊所⽀援・⽣活介護・就労継続⽀援Ｂ型・共同⽣活援助[介護サービス包括型]・短期⼊所・⽇中⼀時⽀援）を実施している社会福祉法人です。

 

法人ホームページURL：https://kusunokikai.org

 

神戸市長田区で就労継続支援B型施設「ワークステーション細田」を運営しており、約40名の障害者の方々が日々作業に従事しています。今回はさらに、就労継続支援A型事業所（定員10名）を創設し、障害者の方が働く機会を増やしていきます。

 

知的に障害をもたれた方にとって真に必要な支援は何かを見極め、より適正なサービスに徹していきます。さらに地域社会と良好な関係を築くために積極的に交流を深めるようにします。知的に障害を持たれた方と生活を共にするなかで、共に生きていることの絆を確認し、障害があることを理由に人間としての尊さが傷つけられる悲しみを共有します。そして、自立に向けて日々の育ちゆくあゆみのなかで、それを乗り越えて生きて行く力を共に身につけていきます。

 

この３年間はコロナ禍の影響で、施設利用者さんも思うような活動ができず、また職員も利用者さんの希望に沿った活動をサポートできないなど苦しい時期が続きました。そんな中でも職員は利用者さんの笑顔・感謝の言葉に元気づけられエネルギーをチャージさせてもらっています。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

課題はずばり建設コストです。社会福祉法人くすのき会は、収益事業を行っておりません。そのため国が定めた事業収入と寄付金収入以外の収入がありません。昨今の物価上昇や光熱費の高騰などで厳しい施設運営が続いていますが、障害者の方々の新しい働く場を作りたい。そんな思いを実現させる為にも皆様のご支援（寄付）をよろしくお願いいたします。

 

今までの屋外での農園作業は夏の炎天下や冬の寒空下での作業がありました。障害者の方はご自身で体調不良を訴えたり、ご自身で感じたりできない場合が多くあります。そんな障害をお持ちの方でも安心・安全・快適な環境で働ける場を創設したい、郊外の農園まで行くのではなく、通いなれた街中の作業所で働ける場を提供したいという思いから、水耕栽培事業を行いたいと思っています。

 

水耕栽培事業は、温度管理のされた室内での野菜栽培です。今までの水耕栽培事業は大規模な植物プラントで野菜を栽培しているモデルばかりでした。今回くすのき会が行う水耕栽培事業は小規模でも十分事業が可能な今までにない新しいモデルで、室内で付加価値の高い野菜栽培を目指します。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

水耕栽培事業は、温度管理のされた室内での野菜栽培です。いただいたご支援（寄付）を使って全く新しい室内小規模水耕栽培事業を展開します。

 

水耕栽培のための設備システム購入費用として全額を使用します。

令和5年11月下旬に着工し、令和6年1月下旬から試験栽培に着手し令和6年4月から事業認定を受け就労継続支援A型事業を開始予定

 

 

今回のプロジェクトは「障害者の方々の働く場」として、まったく新しい小規模水耕栽培という手法を取り入れました。そんな事業をこれからも広めていきたい。そのために広く知っていただきたいと思いクラウドファンディングを利用しました。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

障害のある方の「働きたい」、ご家族の「働かせてあげたい」という願いを実現できる場を提供していきたい。

 

市街地のビルの一室を利用した小規模水耕栽培事業は、障害者の方が安定した環境下で仕事ができ、効率的な生産も望めます。この事業にとどまらず生産活動の場を増やすことで安定的な就労が可能となり生活自立や経済的自立できるチャンスを増やしていきます。

 

 法人理念である「共に生き、共に育つ社会の実現」を「共に生き、共に育ち、そして共に働く社会の実現」へと昇華していきたい。

 

障害者の方に、ご自身が社会参加しながら「自分が必要とされている」と実感でき、感謝される喜びを感じていただきたい。今回の就労支援事業所開設はそんな価値ある社会資源だと思っております。是非ともプロジェクト実現のためお力添えをお願いします。

 

 

 

税制上の優遇措置について

 

税制上の優遇措置について 社会福祉法人である当法人へのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。ご寄付は、所得税法上の寄付金控除の対象となる特定寄付金又は法人税法上の全額損金算入を認められております。 READYFORから社会福祉法人　くすのき会への入金後、当法人から「寄付金領収証（税額控除にかかる証明書）」を送付します。

 

※確定申告などの際に必要です。

 

◆個人の場合：寄付金領収証を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。※一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。

 

◆法人の場合：「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

 

※備考・寄付金受領日は、READYFORから社会福祉法人　くすのき会への入金日となります。送付は2024年2月末までに行います。