神戸どうぶつ王国|花と動物と人との懸け橋プロジェクト

支援総額

36,892,070

目標金額 30,000,000円

支援者
2,633人
募集終了日
2020年12月11日

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2020年11月13日 22:35

【実現したいこと② ハシビロコウの繁殖施設】

(2020.11.14追記、変更有り)

 

現在、ハシビロコウは「アフリカの湿地」というエリアでワオキツネザルやモモイロペリカン、カモやシギなどの小型の鳥たちと一緒に過ごしています。

様々な動物たちが一緒に過ごすこのエリアでは、各動物たちが自然と良い距離感を保ち、日向ぼっこをしたりエサを食べたりと自由に暮らしています。

 

ただそんな状況でも多少なりともプレッシャーがかかることもあり、また屋外での展示ではあるので気温や湿度など様々な要因によりハシビロコウの繁殖は成功していませんでした。

そこで今回のご支援によって実現したいことの二つ目は繁殖が困難なハシビロコウの、繁殖の可能性を期待できる生息地を再現した展示施設の設置です。もし成功すれば、アジア地域では初めてとなります。

 

 

まずハシビロコウは「動かない鳥」としてとても有名です!

野生では動かず待って待って、餌となる魚がくれば、大きなクチバシで体ごと倒れるようにハンティングします!

そのためクチバシも大きく鳥類の中では最大です。

そのクチバシは名前の由来にもなっており、ハシ=クチバシ、ビロ=広い、

コウ=コウノトリの仲間という意味です。

また英名でもshoe-bill(靴のクチバシ)、

学名でもBalaeniceps rex(クジラ頭の王様)と特徴的なクチバシが名前に関係しています!

実は指の長さも鳥類最大で、湿地に住むため沈まないように大きくて長い足と指をしています。

目も特徴的で、瞳の周りが若いときは黄色ですが、老齢になってくると青色に変化します。

 

また名前の由来でコウノトリの仲間と書きましたが、動物の仲間分けである分類ではもともとはコウノトリ目ハシビロコウ科でしたが、2012年にDNA分析などによりペリカン目ハシビロコウ科に変更されました。

 

南スーダン、ウガンダ、タンザニア、ザンビアなどの生息地ではどんどん数も減ってきており、絶滅危惧種に指定されています。

また世界中の動物園など飼育されている環境下では、30羽ほどしかいません。

 

 

今当園ではオスのボンゴとメスのマリンバの2羽飼育しています。

ハシビロコウはクチバシの表面の斑点模様が個体によって全然違うので見分けるときに参考にできると言われています!ぜひボンゴとマリンバを見分けてみてくださいね!

 

■ボンゴ(オス)

タンザニア出身の推定8歳のオス。後頭部の羽が短いのがボンゴ(また伸びるのでタイミングによっては違うかも!?)で、展示エリアではよく南側の出入り口から入ってすぐの角にいます。少し気分屋でマリンバに比べるとよく動きます。巣材の上で日向ぼっこをしたり様々な姿を見せてくれます。

 

 

■マリンバ(メス)

タンザニア出身の推定5歳のメス。ボンゴに比べクチバシが黒く、後頭部の羽が長いのが特徴です。

よく北側の巣の上でゆっくりしていることが多いのですが、最近では新たに展示場の角に好きなスペースができて、そこに自分で巣材を運んだりしています。

少し怖がりなところがあり、慎重派です。ボンゴが近づいてくると飛んで逃げることもあるので、じっくり待っていると飛ぶ姿が見えるかもです!

 

 

 

 

ハシビロコウの繁殖は本当に難しく、世界でも今まで飼育下での繁殖はベルギーで1例(2個体)、アメリカで1例(1個体)の合計2例しかありません。

基本的に単独生活なのでオスとメスを一緒にすると威嚇して攻撃し合ったりとペアを作ること自体がまず難しく、野生での繁殖期は雨季終わりと言われていますが、飼育下での繁殖期があまりよくわかっていないなど、詳細不明な部分が多くなかなか世界各国でも成功に至っていません。もちろん日本での繁殖例は未だにありません。

 

神戸どうぶつ王国でもオスとメスを一緒に飼育し距離が少しだけ縮まっていたり、エサの栄養管理を行ったり、巣を三ヶ所設置し巣材を運んだり巣を利用してはいるものの繁殖までには至っていません。

 

今回クラウドファンディングにより設置予定の繁殖施設は、現在のバードショー会場の敷地を使用し、工事予定でハシビロコウが繁殖に専念できるよう基本的にはハシビロコウのみの飼育にし(プレッシャーを与えないレベルの小型の生き物は混合飼育するかもです。)、人も入れない場所も作り、完全にハシビロコウのための施設を設置予定です。

 

現段階のイメージ図が完成しましたのでぜひ御覧ください!

 

 

 

今の展示場にもある葦(よし)や生息地に生えているパピルスなどの植物で展示場をあしらい、まだ小さいサイズではありますがマングローブも植わる予定です。

 

この展示場が完成し、繁殖が成功すればアジア初の快挙となります!

ぜひ皆様応援お願いいたします!

 

 

新繁殖施設の解説などは前回のライブ配信で見て頂けますのでぜひ御覧ください。今回のプロジェクトが終わるまでは、公式インスタグラムのIGTVで見て頂けますのでぜひ御覧ください。

 

【閲覧方法】
① Instagramのアプリをダウンロード
② アカウントを設定しログイン
③ 神戸どうぶつ王国の公式Instagramアカウントをフォロー
https://www.instagram.com/kobe_animalkingdom/
④ 投稿されている動画をタップ

 

 

それでは次回のライブ配信と実現したいことの新着情報をお楽しみに!

 

 

リターン

15,000


【12/4NEW】グッズで応援|けものフレンズコラボ限定グッズ ボルネオフレンズコース

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・お礼メール
・招待券2枚
・ボルネオフレンズTシャツ(S、M、L、XLからお選び頂けます。サイズの詳細は新着情報をご覧ください。)
・ボルネオフレンズトートバッグ

申込数
82
在庫数
37
発送完了予定月
2021年1月

5,000


【12/2NEW】グッズで応援|飼育スタッフ厳選写真オリジナルカレンダーコース

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・お礼メール
・飼育スタッフ厳選写真オリジナルカレンダー

申込数
193
在庫数
105
発送完了予定月
2021年1月

15,000


【12/4NEW】グッズで応援|けものフレンズコラボ限定グッズ ボルネオフレンズコース

【12/4NEW】グッズで応援|けものフレンズコラボ限定グッズ ボルネオフレンズコース

・お礼メール
・招待券2枚
・ボルネオフレンズTシャツ(S、M、L、XLからお選び頂けます。サイズの詳細は新着情報をご覧ください。)
・ボルネオフレンズトートバッグ

申込数
82
在庫数
37
発送完了予定月
2021年1月

5,000


【12/2NEW】グッズで応援|飼育スタッフ厳選写真オリジナルカレンダーコース

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・お礼メール
・飼育スタッフ厳選写真オリジナルカレンダー

申込数
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在庫数
105
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 41


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