プロジェクト概要

放課後等デイサービスの先にある就労継続支援事業が抱える課題。低い賃金問題を解決するためのカフェを、足立区にオープンしたい!

 

はじめまして、株式会社ひいらぎ の茂呂史生です。2006年より11年間、地元・埼玉県草加市で、放課後等デイサービスや訪問介護の事業などを行ってきました。事業を進める中で、放課後等デイサービスを卒業した子どもたちの未来を知ったときに愕然としました。卒業後の就労先である就労継続支援事業では、私たちの地域では3000円から5000円程度のところが多く、僕たちがかかわった子どもたちの未来がそこにあるのだと思ったら、いてもたってもいられませんでした。

 

そして、見出した解決策の一つが、今回実施する「就労継続支援事業所で作られたものを積極的に扱うカフェ」のオープンです。直接、就労継続支援事業所をとも考えましたが、実はそれだけでは解決までの道のりが長い。就労継続支援事業所に入ってくるお金が増えなければそこで働く方々の賃金は増えないのです。

 

今回このクラウドファンディングでは、そのカフェのオープン資金で現在不足している200万円を集めさせていただきたいと考えています。放課後等デイサービスでイキイキと成長していく子どもたちのその後を、さらに支援し続ける仕組みをつくるため、どうか皆さん応援いただけないでしょうか。
 

サンタの恰好をしながら一緒に遊んだりもします!

 

自分でも人の役に立つことができるんだ……。

 

僕が福祉業界を目指したのは、阪神淡路大震災で出会った一人の老婆がきっかけでした。ありきたりな高校生だった僕が目にしたのは、映画のような光景。直感的に「行きゃなきゃ」と思い、何のアテもコネもないままとにかく現地に行きました。

 

現地のボランティアセンターに登録をして、避難所の小学校を周り、仮設のお風呂をつくるお手伝い。お湯どころか水さえ満足に出ない状態で、被災者の方々は毎日凍えながら皆で温め合ってなんとか生きている、そんな感じでした。

 

いつものように仮設のお風呂を設置して、浴槽の近くで新しいお湯を運んでいたとき、ふと後ろから手を握られました。驚いて振り返ると、老婆が僕の手を握りながら涙を流してお礼を言い始めたんです。

 

自分が少しでも人の役に立つことができる、という実感がわいたのを今でも覚えています。そんな原体験があり、2006年の時に、困っている人を助けられる仕事をという想いを持って、訪問介護の仕事を始めました。

 

週5日の勤務で月給3,000円。関東だと月給15,000円。これが就労といえるのでしょうか。

※基準賃金の記載については厚生労働省のHP_『平成27年度工賃(賃金)の実績について』参照

※国が指定する月給については『障害者総合支援法 事業者ハンドブック 指定基準編〔2016年版〕』参照

 

そして今、訪問介護2カ所、放課後等デイサービスを4カ所で行っています。少子高齢化が叫ばれる今、高齢者へのケアももちろん重要ですが、障がい者支援もすごく力を入れなければならないと実感する毎日です。

 

特に課題に感じているのは、放課後等デイサービスを卒業していった子たちのその後です。一般企業への就職が難しいケースが多く、多くは就労継続支援事業所に就職しています。

 

ただ、この就労継続支援事業では、「就労」と言っているものの、国が指定する月給はなんと「3,000円」。ただ自治体で別の基準を設けているところもあり、関東は基準賃金は高いのですが、それでも「月給15,000円」。週5日、1日あたり6~7時間ほど働いているのにです。

 

その事実を知ったときに思いました。

 

「放課後等デイサービスで、どんなにイキイキ過ごしていても、明るく健やかに楽しみながら学び成長していっても、その先にある未来はまったく明るいものではない」

 

放課後等デイサービスでは、お祭りなど子どもたちのための行事も多く開催しています。

 

就労しつつも、就労継続支援事業所の施設を利用するという形態を取るため、ただでさえ低い賃金から、その利用料を払わなければならないのです。この事実・課題は、就労継続支援事業所の方々も認識していて、どうにかしたいと思ってはいるものの、なかなか解決に至らないというのが現状です。

 

100名以上の子どもたちを見てきたからこそ強く感じる想い。

 

「この出口の問題を解決しなければ、本当の意味で障がいをもたれている方々を支えることにならない。であれば、僕が一歩踏み出さなければならない!」
 

 

解決策は就労継続支援事業の出口(販売先)に力を与えること!

 

そして目を付けたのが、就労継続支援事業でうまくいっている(しっかりと賃金を払えている)事例です。そこでは、お菓子やパン作りなどを行う通常と変わらぬ形態でしたが、自分たちでそれを提供する場を持っているということ。作ったものが適正価格で販売できれば、自然と就労継続支援事業で働く人たちに支払える賃金が増えていくのです。

 

 

そこで今回実施するのが、就労継続支援事業所が作ったお菓子や食材、ラベルやポップなどを積極的に取り扱うカフェのオープンです。そこでしっかりと売り上げを立て、就労継続支援事業所に確実に還元していく仕組みを作ります。また、そういったコンセプトをしっかり掲げ、カフェ内の一部を展示・物販スペースとしても使い、一つの販路にもします。

 

また、カフェで扱いたいメニューを地域の就労支援事業所へ依頼し、新たなメニューを作り出していくなんてこともしていきたいです。

 

<カフェ情報>
▶住所:東京都足立区花畑4-39-12

▶アクセス:東武伊勢崎線竹ノ塚駅(東口)よりバス15分・花畑4丁目バス停下車徒歩3分

▶営業時間:朝6時~夕方16時

▶メニュー例:コーヒー(ホット・アイス)、ティー(ホット・アイス)、その他ドリンク類、お菓子・軽食類

▶オープン日:2017年10月1日

 

カフェのイメージ写真です

 

総合支援を目指して!訪問介護、放課後等デイサービス。そして今、就労継続支援事業を支援するカフェオープンに向けて一歩踏み出します。

 

これまで11年間、介護・福祉事業に関わってきましたが、訪問介護や放課後等デイサービスを通じて、直接、要介護状態の方々や子どもたちと触れ合ってきました。さらに、就労継続支援事業にも一部携わり、その利用者(働く障がい者)の方々とも接してきました。

 

そこで得られたものは、サービスを利用して「ありがとう」と言ってもらえた時や、知識や能力向上を目的として仕事を通じて働く喜びを感じてもらえた時の「最高の笑顔」です。

 

しかし、この笑顔を絶やさないこと、増やしていくことは容易ではありません。社会や事業はつながっていて、どこかがうまくいかないと全体としての仕組みが成り立たない。介護はもちろん、放課後等デイサービス、就労継続支援事業所を支援する施設、そして就労継続支援事業もゆくゆくを見据え、本当の意味での総合支援を実現させることが僕に与えられた使命だと思っています。

 

一つひとつ、必ず実現していきます。どうか皆さま、ご支援よろしくお願いいたします。
 

毎年欠かさず行う一年の最後の大イベント「クリスマスコンサート」!

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さまからいただいたご支援金200万円は、カフェオープンに際して必要な以下の使途にて大切に使わせていただきます。

・カフェ機材購入費:100万円

・食器類購入費:50万円

・チラシ類作成費:25万円

・初期仕入れ費:25万円

 


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