プロジェクト概要

一般病院で患者の具合が急に悪くなったとき、病院からのSOSで一目散に駆けつける「ドクターカー」という車があることを知っていますか?長野県の「こども病院」にあるドクターカーは、365日24時間対応し、今まで3,500人以上もの患者さんを乗せて地球10周分もの距離を走ってきました。しかし、車両はもうボロボロになって耐えきれないところまできています。

 

2017年3月10日、皆さまの温かいご支援で無事に第一目標を達成することができました。皆様のおかげで、ドクターカー車両本体の購入を2017年4月中には進めていけそうです。心より感謝申し上げます。一歩前進となりましたが、ドクターカーが実際に稼働するまでには、車両(マイクロバス)をドクターカーへ改造し、医療機器の搭載が必要となり、総額5,000万円以上が必要となります。残りの期間を通して、車両購入後の改造費用を引き続き募らせていただくことにしました。ドクターカーが無事に稼働できるまで、どうぞ応援をよろしくお願い致します。(詳細は「新着情報」へ)

 

 

 

 

 

 

医師からのSOS!緊急事態に「長野県立こども病院」の医療チームがドクターカーで駆けつける

 

ページをご覧いただきありがとうございます。長野県立こども病院、院長の原田順和です。私たちの病院は、普通にはあまりない特殊な役割を担っています。一般の医療機関では治療できなくなった患者さんの緊急時に、一目散に駆けつけて助けに行く、24時間365日稼働の医療チームがいることです。

 

こども病院、集中治療室チームのメンバー

 

この集中治療室(ICU)治療医のチームは、長野県内で唯一、長野県立こども病院のみに在籍します。治療が困難になった病院の医師からSOSが届いたら、どんな時でもICU並みに設備を備えたドクターカーで、時には片道2時間以上かかる道のりを駆けつけるのです。そして、緊急事態に対応できる高い技術力を持った医師や看護師が患者の命を繋ぐために、今日も一心不乱に闘っています。

 

 

進む老朽化。ガムテープで補修も。365日24時間体制で走り続けたドクターカーの危機

 

しかし、現在のドクターカーは車両の傷みが著しく、ガムテープで補強したり、穴が開いたままの状態で、医療機器や車内環境にも大きな影響を及ぼし始めています。

 

もしも老朽化が進んだドクターカーに何かあったら、助けを求めている患者にこども病院の医師や看護師を送り届けることができません。新しいドクターカーを待っている命の元に送り届けるため、皆さまのお力を貸してください!

 

ドクターカーの中での治療の様子

 

ガムテープで補修したり、穴が開きながら走行を続けています

 

 

医療の差を命の差とさせない!医療過疎とも言える長野県の隅々まで命を守る

 

発展途上国では、日本では助かる病気でも命を落としているような国もあります。しかし、医療の格差は日本の中でも起きているのです。

 

集中治療室。このような設備が整っている病院は長野県内にはなかなかありません

 

重症の病気を罹ったらいち早く治療してもらいたいのが誰しもの願い。しかし、医療機関が比較的充実している大都市と違い、地方では病院にたどり着くまでに1時間以上かかるところも…。長野県も例外ではなく、医療過疎地域を多く抱えています。

 

中心部を離れると十分な病院数がありません

 

地方にも施設の充実した病院や高い技術を持つ医師が多くいることが理想ですが、なかなか変えられない現状があります。そこで、全国に先駆けて誕生したのがこども病院のドクターカーでした。

 

 

ドクターカーは「走る集中治療室」。救急車ではできない治療を搬送中に

 

長野県立こども病院は、緊急度の高い子どもに対応できるように、長野全域をドクターカーが見守っています。救急車との違いは、搬送中も集中治療ができること。片道、最大2時間もかかる搬送を、苦しむ子どもを励ますだけの時間にしない。最新の設備の整ったドクターカーで集中治療をしながら、命を繋ぐ数時間へと変えられるようにしています。

 

ICUと同様の機材とともに、助けを求める場所へ走り続けます

 

 

男の子の命を繋いだ120kmの奇跡

 

長野県立こども病院でドクターカーに乗る集中治療医のメンバーの北村真友です。大学から長野に来て、卒業後もずっと長野で働き、こども病院の集中治療室には4年目になります。

 

お子さまとご家族に、適切な救急集中治療とサービスを提供できるようにいつも心がけています

 

1年前のある日。雪が深々と降る寒い夜、院内にSOSの電話が鳴りました。その日は120km以上離れた病院からの電話でした。「頼むよ、何とか持っていてくれ」と悪天候の中、ドクターカーを走らせました。僕らが駆けつけたとき、インフルエンザで重い喘息発作を起こした5歳の男の子の肺は破れてしぼみ、意識がもうろうとしていました。

 

悪天候のなかでも、待っている患者さんのもとへドクターカーを走らせます

 

お母さんがその日駆け込んだ病院の医師から言われたのは「この病院では、もうしてあげられることが何もない」という言葉。

 

お母さんは、当時を振り返り、こうおっしゃっていました。

 

「子どもが苦しんでいるのに、助けてあげられない。『死』という一文字が頭をよぎりました。でも、ドクターカーで駆けつけてくれた北村先生が『お母さん、大丈夫ですよ』と言ってくれたんです。その一言で『この子の命は助かる』と気持ちが変わりました」

 

どんなに腕のある医師でも設備がなければ何もできません。実際に「大丈夫」と声をかけることができるのは、ICUと同様の充実した機材が揃ったドクターカーで治療ができるから。長距離搬送をただ信じて待つ時間にさせない。救いたいと全力で措置に向かう医師に委ねられる状態を維持したいです。

 

もともと元気いっぱいだった男の子は、今すくすくと育っています。6歳になった男の子は「植物の博士になりたい」と夢を話してくれました。かけがえのない命がドクターカーによって未来へと繋がれています。

 

 

悲しいことのほうが多いかもしれない。それでも救えた笑顔があるから、ドクターカーと今日も走り続ける

 

緊急事態の最前線、どんなに手を尽くしても高度な医療を施しても、救えない命もあります。どれほど頑張っても1人でも救うことができなかったら…。そうした辛い気持ちとも日々向き合いながらも、皆、懸命に医師という仕事を続けています。

 

赤ちゃんや子どもたちの後遺症が少なくなるように、今後の生活に希望が持てるように、良い表情で退院してくれることが私たちの願いです。退院した患者の家族より言われました。

 

「あの車があって良かった、また同じようなことが起こってもあの車が迎えに来てくれるのかなと思って安心できる」

 

ドクターカーで駆け付ける瞬間、私たちは誰かの大切なたった一人の家族の命を救える希望がある。この仕事を私たちは誇りに思っています。

 

病気と闘う一人ひとりと向き合い続けます

 

 

再び元気いっぱい365日24時間動き出すドクターカーをみんなの手で

 

こども病院で治療する赤ちゃんやこどもは、呼吸や循環、体温維持の能力が未熟です。医療機器も大人とはまったく違う特別な医療機器が必要となり、ドクターカーを購入し設備を揃えるためには5,000万円以上もかかります。クラウドファンディングではその費用の一部を募ります。

 

医師不足や医療施設が不足している状況のなかで、ドクターカーによる搬送は年間400件以上。一人一人の命の重みは同じです。私たちは、各病院と連携をとり、患者を皆で見守れる体制を開院当初から20年以上かけて築いてきました。医療の恩恵が平等であるために、私たちはこのドクターカーを守り続けていかなればならない。

 

どこに住んでいても、高度な医療が受けられ、それぞれの暮らしが守られている安心を一緒に作っていくために。どうか皆さまのお力を貸してください。

 

新生児の中でも特にデリケートな数百gの赤ちゃんも、特別な搬送用保育器を使用し対応しています

 

 

長野県立こども病院について

 

名称:地方独立行政法人 長野県立病院機構 長野県立こども病院

住所:長野県安曇野市豊科3100

 

当院の運営主体は、長野県立病院機構(平成22年4月独立行政法人化)であり、長野県の行政組織ではありませんのでドクターカー更新費用を独自に確保する必要があります。国及び県からの補助については、当院の担う小児・周産期の高度専門医療に関しては、集中治療室等の施設の新設や改修、CT等の治療、検査に係る医療機器の新設や更新についてのみが対象となっています。

                                  

本来であれば当院の医業収益により更新すべきですが、当院の担う小児・周産期の高度専門医療は、不採算医療であるため更新費用の捻出に苦慮しており、広く多くの皆さんの支援を求めています。なお、10年前のドクターカー購入は県の一機関であったため、県予算により購入がなされました。

 

 

ギフトについて​

 

ご寄附してくださった皆さまには、今回のギフトとは別に、当院が運営するサポーターズクラブ会員とし、各種プログラムの特典を提供させていただきます。(詳細はこちらからご覧いただけます。)

 

 

税制上の優遇措置について​

 

長野県立こども病院へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。(詳細はこちらからご確認いただけます。)

 

 個人でご寄附をされる場合

特定寄附金として税務署に当該年の確定申告をしていただくことで、所得税の寄附金控除が受けられます。長野県に住所を有する寄附者の方はあわせて個人県民税(一部市町村においては個人市町村民税を含む)の寄附金税額控除の適用を受けることができます。

 

 法人でご寄附をされる場合

特定公益増進法人に対する寄附金として税務署に当該年のの確定申告をし ていただくことによって、寄附金額の損金算入が可能になります。

 

支援募集終了後、目標金額に達していた場合のみ、寄附金品領収証明書を発行させていただきます。なお、この証明書は、税制上の優遇措置を受けるために必須の書類ですので、大切に保管してください。

 

新しいドクターカーを一緒に走らせましょう!

 


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