東北にアソビを出前し、地元と一緒に子どもの居場所をつくる「移動式子ども基地」

東北にアソビを出前し、地元と一緒に子どもの居場所をつくる「移動式子ども基地」

支援総額

1,108,000

目標金額 1,000,000円

支援者
115人
募集終了日
2013年1月21日

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プロジェクト本文

子どもたちに笑顔を届けるため、「移動式子ども基地」が東北をめぐります。


はじめまして、星野諭(ほしのさとる)です。3.11震災以降、復興支援活動として改造したプレイトラック&プレイキッチンカーで東北を廻り、地元のNPOや住民、ボランティアと共にまち全体を遊び場・学び場にする「移動式子ども基地」を開催してきました。ついには先月石巻市で2000人の親子が遊びにくるイベントを開催することが出来ました。しかし、まだまだ復興の途中。今後、支援活動を続けるための運営費の不足が今最大の課題です。

 

子どもたちが道で遊び、広場で秘密基地をつくる、

そんな当たり前の光景をもう一度取り戻すため、皆さまにお手伝い頂けないでしょうか。

 

(プレイトラックに約100種類の玩具をつめこみ、子どもたちの元へ!)

 

津波は、子どもたちからアソビ場をさらっていきました。

 

私は大学進学までの18年間、新潟県の妙高高原という山の中で育ち、薪風呂や山菜採り、森や川遊びなど、人・自然・文化とつながり暮らしてきました。しかし、東京に上京した時に自然の少なさはもちろん、「4間の欠如(時間・空間・仲間・すき間)」が著しく、ご縁が失われやすい子ども環境にショックを受けました。そして、そのご縁を再び一つ一つ有機的に紡いでいくことが私の使命だと感じ、学生時代に団体を設立。それから10年間、子どもと一緒にまちづくり活動を行ってきました。


そんな中での3.11東日本大震災。子どもと家族・地域・自然・文化…当たり前にあったご縁が一瞬にして失われました。普段遊んでいた公園やまちは、津波や放射能で崩壊して使えなくなってしまったため、子どもたちは残された小さな場所や室内で遊ぶ生活をし、大人たちも家や仕事を失い、 見ず知らずの人たちと避難生活を余儀なくしていました。

 

(津波で遊具を失った広場を再び子どもたちの居場所へ)

 

「私たちに何ができるのか?」 様々な若者たちと話合い、被災地視察や現地の住民・NPO等との意見交換、各種ボランティア活動への参加、そして、これまでの子ども・若者の参画によるまちづくり活動の経験を通じて決意しました。

『この先、最低10年間、子どものもつ「本来の力」を大切にしながらアソビを出前し、子どもを中心としたご縁を再びゆっくり育んでいくこと』を。

 

 

どんな場所をもアソビ&マナビ場に変えてしまう

魔法の「移動式子ども基地」

 

「移動式子ども基地(プレイトラック&プレイキッチンカー)」で子どもたちのもとへ出向き、仮設住宅やまちの一画を子どもの遊び場・学び場やほっこりカフェに変えるプロジェクトを立ち上げました。それをキッカケとして、仮設住宅やまちで子どもを見守る環境づくりを始め、昨年の9月から現在までに、毎月2~3回の移動式子ども基地を開催しています。また、子どもと一緒にまちのカケラ(ガレキ)を集めて遊具をつくり、畑をつくり、公園を再生してきました。他にも、現地のワカモノ研修や団体支援・相談、各地で講演会や授業なども行っています。

 

(子ども達と一緒に考え、様々なアソビを生み出しています)


プレイトラック&プレイキッチンカーは移動できることで、まちの空き地・道・駐車場などどこでも遊び場・学び場、そして地域の交流の場に変えることができます。1.5トン載積のトラックを改造し、絵本、リユースおもちゃや世界の楽器など、約100種類の遊び道具が積まれたプレイトラックで出前します。更にカフェ機能が備わったプレイキッチンカーで仮設住宅や広場・道路などをアソビ場やコミュニティカフェに変えてしまいます。

 

 

子どもと大人を笑顔にさせるアソビの力

 

これまでの1年半、私たちは何度もアソビの力を目にしてきました。
震災後、6ヶ月間トイレの時でさえお母さんの傍から離れることのできなかった女の子を夢中に走り回らせたのは、遊びがもたらすワクワクでした。その様子に涙を流し続けるお母さんの姿が目に焼きついています。
仮設住宅で子どもを連れて来るお母さんたちは、やがて他の子どもたちの面倒を見始めました。ボランティアと一緒にあそび場の畑をつくる大人たちは、収穫した野菜をみんなに振る舞っていました。子どもたちのために遊具づくりに腕を振う地元の85歳の棟梁は、今は毎週ボランティアとしてあそび場に来てくれています。こんな光景を目の当たりにし、私は最低10年間アソビを東北の子どもたちに届け続けることは、子どもたちの原体験を豊かにすると共に、大人の笑顔にもつながり、そして東北の未来を豊かにすると確信しました。
 

(道路で遊ぶ子どもの傍で、お母さんたちの会話も弾んでいます。)

 

 

未来の子どもたちのために

 

私たちは子どもたちと、子どもを取り巻くその家族、地域の人々と共に、遊び場や学び場をつくり、そしてコミュニティカフェを通して子どもたちの原体験を豊かにし、子どもを中心とした地域のコミュニティを紡いでいきます。
そしてこれは、今を生きている子どもたちだけでなく、その子どもたちから生まれてくる次代の子どもたちのためにもなると信じています。亡くなったコドモたちのために。今を生きているコドモたちのために。これから生まれてくるコドモたちのために。
 

 

子どもとまちが一緒に成長していくきっかけ作りのため、皆さまのご支援をどうかよろしくお願い致します。

 

 

 

「移動式子ども基地」詳細

 

期間:2012年11月~2013年10月の月2~4回(週1回程度)
場所:宮城県各所(主に石巻・気仙沼・仙台)の仮設住宅の駐車場・空きスペース、駐車場、広場、公園、道路、校庭、イベント会場など
     年間活動目標
1, 子どもとその家族、住民、延べ5000人以上の体験・交流の場づくり
2, 市民活動団体・NPO・企業・大学等との有機的なマッチングによる協働事業化
3, 現地の市民活動団体・ボランティア、学生など100人の人財育成・組織支援

 


目標金額使用用途

 

今回頂いた資金は、プレイトラックやプレイキッチンカーに搭載する遊び道具やカフェの消耗品・備品の購入代に加え、ガソリン代、高速道路代、会議費、プレイワーカー謝金などに大切に使わせて頂きます。

 

引換券詳細

 

◆ありがとうカード

移動式子ども基地に遊びにきた子どもたちが描いた絵や写真をお贈りします。

 

(※作成イメージ)
                              

◆HAPPYバッチ

移動式子ども基地に遊びに来た子どもたちが描いた絵をもとにしてつくるオリジナルのバッチです。

 

(※作成イメージ)

 

◆ポストカードセット

基地に遊びに来た子どもたちが描いた絵で作成したポストカードセットです。

 

 

(※作成イメージ)
 

◆ミニ写真集

基地に遊びに来た子どもたちの様子を写真集にしてお贈りします。                   

(※表紙作成イメージ)

 

◆支援者様ご希望の玩具(木や竹などの自然素材製)をおひとつ、プレイトラックに載積します。

自然素材製にこだわり、子どもたちにも人気の高いおもちゃをご用意しました。

以下のリストより、プレイトラック積載ご希望の玩具を応援コメントにお書きください。

1.ナチュラルな積み木車
http://www.eurobus.jp/?pid=8956178
2.森のシーソー
http://www.eurobus.jp/?pid=6285921
3.ばらんすぼーる(岐阜県間伐材使用)
森の工房ki-rin 運営会社:株式会社あそびの森
http://ki-rin.org/wood/toy-bball/
4.モクロック(山形県間伐材使用)
http://www.mokulock.com/item.html
5.三項式(モンテッソーリ)
http://www.montemama.com/?pid=15697848
6.モッコボンゴ 平和工業
http://kakaku.com/searchitem/S0000363668/
7.モッコ森んもぎざぎざつみき
http://kakaku.com/searchitem/S0000363724/
8.モッコ 森の丸太ロード
http://kakaku.com/searchitem/S0000363733/
9.モッコお料理セット
http://kakaku.com/searchitem/S0000363558/
10.花の版画いろは歌留多
http://kakaku.com/searchitem/S0000542448/
11.ONKACHI ニチガン
http://kakaku.com/searchitem/S0000362422/
12.ボイキド マイファースト トレイン日本育児
http://kakaku.com/searchitem/S0000363462/
13.キッズパーカッション ベビーボンゴ ナカノ
http://kakaku.com/searchitem/S0000362357/
14.キッズパーカッション キッズミニマラカス
http://kakaku.com/searchitem/S0000362352/
15.EVERNEW(エバニュー) 体操用太鼓250
http://item.rakuten.co.jp/fieldboss/84213/
16.ウッディーサウンズ・タンバリン
http://www.amazon.co.jp/dp/B001GXLHXO/ref=asc_df_B001GXLHXO697844/?tag=kakak
ucom-ss-ma-22&creative=9307&creativeASIN=B001GXLHXO&linkCode=asn&me=A2L9KMYNZX8GZN

17.ダンボールすまいるキッズハウス
http://www.morii-group.co.jp/e-dan/shop_house.html
18.ダンボールパズル
http://www.bestcarton.com/cardboard/box/0070.html
19.木製玩具コロコロアニマルズ
http://item.rakuten.co.jp/oakv/10000353/
20.ダンボールハウス ぺったんハウスつながるおしろ
http://item.rakuten.co.jp/sakura-toki/pettanhouse/

 


NPO法人 コドモ・ワカモノまちing (http://mugen.k-w-m.jp/

 

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プロフィール

ほしの・さとる 学生時代に地域活動団体を設立し、被災地を中心に子どもとまちづくりを実施中です。現在は、一級建築士、地域コーディネーター、プレ

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リターン

3,000+システム利用料


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*移動式子ども基地に遊びに来た子どもがつくるありがとうカード
*移動式子ども基地に遊びに来た子どもの描いた絵をもとにつくるHAPPYバッチ(1種類)

支援者
56人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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上記3,000円の内容に加え、
*震災復興支援サイトに掲載
*移動式子ども基地に遊びに来た子どもの描いた絵で作成するポストカードセット(5種類)
*移動式子ども基地の活動が分かる様なミニ写真集(1冊)

支援者
50人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


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上記10,000円の内容に加え、
*支援者様ご希望の玩具(木や竹などの自然素材製)をおひとつ、プレイトラックに載積します。
引換券詳細のリストよりお選びいただき、ご希望の玩具を応援コメントにご記載ください。
玩具には「協賛者」として支援者様のお名前をお入れします。

支援者
8人
在庫数
制限なし

100,000+システム利用料


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上記30,000円の内容に加え、
*支援者様のお名前とメッセージを、プレイトラック又はプレイキッチンカーの車体に掲載させて頂きます。

支援者
2人
在庫数
制限なし

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ほしの・さとる 学生時代に地域活動団体を設立し、被災地を中心に子どもとまちづくりを実施中です。現在は、一級建築士、地域コーディネーター、プレ

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