「子どもの力」をたくさん感じた実習でした！

この度は、当協会のクラウドファンディングに温かいご支援を下さり誠にありがとうございます。

 

早いもので、2021年度ももう少しで終わろうとしています…。

今年度の子ども療養支援士養成コースの受講生数名から、この1年間の実習の感想が届きましたので、ここで紹介させていただきます！

 

・1年間で4カ所の病院で実習をさせていただきました。それぞれの病院に特色があり、入院している子どもの疾患も様々でしたが、どの病院でも子ども療養支援士が常に子どもの立場にたって関わっている姿が印象に残り、私もこのような子ども療養支援士になりたいと強く思いました。

（受講生　Aさん）

 

・「遊び」が子どもにもたらす力、困難な場面でも「乗り越えようとする子ども自身の力」を実感しました。医療において子どもたちの力が発揮されるよう、「子どもの立場に立つ」職種として他職種の方々と連携することの重要性も学びました。

（受講生　Bさん）

 

・PICUで沢山目を動かし絵本を見ていたAくん。「注射2回も頑張ったよ！」と笑顔で話したBくん。実習で子ども達一人ひとりが有するしなやかな力・強さを肌で感じました。出会った子ども達が教えてくれたことを胸に更に学びを深めていきたいです。

（受講生　Ｃさん）

 

 

　受講生たちはこの1年間、子ども療養支援協会の指導認定を受けたCLS・HPS・子ども療養支援士がいる施設で700時間以上の実習を行ってきました。

1年間本当にお疲れさまでした!

 

 

実習が終わりしばらく経ったある日のこと…

1通の手紙が実習を行った施設の子ども療養支援士の元に届きました。

　この手紙は、ある受講生が実習中に支援した子どもの母親が書いてくださったものです。

受講生が 点滴ルート確保の処置を怖がる子どもに寄り添い、子どもの「できる！」と思える方法やタイミングに合わせて支援したことで、子どもの「怖い」が減り…、そして、子どもが「やってみよう」と自ら協力して処置に臨めるようになったり、次の医療への自信につながったりしたのですね。

 

　「子ども療養支援士とはどのような職種か…」と、知識と実践を結びつけながら取り組んだ700時間の実習でしたね。

　この実習での経験を活かし、4月から一緒に頑張りましょう！