
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 340人
- 募集終了日
- 2022年11月30日
残り7日…NEXT GOALにかける想い

日々のご支援・ご周知のほど誠にありがとうございます!
早いものでクラウドファンディングの期間も残り一週間となりました。
本日は私のNEXT GOALにかける想いを綴らせてください。
NEXT GOALとしての目標は、宝来山古墳(垂仁天皇陵)の航空レーザ測量を行うことです。
私は、宝来山古墳が望める場所に住んでいることから、その神々しい姿を毎日みることができます。その一方で、この古墳は発掘調査が行われておらず、本当にベールに包まれた古墳といえます。
その謎に挑もうと、私はこれまですぐ近くに所在する「菅原東遺跡」の発掘調査成果から様々な研究を行なってきました。すると、菅原東遺跡はちょうど宝来山古墳の築造開始直前に造営され、築造後しばらくして廃絶する集落であることが明らかとなり、どうやら宝来山古墳を作るために設けられた集落であることがわかってきました。
さらに、宝来山古墳は佐紀古墳群のうち、ひとつだけ南に離れて築造されています。その理由は、おそらく小栗明彦さん(奈良県立橿原考古学研究所)が提唱されたように、暗越奈良街道と河川の交差点をおさえる目的で築造されたからだと考えられます。つまり、佐紀の入り口である秋篠川沿いに宝来山古墳、その手前をおさえる富雄川沿いに富雄丸山古墳といった具合に、4世紀後半に意図してこれらの大型古墳が配置されています。
私は5年間、富雄丸山古墳の発掘調査を担当してきましたが、そこで得た成果は、こういった事情から宝来山古墳の意義にも深く関わるものなのです。
また、宝来山古墳では陪塚とされる古墳が宮内庁により管理されていますが、その詳細が明らかでないなか、宝来山古墳の西側約100mにあったとされる埋没古墳「平松北内古墳」についても以前報告したことがあります。陪塚は、佐紀陵山古墳やそれ以前の大型古墳には認められず、ちょうど宝来山古墳を前後する時期に造られ始めます。
『日本書紀』や『古事記』には、垂仁天皇を慕った田道間守が天皇の死後に自害したことが記されており、これを哀れんだ景行天皇は、垂仁陵のそばに田道間守墓をつくったとされています。
現在、宝来山古墳の周濠東側に、田道間守墓とされる浮島がありますが、これは後世に作り出されたものと考えられます。とはいえ平松北内古墳は、4世紀後半の埴輪が出土しており、位置関係から見ても陪塚の可能性があるもので、宝来山古墳は陪塚の出現期にあたる古墳である可能性があります。
つまり、記紀に記された田道間守の物語は、陪塚の成立を説話化したものであるとも考えられます。
以上のような、宝来山古墳に関わる研究を進めてきましたが、本丸である宝来山古墳の実態を我々が明らかにすることは困難でした。
しかし、クラウドファンディングを活用し、宝来山古墳の航空レーザ測量ができるところまであと一歩となっており、この悲願を達成し、古墳の詳細な構造から、時期や他の古墳との関係性を明らかにすることで、これまで行なってきた研究と面的に結びつけることができると期待しています。
このためには、これを読んでいただいた皆様のお力をお借りするしか方法はございませんが、ともにこの目標を応援いただけましたら幸いです!
あと一週間、何卒よろしくお願いいたします!!!
リターン
10,000円+システム利用料

佐紀古墳群の学術応援!スタンダードコース
●お礼のメール(測量図画像つき)
●調査成果資料集へのご芳名記載(希望制)
●調査成果資料集(PDF)
●オリジナルクリアファイル1点(画像はサンプルです)
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
15,000円+システム利用料

オンライン成果報告会ご招待+資料集(製本)
測量調査後のオンライン速報成果報告会にご招待します!
ーーーーーーーーーーー
●お礼のメール(測量図画像つき)
●調査成果資料集へのご芳名記載(希望制)
●調査成果資料集(PDF&冊子)
●オリジナルクリアファイル1点
●オンライン成果報告会ご招待 ※
※2024年4月頃実施予定、詳細は2023年12月までにご案内いたします。
- 申込数
- 115
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
10,000円+システム利用料

佐紀古墳群の学術応援!スタンダードコース
●お礼のメール(測量図画像つき)
●調査成果資料集へのご芳名記載(希望制)
●調査成果資料集(PDF)
●オリジナルクリアファイル1点(画像はサンプルです)
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
15,000円+システム利用料

オンライン成果報告会ご招待+資料集(製本)
測量調査後のオンライン速報成果報告会にご招待します!
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●お礼のメール(測量図画像つき)
●調査成果資料集へのご芳名記載(希望制)
●調査成果資料集(PDF&冊子)
●オリジナルクリアファイル1点
●オンライン成果報告会ご招待 ※
※2024年4月頃実施予定、詳細は2023年12月までにご案内いたします。
- 申込数
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- 制限なし
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- 2024年6月

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