
支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 45人
- 募集終了日
- 2023年2月28日

常設LGBTQセンターを応援!プライドセンター大阪サポーター募集中

#子ども・教育
- 総計
- 15人

【サポーター募集】鹿児島県に民間DVシェルターを継続的に運用する
#まちづくり
- 総計
- 31人

春休み期間頼る場所の無い若者に24時間相談対応を実現させたい

#まちづくり
- 現在
- 180,000円
- 支援者
- 10人
- 残り
- 38日

心理専門職による「心のケア」を、必要な人に無料で届けたい

#子ども・教育
- 総計
- 13人

学校格差をなくし、正しい性教育が平等に受けられる環境を作ろう
#まちづくり
- 総計
- 0人

出版社が運営する不登校の子どものためのフリースクールを安定させたい

#まちづくり
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 18日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい

#医療・福祉
- 総計
- 176人
プロジェクト本文
ご支援いただいた皆さまのおかげでまだ時間が残る中、目標金額に達しました。ありがとうございました。
次は50万円をセカンドゴールとして設け更なるチャレンジを続けたいと思います。資金があればあるほど拡散力は広まり、作品を商業的高みに上げることができます。
資金運用の一つのアイデアとして、パッチワークファミリー当事者か家族支援を公言する有識者に本書の推薦文を書いてもらいオビを作り、本のオーソリティーを高め、それらのネットワークに広めるなどの経費に使うのはどうかと考えています。絵本としては新しいテーマゆえに、手に取りにくいバリアーを取り除くために有効な事に使えればよいと思います。
新しく設定する金額を達成しなくても、ご支援くださった方全員にもれなくご希望のリターンをお渡しします。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
離婚や再婚でツギハギになった家族 = パッチワークファミリーを扱った絵本
多様性が増した世の中に合った価値観を扱った、2022年絵本コンペで受賞した本作品「パッチワークファミリー / 時がたつと...」を出版し、これからの未来を生きていく子どもたちに広く伝えたいと思っています。
参考リンク: 時がたつということ、それは... (旧題) 受賞ページ
具体的には「多様性と寛容」「ジェンダーフリー」「LGBTQ+」「マイノリティ」「家族の形」などのテーマを子供にもわかりやすく、絵本ならではの詩的な表現をモダンなイラストレーションで綴った絵本です。
私は、いそがいこういちろうと申します。1999年からドイツ、ハンブルグ在住のグラフィックデザイナーで、都市風景を水彩画で描くアーバンスケッチ、絵手紙や水墨画、版画やグラフィックデザインから影響を受けたイラストレーションで現代ドイツの日常を描写しています。ドイツと日本の接点になるような本を作りたい。絵本出版はこれが初めてです。
あたらしい家族の形 - パッチワークファミリーの絵本
現実には家族の形は多様化しているのに、それに社会は寄り添っているでしょうか? 古い価値観を押し付けたりそれに縛られたりしていないでしょうか? そんな中で、いろんな家族のカタチを肯定した絵本で子供に多様性を伝えたいと思いました。
それはマイノリティであることで生きにくい思いをしている人達に寄り添うものになれば、そしてそれ以外の人たちにも届き、それによって日本をアップデートする一助になればという思いがあります。
絵本業界の現状
出版業界はデジタル化の波に飲み込まれつつあり、他の業種同様に変化を求められています。絵本はその中でも健闘しているメディアではあるのですが、既刊本の売り上げがその大半を占める特殊で保守的な業界でもあります。でも今から将来を生きる子どもたちに、何十年も前に描かれた絵本だけを与えていいのかという疑問があります。読み継がれている本にはそれだけの魅力があり本質的なことはもちろん普遍なのですが、古い絵本には今の世の中に合わなくなった表現、例えば固定化したジェンダー(女の子はこうあるべき、男の子はこうあるべき)や家族感(お母さんの役目、お父さんの役目、両親が揃っているべき)人種や少数派に対する偏見などが散見されます。それらを修正しアップデートした現代的な絵本は、上記の理由から一般的に受け入れられづらいのが現状です。
現代ドイツの家族の形
ドイツでは「パッチワークファミリー」という、多様な家族のカタチを肯定する言葉と機運があります。 「パッチワークファミリー」とは子供のいる両親が離婚または別居して、その後別のパートナーができてその間でまた子供をもうけ、さらにその2番目以降のパートナーにも既に子供がいて、というパッチワークのように継ぎはぎされた複雑な家族構成のことを指したもので、ステップファミリーとも言います。そんなだから、子どもの誕生日やクリスマスなどの家族イベントの時はややこしくて大変!しかしこんな家族のカタチが現代のドイツの社会では普通にあるので、自然に肯定的に捉えるようになりました。
ドイツ連邦統計局によれば、2011年の離婚率は49.66%、ほぼ2組に1組が別居する現実があり、その上結婚しない同居カップル(パートナーシップ)の子供の率も半数を上回っています。そのような背景の中で育つ子供もクラスに半分以上いることになり伝統的な家族、つまり結婚している実の父親と、実の母親のもとで暮らす子供の方が現代ドイツでは少数派なのです。 また、同性婚が法により認められていて、学校の先生や役所、政治家や市長になる同性愛者もいて、これも社会で広く受け入れられています。 これらに共通しているのは、現代ドイツの多様性と寛容性で、外国人(20%、5人に1人が移民背景)も多く、いろんな形があるのが「フツウ」であり、それを許す空気がドイツ社会にはあります。
これらのドイツでの実情は日本のそれとは乖離があるかもしれませんが、日本でも3組に1組が離婚している現実があり、結婚制度を含めてそれらの実態に合わせて考え方を更新していく必要があるように思えます。新しい家族のカタチ、「パッチワークファミリー」で幸せな家族を描いて、その境遇にいる子供たち、その親たちに届けたい。
出典: 日本の夫婦の離婚率は35%
絵本のお話の概要
物事は常に変わり続けているから、家族のカタチも変わっていくのは自然なこと 。 小さな女の子の視点から、日常の時間の流れの中にある美しさや楽しさ、そして悲しさや切なさを丁寧に見つけていく。少女の成長とともに物語が進んでいき、彼女を取り巻く家族や環境にも変化が訪れる。そして時間が経つことでそれらを受け入れていく少女。そして物語の最後に彼女が得たものは?
読者ターゲット
· 男女児5歳~ティーネージャー(男児を排除しない)
· オルタナティブな考えを持つ親 · 多様な家族構成を持つ人、それに理解を示す人
· 別居、再婚、シングルマザー、シングルファザー、同性婚、などの渦中にいる、または経験がある人とその子供
· 現代的なテーマの絵本を好む親
プロフィール
いそがいこういちろう 1999年からドイツ、ハンブルグ在住の、グラフィックデザイナー。 16年間にわたり、いくつかのドイツ広告代理店のクリエイティブ部署に勤務ののち、2016年に独立、起業、レーベル「OriBon」主催 (www.oribon.de)。 一児の父で趣味はスケッチとボンサイ。
- プロジェクト実行責任者:
- いそがいこういちろう
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
出版は自費で賄いますが、これらを必要とする人たちに届けるにはしかるべく営業活動が必要になり、絵本という形で書店で買えることもとても重要で、この費用のために追加で30万円が必要です。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
ドイツのハンブルグに住むグラフィックデザイナーのいそがいこういちろうと申します。 絵本の出版もクラウドファウンディングも初めてですが、グラフィックデザイナーとして長年、広告代理店のクリエィティブ部門に勤めてきた経験から、質の高い作品を届ける所存で臨みます。またドイツに長年住み現代ドイツの多様性と寛容性に恩恵を受けた経験を日本の皆様に共有し、21世紀になって少し停滞しているように見える日本の社会をアップデートする一助になれば幸いに思います。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
500円+システム利用料

お礼のメールを差し上げます
お礼のメールを個人的に送らさせて頂きます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
1,400円+システム利用料

本を一冊お送りします。
完成した本を一冊、直筆サイン入りで支援していただけたお礼に送らせていただきます。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 473
- 発送完了予定月
- 2023年4月
500円+システム利用料

お礼のメールを差し上げます
お礼のメールを個人的に送らさせて頂きます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
1,400円+システム利用料

本を一冊お送りします。
完成した本を一冊、直筆サイン入りで支援していただけたお礼に送らせていただきます。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 473
- 発送完了予定月
- 2023年4月
プロフィール
ドイツのハンブルグに住むグラフィックデザイナーのいそがいこういちろうと申します。 絵本の出版もクラウドファウンディングも初めてですが、グラフィックデザイナーとして長年、広告代理店のクリエィティブ部門に勤めてきた経験から、質の高い作品を届ける所存で臨みます。またドイツに長年住み現代ドイツの多様性と寛容性に恩恵を受けた経験を日本の皆様に共有し、21世紀になって少し停滞しているように見える日本の社会をアップデートする一助になれば幸いに思います。