支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 86人
- 募集終了日
- 2022年1月31日
映画監督の小林茂さんから応援メッセージが届きました!
【小林茂監督からのメッセージ】
やむにやまれぬ映画がある。135年前、明治の中頃に創業した漬物店が廃業する。「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の交流の場であった蔵がつぶれる。映画人の心のふるさと「香味庵クラブ」が消えるのだ。スタッフがカメラをもって走ったのも無理はない。映画は、こうして生まれた。
1989年の第1回映画祭。『阿賀に生きる』の若きスタッフたちは橋の下にテントを張りながら、世界のドキュメンタリーを見まくった。芋煮や地酒におびき寄せられながら、香味庵で世界の映画人を見た、話した。ドキュメンタリー映画のおもしろさを確信した。第3回には優秀賞の快挙。映画祭に育てられたのである。
映画は、香味庵を入り口にしながら、山形人の心意気を描き、のんきに香味庵を楽しむ裏側の秘密を解き明かす。仕事を終えたあと、ボランティアで香味庵を支えた人びとが居た。その基盤に、どんなものでも「やたら」に漬け込む「やたら漬け」があった。どんな人も大事にしてきた街にちがいない。
重機が蔵をたたきのめす。苦境にあっても、未来を信じる顔があった。人びとの佇まいこそ、この映画のいのちでる。
時代はどんどん変化する。建造物も倒れる。しかし、また、人が生まれ新たな時代を生きて行くだろう――そんなことを強く思った。
プロデューサーの高橋卓也、監督・撮影の佐藤広一の真剣なまなざしにさらされながら、私自身を振り返るインタビューを受けた。山形の人びとに、今さらながら感謝の気持ちが湧きあがった。
※映画『阿賀に生きる』:監督・佐藤真 / 撮影・小林茂 / 16mm / 1992
◎小林茂/プロフィール
1954年、新潟出身。映画監督・キャメラマン。
佐藤真監督作品「阿賀に生きる」や「阿賀の記憶」では撮影を担当。
監督作品に、「こどものそら」「わたしの季節」「チョコラ!」「風の波紋」など。
現在制作中の新作に、「魂のきせき」がある。著書に、「ぼくたちは生きているのだ」(岩波書店)「雪国の幻灯会へようこそ 映画『風の波紋』の物語」(同)など多数。
リターン
5,000円
5000円コース
感謝のメールをお送りします。
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
10,000円
10000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー
- 支援者
- 54人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
30,000円
30000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(小)
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
50,000円
50000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(中)、YIDFFオリジナルグッズ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
100,000円
100000円コース
感謝のメール、映画スチール写真、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(大)、丸八やたら漬暖簾、かみのやま温泉三木屋「一泊ペアご招待」(3組様限定)なお支援者様がご自身でご予約手続きをすることが必要となり ます。当プロジェクトが成立した後、当製作委員会から宿泊手続きについ て、あらためて連絡させていただきます。
*宿泊代金につきましては当映画製作委員会が宿にお支払いいたします。 ※有効期限は6ヶ月内
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月