支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 86人
- 募集終了日
- 2022年1月31日
三浦友加さんから応援メッセージが届きました!
【三浦友加さんからのメッセージ】
多くの山形県民が、小さい頃からTVCMで親しみ、誰もが食べた事があるであろう
「丸八 やたら漬」
食いしん坊の私は、残念ながらもう幻となる、あの美味しい「やたら漬け」の秘密も知れるのではと思ってましたが、タイトルであるにも関わらず、なかなか、やたら漬けを作るシーンは出てきません。
私にとって、「丸八 やたら漬 香味庵」は東北芸術工科大学の山形ビエンナーレ(芸術祭)のイベント「バーミチノオク」の会場として、趣のある蔵や奥座敷で、多ジャンルな人が日替わりで山形を語り、イベント後も多種多様なお漬物や郷土料理を頂きながら楽しめ、毎回、様々な年代の人達へ山形文化や魅力を共有し、育ててくれる素晴らしい場所と思っておりました。
歴史や風格がありながら、時代に合わせてしなやかに変化と進化する姿に、この先も間違いなく山形の重要な存在で、私も末長く、じわじわと深く関わっていけたら、と思っておりました。
そして、作品を観るうちに、香味庵は歴史ある漬物屋さんの一面だけではなく、世界的に一目置かれる、山形ドキュメンタリー映画祭の聖地、楽屋、アジト、非常に重要な交流場であった事も知りました。
山形ドキュメンタリー映画祭のコメントの次は、ビエンナーレの関係者や学生のコメント、やたら漬けの農産物の生産者さんや職人さん、常連さんなどのお話も出てくるものかと思ってましたが、小林監督のお話は撮影された佐藤真監督「阿賀に生きる」へ行き、
その作品は初上映の山形映画祭での様々な賛否両論をきっかけに本気でブラッシュアップされ、その後、世界中で数々の賞を取る事に。
山形映画祭に育てられたという「阿賀に生きる」が完全に観たくなりました。
信念を持ち、構想、撮影し、作品に落とし込む。孤独で悔しい日々を何度も超えてきたドキュメンタリー映画を作る人が、世界中からこの町に集まり、国境を越えて、同じ志の仲間が夜通し語り合える「香味庵クラブ」はただならぬ貴重な空間。
昼、夜営業を経て、夜遅くには語らいの場として1人500円だけで、お酒もお漬物、芋煮や食事も提供されていたそうです。振り返ればビエンナーレもそうでした。
巨大な鍋で芋煮を作りショベルカーでワイワイ食べる〝日本一の芋煮会〟も立ち上げたというご主人の新関さん。ダイナミックで優しく寛容なお人柄で、沢山の人を笑顔にする傍らで、想像出来ないほどの負担や苦しい現実も抱え、苦渋の決断。
ドキュメンタリー映画は主人公や被写体を監督が一定の距離を保ちながら追いかけるイメージがありましたが、途中から、どんどんカメラを回す佐藤広一監督、高橋プロデューサーの気持ちに火がつき、熱気で脂がのり、スクリーンにだだ漏れしてきているように思えて圧倒されてしまいました。もはや、やたら漬けのレシピを期待する気持ちはどこかへ…。
この作品をコロナ禍の影響で一度閉館になった鶴岡まちなかキネマで拝見しました。
壊されていく蔵を見ながら、まちキネも同じだったかもしれない。ギリギリ奇跡的に守られましたが、「これは、あなたの街の物語です」というナレーションの様に、親しみのある守られるべき風景が突然なくなる危険は世界中に溢れています。山形県内、日本各地、世界中、どこも同じ。
コロナ禍をきっかけに人の命や、この先も守りたいと願うものを世界中で失う世の中に。
大事なものを守る事ができない苦しさ、そんな中でも声を挙げて、変えていかなければ、大事なものはあっという間に失ってしまう。
これは山形のドキュメンタリー映画人による、魂の叫びと、悲しみ、感謝、悔しさ、叱咤、激励、問題提起、映画の街の、映画をとりまく様々な愛に溢れた映画のように思えます。これはもう、英語字幕をつけて山形から世界に羽ばたいて欲しいです‼️
最後の方に、やたら漬けをカレーに添えて「山形のカレーは福神漬しゃなくやたら漬だよな!」となんとも美味しそうに頬ばる姿が。くぅ〜!! 知らなかった! やたら漬けが食べたい!!やっぱり、レシピを知りたい、といたたまれない気持ちになりました。
さらに、余談ですが、予告編で観てからずっと気になっていた、田中麗奈さんの「まるはち」のイントネーション。幼い頃からTVCMで「マルハチ やたら漬け」に親しんできた山形県民の中には、ん?と気になった方もいるのでは。あえての作戦かと気になってました。ある瞬間、ネイティブの発音に。田中麗奈さんも映画人としてグッと山形に溶け込んだ印象で、じわっと、醤油や味噌、漬物の汁が染み込んでいるような、なんとも味わいのある未来さんのしみしみの字のタイミングにもご注目頂きたいです。
食と映画の力にみなぎる山形の熱き映画をぜひ日本全国各地、そして英字幕をつけて世界各地の皆さんへ‼️ 目標まであと少しの様です。
皆様、クラウドファウンディングの応援どうぞよろしくお願い致します‼️
● 三浦友加/プロフィール
1982年山形県鶴岡市生まれ、酒田市在住。
料理家。薬膳インストラクター。やまがた特命観光つや姫大使。
吉本クリエイティブエージェンシーで芸人・タレントを13年経験、2019年に卒業し、
現在フリーランスで活動中。
2018年よりアーユルヴェーダや出羽三山精進料理の知恵などをとりいれた出張・薬膳
スパイスカレー屋「ミウラのユカレー」も展開中。
https://youtu.be/IK8UpGfdmoo
リターン
5,000円
5000円コース
感謝のメールをお送りします。
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
10,000円
10000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー
- 支援者
- 54人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
30,000円
30000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(小)
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
50,000円
50000円コース
感謝のメール、映画鑑賞券(近隣で当作品の上映がない場合は、映画スチール写真で代替する)、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(中)、YIDFFオリジナルグッズ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
100,000円
100000円コース
感謝のメール、映画スチール写真、映画パンフレット、丸八オリジナルステッカー、梅木直美工人作こけし(大)、丸八やたら漬暖簾、かみのやま温泉三木屋「一泊ペアご招待」(3組様限定)なお支援者様がご自身でご予約手続きをすることが必要となり ます。当プロジェクトが成立した後、当製作委員会から宿泊手続きについ て、あらためて連絡させていただきます。
*宿泊代金につきましては当映画製作委員会が宿にお支払いいたします。 ※有効期限は6ヶ月内
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月