誰にでもある？自身が社会的弱者になる可能性

結婚相談NPOの影山です。

プロジェクトも残り2.5日です。

成立には非常に微妙なラインですが、障がい者婚活に新たなスタートラインを作るべく、諦めずに呼び掛けていきたいと思っています。

自身の気づきとしては、これまでNPOらしい呼びかけをないがしろにし、孤軍奮闘を自分から選んでいた事を感じています。

今後の活動は今回の反省を活かさなければなりませんね。

障がい者の婚活サポートにご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非、お問合わせページからお声がけください。

ご一緒に何ができるか？から考えていきたいと思います。

 

さて、今日は本プロジェクトが大切な投資である事を書きたいと思います。

 

障がい者婚活を始めて気付いた年金の重要性

 

私は就職氷河期世代ですが、20才になった学生時代に年金を払っていたところ、「え！もらえないって言われているのに、年金払ってるの？」と驚かれた事があります。

極端な例だと感じられるかも知れませんが、我々世代は心のどこかでそのように考えている部分があると思います。

（それから25年‥状況が好転しているとは思えないのですが‥）

 

ところで、障がい者婚活を始めてから、私自身は障がい者年金の大切さを実感する事になりました。生活でもそうですが、一般的な婚活で男性に求められる年収300万円のラインに達する為にはどう考えても年金を組み入れる事が必要だからです。

障害年金は年金加入期間の３分の２以上納付していないと受給は出来ませんので、保険的な意味でもやはり納付はしておくべきだと個人的には考えています。

 

当初、我々が加盟している結婚相談所の連盟では年金を組み入れる事は想定されていませんでしたが、障がい者婚活を始めた際に私が年金の年収参入を提案をして了承をもらったという経緯があります。

 

当時は必要に迫られて行ったことですが、これが認められなかったら大半の方が300万を満たせないのが、現在の障がい者雇用の現実ですので、

今考えるとこの年金算入も画期的だったのではないかと思います。（ただし、年収には年金を含む事を記載しています。）

 

これまで、障がい者婚活では、こういった試行錯誤を繰り返してきました。

その結果、現在の方法ではカバーしきれない部分が大きいと判断するに至り、本プロジェクトを実施したわけです。

 

さて、何故ここで年金の話しをしたか？と申しますと、誰しも障がい者や社会的弱者になり得るという事をお伝えしたかったからです。

 

現時点で健常者の方、しかも都心部にお住いの方は少なくとも婚活では恵まれた環境にあるので、今回のプロジェクトになかなか有用性をイメージできないかもしれませんが、そういった方も何時ZOOM婚活が必要になるか分からないと私は思います。

 

それは実際、うちでご活動いただいている障がい者の方で先天性の方は２割程度にとどまる事からも想像がつくのではないでしょうか？

精神のみならず、事故により身体障害を抱えられた方も成人になってからが多い印象です。

 

我々健常者は障がい者に限らず社会的弱者にスタートラインを提供するまでは協力すべきだと思うのですが、

同時にご自身やご家族の婚活に対する将来への保険的投資としても考えていただければと思います。