絹のインナーマスク寄贈で社会のために頑張る人を応援したい！

国内シェアNo.1の浴衣帯メーカーである福井県の小杉織物株式会社が開発した「絹のインナーマスク」。

 

新型コロナの影響で生産が縮小となった私たち浴衣帯メーカーが、社会の宝である子どもたちのために頑張っておられる保育施設の先生方を応援するため、寄贈を目指すプロジェクトに挑戦します。

 

最近では、弊社の「夏用涼やか絹マスク」を棋聖戦タイトル獲得時に藤井聡太さんが着用していたのではないかとの話題を多数の全国メディアに取り上げていただきました。

 

福井県の小さな企業をこんなにも紹介いただき、おかげさまで全国から励ましのお言葉もたくさん頂戴し、感謝しかありません。

 

私たちが仕事を続けていられるのも皆さまに支えていただいているおかげだと改めて実感し、いただいた恩を、少しでも社会にお返ししたいという想いから今回のプロジェクトに挑戦します。

 

 

   

 

プロジェクトを達成できましたら、お申し込みいただいた保育施設を対象に「絹のインナーマスク」を合計500枚寄贈いたします。

 

社会の宝である子どもたちのために、日々頑張っておられる全国の保育施設の先生方にお届けします。

寄贈先については本プロジェクトページで募集します。

 

 

 

 

今回、プロジェクトを発案したきっかけは、とある保育現場の先生との会話でした。先生のお話では、

 

使い捨てマスクをつけていると肌が荒れやすい。

子どもたちの保育をしていると走り回ったりしてマスクの中が蒸れることが多い。

肌荒れ対策でインナーマスクを入れていても動いているとズレてしまう。

 

という”困った”が保育現場で起きているとのことでした。

 

私自身も、自分の子どもたちが先生方にお世話になっておりましたし、小さい子どもを持つ従業員は、現在進行形でお世話になっています。

 

社会の宝である子どもたちのために頑張っておられる先生方の”困った”を解決するために、マスクを製造している者として何かできないかと考えておりました。

 

 

 私たちのシルクマスクを使っていただくのも一つの方法ですが、使い捨てマスクのストックがあり、普段から使っている方が多いという話もお聞きしました。

 

それであれば、使い捨てマスクをなんとか快適にすることはできないか？と試行錯誤を繰り返しました。

 

度重なる試作の結果、一つの新しい形にたどり着きました。

 

 

それが、特殊な構造をもった「絹のインナーマスク」です。使い捨てマスクのムレ・ズレ・荒れを防ぐ肌にやさしいものを作ることができました。使い捨てマスクだけでなく、政府から配布されたような布マスクなどでもご使用いただけます。

 

子どもたちのために頑張っておられる先生たちに使っていただくべく、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

 

「絹のインナーマスク」はお使いいただいているマスクの内側に簡単に取り付けていただくことで、マスクの中がムレたり、肌が荒れてしまうことを防ぐ効果を期待しています。

 

‖品質

 

浴衣帯に使われる絹（シルク）は、カイコの繭から作られる天然繊維です。絹は〝自然のエアコン〟とも呼ばれています。繭の中のカイコが快適に過ごせるよう通気性や吸湿・放湿性、調湿性などに優れているほか、接触冷感加工された生地とは異なる、ナチュラルで涼やかな肌ざわりを持続します。

 

また、絹は、肌にやさしい天然素材と言われ、セリシンなどを含む成分は人の皮膚に近いとされています。しかも、繭には抗菌効果や消臭効果、紫外線(UV)カット効果など、肌にうれしい多彩な特長があると言われています。

 

 

実際、使い捨て不織布マスクによる肌荒れに悩まされた人が、皮膚科の専門医から当社の絹マスクをすすめられたケースもあるほどです。お肌が弱い方やアトピーの方はもちろん、N95マスクなど高機能マスクをつける機会が多い医療関係者の方などにもおすすめできます。

 

‖取り付け方法

 

マスクの着脱時に、中に挟んでいたガーゼなどが落下して困ったという話をとても多く聞きます。「絹のインナーマスク」はマスクの耳ヒモに通す特殊な構造で、マスクの取り外す時にズレたり落ちたりすることはありません。

 

また、「絹のインナーマスク」は簡単に洗濯でき、乾燥が早く、アイロンがけも可能。繰り返し洗濯して使えば使うほど肌に馴染んでいく絹の特性から、１年中いつでも快適にご愛用いただけます。

 

 

‖仕様

 

＜品名＞

　一体型シルクインナーマスク

 

＜対象＞

　ウイルス性風邪、花粉、ほこり等

 

＜サイズ＞

　高さ約14cm×幅約17cm（着用時のサイズです）

 

＜素材＞

　マスク生地：絹100%
　紐：ポリエステル68%、ナイロン21%、ポリウレタン11%

 

＜包装材＞

　ポリプロピレン

 

＜製造者及び販売者＞

　小杉織物株式会社

　福井県坂井市丸岡町猪爪5-3-1

　連絡先については、小杉織物の会社HP（こちら）に記載しています。

 

＜洗濯方法＞ 

・中性洗剤をご使用して優しく押し洗いをしてください。
・洗濯後、水道水で十分すすいでください。
・すすいだ後、軽く絞り、広げた状態で直射日光を避け風通しの良い日陰干しをお勧め致します。

・アイロンは当て布、低温でご使用ください。
・塩素系漂白剤は黄変しますのでご利用にならないでください。

 

＜使用上の注意＞

・有害粉、有害ガス等を防ぐ目的での使用はできません。

・天然素材の絹特有の臭いがする場合がございます。体には無害ですが、気になる場合は一度洗濯をして頂き、ご使用下さい。

・肌に異常がある場合や、かゆみ、かぶれ、発疹等の症状があらわれた時は、直ちに使用を中止してください。

・用途以外に使用しないでください。

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。小杉織物株式会社 代表の小杉秀則と申します。

 

弊社は福井県坂井市で、浴衣帯メーカーとして小さな町工場から帯をつくりはじめて創立56年。国内シェアNo.1の約90％を占め、年間約130万本を製造・出荷しておりました。

 

しかし、コロナ禍の影響は大きく、24時間365日稼働していた生産ラインも大幅に縮小になり、社員の出社も制限せざるを得なくなりました。

 

そんな中、起死回生の思いで、コロナに負けじと織物の技術を結集したシルクマスクを開発し、ご好評をいただきました。社員たちも全員体制を復活することができました。

 

最近では、藤井聡太新棋聖に弊社の「夏用涼やか絹マスク」を棋聖戦の対局で着用いただいた可能性があり、地元では「福井新聞」、WEBでは「ヤフーニュース」、TVでは「Nスタ」や「めざましテレビ」など多くのメディアに取り上げていただきました。

 

もしそうであれば重要な勝負の時に使ってもらえたこと、そして私たちの技術と思いを結集して作ったマスクが認められたようで、社員一同、とても嬉しいです。

 

今年の5月には、「老舗浴衣帯メーカが緊急開発：“銀イオン”の洗えるシルクマスク」クラウドファンディングプロジェクトに挑戦しました。私たちの予想をはるかに超えるとても多くの皆さまにご支援いただき、新商品を開発し、福井県内の社会福祉法人にマスクを寄贈することができました。本当にありがとうございました。

 

 

わたしたちは浴衣帯メーカーとして創業以来、お客さまの「信用」を第一に、どんな厳しい環境の中でも商品の質を落とさないよう頑張ってきました。それは、マスク作りにおいても同様です。

 

今年開発した絹マスクのリピーター率は85％。自社一貫体制の国内生産による確かな品質と絹の特性を活かした優れた性能が、お客さまから高い評価をいただけていると考えております。本当にありがたいです。

 

本プロジェクトには支援者の皆さまにも「絹のインナーマスク」をお届けするリターンもございます。直接肌に触れる部分をやさしく覆う「絹のインナーマスク」で、他とはまったく異なるシルクならではの快適なつけ心地をお確かめください。

 

先の見通せないコロナ禍の中、私たちの織物の技術で作り出したインナーマスクが、 少しでも世の中の役に立ってほしいと願っております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今回のプロジェクトで皆さまにいただいたご支援は、寄贈するインナーマスクの材料費、制作費などの一部に充てさせていただきます。